「西
ホントは「ムタン」の「タン」はごんべんに 早」って言う字なんだけど、
無いから許して(w。
ちょうど安保闘争が激しくなってきたときに、ウヨ房サヨ房両方を揶揄し、
右翼から命を狙われたため、深沢七郎の著作全集からも
「自粛」という形で消されてしまった幻の作品を語りましょう。
つーか、誰かこの作品知ってる?
ぬを!づれてる…
「西
早」
です。
3 :
吾輩は名無しである:01/12/18 21:24
風流夢譚
誰かテキスト化して配布してくれないかなぁ。「政治少年死す」
みたいに…。
「政治少年死す」ってどこかでよめるの?
>>3 俺、持ってますよ。
読みたかったらウプしましょうか?
6 :
吾輩は名無しである :01/12/18 22:08
>>5様
3じゃないけど、是非ウプして!!!
これは是非ものですYO!
では、皆さんの期待に応えてテキスト化出来次第うぷします。
受験勉強中でもあるので、時間は掛かるかもしれません。
とりあえず、今からテキスト化開始してみます。
このスレはsage進行の方がいいかも…。
>>8 待ちます!待ちますとも!それまではこのスレをキープする
ことをお約束します。読んでないからあまり話題ないけど…。
まえもこういうスレあったけど、中央公論のバッグナンバーで読めるでしょう。
読むだけなら。
追伸。お受験に差し支えない範囲でお願い致しますね。>1様
>>11 近くに古い雑誌の置いてある図書館がない、あっても恐らく貸し出さ
ない(国会図書館や資料館だと)、全ページコピーは面倒、貸し出し
要請の事実が万が一公安に漏れたら嫌(んなことはないと思うが)…
ということで、やっぱテキストで読みたい。
とりあえず、写し間違えないとは思います。本文の改行の所で改行しました。
ではとりあえず、俺が第一段落と第二段落としたところまでどうぞ。
「風流夢譚」深沢七郎 カット 谷内六郎
あの晩の夢判断をするには、私の持っている腕時計と私との妙な因果関係を分析し
なければならないだろう。私の腕時計は腕に巻いていると時刻は正確にうごくが、腕
からはずすと止ってしまうのだ。私は毎晩寝る時は腕からはずして枕許に置くので、
針は止って、朝起きて腕につけると針はうごきだすのだ。だから、
「この腕時計は、俺が寝ると俺と一緒に寝てしまうよ」
と私は言って、なんとなく愛着を感じていたのだった。これは腕時計が故障してい
るので時計の役目をしないことになるのだが、それでも私は不便は感じなかった。私
と同居しているミツヒトという甥は機械類が好きで、時計でも高級なウエストミンスタ
ーの大型置時計を置いてあるからだった。
数ヶ月前のことだった。
「そんな役に立たない腕時計は、修繕した方がいいじゃなァないか」
と弟にすすめられて、弟の知りあいの時計屋さんに持って行ったことがあった。
「分解掃除をするんですねえ」
そう言って時計屋さんは中を開いて、
「アッ、こいつはすごい時計ですよ」
と、目を見はった。
「そんなにいい時計だったですか?」
と覗き込んだ弟も、「アッ!」と叫んだ。時計の中は歯車もゼンマ
イも部分品は燦然と輝く金製品だった。
「金ですか?」
と弟が念を押した。
「純金ですよ、こんな時計は見たことがないから」
と言われて、私は(そうでしょう、そうでしょう)と思っていた。手を合わせ
ておがまれるように頼まれて買わされた時計だったが、(あゝ、掘り
だしものだったなぁ)と嬉しくなった。時計屋さんは5分間ばかり調
べてくれたが、
「どこも故障などしていないですねえ」
と言って、それから、
「こんないい時計に、こんなバンドでは時計が泣きますよ、これくら
いのをつけなければ」
と千五百円の金張りのバンドをつけてくれた。
(そうでしょう、そうでしょう)
と私は千五百円支払って、帰りがけに、
「あの、夜中に止ってしまうのですが」
ときくと、
「それはネジを巻かなかったでしょう」
と言われた。ネジを巻いても止ってしまうのだが、相手がそう言う
のでこれ以上しつこく言うことが出来なくなってしまった。それで、
そのまま帰って来てしまったが、少したって、デパートの時計部に持
って行って見て貰ったら、
「これは、タイヘンな、インチキ時計ですねえ、スイス製のマークだ
が、こんな時計は、なかの部分品は、これは、トタンのメッキみたい
なものですね、バンドだけは金張りでこんな時計につけては勿体ない
ですよ」
と言うので(そうでしょう、やっぱり)と思いながら聞いていた。
この時計は友人から3千円で買ったのだった。その友人は帰国するア
メリカ婦人から捨値で5千円で買ったのだそうである。その友人は
