セルバンテスCERVANTESドンキホーテDONQUIJOTE
1 :
吾輩は名無しである:
読みましたか。
2 :
吾輩は名無しである:01/11/29 15:30
前編は力強く。後編は憂いに満ちた騎士の物語ですね。
読んだ人少ないと思うよ。けっこー自慢できるぢゃない?
3 :
吾輩は名無しである:01/11/29 15:44
僕は原語で読みましたが、キホーテの最後の場面の凄さは、日本語では
なかなか伝わらないだろうと思いました。
4 :
吾輩は名無しである:01/11/29 16:18
岩波から出ている牛島訳は悪くない。
6 :
吾輩は名無しである:01/11/29 21:57
>>3すごいってどういうこと?
サンチョの残酷さってことですか?
スペイン語読めないので少しでも語ってくれたらありがたいですが・・・
それはともかく、『ドン・キホーテ』のスレが出来て個人的にとてもうれしい。
>>1 いわゆる「ドン・キホーテ」の正式なタイトル(日本語訳でいい)
を教えてください。マジに。
>>7 EL INGENIOSO HIDALGO DON QUIJOTE DE LA MANCHA
才知あふるる郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ
後半は、
EL INGENIOSO CAVALLERO DON QUIJOTE DE LA MANCHA
才知あふるる騎士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ
9 :
吾輩は名無しである:01/11/30 21:04
10 :
夜の果ての名無し:01/11/30 22:54
このレスのつき方を見ると、なかなか読まれてないんだなあ、これ・・・
『失われた時』なんかに比べりゃはるかに読みやすいのにね。
12 :
吾輩は名無しである:01/11/30 23:41
知ってるよ。
大体、深夜まで営業しやがって
近所の住民は大迷惑なんだよ。
寝られなくって。
商品の陳列が乱雑なら、それでいいってもんじゃねーんだよ!
13 :
吾輩は名無しである:01/12/01 00:26
>>12 周囲の人間は大迷惑。まさにドン・キホーテそのものだね。
14 :
吾輩は名無しである:01/12/01 00:29
15 :
吾輩は名無しである:01/12/01 00:39
16 :
吾輩は名無しである:01/12/01 00:41
>>15 そうか・・・
ならいいんだ、スマソ・・・・・・
17 :
吾輩は名無しである:01/12/01 00:41
行ったよ。安かったよ。
18 :
吾輩は名無しである:01/12/01 01:03
結局ジョイスくらいしかドンキホーテを越えてないね
もちろん凄い作家は沢山いるけど
ドンキの歴史性を考えると凄いインパクトってのは無いね
19 :
吾輩は名無しである:01/12/01 01:26
20 :
吾輩は名無しである:01/12/01 01:40
フエンテスって?
21 :
吾輩は名無しである:01/12/01 11:18
一般的に風車に戦いを挑んだ話としか知られてない。
本の厚さを見て驚いた奴もいた。
読めばおもしろいのに、その読む力もないみたい。
22 :
吾輩は名無しである:01/12/01 12:29
>20
カルロス・フェンテス「セルバンテスあるいは読みの批判」。
名著。必読。
23 :
吾輩は名無しである:01/12/03 00:24
牛島さんの訳ってどうなの?
24 :
吾輩は名無しである:01/12/03 19:42
>>23 これまでの「ドン・キホーテ」の邦訳のなかでは一番読みやすいと
思います。(永田寛定、会田由の分も検討してみた結果です)
>>22 フエンテスはそのとおり、「ドン・キホーテ」を研究するにあたっては、
必読書です。一般向けではないかもしれません。
牛島氏はフエンテスの著書からうるところあって「反=ドン・キホーテ論」を
書いた感が強いです。
>>24 ああ、どうもレスありがとうございます。
私も3行以上のレスを書きたいのですが(藁、ただ牛島訳と会田訳を読んだだけで
原文も最初の1・2ページぐらいしか見たことのない(ちなみにスペイン語できません)
ど素人なので、
>>24さんのように書いてくれる方がいると心強いです。
確かに牛島訳は読みやすいですね。無理に登場人物のクセ
(サンチョの田舎っぽさとか)を出そうとしていないところとかがいいのでしょうか。
訳しか読んでいない人間なのでいい加減なことしか言っていませんが。
原文のニュアンスを訳出できているという点ではどうなのでしょうか?
