1 :
吾輩は名無しである :
この間、橘外男の『コンスタンチノープル』と『ウニデス海流の彼方へ』を読んだんですけど、かなり面白かったです。
それまで知らなかった作家なので、面白い作品とかあったら教えてください。
あと、どの作品が今でも手に入れることができますか?
ムショ帰りらしいな。『私は前科者である』『ある小説家の思い出』
に前科について書いてるらしいが、何をやったんだ?情報きぼん。
『ナリン殿下への回想』で直木賞受賞。
『青白き裸女群像』は、国枝と同じく「らい病者の王国」という、現代では
決して読めない作品です。結構すっきりとまとまっていて読みやすい。
で、今手に入るのは『橘外男ワンダーランド』所収の作品だけでしょう。
ちなみに、北海道で横領してますね<前科
4 :
吾輩は名無しである:
橘外男といえば、やはり「蒲団」「逗子物語」という怪談の傑作、それに
「陰獣トリステサ」といった人獣交婚譚がまず思い浮かぶ。だがこれ以外に
も作品は数多い。もちろん「私は前科者である」などの告白体小説も忘れら
れない。「橘外男ワンダーランド」の続刊熱望!!!
「青白き裸女群像」は桃源社から出たのに「ワンダーランド」にはいらなか
ったのは、癩病を扱っていたためだとようやく気付きました。