1 :
わんわんふぁっく:
徳田秋声って今読まれてるのかな?
文章めちゃくちゃ巧いと思うんだけど。
とりあえず文庫で手にはいるのは
「あらくれ」新潮文庫
「仮装人物」「縮図」岩波文庫(二作品とも限定復刊)
「仮装人物」講談社学芸文庫
ってとこかな。少ないね。
では10レス目指して行きませう。
2 :
吾輩は名無しである:01/12/26 00:57
おお!秋声スレたてるなんて勇気あるなあ
おれも何度か立てようと思ったけど即死すると思って躊躇したよ
自作自演でもいいからスレ伸ばしてくれよ
因みに川端康成は日本文学史上最高の作家と絶賛してるね
良いの(というより良い意味ですごく変なの)がいくつか
あとはすごい駄作
誰かが、だから全集が出ないといってた
最近で秋声がらみは大杉重男の本ぐらいしか知らん
4 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:13
ええと、彼の晩年の愛人になってた人(名前忘れた)って
すごい美人だったらしいけど、本当?
5 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:23
最高傑作は『縮図』なの?
個人的に好きなのは『町の踊り場』とかの昭和期の短編。
長編は途中でへばっちゃうよ。
『仮装人物』のよさはわからん。
6 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:27
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < 秋声さんに怒鳴り込まれました。
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
/ |
7 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:31
岩波の仮装人物は旧字体で字も小さい、と読みにくいことこの上ない。
講談社の仮装人物は字も大きいし字も新しく直してある。でも値段は
岩波の倍以上。
8 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:34
ところで秋声ファンって高年齢の人が多そうな気がする
俺は35歳。
9 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:35
大学の国文科に進学するなどしないと、普通の人は秋声なんて知る機会
がないかも。
よくは知らないけど、高校とかで買わせられる副教材にも、近代文学史
の年表に小さい字で作品名一つ載ってればいいほうでは?
俺は文学部じゃなかったけど、18歳のころ、「作家になりたい!」
と思って、図書館で文体の見本になるべき人を探してて出会った。
たしか宇野浩二の本で誉められてるのを読んだのがきっかけ。
今は34歳のサラリーマンで小説書くのはやめてしまったけど、
秋声はときどき手に取る。
10 :
吾輩は名無しである:01/12/26 23:39
正に10レスだ。
ガンバレ!
11 :
わんわんふぁっく:01/12/26 23:43
>3
八木書店から一応全集が出ていますが1冊9800円・・・。買うなということですか?
しかも現在は絶版になった巻もあるようで全部は揃わないようです。全集なのに。
>4
山田順子さんですね。美人かどうかはわかりません。でも個人的には
美人じゃないと思います。だって徳田秋声の写真を見(以下自粛)
>5
私は岩田宏(小笠原豊樹)が一時期夢中になって読んだというので徳田秋声
を読み始めたのですが岩田宏は「足跡」が最高傑作だと言っていました。
>8
ちなみに私は23歳。このスレの中では最年少?
12 :
吾輩は名無しである:01/12/26 23:53
>>11 ん? 山田順子氏ではなくて、「縮図」のモデルになった人じゃ
なかったっけ?
山田女史とは昭和初年くらいに別れてその後結婚したのでは?
うろ覚えでスマソ。
13 :
わんわんふぁっく:01/12/26 23:56
>>12 あっ、私もうろ覚えなんで自信ないです(笑)
詳しい方お願いします。
10レス達成。もう思い残すことはありません。
しかし、日本の小説は西鶴から秋声に飛んだとする方が、私は
いいように思う見方である。鴎外、漱石などは未熟の時代の未達成の
作家ではなかったか。
15 :
吾輩は名無しである:02/01/12 19:59
16 :
吾輩は名無しである:02/01/22 00:46
『あらくれ』を昔読んだが、なかなか良さが分からなかったな。
女の陰毛が自転車の椅子にこすれる描写(たしかそんな感じのね)なんか
あったのを覚えているけれど、どういいのか、小僧の俺には
全く分からなかった。退屈で。
ぜひその辺の解説をしてもらえるとありがたい。
後、近々大杉の「あらくれ論」を読むつもりだが。
その準備としてマジレス希望。叱咤してくれい。
17 :
吾輩は名無しである:02/01/22 00:57
フェミニズムSFとして読むと、スゲエ面白いよ。
まず、お島を両性具有として読め!
あらくれの気質(男性性)を抑圧し、
女装者(お島が仕立屋の女店主として洋装で営業するという
エピソードは実に示唆的、暗喩的)として生き、
さらには娼婦性までもを(初夜の床から逃げだし、後妻、妾と成長)
開花させ、それでも母性だけは獲得しえなかったデモクラシー的悲喜劇!
嗚呼!元祖サイボーグ・フェミニズム!
↑なかなかおもろい指摘だにゃ。
19 :
吾輩は名無しである:02/01/23 14:20
谷甲州のエリコ?
20 :
吾輩は名無しである:02/01/24 02:02
徳田を『あらくれ』以外で読みかつ自然主義文学の硬直感を解きほぐした
と言われるに値する作品は何でしょうか。教えてください。
後、その他多くの駄作と呼ばれる作品を挙げ、どうつまらないかを述べてください。
結構真剣にマジレスしてね。
21 :
吾輩は名無しである:02/01/25 00:59
20です。誰かマジレスしてくれんかなあ。
俺、あんま知らないからマジ教えてほしいのです。
22 :
吾輩は名無しである:02/01/25 20:33
徳田秋声を語れる人は少ない、と思われ。
俺もよう分からん。
23 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:11
おーい、誰か教えてけれ。
24 :
吾輩は名無しである:02/01/29 00:17
そんなに知りたければ八木から出てる全集を買いなさい。
第一期全十八巻176400円(税抜)。第二期全十二巻、完結したか
知らんが最終的に117600円(税抜)くらいだろう。
31万円近く出して秋声を極める奴も少なかろう。逆にそこまでや
れば君は秋声を語るに十分すぎる程の資格が得られる。
25 :
吾輩は名無しである:02/01/29 01:00
「仮装人物」は、いいね。
あんま評価されていない作家だけど、凄くいい作家だと思いますよ。
26 :
吾輩は名無しである:02/01/29 01:08
どこかの私小説作家みたいにうじうじ、していないところがいい
「子供ができたみたいです」
「おろしてしまえ」
う〜ん、漢だね
27 :
吾輩は名無しである:02/01/29 02:59
>>26 「子供ができたみたいです」
「おろしてしまえ」
鬼か(藁
まぁ育てる自信がないならおろしたほうがいいと思うけどね。
虐待するよりまし。
28 :
吾輩は名無しである:02/01/29 04:15
『あらくれ』の良さについて解説希望。
29 :
吾輩は名無しである:02/01/29 04:24
教えてちゃんばっかだな
30 :
吾輩は名無しである:02/01/29 04:33
31 :
吾輩は名無しである:02/01/29 07:53
俺も教えて!
32 :
吾輩は名無しである:02/02/06 01:15
誰も語らないな。
大杉重男の『あらくれ』論を参照すると分かりやすいかも。
とはいえ、俺も今一つ彼の偉大さについていけてない。
33 :
吾輩は名無しである:02/02/06 01:44
腰を据えて読むと面白いんだけどね。
文学史的に地味な作家だから、
先入観を振り捨てるのが大変。
34 :
吾輩は名無しである:02/02/06 11:42
教えてというレス多いよな。
俺も教えてもらおう、何か聞こうかと来たんだが・・・。
あまりレスの反応もよろしくないようで。
じっくり時間を作って読むしかないな。
『あらくれ』にしても派手さはない。
だから面白さが伝わりにくいのだと思う。
35 :
吾輩は名無しである:02/02/08 17:17
誰か答えるまであげ。
36 :
吾輩は名無しである:02/02/08 20:20
秋声の良さがわからないスレになってきたな。
37 :
吾輩は名無しである:02/02/08 22:24
秋声の良さを伝えるスレにするため、誰か、声をあげてくれ。
た、頼む。
38 :
吾輩は名無しである:02/02/08 22:38
自分で読めっちゅーの
次の秋声自身の言葉が彼の文学の特質を如実に語っていると思われ
「無論私の文学は否定的であろうが、一概にそう極めてしまうことも出来ないので
生きるうえに光が必要なことは当然である。ただ余りちかちかする光は、私の
弱い目にはまぶしすぎるのである。私はひ弱な少年の頃、小学校の教室から
外へ出ると、強い太陽の光に眼がくらくらして、空を仰ぎ見ることが出来なかった
ことを今でも覚えている」
39 :
秋声。顔も地味だね。:02/02/15 21:12
秋声はけっこう好きよ。
『あらくれ』に代表されるあのカチッとした客観描写、
気持ちいいねー。
しかしね、ずーっと読んでいると、
なんでここまで意地のように客観描写なのって
疑問も感じる。純粋客観っていう主義にのっとるのもいいけど、
読んでてだんだん飽きてくるんだもんなー。
ぜんぶ客観だとハプニングもハプニングになんないのよ。
オイオイ、そこは解説じゃなくセリフだろっ、てとこが多すぎ。
だから、ぜんぶ作者の手アカの付いた作り物っていう印象になっちゃってさ。
そうすっと、エライなー、すごい仕事だなー、とは思うけど、
大好き!!にはなんないからさ。時間が経つと、忘れちゃう、
そんな作品になってしまう。ワタシにとっては。
ま、他人がけなせば、ほめる、ぐらいの気持ちはあるけど。
40 :
吾輩は名無しである:02/02/15 21:15
>>39 だからすごいんじゃん
エンタメじゃないんだから
39はダザイヲタ
私も、「仮想人物」で、秋声の面白さに驚きました。
愛人の痔の手術を横で眺めながら、医者とその女との関係を
想像したり、痔の部分を見て、「真っ赤なダリアのように美しい」
と思ったり・・・
とにかく笑えますね。(もちろん、愛人関係小説として出色ですが)
43 :
吾輩は名無しである:02/02/15 21:46
岩波文庫に復刊を依頼しよう!!