もっとも、言葉遊びなどもたくさんあって根本的には無理なのかもしれませんが
>フエンテスはそのとおり、「ドン・キホーテ」を研究するにあたっては、
>必読書です。一般向けではないかもしれません。
>牛島氏はフエンテスの著書からうるところあって「反=ドン・キホーテ論」を
>書いた感が強いです。
フエンテスについては今読み途中なので何ともいえないのですが、
私は『反=ドン・キホーテ論』をかなり興奮して読んだところがあって
結構影響を受けました。『ドンキホーテ』関係の文献では他にナボコフのものなどしか
読んでいないのでわからないのですが、この本は研究という観点から見て
どう映るのでしょうか?
>>25 >原文のニュアンスを訳出できているという点ではどうなのでしょうか?
本質的に違うと私も思っています。ただ訳業の成果としては牛島訳は
普遍性への努力を完遂しているといえます。訳者のこだわりが見え隠れ
するのは日本におけるセルバンテス研究の第一線をゆくプライドが
そうさせるのだと思います。
>『ドンキホーテ』関係の文献では他にナボコフのものなどしか
>読んでいないのでわからないのですが
このあたりの文献の問題や是非については、日本と海外とでは
研究の段階が離れすぎているように思われます。へんな表現で
申し訳ないのですが、言語とかお国の「空気」が全く異なること、
ドン・キホーテ論研究史すら出そうなくらい歴史があること、
などを考えると、なかなか答えは出せそうにありません。
地道に行くしかないと思います。
27 :
吾輩は名無しである:01/12/06 13:33
岩波からしか出てないんですか?新潮は?
28 :
吾輩は名無しである:01/12/06 15:48
ちくま文庫から会田由訳で出てます。
>>27 あと、ちくまにはアベリャネーダ(?)の『贋作ドン・キホーテ』も入っていたような気が・・・
なかなかレスがつかないのでたたき台カキコ
昨日、フエンテス『セルバンテスあるいは読みの批判』を読了。
短い本だけど、中世スペインの文化的状況(カトリック、ユダヤ、イスラムの混交)から説き起こして、
一義的・抑圧的な「読み」(カトリック的スペイン.etc)を解体する
万人の「読み」(読み、読まれるドン・キホーテ)を作品の中で創造するセルバンテスというヴィジョンを提出し、
さらに現代において単一のスタイルに回収されない万人の「記述」を創造した
ジョイスにまで届くという射程の長さに脱帽。
日本では、ここまで大規模なセルバンテス論を書くことは難しい。
明治期における西洋の文物の受容の仕方(英仏独中心)というのもあるだろうし、
何よりも
>>26さんいうところの「言語とかお国の「空気」」の違いというのもある。
とはいっても、素人の自分に出来るのは、周りの人に『ドン・キホーテ』を薦めていくことぐらいだろう。
騎士道物語を薦めるドン・キホーテのように……なんちて。
>27
文庫ではないですが、堀口大學の正編のみの訳が新潮社から出てました。
>28
確かに入ってます。読んだ人居ます?>贋作ドン・キホーテ
私は中公新書の「贋作ドン・キホーテ―ラ・マンチャの男の偽者騒動」
を読んだせいで、ますます読む元気がなくなってしまったのですが…
>>29さん
そうですよ。素人でも「ドン・キホーテ」は必読の価値あり
と周囲に薦めることはいいことだと思います。
読まずとも、また舞台の「ラ・マンチャの男」を観るのも。
32 :
吾輩は名無しである:01/12/07 22:19
バレエでも『ドン・キホーテ』ってあったような・・・
気のせいか?
・・・いや、なんでもないです(w
33 :
吾輩は名無しである:01/12/11 03:13
2月から読み始めてやっと通読完了。
個人的にはサンチョの島統治の辺りが一番面白かった。
あと最後に正気に戻っちゃったのは残念。
騎士ドン・キホーテとしての死に際も読みたかった気がする。
34 :
吾輩は名無しである:01/12/11 04:38
ドン・キホーテ関連のサイトってない?
