梅崎春生統一スレッド

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1吾輩は名無しである
ちなみに統一っていうのは間違いなく嘘です。
安吾、三島、太宰がマニーアな諸君、
ドゥユリメンバーハルーオ?
谷崎に奥さん譲渡した春夫じゃないのよ。
梅崎春生よ。遠藤周作曰く性格悪かった梅崎春生よ。
地味なんだけど善いのよ。忘れちゃいけないのよ。
ボロ家の秋春が善いのよ。へなへな笑える疲れ具合が善いのよ。
桜島、幻化も善いのよ。みんな戦争しながら疲れてるのよ。
風宴のラスト、葬式行列のシーンの台詞は痺れるのよ。
「正月みたいだ」
善いわねぇ。素晴らしく枯れてる。
2吾輩は名無しである:01/12/06 17:21
2 ゲットぉーーー!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´´
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚∀゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
3:01/12/06 17:38
やっぱ、枯れてるな(藁
4吾輩は名無しである:01/12/06 17:53

突堤にて
青春
猫男
このへん最高ね。

限り無き舞踏
つむじ風
このへんユルユルでいいね。
5:01/12/06 18:35
ぬおおお!レスがついた。
「蜆」いいねぇ。鳴くんだよねぇ。鞄の中で。

町田康の「現代人でも十分共感できる、面白い古典文学ベスト3」の
堂々第一位が「つむじ風」だって。2位が漱石の「猫」だからねぇ。
しかも3位は魯迅「阿Q正伝・狂人日記」。
さすがや、町田康。漱石、魯迅より上に置いちゃったよ。
偉い!町田、最高!よ!この賭博人!

ついでに「つむじ風」ってドラマになってるんだねぇ。
坂本Qたん主演だってさ。石立“チィィボォォ”鉄男も出てるよ。

なんにしろ、素敵にゆりゅゆりゅねぇ。
6吾輩は名無しである:01/12/06 18:47
NHKアーカイヴで「幻化」のドラマを、前に放送してたよ。見た?
伊丹十三がでてたよ。最後の火口の周りをぐるぐるまわる人役。
ちょっと感慨深でしたよ。ほんとに死んじゃったからね、あの人。

町田康さんは、「狂い凧」あたりもすきでしょう。
「きりきり舞い」なんて言葉使いは、梅崎さんだもんね。
「俺、南進して」とかの店の名前とかも梅崎さんからだと思う。
7:01/12/06 19:15
>NHKアーカイヴで「幻化」のドラマを、前に放送してたよ。見た?
おお、6さん!1である私はそれは見逃した!
残念!無念!ウメザキャーとして風上におけねぇ。
調べた所によると去年の11月放映かぁ。
その頃、日本にいねぇ(嗤

うんうん。そうそう。町田康の系統っていうのを野坂とか、
あるいはでかく出て四迷あたりから引っ張ってきやがる阿呆もいるけども、
6さんのおっしゃる通り梅崎だね。
町田の語りって梅崎中期の市井モノの八方破れかたと善く似てるもの。
しかし、わかってらっしゃるなあ。
ユリュユリュとか疲労とか、つまりは、
梅崎春生が、ぎりぎりの所でうろついていたってことです。