『新世帯(あらじょたい)・足袋の底』
『足迹(あしあと)』
『黴(かび)』
『爛(ただれ)』
『或る売笑婦の話・蒼白い月』
どれもなかなかオモロイよ(特に『黴』)。
とりあえずは、図書館で、全集で読んでね。
44 :
吾輩は名無しである:02/02/15 22:16
才能を語るのは比較的容易だが天才の前では沈黙を余儀なくされる。
なぜなら天才には騙りは無力だからだ。
文学板のスレのレスの数を眺めてふと思った。
45 :
吾輩は名無しである:02/02/16 03:00
誰も才能を語っちゃいないよ。
煽ってもないしな。
おまえみたいなガキに「天才」と語られる
作者がかわいそうだよ。
46 :
吾輩は名無しである:02/02/16 03:06
確かにどこが良いのか言わないで天才天才喚いても
説得力ないわな。
俺は文章が上手いとこが好き。ストーリーは地味。
47 :
吾輩は名無しである:02/02/16 03:16
俺も文章がいいと思う。
好きな箇所を何度か書き写したことがある。
48 :
吾輩は名無しである:02/02/16 14:38
日本版アンジェリク。
49 :
吾輩は名無しである:02/02/20 05:47
ちぜんちゅぎぶんぎゃくはね、きぽんてきにじじちゅをありのままに
かくものだから、しゅとーりーにきしょうてんけちゅがないんでちゅ。
だからじみにかんじるんでしゅよ。しょのかわりびょうしゃはしぇいかく。
いってることわかりまちゅか?
50 :
吾輩は名無しである:02/02/20 06:38
ちゃんと書けよ。49さんよ。
51 :
吾輩は名無しである:02/02/20 07:08
>50
相手は年端も行かない子供なんだからもっと優しく接してやれよ。
冷たい奴だな。お前に秋声を読む資格はない。
徳田秋声の「縮図」は淡々と女の数奇な一生が描かれている。その淡々さが神品だなどと、愚にもつかないことを云う。淡々だの風格だのということによって、対象にくいこむ深さが低ければ、文学の価値は低いのである。
53 :
吾輩は名無しである:02/02/22 01:43
>>52 でも淡々と書くだけでも大変なことでないの?そもそも淡々=深さが低い
ということにはならないだろう。
54 :
吾輩は名無しである:02/02/22 02:37
淡々と書いて、読ませるのが一番難しいよ。
55 :
吾輩は名無しである:02/03/06 01:09
あの難しい旧漢字が無くなるだけでも読みやすくなると思うのだが。
56 :
吾輩は名無しである:02/03/08 16:45
>>52 安吾が「枯淡の風格を排す」とかでやっつけてるんだよね。
でもだからって秋声がヘボい、なんて思わないけどね。
安吾も好きだけどさ。
57 :
吾輩は名無しである:02/03/16 07:56
○徳田秋声VS島崎藤村● (15分36秒 体固め)
藤村が部落固めを決めたが秋声はロープに脱出。
秋声はあらくれエルボーの連打で反撃し、最後は
花柳バスターからの押さえ込みで勝利。
58 :
吾輩は名無しである:02/03/21 10:50
地味な作家NO.1秋声。
59 :
吾輩は名無しである:02/03/21 12:01
最高傑作と言われる「縮図」を読んだけど、どこがいいんだろうと思った。
作者の無気力さが読んでいる内に伝染してきて、いやな気持ちになった。
確かに文章はうまいと思う。
今度は「あらくれ」でも読んでみようかな。
60 :
吾輩は名無しである:02/03/21 12:04
ヘンにから元気な小説よりはいいと思った。
励まし系、癒し系の嘘臭さがやーなときとかあるし。
ただ読んでいて木がめいるつーのはね。
こっちにパワーがないと秋声の世界に飲み込まれてしまう。
61 :
吾輩は名無しである:02/03/21 12:23
まあ、退屈とかつまらないとかいう人がいるのもwかる。
ある程度読書経験がある人じゃないと、あの巧さはwからない。
読み手の技量も試される作家。
62 :
吾輩は名無しである:02/03/21 13:03
ベケット的に読んじまいますね、批評のせいで
63 :
吾輩は名無しである:02/03/21 18:21
とりあえず作家志望者は読んどけば損はしないと思う。
64 :
吾輩は名無しである:02/04/01 16:39
サルトルと秋声
65 :
吾輩は名無しである:02/04/02 00:31
古井由香に似ているな
66 :
吾輩は名無しである:02/04/20 10:59
age
67 :
吾輩は名無しである:02/05/06 17:18
大杉重男の批評を誰か要約してくれん?
68 :
吾輩は名無しである:02/05/06 23:46
まだあったのか・・
69 :
吾輩は名無しである:02/05/12 22:49
「黴」の終わり方最高。
あれを知らないとはかわいそうな。
70 :
吾輩は名無しである:02/05/24 19:39
仮に、漱石が歴史的に忘却されるようなことがあったたとしても、
秋声は残る、とそういってみたりする。
71 :
吾輩は名無しである:02/05/25 01:05
>>70 今の時点でかなり忘れ去られかけてるよ、秋声ピ〜ンチ!
72 :
吾輩は名無しである:02/05/25 01:08
秋声そのものよりも現代の環境じゃあ
玄人の読み手が育ちにくいからじゃあ。。
73 :
吾輩は名無しである:02/06/05 01:18
通俗小説として書いた作品にはゴーストライターがいたんでしょう?
74 :
吾輩は名無しである:02/06/05 01:51
いま読んでるけど、『あらくれ』おもしろいねえ。
「〜た」を積み重ねるあの文章は癖になる。
新潮社の函入り本、かわいい。
75 :
吾輩は名無しである:02/06/21 04:06
age
76 :
吾輩は名無しである:02/07/04 01:07
全集高すぎ
77 :
吾輩は名無しである:02/07/11 21:21
age
78 :
吾輩は名無しである:02/07/27 08:08
AGE
79 :
吾輩は名無しである:02/07/27 08:12
がんがれこのスレ
80 :
吾輩は名無しである:02/07/29 20:19
夏だからこそ秋声を
81 :
吾輩は名無しである:02/07/29 22:42
まとめると、秋声は大したこと無い作家で、読んでる人も少ない、ということが判明
82 :
吾輩は名無しである:02/08/04 01:30
このスレで秋声誉めてるのはひとりくらい?
83 :
吾輩は名無しである:02/08/10 07:39
仮装人物読んだが、どこが自然主義なのか
ちーともわからんかったのでage
84 :
吾輩は名無しである:02/08/25 06:07
徳田虎雄
85 :
吾輩は名無しである:02/08/25 18:01
秋声だとやっぱりピントこない。著者本人も不本意だろうな、秋聲 と署名して
いたんだから。
86 :
吾輩は名無しである:02/08/25 18:23
八木書店って神保町の靖国通りにあるあの店だね。
店頭に秋声全集が鎮座してたよ
読んだことないけど。
87 :
青空文庫にあるよ:02/08/27 01:56
徳田秋声『あらくれ』
徳田秋声『新世帯』
徳田秋声『仮装人物』
徳田秋声『黴』
徳田秋声『躯』
徳田秋声『縮図』
徳田秋声『絶望』
88 :
吾輩は名無しである:02/08/28 06:34
渋いスレが立ってるな
秋声か
今研究してる人ってどんな人がいたっけ?
大杉さんは古い気がする
あれから論文出てないのか?