「母キトク」の電報がきた時に、
「買ってくれ、捨値でも5千円するのだが、3千円でいいから」
とすすめてくれて私が買ったのだが、アメリカ婦人の捨値というこ
とも本当だかどうか疑わしいし、「すごい、いい時計だ」とほめてく
れた時計屋さんもバンドを売りつけるためのお世辞だったらしい。そ
んな不愉快なことがあったりしたが、なんとなく私は愛着があって、
「俺が眠ると、俺と一緒に眠ってしまう」と言って、私は手離す気に
なれなかったのだった。
今日はここまでにしておきます。続きはまた今度。
>>14-15 さわりだけ書いておきました。話題作りにでもどうぞ。
意外と早く終わりそうです。
19 :
吾輩は名無しである:01/12/20 01:24
谷内六郎が挿絵……
20 :
吾輩は名無しである:01/12/20 01:51
『笛吹川』の函・表紙・本文挿画、とてもよいです。
21 :
これがおいらの祖国だナ日記:01/12/20 02:23
本物のクリスマスプレゼントをどうぞ
皇太子が民間から選ばれたことには僕は反対だった。
皇室だけは血族結婚でなければ僕は困ると思う。折角今まで血族結婚が続いて、ようやく効果が現れて来たのだと僕は思っていたからだ。
何故なら、天皇陛下や皇太子殿下が賢明な頭脳の持ち主だったら皇室にとっても、国民にとっても不幸なことだと思うからだ。
また天皇陛下や皇太子殿下が賢明などではなく、普通の頭脳の持ち主でも皇室や国民は不幸だと思うからだ。
当たり前の頭脳の持ち主なら天皇とか、皇太子とかいう職業はやってはいけないと思う。もし、天皇陛下が普通の人間なら人生観などと
いうことを考えるので自分の職業に疑問を持って、日夜考え続けなければならなくなってしまうからだ。
そして悩んだり、苦しんだりするから皇室自身の悲劇が生まれると思う。幸いに、今まで、大正天皇、今上陛下、皇太子殿下など
人生観とか人生観とか自分の職業については考えたことがないお方だと僕は思うのである。御自身の生活はどんな風に収入があって、
どんな風に消費されているのか考えたことがないから皇室の生活が続けていられるのだと思う。天皇も人間も同じだといわれるけど
そうしたことを考えないから架空のもので、皇太子殿下は24歳になるまで人生観など一度も語ってはおられないのである。
それで僕はいつも天皇陛下や皇太子殿下のことを(馬鹿な人だナ)と思っていた。それだけれど、そんなことを言っては悪いよう
な気がしていたので家の者ばかりで話し合っているくらいだった。
22 :
これがおいらの祖国だナ日記:01/12/20 02:25
また、帝王学を勉強なされているので、帝王学というものは人間が生活して行くこととは全然違う学問らしいと思っていた。
僕は、こんども皇太子殿下は血族結婚をして、
次の皇太子殿下はもっと弱い頭脳の持ち主が生まれれば何の苦悩も感じないで過ごしていられることになると思っていた。
そうして血族結婚は今後何代もずーっと続いて肉體的にも變った形になればいいと予定を組んでいたのだった。
今度皇太子妃が民間から選ばれて新種が交配されてしまったので僕の予定はすっかり狂ってしまった。去る4月10日のご成婚の日、
(あの寫眞は、当分ダメだな)
と、僕はがっかりした。あの写真というのは僕が想像していた寫眞のことである。
その寫眞は、将来、新聞紙や週刊誌に載る天皇御一家の写真のことである。
血族結婚が長い間続いて、頭脳は弱くなって、頭も顔も小さく足長蜂のような形で、
胴體は長くてムカデの様な、手や足は無毛で兎の様な形で、眼鏡をかけていて、
大きさは1メートル40糎ぐらいの皮をむいた蝦や蝦蛄(シャコ)の様で、
くねくねと動いている天皇御一家の寫眞を想像していたのだった。
そうして将来、国民は「これがおいらの祖国だナ」と、国賓の様な、偶像の様な、神秘な、驚異や、尊厳の眼で見つめるのだ。
(それがすっかりダメになっちゃったんだよ)
と、僕は御成婚の日にテレビを見ながらガッカリして眺めていた。
テレビに映る御寫眞は美男美女の結婚式だったが、僕の瞼の裏側は未来の予定の寫眞を眺めていた。
天皇陛下や国民が幸福になるにはもっと血族結婚が続けばいいと思う。これが僕の精一杯の祖国愛なのだ。
やっぱりさげないとダメかもね。
受験勉強に遅れが出たため、こっちはしばらくかかりそうです。
スマソ。
25 :
吾輩は名無しである:02/01/02 17:07
たまにはage。
>21、22
このエッセーは澁澤龍彦のエッセーでも抄録を読んだことがあります。
タイトルと収録している初出雑誌名を教えていただけないでしょうか?