よおし、これで俺の役目も終わった。会社から帰ろう。
さあ、皆さんも嗤って暴れてレッツラウメザキ!
8吾輩は名無しである:01/12/06 20:01
やっぱり、「桜島」でしょう。
「死」を扱ったテーマは重いよね。
94と6の「8」。以降8で統一:01/12/06 20:24
「幻化」はたぶんビデオとった。たぶん。
あとさ、町田さんは滝井孝作とかね、そういうのもあるのかな。
それと、これは「偶然」なんだけど、梅崎の「青春」って小説に
「柔かい土をふんで、」ってフレーズが出てくんの。
「柔らかい土をふんで、」じゃなくて。送り仮名がふるいの。
なんか意味不明にうれしかったなあ。だって関係ないからね。
ところで、1さん、お歳はおいくつなの?なんだか若そう。
若いのに(←勝手に決めつけてゴメンネ)梅崎とはまいりました。
あたしは結構な年。こないだ、年上のよく知らない人に、
このひと、二十七歳でしょう、もう。って言われた。ショック!
10↑間違えた:01/12/06 20:27
「8」じゃなくて「9」だった。
以降「10」で。
11吾輩は名無しである:01/12/06 20:33
動物がよく出てきますね。
犬猫はもちろん、
ツバメ、豚、金魚、チョウチン・アンコウ、蜆、蟻など。
1210:01/12/06 20:37
>8さん
そうですよね。
軽いのと重いのと両方ね。あるから。
1310:01/12/06 20:44
>11さん
うんうん。そう。「Sの背中」なんてもろ猿蟹合戦。
14吾輩は名無しである:01/12/06 20:53
幻化はタイトル勝ち
15吾輩は名無しである:01/12/06 21:21
16吾輩は名無しである:01/12/07 00:34
この前梅崎の兄貴の小説を古本屋でみた。
300円だったけど買わなかったよ。
梅崎好きじゃないから。
というよりも戦争を扱った作品は全て嫌い。
「影響」を受けて虚構を創りだした小説は好きだけど。
17吾輩は名無しである:01/12/07 05:42
>というよりも戦争を扱った作品は全て嫌い。

別に、梅崎→「戦争作家」という訳ではないのですが…。
どちらかといえば、「戦争」の背後にある市民社会の歪みを
ユーモアを交えて描出した作家だと思います。
18吾輩は名無しである:01/12/07 10:25
アルトマン「マッシュ」ぐらいの感じじゃないのかしら。
戦後詩とかよりはいいんじゃないの。
「戦争」を美化してないから。
19初代ウメザキャーなる1の帰還:01/12/07 16:42
がゃー!びっくり!今朝の10時まで生きていたのかよ!
最高!4と6の「8」以降8で統一したくせに間違ってお茶目ね10さん!
最高!よ!大将!びっくりよ!なんだ!こんにゃろう!瀧井耕作だと!
無限抱擁じゃねぇか!あんた最高だよ!しかし確かに俺若いんだよ!
しかし若いって言っていいのかわからねぇ年齢なんだけどよ!
ついでに禿そうなんだよ!泣けるよな!まだ若いはずなんだよ!
あんさんより間違いなく若そうなんだよ!
よって数々の無礼ここで詫びまして候
これからもこのスレッドよろぴくね。

16さんもよ!そんなナマ言ってねぇで、ウメザキャルオ読めって!
間違っても戦争論2なんか買うなよ!
おまけに福田和也の地開くを立ち読みしようなんて企てるなよ!
あれ、分厚いからな!
しかし時代はウメザキャよ!ウメザキャアアアア!

さて、また明日
2010:01/12/07 18:59
>1さん
思うんですけど、けっきょく本が買えない。
講談社文芸文庫ぐらいでしょ、いま買えるのって。
「ウスバカ談議」とか軽くてよいものだって絶版でしょう。
あれも、いんですけどね。つってもね、売れないだろうから。
21憤懣やるかたない1:01/12/07 19:39
そうなんすよ!10さん!びっくりじゃないの!手に入らないの!
ほとんど売ってないの!本が!文芸文庫で二冊だけ!桜島とボロ家だけ!
しかし私は桜島温泉浸かって湯冷ましにざる蕎麦喰いながら桜島読んだよ!
って今そんな牧歌的話題をしている場合じゃねぇ!手に入らないの!
出版社の怠慢よ!弱者切り捨てよ!デジタルデバイドよ!いや関係ねぇ!
問題は近所の市民図書館がしょぼくて全集も置いてねぇの!
全集でも沖積舎の新しいので昭和59年で、
古本屋に出回ってる新潮社のが昭和41年たってさ!
なんなのさ!昭和ってのは!今は平成よ!平成13年よ!
新宮様もポンと生み落とされちまったのよ!やい!目出度い!
ってことで筑摩文庫で新全集出しやがれ!