89 :
吾輩は名無しである:02/09/07 01:30
90 :
吾輩は名無しである:02/09/08 09:19
師匠を批判して鏡花に叱られる逸話を詳しく知るには
何を読めばいいでしょうか?
91 :
吾輩は名無しである:02/09/08 12:41
>>90 鏡花の評伝を読めば大抵は出てくると思うけど…ソースは何なんだろうね?
>>91 検索したら秋声の「和解」に和解の経緯に詳しいことが判りました。
とりあえず鏡花さがしてみます。ありがとう。
江藤淳が「黴」を誉めてます。漱石に似ているって。
94 :
吾輩は名無しである:02/09/15 01:10
文芸文庫の「仮装人物」高すぎる…
95 :
吾輩は名無しである:02/09/24 00:55
文学碑ぶっこわしあげ
96 :
吾輩は名無しである:02/09/24 18:04
このスレにまっとうに作品を呼んだことのある人は?
おまいらちょっと・・・・。
97 :
吾輩は名無しである:02/09/27 09:52
『あらくれ』読み始めage
やっぱり若い人には難しいのかね。
99 :
吾輩は名無しである:02/10/03 02:21
100 :
吾輩は名無しである:02/10/03 02:21
どうもこうもない
おはようございます。
>>99 セルバンテス『ドン・キホーテ』と古井由吉『白髪の唄』夏目漱石『それから』とのハシゴ読みなんで読み終わるのが遅いために
まだ途中(現在P92)なんですけど、予想以上に面白くて得した気分になって嬉しくって、一昨日『縮図』と『仮装人物』買ってしまいました。
>>98 僕は24歳ですが、面白いです。24が若くないならごめんなさい。
きっと知る機会が少ないんじゃないでしょうか。
僕は『必読書150』で知ったんですけど。
20世紀の100冊にも入ってるもんな。
103 :
吾輩は名無しである:02/10/05 16:30
>>94 高いっすよね。
古井吉吉の解説にそそられたけど
結局岩波版を買いました…
104 :
吾輩は名無しである:02/10/05 21:59
とにかく男女の日常の苦と、とりわけその取りとめのなさを描いては右に出る者も
いないのではないかと思わせる作家である。取りとめのなさについては、男女のこ
とばかりでなく、都会へ流出した人間たちの、勤勉な生活欲の底に時として、活力
の飽和点あたりの堺で微妙にあらわれる倦怠、頽廃と逸脱への傾斜を、人の形姿や
ら会話やらに描き出して、ほとんど色気に近いものを感じさせる。(古井由吉)
106 :
吾輩は名無しである:02/10/07 00:40
「新所帯」はまあ面白かったよ。
小説らしい事件が何も起こらないのがリアルだ。
107 :
吾輩は名無しである:02/10/15 05:18
とりわけお勧めはどの作品でしょう?
108 :
吾輩は名無しである:02/10/17 23:10
arakure
109 :
吾輩は名無しである:02/10/22 04:51
110 :
吾輩は名無しである:02/10/24 08:57
111 :
吾輩は名無しである:02/10/25 23:51
田口検証本、本日堂々発売!
馬鹿ども買え!!
我々の印税がかかっておるのだ協力しろ!
この無礼なカキコについてのお詫び。
田口スレの住人ですが、ランディ周辺の汚猿が、盗作監視スレの
評判を落とすためのなりきりカキコを、
あちこちのスレで乱発しています。
こちらのスレッドを無礼なカキコで汚して申しわけありません。
どうかお許し下さい。m(_ _)m
113 :
吾輩は名無しである:02/10/28 01:26
ダバティが徳田秋聲の研究をしていたそうです。
114 :
吾輩は名無しである:02/10/29 12:22
モダン・マン
115 :
吾輩は名無しである :02/10/29 13:20
ダバティは信用できないな。
伊丹13の映画を誉めてる奴さ。
碌な男じゃない。
「ユリイカ」で蓮實も貶していたではないか!
117 :
吾輩は名無しである:02/11/03 02:48
以外だな。
118 :
吾輩は名無しである:02/11/04 00:38
先日紀伊国屋でダバティ氏を見掛けましたよ。
119 :
吾輩は名無しである:02/11/13 04:56
ダバ、渋いところ突いてくるじゃないか。
120 :
吾輩は名無しである:02/11/14 18:39
自分は通だと、
そろそろ本題に戻っては?
現代ではあまり読まれてないだろうけど、いい作家だよ。
『仮装人物』、タイトルから想像してたのとは違った印象を受けた。
単なる恋愛小説じゃなくって、古いタイプの主人公と、新しいタイプの息子、
その新旧交代という当時の現代社会をリアルに捉えている傑作。
というわけで、まじめに語ってくださいな。まじで面白いって。
じゃ!
122 :
吾輩は名無しである:02/11/15 00:02
じゃ!かよっ!
123 :
カワイイころにゃん ◆xBMFVwwC0s :02/11/24 19:15
徳田秋声旧宅の近所で車にはねられそうになった。
恐かった。
124 :
吾輩は名無しである:02/12/08 01:05
当て字が多すぎて現代人にはきつい・・・。
あらくれ読む前につい某評論を先に読んじゃった駄目な俺。
126 :
吾輩は名無しである:02/12/09 02:24
ダバティのことマジ?
127 :
吾輩は名無しである:02/12/13 11:41
128 :
吾輩は名無しである:02/12/13 11:43
>>126 >>127 それって何のことですか?
(秋声と関係なかったら、レスつけなくて結構です。)
129 :
吾輩は名無しである:02/12/14 02:56
130 :
吾輩は名無しである:02/12/16 01:48
この人ってラジオとか放送関係の仕事やってなかったっけ?
と思ったら、徳川夢声と混同してました。。。
131 :
吾輩は名無しである:02/12/16 13:10
新潮社のロビーに、創業者佐藤氏の胸像がありますが、
寄進者のひとりに、徳田秋声の名が。
新潮社は自然主義文学の牙城だったが、秋声氏もなかなか
気配りしていた模様。
通俗小説量産していたのも、かえって好感がもてます。
生きていくために。
いやらしいレスだな。
133 :
吾輩は名無しである:02/12/17 10:06
今、なぜ秋声なんだろう。また「徳田秋声について語ろう」の目的は何なのだろう。
10レスはすでに達成したし。何か奥深い理由がありそうだけど。
134 :
吾輩は名無しである:02/12/17 10:19
記念館OPENだから?
135 :
吾輩は名無しである:02/12/17 17:01
秋声記念館?それは金沢にあるのですか。
136 :
吾輩は名無しである:02/12/19 09:48
記念館、ちょっと遠いけれど行ってみたいな。
137 :
吾輩は名無しである:02/12/30 23:21
で、場所はどこ?
>>128 トルシエの通訳ダバディがダウンタウン浜田司会の『ジャンクスポーツ』で
「フランスで徳田秋声や樋口一葉を勉強していたが、
僕の日本語は現代の口語としてはあんまり通じなかった。」
とかなんとか。
ちなみにダバディはセリーヌなんか読む気もしねえ!と。
読んでから言えよ、と思いました
139 :
吾輩は名無しである:02/12/31 12:37
ダバディが秋声を勉強?信じられないなー。
フランスで秋声はそれほど有名なのか。
140 :
吾輩は名無しである:02/12/31 13:00
ダバディって、一応カミュの孫かなんかじゃなかった?
しかし、樋口一葉なんか日本人でも読みにくいぞ
141 :
吾輩は名無しである:02/12/31 13:29
駄馬はカミュじゃないよ。それはセインのほうでしょ。
映画監督の息子らしい。
142 :
吾輩は名無しである:03/01/01 03:39
明けましておめでとうございます。
ジャンク以外で何かのトーク番組の時にも
話題にしてた。仏蘭西では結構知名度あるのかな。
日本でもかなりの知名度だが・・・。
別に有名とかじゃなくて
特別にダバディがなぜかマニアックに興味をもって
専門的に勉強しただけでしょう
ダバディーネタ終了
ここにも仕切りやさんが。
冬ですね。
147 :
吾輩は名無しである:03/01/04 15:51
マターリ正月上げ。
148 :
吾輩は名無しである:03/01/10 04:14
新年早々、気分を一新して、くじびきではじめて徳田秋声の「新世帯」をこのたび読んでみたのですが、
この「小説」としてでなく「文学作品」としての完成度は完璧です。
未熟な現代作家の人々たちは少しは見習ってもらいものです。
149 :
吾輩は名無しである:03/01/10 05:39
同性愛板でセイン・ダバディ・ジローラモってあって言葉の響きのよさに感心した。
150 :
吾輩は名無しである:03/01/15 03:58
ジローさんも人気なんですね。
(^^)
152 :
吾輩は名無しである:03/01/31 04:48
今年こそ読もう・・・。
153 :
吾輩は名無しである:03/02/18 04:06
ダバディ今日TV出てたぞ。
爆笑問題のススメ
ダバディっていっつも徳田秋晴や樋口一葉とか
ヌーヴェル・バーグが小津や溝口に影響受けてホニャララ
なトークが多い。司会者はいっつも「へえ・・・」とだけ反応。
ダバディネタもーええがな!
