181 :
吾輩は名無しである:
私は川上先生に生物の授業、習ってたよ。
大きくてダサい感じの先生だった。
職員室でよくお菓子食べてた。
182 :
吾輩は名無しである :02/02/03 17:52
神様の中の「離さない」にやられたよ。
あの一編で、作品集そのものの評価が個人的に大高騰。
もちろん、あのやわやわとしたなかにあるからこそ、突然背後に忍び寄られたような
感覚も強烈なんだろうな。コスミスミコもかわいいし、神様はいい短編集だ。
このひと、女の子好きそうだよな。
183 :
吾輩は名無しである:02/02/08 22:37
「蛇を踏む」以外は全部好きだな。「物語が、始まる」なんかが特に。
なんで「蛇を踏む」で芥川賞が獲れたのかがわからん。
184 :
吾輩は名無しである:02/02/08 22:46
「あなたなんですか」がよかったんじゃないか?
185 :
吾輩は名無しである:02/02/08 23:05
「いとしい」良かったけどなあ。
「物語が、始まる」は俺も好き。
186 :
吾輩は名無しである:02/02/08 23:06
187 :
偽イタロ・カルヴィーノ:02/02/09 14:14
>>181 田園調布雙葉を卒業した方ですね。
ダサい先生はあんまり人気なかったのかな?
私は川上先生すきだった。
でもなんか違う感じがしてた。
焦りやすいというか、大人のいじめられッ子って感じ
それを克服したって感じ
質問にいくといい加減に切り上げられなくて次の授業に遅れたりしてた。
学校辞めるときもあんまり嬉しそうじゃなかった。
いつも笑ってたけど、苦笑いばっかりだったみたい。
私、川上先生すきだったけどそれも気が付いてなかったみたい。
小説家になって、賞もらって、そういうときの写真みると
先生だったときと全然ちがう。先生にむいてなかったんだ、たぶん。
同窓会とかでも川上先生の話はあんまりでない。
でも私は川上先生に合ったら「生物の川上先生」って呼ぶと思う。
カーディガン着た先生の背中いつも見てたよ、川上先生。
189 :
偽イタロ・カルヴィーノ:02/02/09 14:53
>>181 そうか、ちょっと切ない話だね。ありがとう。
川上さん、たまにここを見てるみたいだから、
きみのこと、きっと思い出すと思うよ。
川上タンでオナニーしている僕はダメでしょうか?
>>188 イイ話ですね。そのびみょーな違和感が、文章を書く人なのかもしれませんね。
国語の先生だったら、素敵だったカモ。
192 :
吾輩は名無しである:02/02/10 11:51
>>191 生物の先生ってところが萌え、だけど、僕は。
「これがゴルジ体で、これがミトコンドリアで・・・」って黒板の前で
いっしょうけんめいに説明している川上弘美の絵が浮かぶ。
せつない。でもなんか、イイ。
193 :
吾輩は名無しである:02/02/10 14:12
「教師に対して生徒が何か求めてくることは少なかったが、
求められているような気がしてきて、求められないことを
与えてしまうことが多かった。与えてからほんとうにそれを
自分が与えたいのか不明になって、それで消耗した。」
「蛇を踏む」の一節に見事に呼応するエピソードですな。