といったわけで、筑摩関係者様が読んでいらしたら
隠れウメザキャーの魂の叫びを聞き入れ一肌脱いでくんなまし。
ウメザキャーとして私はそれまでハンストを続行します。嘘です。

さて帰ります。来週月曜日までこのスレッドがあるか。10さん後は任せました。
あなたに第一回ウメザキャ賞を贈呈します。ありがとう。
22吾輩は名無しである:01/12/07 19:44
文庫版全集出さないかな〜かつての円本・文学全集ブームの如く・・
2310:01/12/07 19:53
>1さん
つうか、あたしも会社からやってんのでね。
任せられても、困るのですよ。
また月曜にきてみますがね。
24吾輩は名無しである:01/12/07 22:27
文庫版全集については、昔読者アンケートで何回かリクエストを出した事があります。
でも、よく考えて見ると沖積舎の前に全集を出していたのは筑摩なんですよね。
こりゃ、望み薄かなぁ。
25吾輩は名無しである:01/12/11 01:15
梅崎は偉大すぎて現代日本人には読まれない。
でも読んでいるやつは読んでいるよ。
いんだよ、それで。わかるやつだけ読んでれば。
今の時代、それはじっと胸にしまっておこう。
26:01/12/11 10:45
わたしはそれを思い出す度に
しんしんと体がどこかに沈み込んでいくような感じがするね。
人間というものはとにかく独りぼっちというような。
                      −−「狂い凧」
271:01/12/12 19:29
泳ぎ出すことだけが自分の意志で、あとは運命に任せる。その気分の動き。
                            −−「幻化」
28吾輩は名無しである:01/12/13 05:06
そんなに多くを読んでるわけではないんだけど
この人っていつも主人公にイラつかせたり
危機感をもたせたりする根拠をしっかり描きこまないから
なんか小説全体が宙に浮いちゃってる印象を受けるんだけど。
私小説が評価されてた時代だったらいいけど
今になっちゃうとそのへん風化しちゃってるなって気がする。
しっかり読み込んでる人、どう?
29:01/12/13 10:37
>>28
>この人っていつも主人公にイラつかせたり
>危機感をもたせたりする根拠をしっかり描きこまないから
>なんか小説全体が宙に浮いちゃってる印象を受けるんだけど。

何を読んで、その印象を受けたのか分からないけども、
梅崎作品の主人公は前提としての「疲弊」の中にいるから、
奇妙な浮遊感は常にあるかとは思う。
その離人症的な感覚の中でぬらっと「赤の他人」が現れる。
処女作「風宴」から「幻化」までその感覚は一貫してるかと思う。
笑劇的な作品でもその姿勢は変わりませんね。妙に強迫的です。
個人的にはその感じがたまらないのだけどね。

>今になっちゃうとそのへん風化しちゃってるなって気がする。

たぶんその「風化」というのは違う意味で梅崎作品としてキーです。

ちなみに彼は戦後派として括られるから、
むしろ私小説的なものが失笑された時代ではないかな。

28さんには「Sの背中」「ボロ家の春秋」等
のお笑い系をお薦めしますよい。根拠求めずに愉楽してみてはいかが。

あ。しまった。1なのに真面目に答えてしまった。
30吾輩は名無しである:01/12/14 07:08
重度のアルコール依存症だったという話も聞きましたが、実際の所どうなんでしょうか?
『幻化』を読むと、そう思える部分が散見されるのですが。
31吾輩は名無しである:01/12/14 17:32
実際そうです。
32かばん:01/12/14 19:00
「ボロ家の春秋」・・・・。
中学生の頃、大好きでした。読んだ当時、2日か3日くらいのあいだずっと、
この小説のラストに描かれている崩壊寸前の家の中でふたりの男が暮らしてるイメージが
頭の中からぬけませんでした。
これ以外、梅崎作品は全く読んでないのですが。
すいません。ちょいと油断しておりました。
レスなんざついてないと踏んでおりました。
最高ですよ。かばんさん。こっそりレス。

そんなあなたは素敵なご体験をお持ちです。
第二次成長期の梅崎体験ですか。
それはまた強烈そうです。PTSDの症状出そうです。
しかし若いと辛気くさく映るもんかな。

私もあのユーモアの中の崩壊の静止画のようなエンドがたまらないです。
しかしどの作品においてもその「崩壊寸前」であるのが梅崎やないでしょうか。
そんなわけで、ほかの梅崎も読みなさってね。よかですばってん。