155 :
吾輩は名無しである:03/02/18 08:12
ダバディの趣味はおしゃれなのかマニアックなのかさてどっち?
156 :
吾輩は名無しである:03/02/18 09:26
>>154 秋聲スレでその誤字は無かろうに・・・。
157 :
吾輩は名無しである:03/02/20 19:24
>>155 徳田秋聲を知っていてもマニアックではないでしょう?
158 :
吾輩は名無しである:03/02/21 01:42
むしろ知らなきゃ恥。
159 :
吾輩は名無しである:03/02/21 20:09
160 :
吾輩は名無しである:03/02/22 00:49
目が辛い・・・。
プリントアウトして読むのかな?
161 :
吾輩は名無しである:03/02/22 01:13
>>160 エディタかワープロソフトにコピペして読めばいい。
画面で読む訓練したから俺は必要ないけど。
162 :
吾輩は名無しである:03/02/23 14:16
163 :
吾輩は名無しである:03/02/23 15:06
164 :
吾輩は名無しである:03/02/26 15:33
>>163 あらあら。
今からでも目に優しい方法で読んでは如何?
165 :
吾輩は名無しである:03/02/26 18:14
>>163 小学校の頃からなので今更という感じ……秋声の話題に戻ると、好きな作家というだけ
あって、たしかに古井由吉の文体は秋声にかなりの影響を受けていると見えた。
というよりも秋声文体の進化形の一つが古井という印象。
秋声の記念館は平成16年度に開館予定です。
金沢の浅野川沿いに建設され、記念館の二階からは
浅野川が一望できるそうです。
これで金沢の三文豪(泉鏡花・室生犀星・徳田秋声)
全員の記念館ができあがったことになります。
167 :
吾輩は名無しである:03/03/03 20:45
『あらくれ』の映画を観た。高峰秀子がとても美しかった!小説の方はま読んでないのでこれから読んでみます。
168 :
吾輩は名無しである:03/03/04 02:33
>>168 いや、教授にビデオを借りたので、それで見たんです。
ちなみに『縮図』も借りて、さっき見終えたところ。
個人的には『縮図』の方がおもしろかった。
170 :
吾輩は名無しである:03/03/06 02:25
>>169 そうなんですか、どうもありがとう。
DVDとかは出ていないみたいですね。
レンタルでも置いていなさそうだし、
買うのならDVDがいいなぁ。
171 :
吾輩は名無しである:03/03/07 05:06
高峰秀子の「あらくれ」は面白そうだな。
お島をどう演じているんだろう。
監督の解釈によるけどな。
しかし、その映画はなかなか観ることはできない。
172 :
吾輩は名無しである:03/03/15 02:23
ね、見たいのだが。
スカパーなどの邦画専門チャンネルで
たまに放送されてるみたいですよん。
174 :
吾輩は名無しである:03/03/25 19:16
あげ
175 :
吾輩は名無しである:03/03/25 22:53
「縮図」は、まさにセンテンスそのものが中断されているのが
新鮮だw
176 :
吾輩は名無しである:03/04/04 04:23
↑そうか?
177 :
吾輩は名無しである:03/04/04 04:41
『あらくれ』の映画はみてみたいな。
山の奥へ電車で行くシーンとかどう撮ってるのかなあ。
短く切り上げてるのか?気になる。
あらくれの映画、
ふつーに「おしん」みたいな感じになってそう。
負けん気とか、凶暴性とか、
ありえないポジティブシンキングとか、
巧く映像化できないだろう。
だいたいお島みたいな女は映画では脇役だろう。
小説でしか無理な女性像だと思う。
179 :
吾輩は名無しである:03/04/05 10:42
映画「あらくれ」はよかった。高峰秀子もたんなる美人ではなく役者として光ってた。
個人的には映画「縮図」のほうが「おしん」っぽかったかな。
小説の主人公の凛とした感じが好きだったから、ちょっと残念な気分でした。
ま、どっちが好きかは好みの範疇かも。
あと映画化されてるのは、『爛』『仮装人物(映画タイトル「甘い生活」)』。
2作とも進藤兼人脚色。どっちも未見。見てみたい。
180 :
吾輩は名無しである:03/04/05 10:53
179訂正。新藤兼人でした。ごめんなさい。
181 :
吾輩は名無しである:03/04/09 19:20
『仮装人物』もなかなか凄い映画になりそうだが、
監督が新藤兼人というのがちょっと不満だな。
けど見たい。
182 :
吾輩は名無しである:03/04/10 14:46
映画2本見たけど、やっぱり、小説のほうがいいです。
アホなので、何から読むか、何を読むかは、膨大に出てる評論を参考にして。
貧乏なので、文庫以外は図書館の本を借りたり、青空文庫利用したり。
短編集のような文庫が出ると嬉しいんですが・・・ムリだろうな。
183 :
吾輩は名無しである:03/04/10 16:06
184 :
吾輩は名無しである:03/04/11 16:21
>183
でも、100%の借金が残る! しかも利息がつく!
そういう話はここに書き込むな。
秋聲は文学仲間がカンパを集めてくれるほどで、決して豊かではなかったが
一所懸命はたらいた。いろいろ言う人もいるが・・・私はエライと思う。
185 :
吾輩は名無しである:03/04/12 04:08
とよた真帆かよ・・・・。
186 :
吾輩は名無しである:03/04/12 04:19
>>186 はコピペだからね。クリックしないように。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
189 :
吾輩は名無しである:03/04/26 04:25
>>188 ( ・∀・) | | ガッ
と ) | |
Y /ノ 人
/ ) < >__Λ∩
_/し' //. V`Д´)/
(_フ彡 / ←
>>188
190 :
吾輩は名無しである:03/05/02 11:56
春なのに秋声
191 :
吾輩は名無しである:03/05/02 17:33
"autumnvoice"を誰かが使っているんだよね。
192 :
吾輩は名無しである:03/05/08 03:02
もう夏ですか。
193 :
吾輩は名無しである:03/05/20 11:44
もーすぐ春ですねー
194 :
吾輩は名無しである:03/05/23 00:54
恋を
してみませ
秋声みたいな恋ですか?
そりゃたいへんだ罠
秋聲の恋は知らん。
秋聲の作品みたいな恋は大変カモナー。
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
文豪。ビデオはレンタル屋で借りられますか?
200 :
吾輩は名無しである:03/06/02 09:04
彼の子供たちは大変苦労したと聞きます.そのなかでお孫さん達は社会的に成功した人もいます.
202 :
吾輩は名無しである:03/06/11 04:03
東京都の史跡に指定されている秋声の「旧居跡」を、
たまたま道に迷って見たことがある(板塀だけ)。
もし改築されてなければ「旧居跡」でないような気がするけど、
そこにはたぶんお孫さんが住み続けているんでしょうね。
204 :
吾輩は名無しである:03/06/26 01:36
205 :
吾輩は名無しである:03/06/26 12:15
はい、本郷です。
206 :
吾輩は名無しである:03/06/27 10:11
あらくれを読みかけて途中でやめてしまいました、、、。
「あらくれ」っていう題になんとなく惹かれるんだけど、、、
やらないか?
208 :
吾輩は名無しである:03/06/27 20:25
古井由吉の『東京物語考』も読んでみましょう。
209 :
吾輩は名無しである:03/07/10 05:16
なにやら映画が出来た?と聞いたのですが・・・・。
>>206 「あらくれ」読みにくいよね、字体が古臭いから。
角川文庫版あたりで新装改訂版を出してくれないかしら。
211 :
吾輩は名無しである:03/07/10 09:20
>>210 なんでもかんでも現代語ってどうよ?
・・・でも若い子には取っ付き難いか。
やっぱり。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
>210
新潮の字が大きくなったやつでも駄目なの?
