1 :
吾輩は名無しである:
チョ−レア−なオタク作品。
知ってる人いますか。
2 :
吾輩は名無しである :01/12/21 19:32
夫婦喧嘩で「お前は豚だ!」といわれたことに切れた奥さんが豚小屋
にこもり、ついに豚になっちゃう…ってやつ?
3 :
吾輩は名無しである:01/12/22 01:19
それ知ってます。読んでみたいけど図書館にあるかな?
1=2=3さんへ。申し訳ありませんが、当館では自費出版物を購入する余裕はありません。
5 :
吾輩は名無しである:01/12/22 05:20
>>2 >>3 2chはこわいね。こんなオタク作品を知ってる人いるんだから。
1=2=3=5
もうやめろよ。ほんとにかっこ悪いぞ、おまえ。
7 :
名無しさん@Emacs:01/12/23 19:51
むかーし『幻想文学』で倉坂鬼一郎が紹介してたね。デパートの
古本市とかでたまに見つかるみたい。『家畜小屋』の後カッパブックスか
どっかでふつーの推理小説っぽいのだか出してたね。
ちなみに『家畜小屋』は中央公論社と深夜叢書社で出てた。
三島由紀夫も結構褒めてたはず。(中央公論新人賞の佳作かなんかだったので。)
8 :
吾輩は名無しである:01/12/23 20:28
中央公論社版「家畜小屋」捜してるんだけど、見つからないんだよね。
もうムリかね。
9 :
吾輩は名無しである:01/12/23 20:47
ガーネットの『狐になった奥様』のパクリじゃないのか?
10 :
名無しさん@Emacs:01/12/23 21:57
>>9 っていうよりもパゾリーニっぽいような気がしますがね。
でもあの文体はちょっとスゴイね。
11 :
吾輩は名無しである:01/12/24 09:28
>>8 オレも捜しているんだよ。どこか置いてる古本屋ないか。
12 :
名無しさん@Emacs:01/12/24 22:33
中央公論社版は初版で(っていっても初版しかでていないのでは?)
8000円くらいみたいですね。うーん。
googleで検索すると今年の2月くらいのネット古本屋でその値段で
出てたYO!(もう在庫ないだろー。)
欲しい、「家畜小屋」。誰か売ってるとこ、知らんか。
14 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:18
>>14 情報ありがとう。だけど、深夜叢書は「鶏の脚」が入っていない
からな。
やっぱり、中公版が欲しい。
16 :
名無しさん@Emacs:01/12/26 01:37
このスレ細々とつながってますな。
>>14の手に入れた人って山田風太郎や探偵小説の編者やってる日下三蔵でしょ。
で、『鶏の足』読みたいね。たしか寝たきりのじーさんが「あし...」って
言うような話だったか?
『家畜小屋』は中央公論新人賞なので図書館なんかで昭和33年か34年の
中央公論探せば三島とか伊藤整とか泰淳とかの論評つきで読めたはず。
(記憶違いだったらスマソ。)
その他は書き下ろしなの?識者の意見求む。
中公版「家畜小屋」は、
家畜小屋(中央公論)
鶏の脚(中央公論)
女神像(群像)
の三作収録。「女神像」は発表当時、大江健三郎「芽むしり仔撃ち」
との共通性を指摘される。
芥川賞候補(家畜小屋)になった時の選評がサイコウ。
丹羽文雄「猟奇的になっているところは困りものである」
川端康成「過ぎたるは、及ばざるに近しと受取った」
瀧井孝作「豚とつるむようなこれは、ひどいことになったものだと思った」
石川達三「作者としては反省を要すると思う」
井上靖「作者が少なくとも何ものかを書こうとしている」
宇野浩二「実にいやらしいエゲツない行動をする事を一生懸命に力をこめて
書いている」
井上靖を見なおした。
20 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:24
オレは川端康成に感心した。さすがノーベル賞作家。
21 :
吾輩は名無しである:
まあ、上。