すいません、「風流夢譚」を年末大掃除の時に紛失したようです。
がんばって捜しますので、今しばらくお待ちを…
見つからなかったらどうしよう…
>受験生さま
21、22は「風流夢譚」ではないはずです。谷内六郎の挿し絵のついた「風流夢
譚」のコピーは私も持っています。21、22のエッセーは、若き日の澁澤龍彦が
天皇や皇室について批判的に書いた時、引用していました。お暇な時で構いません。
タイトルと初出がわかればご教示下さい。
>>11 風流夢譚は全部ピーコしてもたったの七枚だよ(見開きで)。
>>26 いや、あれ嵐だと思って無視してたわけで、決して俺が書いたもんじゃないです。
俺が書いたのは
>>14-15ですよ。
俺仕事の関係で2年7カ月山梨の甲府にいたけど、隣町で深沢の出身地の石和町は
今でも「風流夢譚」事件の影響が尾を引いていて、97年の没後十年の時も顕彰行
事はゼロ。「楢山節考」の舞台のモデルと言われる境川村にある深沢の文学碑は姥
捨て山のイメージを嫌った住民から撤去を求められたこともあると聞いた。県立文
学館でも常設展示コーナーはあるけど、資料は少なく、深沢個人の特別展開催は当
分無理のようだ。
筑摩の著作集に結局、「風流夢譚」や21、22のエッセーは収録されなかった。
未だに日本に本当の言論の自由が存在しないことを痛感させられる。深沢は事件の
後、「夢屋書店」を作って「みちのくの人形たち」とか「秘戯」とかの経本版を刊
行していたけど、これも「風流夢譚」をいつか夢屋書店から出すつもりだったので
は、と思う。「風流夢譚」の公刊…それこそが深沢七郎の「夢」だったに違いない。
そして、その「夢」はいつか我々の手で実現させなければならない、と俺は思う。
33 :
日本@名無史さん:02/01/05 06:19
切り落とされた人間の首って、そんな簡単にすってんころころと転がるものだろうか・・・
最初に「風流」読んだ時に抱いた感想。
34 :
吾輩は名無しである:02/01/05 17:15
(略)それからバスが来て目の前に止ったのだった。
みんな「わーっ」とバスに乗り込んで運転手をひきずりおろしたので、私も「わーっ」と騒ぎながらバスの中へ入ってしまったのだった。
すぐバスは満員になって動きだして皇居へ向ったのだ。赤坂見附から三宅坂を通って、桜田門は開いていて、バスは皇居広場に向って行った。
皇居広場は人の波で埋っているのだが、私のバスはその中をすーっと進んで行って、誰も轢きもしないで人の波のまん中へ行ったのだった。
そこにはおでん屋や、綿菓子屋や、お面屋の店が出ていて、風車屋がバァーバァーと竹のくだを吹いて風船を鳴らしている、その横で皇太子殿下と美智子妃殿下が仰向けに寝かされていて、いま殺られるところなのである。
私が驚いたのは今、首を切ろうとしているそのヒトの振り上げているマサキリは、以前私が薪割りに使っていた見覚えのあるマサキリなのである。
私はマサカリは使ったことはなく、マサカリよりハバのせまいマサキリを使っていたので、あれは見覚えのあるマサキリなのだ。
(困るなァ、俺のマサキリで首など切ってはキタナクなって)と、私は思ってはいるが、とめようともしないのだ。
そうしてマサキリはさーっと振り下ろされて、皇太子殿下の首はスッテンコロコロと音がして、ずーッと向うまで転がっていった。
(あのマサキリは、もう、俺は使わないことにしよう、首など切ってしまって、キタナクて、捨てるのも勿体ないから、誰かにやってしまおう)と思いながら私は眺めていた。
私が変だと思うのは、首というものは骨と皮と肉と毛で出来ているのに、スッテンコロコロと金属性の音がして転がるのを私は変だとも思わないで眺めているのはどうしたことだろう。
それに、(困る困る、俺のマサキリを使っては)と思っているのに、マサキリはまた振り上げられて、こんどは美智子妃殿下の首がスッテンコロコロカラカラカラと金属性の音がして転がっていった。
首は人ゴミの中へ転がって行って見えなくなってしまって、あとには首のない金襴の御守殿模様の着物を着た胴体が行儀よく寝ころんでいるのだ。
私は御守殿模様の着物を眺めながら、横に立っている背広姿の老紳士に、
「あの着物の模様は、金閣寺の絵ですか? 銀閣寺の絵ですか?」と聞いた。(後略)
35 :
吾輩は名無しである:02/01/05 17:19
↑は、あるサイトからのコピペね。入力するとき楽になるかと思ったから。
ただし、改行は「長すぎる行があります」エラーのため、適当にしたものだから、
すんません。
ところで、今は「風流夢譚」と「政治少年死す」の海賊版出てないのかい?