秋声の文章はかなり読みやすいと思うんだけど。
岩波の仮想人物は印刷が悪くて読みづらい。
214 :
吾輩は名無しである:03/07/22 23:16
秋声の字体が難しいという意見があるけど、
これはほとんど秋声の独断的な当て字で、秋声は気分的に使っていたと思う。
だから読むときも気分で読めばいいかもしれない。
この手法は現代小説でも使われそうだが、すでに誰かが使ってるかもしれない。
それにしても、「山崎渉」という存在は気になる。
215 :
吾輩は名無しである:03/07/23 00:27
変に口語や現代語にすると雰囲気崩れると
思うんだけどなー。
216 :
吾輩は名無しである:03/07/23 01:13
山崎渉は秋声の子孫
徳田秋声好きです。
個人的にあしあとがすき。
夏目漱石は『フィロソフィーがない』と言ってるけど。
あの恐ろしく整然としていて感情を読み取れない文章や透明なフィルター越しに見ている
冷静な視点は特筆に値すると思う。
ただ徳田秋声の問題はあまりにも冷静かつ自然に過ぎたところにある気がする。
そこから人間感情の様々な色合い、匂いを感じ取ることがとても難しいから。
だから一般ウケしないで固定客がカッチリつくんだろうね。
固定客は専門職の人が多そうだし。ただもっと広く読まれることを期待。
219 :
吾輩は名無しである:03/07/25 00:46
秋声旅日記
220 :
吾輩は名無しである:03/07/28 01:00
>>218 >夏目漱石は『フィロソフィーがない』と言ってるけど。
ソース希望。
221 :
吾輩は名無しである:03/07/31 17:02
『フィロソフィーがない』か。
考えれば考えるほどむつかしい。
というか、まったくわからない。
ただ、私が無知なだけなのだが。
誉め言葉?哲学がない、って?
223 :
吾輩は名無しである:03/08/02 00:35
224 :
吾輩は名無しである:03/08/02 05:09
ホ〜メラン
225 :
吾輩は名無しである:03/08/02 08:13
うひゃ
226 :
吾輩は名無しである:03/08/06 01:34
うひゃとは、これいかに。
227 :
吾輩は名無しである:03/08/10 18:29
岩波で出てる短編集はどうよ?
228 :
吾輩は名無しである:03/08/10 23:29
そんなのでてるの?
229 :
吾輩は名無しである:03/08/11 01:48
出てるよ。リクエスト復刊だってさ。 徳田秋声「或売笑婦の話・蒼白い月」
230 :
吾輩は名無しである:03/08/11 02:07
これはまたずいぶん前の話だな。
早くしないと復刊本は印刷部数少ないからなくなるぞw
231 :
吾輩は名無しである:03/08/11 04:27
今年の2月。岩波のサイトじゃぁ品切れだぞw
まあamazonにもbk1にもあるから紀伊国屋にもジュンク堂にもあるだろうが、
・・・好きな作家なら半年も知らなかったなんてのは、
同じ秋声好きとしては少々悲しいぞよ。
233 :
吾輩は名無しである:03/08/12 01:12
234 :
吾輩は名無しである:03/08/12 01:23
引っ越してから本屋巡りし難くなったんだよな
岩波文庫なんて近所の本屋じゃ置いてないし
うーん、まいった
235 :
吾輩は名無しである:03/08/12 02:19
俺は周囲の人間からクールだとか皮肉屋だとか自分本位だとか言われている。
いいか、こんな親切は一度っきりだ。
岩波のサイト内を探すことも出来ない奴にかかずらっていたら、
これからどんな手間が待っているかわかったもんじゃない。
俺が親切な人間になるより、あんたが検索のコツをつかむほうが、
実際問題手っ取り早いとも思うわけさ。
だがな、こんな夜中に「うーん、まいった」なんて書かれるとな、
思わずリンクを貼ってしまいたくなる俺なのさ。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/31/6/3102260.html でもな、泣くなよ。amazonでも在庫切れだ。
俺を恨むな。2月に復刊になってた岩波文庫、
半年もあるわけがない。同時期に復刊になったものは軒並み在庫切れだ。
それに、よく覚えておけ。復刊されたものは、
またしばらくは増刷されない。次は何年後かわからない。
これからは毎月一度は岩波のサイトを観るんだな。
月に一度、たった3分の作業だ。
それくらいできるだろう?
237 :
吾輩は名無しである:03/08/13 02:23
徳田秋声はユダヤ人
238 :
吾輩は名無しである:03/08/14 01:57
んなあほな
239 :
吾輩は名無しである:03/08/14 03:16
なんじゃそりゃ
240 :
吾輩は名無しである:03/08/15 05:25
ありえん
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
山崎のせいでブービーだぞこのスレ
243 :
吾輩は名無しである:03/08/15 15:53
ほい。
244 :
吾輩は名無しである:03/08/17 01:03
なんでやねん。
245 :
吾輩は名無しである:03/08/17 01:54
徳田秋声は10年後書店から消えているだろう
246 :
吾輩は名無しである:03/08/17 12:22
その中では「風呂桶」が一番面白いな。フフフ。
247 :
吾輩は名無しである:03/08/28 02:01
10年後は書店自体がだいぶ減っているヨカーン
248 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:44
伝説の美香語録
「私は宮本輝の生まれ変わりだ」
「私に文学を感じない奴は二度と文学の本質に触れられない」
「小説は全部ノンフィクションですよ。私はそういうウソとかつけないんです。
作り事の小説を書いても人の心を揺さぶらないでしょう」
「工藤はカスの作家。工藤に負けるやつは人生終わりだ」
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
「本当の文学は平野啓一郎でもなく村上春樹でもなく美香にある」
「中上健次に島尾敏雄・・私の選ぶ文学は最高にcoolだ」
「300人で図書館借り切って読書会したことあります」
「2ちゃんの書き込みだけじゃなく、全てにおいてノンフィクション」
「美香の文学はタイム・カプセル。30世紀の人間を驚かせますよ。逆に、今の
奴らには少し高級すぎたかなって反省もある(笑)」
249 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:48
>>241 激しく同感汁! 郊外と駅の大型書店と
ブックオフとネット書店に収斂されるヨカーン!
250 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:48
251 :
吾輩は名無しである:03/08/31 01:50
252 :
吾輩は名無しである:03/09/01 01:12
ワラタ。ブルーベリーどうぞ。( ´∀`)つ●
>>251
余の顔見忘れたか
254 :
吾輩は名無しである:03/09/01 15:24
徳ださんの顔?
私の顔は覚えているか
徳田さんの顔なら知っています。犬みたいですね(藁
257 :
吾輩は名無しである:03/09/06 04:05
犬て・・・・
258 :
吾輩は名無しである:03/09/06 23:52
どこの徳田さん?
259 :
T.okuda:03/09/10 03:23
HAHAHAHAAA!!!
260 :
吾輩は名無しである:03/09/10 22:10
↑ダレ?
こんにちは
奥田さん
262 :
吾輩は名無しである:03/09/22 19:14
永井荷風とどっちが文章上手い?
比べるなボケ。日本文学の至宝とウンコを。
265 :
吾輩は名無しである:03/10/03 16:42
あげてみるけん
266 :
吾輩は名無しである:03/10/03 16:45
よかばい
267 :
吾輩は名無しである:03/10/03 16:50
すかん
268 :
吾輩は名無しである:03/10/03 21:29
>>264 釣りばっかやってないで、アルバム出してくださいよ。
269 :
吾輩は名無しである:03/10/03 22:14
民生のことかー!
270 :
吾輩は名無しである:03/10/14 18:43
「町の踊り場」っつうのを読んでみたんだけど
なんか片岡義男っぽいね。
271 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/18 17:35
川端が新文章読本で秋声のことを、漢文調の大作家って誉めてたっけな。
272 :
吾輩は名無しである:03/10/18 18:28
川端が徳田をリスペクトしてることなんて常識じゃん・・・何を今更
徳田秋声スレもあったとは嬉しい(*^-^*)♪
あの甘からず淡々とした描写が良いですね。
私は「チビの魂」とか「死に親しむ」など晩年の短編が好きです。
>>271 どういう処が漢文調なのですか?
>>273 どこが、てそのまんま東で漢文調だ。読んで分からんかったらやばいよ。
275 :
吾輩は名無しである:03/10/21 20:37
映画『秋聲旅日記』ってどう?
>>274 漢文調と言えば戦前の法律文のようなものを指すと思ってました。
278 :
吾輩は名無しである:03/10/28 05:18
279 :
吾輩は名無しである:03/10/28 05:24
してる
280 :
吾輩は名無しである:03/10/28 14:38
秋声の小説は最高
281 :
吾輩は名無しである:03/10/29 01:50
282 :
吾輩は名無しである:03/10/30 21:04
レイトショウしかないのかー。
283 :
純文学団長 ◆xyX.vGXBSY :03/10/31 23:38
284 :
吾輩は名無しである:03/11/02 14:14
ある時、道場破りがやってきた。
オカノ道場設立以来初めての他流試合だ。
相手はどこかのヨーロッパの国の奴で、空手をやっており、黒帯も持っていた。
「俺はオキナワまで修行に行ったことがあるんだ。ちょっと組み手をしてみないか。」
との挑戦に、オカノ最高師範の返事はもちろん「ええで〜」。
ということで試合が始まった。
相手はどこかの寸止め空手をやってたらしい。
やたら上段回し蹴りを放ってくる。
しかし、全然当たらんよ〜。
相手が蹴った直後に接近してパンチを腹に叩き込もうとすると、奴は「マテ、マテ」と言って勝手に中断してしまう。
なんや、お前審判もかねとるんかい?とか思いながらも待ってやる。
やはり、最高師範たるもの思いやりよ、思いやり。
しかし、何度も同じように「マテ、マテ」と言って中断させるので、ちょっと腹が立ってきた。
お前、自分が都合悪なったら待てかい?