しかし、まんまと消えてなくなりそうですね。このスレ。


ご憫笑ください。
              −−「ボロ家の春秋」
34吾輩は名無しである:01/12/31 01:10
age
35吾輩は名無しである:02/01/11 18:34
蜆あげ。
36裕仁:02/02/02 03:16
講談社文芸文庫、本屋に置いて無さ過ぎ。買えませんよ!
37:02/02/02 12:40
このスレッドなかなか沈没しないのが我ながら不思議ですが、
なにはともあれ節分です。
>>36 
文芸文庫の梅崎はでかい本屋行けばあると思いますよ。
案外、文芸文庫も絶版化速度が速いので早うちゲットしとくこと。
あとでいいやと思うとあとがなかったことにあとできづく。
なんだか梅崎的です。近くにでかい本屋ないのでしたら、
オンラインででもね。ちなみに講談社HPから直接買えますよ。
38吾輩は名無しである:02/02/16 01:16
うわー!梅崎、私一番好きな作家です。
「幻化」の最後、

しっかり歩け、元気出して歩け

時々心に言い聞かせてみたりします。
なんか、肩の力抜けた感じが好きです。
なんとゆーか、生きていかねばならない人間の孤独というか。

突然割り込んですみません。
39吾輩は名無しである:02/02/16 01:21
梅崎の過去スレは、充実する前にジャズスレと化して沈んだったっけなあ…。
40裕仁 :02/02/16 01:58
>>1
サンクス。HP見てみるよ。
411:02/02/18 15:24
沈没間近であったスレッドにて「突然割り込んですいません」などと
嫌味スレスレのしおらしさを発揮する38さん。
>なんか、肩の力抜けた感じが好きです。
>なんとゆーか、生きていかねばならない人間の孤独というか。
善いことおっしゃりますねぇ。まさにそんな空気を嗅ぎますねぇ。
面はヘナヘナ弛緩してんのに、奇妙に堅くこわばった背中とでももうしましょうか。
あーこいつは疲れていやがるなぁ、とか思ってしまうですね。
幻化は没頭もいいですね。オイルが窓を染めていく絵は
何ていいますか、すげぇですね。

39さん。
過去スレみたくジャズだろうがポルカだろうが横道それることも
また梅崎の本望であろうと思うので、皆さんも適当に参加してくんなせ。
すべからく緩く逝きましょう。
421:02/02/18 15:26
没頭→冒頭。スマソ
43吾輩は名無しである:02/02/18 21:25
幻化は冒頭の機内から、主人公と映画会社の社員が登場しますが、
あの二人は同一人物の分裂かな、と、幼稚な読み方をしますた。
そうでなければ映画と文学をめぐる状況、と、そんなくだらん読みしか…。
こんな僕の間違った読み方を誰か正してくだされ。
換喩とか用いて、誰かスカッとする読み方おしえてくれええ。え〜ん。
4438:02/02/19 01:29
>1さん
嫌味でしたか?すみません。
てか、上げたかっただけなんすけどね。

梅崎は、「狂い凧」も好きです。
随筆も良いですよね。
梅崎の文章を読んでると、
気張って生きなくてもいいんだ〜って思える。
451:02/02/19 14:33
38さん。最高です。嫌味ではございません。
愛ですよ。懸想です。揚げまくってください。

「狂い凧」いいですねぇ。これも冒頭は梅崎的にすげぇです。
標識ふっ飛んでくるってのは何ですか。呆気にとられます。
しかし、この人はあんま気楽ではないと思いますよ。
相当に気張ってたんではないかと。だからこその投げやりって感じで。
「幻化」の五郎は坊津の浜辺で眠りこけておかしな夢みましたね。
あれはすげぇですよ。もう根源的な疲労ってーのか。
船底の隠れてフナムシが身体を這いずりまわるってのはねぇ。
お手上げです。
461:02/02/19 14:40
37さん。
わたしゃいささかちょろいんで、換喩でスカッドミサイルとはいかんで
すが、まーなんちゅうか、私なりに頑張ってみましょう。
投げやりって感じで。