36 :
吾輩は名無しである:02/01/05 19:35
>>35 大江スレの方で「政治少年死す」アップしときました。
37 :
吾輩は名無しである:02/01/05 20:39
あ、どうもです。36さん、ありがとう。さっそく、DLさせてもらいました。
「風流夢譚」と「政治少年死す」の海賊版、兄が持ってんですが、なにせ古いもんだから、
開くとツーンと眼にくるんですよ。こういうのこそeBookで出せばいいのに。
ユニコードが使えるからんだから、案外海外のサイトでいつでもアクセスできるようになるのかなあ。
本が封印されているってのは、何がどうであれおかしいよね。あと、オール・ロマンスの
例の小説ね。国会図書館でしかまだ読めないのかね。
>>33 これ、「夢譚」でしょ。最初から、そういうつもりで読んだから、別にそんなこと思わなかったよ。
38 :
吾輩は名無しである:02/01/05 21:02
改めて読むと、「夢十夜」とか「冥土」みたいな味わいがある
よね。政治色云々以前に。
「ジムボタン」と「風流ムタン」はよく似ている。
深沢氏が営んでいた今川焼き屋について詳細を知る方は?
41 :
吾輩は名無しである:02/01/06 00:40
確か、名前は「夢屋」、包装紙は横尾のデザインだった。
ララミー牧場も、今どうなってるのか?ボディガード代わりの人がやってるのかも?
あれ? 包装紙って赤瀬川じゃなかったっけ?
んで、ラブミー牧場じゃなかったっけ?
その経緯が知りたいです。
何でそんなことを始めたのか?
話題から逸れて恐縮です。
43 :
これがおいらの:02/01/06 02:48
なんか久しぶりに来て見たら、荒らしと思ったひともいるらしく、かなり心外。
なにしろこのスレ立てた当の受験生氏にそのように思われていたとはね。。。
どうりでレスポンスがないと思った。
愛子の誕生もあって、いいタイミングだと思ったのに。
「これがおいらの祖国だナ日記」は正真正銘本物の深沢七郎のエッセーです。
旧仮名は本来もっと多く、一部変換済み。
初出は昭和34年10月号の「中央公論」だったはず。
「風流」のちょっと前かな。
>>43 「これがおいらの祖国だナ日記」知ってますよ、分かってますよ、ご安心下さい。
「風流夢譚」だって、中央公論のバッグナンバーなんか、たいていの大学の図書館には
あるのに……。学生じゃないなら国会に行ったっていいんだし。
コピーが面倒&お金がもったいないなら読みたいとか思うなよって感じ。
45 :
吾輩は名無しである:02/01/06 08:59
>>43 おお、そうなんですか。無知を晒してしまった(汗。
深沢七郎は実はあまり読んでいないので。すみません。
見つかりました。「風流夢譚」。
すいません。作業が滞ってしまって。
48 :
吾輩は名無しである:02/01/29 21:27
して?
49 :
吾輩は名無しである:02/02/11 00:57
「風流夢譚」読みたいんだけど、売ってる?