弟子のロッカの手前もあるし、これははっきりさせたらなあかんと思ったので、奴のレバーにぶちこんだったら「ハウッ」とか言ってしゃがみこんでしまった。
軽くやったつもりやねんけどな。
これでわかったやろうと思っていたら、「ここの畳は悪い。隙間が空いてて危ないから今日はこのへんにしよう!」とか言ってる。
何ゆうとんねん!お前の負けやろが!!とか思いながらも私は最高師範、そういうことでいいやと終わりにする。
う〜ん、さすがに師範、思いやりやね。
思いやりか?ちょっとちゃうやろ。
285 :
吾輩は名無しである:03/11/02 17:17
>>284 秋声のなんていう小説の抜粋ですか?未読なんですが。
287 :
吾輩は名無しである:03/11/03 09:40
>しばらくしてテコンドウ使いがやってきた。
>同じ中隊のリムという韓国人一等兵。
>いっつもキムチ臭かった。
ワラタ
>>283 いや、馬鹿なのは自覚してますけど、
戦前の法律文って漢文調とは言わないんですか?
福武書店から出てた文芸選書の新世帯・黴を手にいれたから早速読んでみようっと
古井の後書きに惹かれて購入したんだけどね
290 :
吾輩は名無しである:03/11/10 22:45
下がりすぎ
age
291 :
吾輩は名無しである:03/11/15 01:43
映画ってまだやってます?東京だけ?
大阪でもやるよ
見に行っちゃおうかな。(・∀・)ドキドキ
294 :
吾輩は名無しである:03/11/25 03:54
観た?
295 :
吾輩は名無しである:03/11/26 12:14
218〜223あたりの方が、漱石の「フィロソフィーがない」という批評を
話題にしておられます。
孫引きですが、これは漱石が大阪朝日に書いた「あらくれ」評の中にあります。
しかし、漱石は秋聲を高く評価していました。「道草」のあとに漱石がすす
めて秋聲は朝日に「奔流」を書いています。
その時「娼妓の一代記といふやうなものを書きたい」と新聞社に申し出た秋聲
に対する漱石の書簡が面白い。
「社の方では御存じの通り穏健主義ですから女郎の一代記といふやうなものは
あまり歓迎はしないやうです。然したとひ娼妓だつて芸妓だつて人間ですから
人間として意味のある叙述をするならば却つて華族や上流を種にして下劣な事
を書くより立派だらうと考えますので其通りを社へ申しましたら社でも其意を
諒としてもしあなたが社の方針やら一般社会に対する信用の上に立つ営業機関
であるといふ事をご承知の上筆を執つて下されば差支なからうといふ事になり
ました。」
と
296 :
吾輩は名無しである:03/11/26 12:25
承前
「私は他人の意志を束縛して芸術上の作物を出してくれといふ馬鹿な事はし
たくありませんから万一余程の程度に御趣向を御曲げにならなければ前申した
女の一代記が書きにくい様なら「かび」の続編でも何でも外のものを御書きに
ならん事を希望致すのです。若し又『社の所謂』(ここに傍点有り)露骨な
描写なしに娼妓の傳が何の窮屈なしに書けるなら無論それで結構だらうと
思ひます」
なかなかいい と思いませんか。
297 :
吾輩は名無しである:03/12/02 04:26
いいな
298 :
吾輩は名無しである:03/12/02 10:57
泉鏡花と仲は悪かったの?
299 :
吾輩は名無しである:03/12/02 15:27
マブダチ
300
301 :
吾輩は名無しである:03/12/08 09:44
縮図の続編まだ〜?
302 :
吾輩は名無しである:03/12/09 00:43
続編!?
303 :
吾輩は名無しである:03/12/12 17:56
『続縮図』か、読みたいな。
304 :
吾輩は名無しである:03/12/16 02:10
『あらくれ』。。。新潮の字の大きい奴で読んでいましたが、
文末が「〜た」ばっかりなのと、センテンスが長いので、
飽きてくる。。。
外出先でも読んでいたが、耐えきれず、途中で本屋に立ち寄り、
適当に安部公房の『砂の女』を買って、読んでみた。。。
う〜ん、おもしろさが全然違うよ。。。
どっちがおもしろいかは、もちろんわかるよね?
305 :
吾輩は名無しである:03/12/16 03:46
306 :
吾輩は名無しである:03/12/17 00:56
自然主義ですよ。
307 :
吾輩は名無しである:03/12/17 07:01
秋声は好きだが正直言って地味だ。
もし他人に薦めるなら秋声よりも公房を選ぶな。
徳田秋声のスレがこんなに伸びてて驚きだ。
309 :
吾輩は名無しである:03/12/26 11:55
雪華社版全集(6巻で中絶したやつ)端本で5冊入手。
箱はやわだが、本体なかなか立派。
活字も大きく読みやすい。
秋聲は本自体捜すのがむずかしいが、こんなのを古本屋で拾うという方法も。
310 :
吾輩は名無しである:03/12/26 13:18
1 名前:わんわんふぁっく 投稿日:01/12/26 00:50
徳田秋声って今読まれてるのかな?
文章めちゃくちゃ巧いと思うんだけど。
とりあえず文庫で手にはいるのは
「あらくれ」新潮文庫
「仮装人物」「縮図」岩波文庫(二作品とも限定復刊)
「仮装人物」講談社学芸文庫
ってとこかな。少ないね。
では10レス目指して行きませう。
なんだかんだで2周年。
25歳。
去年まで春樹ファンだったけど中央公論社「日本の文学」シリーズ九巻と
十巻で秋声にハマった。一度買ってみなよ。ブックオフあたりだとよく百円で
置いてある。第九巻には「新世帯」「足跡」「黴」「爛」「あらくれ」が収録されて
いて解説は川端康成。第十巻は「仮装人物」「縮図」と短編が11篇収録され
ていて解説は江藤淳。買うだけ買って本棚に飾っとくこともできるし思い切って
読み始めれば50パーセントで正月休みがつぶれる。面倒なら解説を
覗いて読んだふりをすればいいだけ。暇つぶしになる。付録の小冊子には
川端と秋声の長男徳田一穂との対談とか江藤と広津和郎の対談とか色々
あるのでマジお勧め。
312 :
吾輩は名無しである:04/01/03 17:14
今年二十日貴子
313 :
吾輩は名無しである:04/01/12 03:25
314 :
37歳無職童貞自殺志願者:04/01/20 18:49
さてと飯も食ったし、副作用で「自殺企図」のある精神安定剤「ジプレキサ」
でも飲んで寝るか、、はは 「自殺企図」か、、、(´・ω・`)
お や す み(^o^)丿
315 :
吾輩は名無しである:04/01/20 23:28
伝 説 の 美 香 語 録
「オイディプスの両目潰しはいつか真似してみたい」
( ゚д゚)・∵.
316 :
吾輩は名無しである:04/01/22 13:04
大正十四年九月 中央公論に発表された『髪』はなかなかすごい。
白髪のまじる夫、少し禿げてきた妻、家庭内の些事を淡々と描きながら、
しだいにこわい話に。
317 :
37歳無職童貞自殺志願者:04/01/23 19:35
さてと飯も食ったし、副作用で「自殺企図」のある精神安定剤「ジプレキサ」
でも飲んで寝るか、、はは 「自殺企図」か、、、(´・ω・`)
お や す み(^o^)丿
318 :
吾輩は名無しである:04/01/23 20:48
おおおお、こんなスレがあったとは!
知らなかったの?3年前からあったんだけど
320 :
吾輩は名無しである:04/01/23 21:55
そんで3年後にもきっとある。
俺が生かさぬよう殺さぬよう、適度にレスしてるから。
生殺しかよ!((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
322 :
吾輩は名無しである:04/01/25 03:48
>>320 落ちないよう時々見に来てたが
保守は任せたからな!
映画見たひとはいる?
ビデオ化されるかな
324 :
吾輩は名無しである:04/01/26 19:08
武田泰淳に匹敵する作家。
325 :
吾輩は名無しである:04/01/28 04:56
>>323 見たけど。秋聲云々の前に脚本・キャスト
など製作サイドにかなり不満を覚えた。
あんな映像でビデオ化されんのかね?