梅崎作品ってのは、川村湊なんかは「隣人」なんて言いますが、他者っ
てのは間違いなくキーなんでしょう。しかし絶えず相互認識が誤配の
可能性(あえてこんなターム使って)に晒されていくんですな。
荒唐無稽なる齟齬というか、徹底された違和といいましょうか。

例えば「幻化」では、その映画配給会社の男は五郎を自殺志願者だと
思いますね。しかし、蓋あけりゃその男が自殺したいんですな。
そーいう過程に主人公はぎょっとする。
他者の目玉の中の存在する他者=私にぎょっとする。そして、私の
目玉に映る他者に私の不気味な側面を見出すんですね。
つまり、向かい合った目玉があっちいったりこっちいったりと、
乱反射してちりぢりになるんですが、ある一点で奇怪に融合してまう。
ですから、貴兄のドッペルゲンカー説も半ば同意します。同時に
ドッペルゲンカーにつきまとう他者性も見逃してはいかんでしょう。

さきほどの「狂い凧」はそれこそ、双子の話ですね。主人公が死んだ
双子の片割れを回想していくといったものです。そして他者の回想
という迂回路を経ながら構築していく。しかし、その過程で撃たれ
るは自己の背中と考えてもよろしいか。見出すは奇怪な石膏。

「桜島」「日の果て」においてもそんな風ですね。執拗に反復する主題か。
しかしその融合に何ら救済のないところが、なんちゅうか私はたまらん
ですな。やっぱり一人なんすね。その狭さがつきまとう。痔瘻でも患
っているのか、静かに不快感を抱き続ける。つまり疲弊している。
突発的にゲラゲラ笑う。貴様投げてるな。さすがアル中。病者の光学。
そんなわけで、
「しっかり歩け、元気出して歩け」
と呟きながら、我々は掌の紙幣の半切れをただ握りしめるだけである。
とかね。
47吾輩は名無しである:02/03/06 11:09
Sの背中
48吾輩は名無しである:02/03/10 06:05
「桜島」を読んで私は「生き続ける」ことの大切さを教わった気がしました。最近、
戦争中、「死の美学」を鼓吹した保田與重郎を再評価する声を、少なからず耳にしま
すが、そういう時代だからこそ、梅崎を読み返す意義があると思います。筑摩書房あ
たりが書簡や来簡、短いエッセーなども含む完全版全集を刊行してくれれば、と願わ
ずにいられません。
4938:02/03/14 11:58
めっちゃ遅くなりましたが、
1さん〜!
44のワタシの発言ですが、なんていうか、
気張り方がこう、ゆるゆると惰性で生き続けてるっていうか、
なんかうまく表現できないんですが、
仕方な〜く、な感じがするところがある気がするんです、梅崎は。
ものすごく感覚的なことしか言えない自分に腹たちますが、
まぁ、そんな感じです。

仕事で忙しくて、最近読んでいなかったから、
全集を少しずつ読み返そうかと思っています。
50吾輩は名無しである:02/03/26 11:11
ボロ家
51吾輩は名無しである:02/04/06 18:09
デブ主人
52吾輩は名無しである:02/04/06 20:17
梅崎のスレがあるなんて、知らなかったです。一番好きな作家。
「ウスバカ談義」って絶版なんですか、、、もう一度読みたかったな。
あと、遠藤周作が梅崎のことを書いてるエピソードって、どの本のあとがき
でしたっけ?梅崎の辛辣+飄々さが好きです。
53吾輩は名無しである:02/04/19 12:35
たとえば漱石作品での「雨」みたいな。
登場人物の関係が動くときに降る雨。
梅崎作品だとやぱり「風」。
風がふくと悪いことがおこる。
そんな梅崎作品に吹く「風」について何か考えを聞かせれくらせい。
54吾輩は名無しである:02/04/19 14:02
古本屋に「つむじ風」があって、面白そうなので買ってきました。¥1,500でした。
これから週末にかけて読んでみます。

「読んでから書け!」とは言わないで…
55吾輩は名無しである
確かに「風」のイメージがします。乾燥してる感じがしますね、私には。