一度発禁なったままか。
天皇の夢想をしてならない。
50 :
吾輩は名無しである:02/02/11 01:02
楢山節考しか読んでないかなぁ。
面白そうだったら探してみる。
発禁本とかだったら「絶望書店」で聞いて見れ。あるかもよ。
絶望書店の目アドは自分で探してね。
いろいろあるよ。
>あれ? 包装紙って赤瀬川じゃなかったっけ
横尾です、確か横尾夫人とも親しかったと思いますよ。
>んで、ラブミー牧場じゃなかったっけ?
そうです、テレビのララミー牧場にひっかけて・・・
>その経緯が知りたいです。
確か納得のいく今川焼きがないので、それならば自分でと、始めたみたいです。
描写が露骨すぎ。
文学ではない。新左翼あたりが書く匿名の怪文書の出来。
右翼がどうのという以前に、あんなのはまっとうな全集におさめるべきでない。
芥川が書いたエロ小説とかを彼の全集に入れないのと同じ。
53 :
吾輩は名無しである:02/02/11 11:52
うん。まあ、そういうものだ。期待して読むと、内容より執筆した深沢の
姿勢くらいしか論じる点なくなる。
首がポーンととび・・・云々の世界だもの
54 :
吾輩は名無しである:02/02/11 15:06
「続・風流夢譚」ってのも、あったんですよ。
もちろん深沢が描いたのではないです。
内容はどーでもいい感じですが、
まあ、そういうモンもあったというお知らせです。
55 :
吾輩は名無しである :02/02/11 15:13
確かに、「やべーよ!これイっちゃってるよー」みたいな厨房読みしな
ければ、淡々とした作品だよね。でも夢十夜とか百閧フ小品みたいな心
地よいリズム(内容だけでなく文体的にも)がある気はする。
56 :
受験生 ◆uKjj4otI :02/02/11 18:34
はい、今日で受験全日程終了しました。
近々ここに全文を書きこみます。
>>55 あのリズムが好きなんですよ、俺は。
打ち首シーンでは淡々としてたのに、昭憲皇太后が出てきたとたんに
「このくそったれババア!」と怒鳴って掴み掛かっていくのがオモロい。
58 :
吾輩は名無しである:02/02/22 12:38
age
59 :
吾輩は名無しである:02/03/03 17:51
age
60 :
吾輩は名無しである:02/03/11 20:34
∧ ∧ ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
≡ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
≡( ´∀`)< おれがうpしよか?
≡ ( つ=つ \_________
≡| | |\
≡(__)_)\
≡ ◎ ̄ ̄ ̄ ̄◎
62 :
吾輩は名無しである:02/03/15 05:26
age
63 :
吾輩は名無しである:02/03/19 13:41
一般教養「文学」の授業で先生がみんなの前で朗読してた。
64 :
吾輩は名無しである:02/03/26 11:46
∧ ∧ ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
風流夢譚
風流夢譚
出るかな?
ふんっ! ヒチローの凄さわがんねおめさになに言っでも
むだだっけんど、埼玉の菖蒲町に、ラブミー牧場あっただよ。
普通の、ちょっど庭さ広い家みだいなもんでさ。でも、ああ、
あそこに葡萄棚あって、その下に、七郎さんの晩年座っていた椅子
が埋めてあるんだな、飼ってたボクサー犬が埋まっでるのは、
ここいらへんかな、など、思っただよ。石和の、深沢印刷の跡地には
甥っ子が蕎麦屋「幟」やってて、そこには、七郎さんのミニ文学館が併設
されてあって、おらは、展示物見てたら、涙さ溢れてきて、はんずかしい
思いしたよ。深沢七郎は、もっと評価されるべきだ。日沼倫太郎の
批評を併せて読めば、わかるっぺよ! おらが、いつかヒチローさんの
ことを、うんと持ち上げてやっからな。待ってろよ、ヒチローさんっ!!!
67 :
吾輩は名無しである:02/04/02 21:52
∧ ∧ デ、ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
68 :
吾輩は名無しである:02/04/02 22:58
∧ ∧ デ、ツヅキハ?
ミ ゚Д゚ミ∧
∩ヽ/||⌒!つ
深沢七郎大っ嫌い!
70 :
吾輩は名無しである:02/04/10 20:04
風流夢譚とジムボタンは似ている。
俺に言えることはそれだけだ。
音楽的小説。キサスキサスのリズムに乗ってすべてがすすむ。
そして最後にスッテンコロコロ。乗りのよさは面白い。