>>325 青山って若い子には人気あるらしいけど。
オウムの映画撮った人?
328 :
吾輩は名無しである:04/02/13 00:12
違うよ
329 :
吾輩は名無しである:04/02/23 11:01
それにしても、最近の若い小説家は秋声をどの程度読んでいるのかな。
330 :
吾輩は名無しである:04/02/23 12:13
縮図が完成してたら秋声の最高傑作になっていただろう
332 :
吾輩は名無しである:04/03/11 06:29
今載ってないんじゃなかった?
アニメの「イノセンス」にも引用されとるね(苦笑
334 :
吾輩は名無しである:04/03/11 09:36
秋声 それは、自然主義
335 :
吾輩は名無しである:04/03/11 10:12
まじで?
徳田秋聲
柿も青いうちは鴉もつっつき不申候
さすがは紅葉。
比較的新しい版で『爛』を手許に欲しいんですが、
上で挙げられている中央公論社「日本の文学」九巻以外で、
『爛』の収録されている文学全集のようなものはあるでしょうか。
図書館のOPACなど使って自分で調べた範囲では見当たらなかった。
340 :
吾輩は名無しである:04/03/16 00:06
341 :
吾輩は名無しである:04/03/16 03:05
>>339は本で手元に置いておきたいのではないか?
まぁプリントアウトすると言う手もあるけど・・・。
343 :
吾輩は名無しである:04/03/16 04:52
イノセンスに引用の話は本当ですか?
345 :
吾輩は名無しである:04/03/16 23:14
>>344 ありがとうございます。
でも、今見れない見たい(;´д`)
>>346 見れました!ありがとうございます。
しかも秋聲TOPにあってなんか(・∀・)イイ!
やっぱ見るべきか>イノセンス
348 :
ファロスマン ◆FTa/HQEoL2 :04/03/23 17:06
復興支援あげ
349 :
吾輩は名無しである:04/04/03 18:36
あれくれ。
350 :
吾輩は名無しである:04/04/03 18:37
貸そう人物。
351 :
吾輩は名無しである:04/04/03 21:02
新作でないからスレが伸びない
352 :
吾輩は名無しである:04/04/07 13:36
芥川をいぢめた悪いおっちゃん。それが秋声。
そんなことしたの?
354 :
吾輩は名無しである:04/04/21 12:25
山田順子
355 :
吾輩は名無しである:04/05/06 02:51
山田順子はSFの翻訳者?
356 :
吾輩は名無しである:04/05/20 23:39
2年位前、文化財週間に本郷の旧宅が公開されたので
見に行きました(都の旧跡になっている)。
変哲もないごく普通の日本家屋です。
子孫の方(多分)が、「職人がいなくて、中々修理
できない。維持していくのが大変だ」と言ってました。
まあ潰してもいいんじゃない?
大切なのは作品だ
そうかな。
そういう遺産が無くなってしまうのは残念だよ。
359 :
吾輩は名無しである:04/06/03 03:39
360 :
吾輩は名無しである:04/06/15 05:17
361 :
吾輩は名無しである:04/06/15 06:22
芥川が(秋声が)パクったのを咎めた。
(秋声が)芥川がパクったのを咎めた。
362 :
吾輩は名無しである:04/06/17 04:45
んんん?
363 :
吾輩は名無しである:04/07/03 09:48
徳川夢声age
364 :
東郷ターン:04/07/03 10:13
ム性?
365 :
吾輩は名無しである:04/07/03 11:14
オレのなまえは、ルパーン秋聲。
366 :
吾輩は名無しである:04/07/06 05:08
ムリあるw
367 :
吾輩は名無しである:04/07/06 05:10
じゅんこちゃ〜ん
368 :
吾輩は名無しである:04/07/07 01:33
不二子ぢゃなくて?
369 :
吾輩は名無しである:04/07/19 07:30
春声夏声秋声冬声
370 :
吾輩は名無しである:04/07/20 02:30
age
371 :
吾輩は名無しである:04/08/02 01:24
篠田一士は足跡
高見順は黴
野呂邦暢は確か踊り場
がフェイバリットらしい。
意外と意見別れるね。
372 :
吾輩は名無しである:04/08/05 04:39
やっぱあらくれ。
373 :
吾輩は名無しである:04/10/14 04:35:18
足跡最高
374 :
吾輩は名無しである:04/10/31 01:59:57
「風呂桶」のオチはすごい。落語か小噺にありそうだ。
375 :
吾輩は名無しである:04/11/06 04:55:50
徳田秋声スレッドに刺激されて、岩波文庫版『縮図』を購入した。
年一回の妻との旅行中に読了。しかし、移動中の車内に忘れて来てしまった。
その次の年に、また一回だけ旅行し、いろいろあったのち、離婚した。
パソコンは妻のものだったので、別居とともに実家に持っていかれてしまい、
ボーナスを待ってから一台、購入。久しぶりに文学板にアクセスしてみる。
徳田スレッドが、まだあった。
376 :
亜紀:04/11/06 16:21:39
・・・子孫の方々・・・。そのなかには経済的に大変苦しかった方もいらっしゃると伺っております。
秋声のお孫さんももう、還暦過ぎていらっしゃるんですよね。
377 :
吾輩は名無しである:04/11/28 03:06:46
岩波文庫で「足跡」と「爛」復刊せえよ。
378 :
吾輩は名無しである:04/12/20 22:01:10
先日永六輔氏のラジオ聞いてたら夢声氏と島根県益田市との関係を言われてました。残念ながら途中から聞いたもので分からなかったので、その関係を教えてください。
379 :
吾輩は名無しである:04/12/21 06:54:35
夢声さんって誰?
徳川夢声か?
381 :
吾輩は名無しである:04/12/30 18:56:47
徳田秋声と徳川夢声は何か関係があるのですか?教えてください。
382 :
吾輩は名無しである:04/12/30 19:32:39
苗字違うじゃん
383 :
吾輩は名無しである:05/01/15 04:37:02
む〜ん、平成十七年です。
今、なぜ秋声なのか。
384 :
吾輩は名無しである:05/02/19 23:58:49
縮図を読み始めage。
385 :
吾輩は名無しである:05/02/20 02:53:32
あらくれは溝口健二辺りに映画化してもらいたかった
386 :
吾輩は名無しである:05/02/20 03:54:16
縮図は途中で中断しなかったら
秋声の代表作になっていた
このスレ、4年目達成できそうだな…
いいことだ。
秋声みたいな顔した犬を時々見かける。
391 :
吾輩は名無しである:皇紀2665/04/02(土) 01:03:01
392 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 04:47:58
「スタンダールの文体はフランスで一番美しい。日本で例えるなら徳田秋声。」
おいおい、それじゃスタンダールも大したことねえな。
>>360 ま〜、どうせもう見てないだろうけど、
>>391で話題?になってるから一応。
芥川が『近代日本文芸読本』っていう明治・大正の名作文学アンソロジーを編んだ
時、作家達に文章の使用許可を求めたんだけど、何故か秋声に連絡が行かなかった。
それで秋声が怒っちゃって(まぁ当然なんだけど)、芥川撲滅運動を展開しちゃう。
ただでさえノイローゼ気味だった芥川は困り果て、秋声に平身低頭謝り。『〜読本』
の編集料+自腹で使用作家全員に商品券を配ったとさ…ってお話なのさ。
芥川の秋声宛の謝罪文が最近発見され、最新の秋声全集に収録されてるそうな。
395 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 13:37:05
396 :
吾輩は名無しである:2005/04/03(日) 16:18:24
>>394 見てますよ。
説明ありがとうございます。
パクったというより無断使用ですね。
縮図とあらくれ以外で、手に入りやすいのは?
398 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 05:25:03
黴、縮図あたり?
399 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 05:26:05
って縮図あげてたのね・・・。もう寝ます。
400 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 08:10:26
仮装人物
青空文庫にいくつか入ってるね。
何しろ徳田の作風は、秋の午後の青空のように爽やかだからな。
>>402 失礼ですが、あまり冗談を仰らない方とお見受けいたしました。
404 :
吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 23:01:02
でもさー、芥川の自滅って「血」でしょ?
405 :
吾輩は名無しである:2005/04/14(木) 23:50:21
いや、「女」。
406 :
吾輩は名無しである:2005/04/26(火) 01:39:40
407 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 11:32:30
秋声age
408 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 11:49:15
岩波文庫の二冊、増刷されたね。
これを機に読んでみます。
409 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 01:27:57
先日古本屋で、野口冨士男の『徳田秋声伝』というのを見かけたのでパラパラとページをめくってみました。そして値段を見たら、"2万円"でした。
410 :
吾輩は名無しである:2005/07/07(木) 03:02:23
相場は1万円くらいかな
411 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 07:46:37
この人本当に当時の文壇の大御所だった人らしいじゃん
同じ作家仲間とか後輩とかには絶大な人気があったのに
何故か一般読者には人気ない、今でも知名度すら低い
何でだろ?
412 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 07:47:21
×今でも→○今では
413 :
吾輩は名無しである:2005/07/08(金) 09:19:59
「文壇」が衰弱してきたのと比例してんじゃないの?
当時の自然主義という観点から深読みしないと、
秋声って今一つ盛り上がりに欠ける気がする。
今の作家でいったら、中上健次とか将来そんなんなっちゃう気がする。
そもそも自然主義が人気ないからな
だな
417 :
吾輩は名無しである:2005/10/01(土) 22:36:56
自然主義って、あまり詳しくわからないけど、今でも継承している作家はいるのかな。
車谷長吉は?
なんとなく葛西とか磯太の味わいがあるような。
磯多、だった…
古井由吉の作品は、
私小説の進化形と考えられないか?
だな
命日いつだっけ
11月18日説と19日説あり
423 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 22:45:18
「秋声忌」とかいうのはないの?
424 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 22:58:59
それではと「秋声忌」を検索したら、確かに11月18日と11月19日、両方ありました。
なぜ??
425 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 13:20:31
1回死んだ後生き返ってまた死んだから
さすが秋声
427 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 11:00:15
秋声の辞世の言葉は、「小説というのはなかなかむつかしいものだね」
というのが通説になっているが、実はそれは誤りで、その言葉を静かにつぶやき一旦息絶えた後、
再び布団からはね起き、そばの書斎の机にがばっとしがみつき、
「小説をもっと書きたいよ」と涙ながらに叫び、そのまま息絶えたのが真相らしい。
果たしてそれが関係しているのか(なわけない)。
辞世の言葉は「早く有名になりた〜い!」だったと聞いたが?
429 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 21:01:13
渋いスレだな
肺がんか何かでしたよね
柱だか机に苦しんでもがいたときに
つけたと思われる爪で引っかいた後があったらしい
431 :
吾輩は名無しである:2005/10/18(火) 12:59:06
先日、フィルムセンターの「成瀬巳喜男特集」で、隠れた名作といわれる
「あらくれ」をはじめて観ました。原作とは雰囲気が少し違うのですが、
なかなかの傑作です。高峰秀子をはじめとする俳優たちもいい演技をしていました。
個人的には、若い仲代達也の妙に光っている演技が良かったです。
DVDで発売してほしいのですが、無理でしょうね。
あれこれ ねだるんじゃない。
433 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 21:00:05
すみません。場所をまちがえました。
434 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 16:03:50
「仲代達也」は「仲代達矢」の間違いです。
そういや、金沢では秋の三文豪(鏡花、犀星、秋聲)フェアを開催中なんだけど
その一環で「あらくれ」の上映会もやるんだよな。
へぇ〜、その三人、金沢じゃ(金沢の中だけでは)文豪なんだ〜
しょぼすぎっ(プ
>>436 あなたが無知なだけ。
鏡花は、日本の小説家のなかで、ベスト3に入る。
秋聲は、ベスト20には入る。
金沢は、良い小説家を生んだものだ。
>>437 犀星もベストなんとかにいれてあげて。
捨て子だからって差別しちゃいかん。
>>438 じゃあ、
犀星は日本のベスト10の詩人ってことで。
440 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 09:23:23
ここは秋声の掲示板です。
いいえ、ちがいます。わたしはナンシーです。
ただ3人とも知名度とかメジャー感にはいまひとつ欠けるのも確かだね
実力的には上位としても
443 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 11:07:49
秋声について話していると、どうしても話が
鏡花とか犀星に移動して
いつのまにか秋声が消えてしまう。
444 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 11:10:45
あっそ
でも「足跡」だけは残す秋声なのであった
446 :
吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 23:31:14
縮図がいい
447 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 01:39:07
私は仮装人物である。
あらくれタコラ。
449 :
無名草紙さん:2005/11/08(火) 09:46:21
「新世帯」と「足跡」を読んだ。「足跡」は読むのに骨が折れる作品だね。
その割りに面白くなかった。一人の女性の半生を変化もドラマも何もなく
無理想・無解決に描いた作品にしか思えなかったな。
色気を求めて「こんなん嘘だろ」みたくどんどん半端なアクメを殺していったら
おしまいに、俳味まで潰えた世界に至ってしまったという感じがする
墓みたいなよさ
451 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 16:06:45
452 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/23(月) 02:49:20
初めて来ましたこのスレ。
古井由吉作品が好きなので、古本で秋声を集めています。
どこから手を付けたらよいのか、
>>1から読んで参考にさせていただきます。
なんてことはどうでもよくて、落ちそうなのであげておきます。
453 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/26(木) 00:01:59
私は先日「仮装人物」を読みました。
地味です。恋愛小説とは思えぬくらいです。
454 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/06(月) 22:56:31
「恋愛小説」とはどういもので何を目的にしているのかよく分からないのであるが、
たぶん「仮装人物」は「恋愛小説」でないのかもしれない。
455 :
川端や雲:2006/02/07(火) 13:40:02
またひとことの言わせてもらおう。
秋生は自身、地味好きだから、ほかの誰かが言い分じゃない。
456 :
吾輩は名無しである:2006/02/16(木) 22:32:18
「縮図」途中で厭きちゃった。
457 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 01:28:08
まあ途中で終わってる小説だからいいんじゃない?
458 :
吾輩は名無しである:2006/02/17(金) 15:22:05
なるほど、未完の小説はそういう読み方もあるのか。
459 :
吾輩は名無しである:2006/03/08(水) 14:25:07
秋声ので笑える小説を紹介しておくんなさいまし
顔がオモロイので結構ギャグセンスあると思うんだよね、このおっちゃん
460 :
吾輩は名無しである:2006/04/24(月) 22:34:45
面白いか?
渋い方だと思ってた。
犀星と勘違いとか。
462 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 10:22:51
小説ではないが、登場人物として「山田順子」なんかは笑えないかな。
463 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 11:08:56
山田花子を愛人にしていたそうな
講談社文芸文庫「あらくれ」徳田秋声 1,365円7/10
新潮や岩波の文庫はもう手に入らないのか?
465 :
吾輩は名無しである:2006/06/15(木) 11:11:10
自然主義が人気ないからな
466 :
吾輩は名無しである:2006/06/24(土) 00:07:14
古本屋で岩波の『あらくれ』買ってきた。
150円だった。
八木書店版の全集って、評価はどうなんでしょう。
468 :
吾輩は名無しである:2006/07/24(月) 12:38:10
今五木先生がテレビで習性宅訪れてる。
469 :
吾輩は名無しである:2006/07/26(水) 18:19:39
470 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 22:45:01
471 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 02:44:36
英語の成績が優秀だったんだね。
翻訳もいくつかしてるらしい。
472 :
吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 10:48:58
フローラン・ダバディ氏が秋声について研究してたらしいです。
文体が綺麗で気に入っているとか。
473 :
吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 11:07:17
>>467 俺買ったよ、なんと第2期とかもあって50万くらいになったかも、あんなに書いていたとは知らなかった
いくら秋聲好きでも普通の仕事してたら全部は読めないね
ちなみに中公の日本の文学に秋聲が2巻入ってるけどあれってよくまとまってるね
474 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 10:48:13
八木書店の全集、評価はいいようですが装丁が好きじゃないな。
475 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 12:02:30
ちんぽ舐めていいよ
477 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 23:13:57
菊池寛賞を受賞していたんだね。
>八木書店の全集
478 :
吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 04:04:55
479 :
吾輩は名無しである:2006/12/07(木) 20:09:51
うむ。
480 :
吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 21:08:04
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR徳田駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
八木書出版の全集って旧字、旧かな?
しかし四十二巻となるほど文章を書いていたんだね。
>>481 新字・旧仮名
ただし、あて字などは、もちろんそのままで、
勝手に書き直したりはしてないみたい。
むう、そうか。
新字なのは残念だなあ。
旧字、旧仮名の全集ってあるのかい?
>>481 それでも全部網羅できていないらしいから、相当だよね。
本当かよw
相当書いていたわりには名前が他の作家たちと軒輊があるなあ。
いまは教科書にも載ってないらしいしな。
日本の教育やばいねマジ。
>>483 雪華社の全集を5冊程持ってますが、旧字です。
しかし、確か完結できず、途中で打ち切りだったはず。
非凡閣の全集は、戦前発行だから当然旧字だと思う。
が、これはむしろ選集だそうです。全15巻。
昭和49年から出た、臨川書店全18巻、
これ、私は見たことがないが、旧字の可能性あり。
こんなとこ。
あけおめ
489 :
吾輩は名無しである:
おめでと