ヤフーで外国文学探したらスペインというジャンルすらなかった…
35 :
吾輩は名無しである:01/12/11 12:05
>>32 確かにある。観たことないけど。>バレエ
割り人形や白鳥の湖と並ぶ定番らしい。
あと、マスネのあまり有名でないオペラもあるよね。
これも観たことも聴いたこともないけど。
音楽作品だったら、R・シュトラウスの
交響詩ドン・キホーテが一番有名かな。
36 :
吾輩は名無しである:01/12/11 14:53
>>33 サンチョが自分の騾馬に語りかけるところなんかはホロッと来ましたが、何か?
37 :
吾輩は名無しである:01/12/11 22:01
39 :
吾輩は名無しである:01/12/15 06:25
>>36 あのシーンで驢馬に語りかけながら号泣してるサンチョの挿絵にはグッと来た。
あの挿絵も何気に名作だと思う。
40 :
吾輩は名無しである:01/12/15 22:06
玄人の人が来てるのか・・・
>>33 レスのつき方などから判断するに、やっぱりサンチョのバタラリア島(だったっけ?)での
エピソードが人気のようですね。私も好きですが。
逆に、腹抱えて笑うようなシーンってのは読む前に予想していたより意外と少なかった、という
印象があるんですけど、・・・どうでしょうね。
前編のほうで、ドン・キホーテが変な霊薬を作って、飲むなりいきなり胃の中の物すべて吐き出した、
みたいな描写には結構笑わされた記憶がありますが。
>あと最後に正気に戻っちゃったのは残念。
>騎士ドン・キホーテとしての死に際も読みたかった気がする。
これは気になります。
アベリャネーダの『贋作ドン・キホーテ』だと、どういう最後になっているんだろう?
さすがに6巻分の岩波文庫を読み終えたあとにさらに読もうという気にはなれなかったけど(w
42 :
吾輩は名無しである:01/12/18 13:16
>>41 『贋作ドン・キホーテ』の結末では、行方不明だそうです。読んでないけど。
43 :
吾輩は名無しである:01/12/18 16:49
44 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:58
今日、読み始めたが、ドン・キホーテ(・∀・)イイ!!
45 :
吾輩は名無しである:01/12/29 02:59
ちくまと岩波どちらを読もうかな。
46 :
吾輩は名無しである:02/01/02 03:25
ミリオネアの問題で、「ロシナンテは何の動物か?」
っていう問題が出てたが、テレビ板その他を見てるとロバだって思ってた人が多かったらしい。
やっぱ原作の知名度って低いのかな…?
47 :
吾輩は名無しである:02/01/04 08:07
読み始めた。イイ!
下半身まるだしで踊るドン・キホーテにあきれて
サンチョが帰ってしまう場面が好き。
クンデラ「不滅」の中で紹介されてたYO
聖書、シェイクスピアとこれは読んでおかないと
お話にならないとよくいうが、正編の二巻までしかよんでねー。
最初から読み直そう。
49 :
吾輩は名無しである:02/01/04 12:24
>>46 アニメ三銃士のせいでロシナンテを
ロバだと思いこんでいた友人もいたけど、
電波少年の影響も大きいような気がする。
これらのロバは故意にロシナンテと命名されたのか、
それとも勘違いだったのか、どちらだろうね。
50 :
吾輩は名無しである:02/01/11 21:39
救いage
51 :
吾輩は名無しである:02/01/20 02:26
文庫では岩波と筑摩だけでしょう?
52 :
吾輩は名無しである:02/02/07 17:10
やばそうなので あげ
53 :
吾輩は名無しである:02/02/16 15:58
オルテガの「ドン・キホーテ」論関連著書教えて下さい。
あとトーマス・マンの書評も。
54 :
吾輩は名無しである:02/03/03 06:03
>>53 「ドン・キホーテ」とともに海を渡る Meerfahrt mit [Don Quijote] 文芸評論 航海日記 Neue Zuericher Zeitung 1934 新潮全集第9巻収録
某サイトより。関連著書はナボコフのドン・キホーテ講義とか。図書館で一回借りたがあまり深入りできんかった。
55 :
吾輩は名無しである:02/03/09 13:54
岩波で読みました。
ラストシーンではなぜか涙が出ました。
56 :
吾輩は名無しである:02/03/13 22:30
age
57 :
吾輩は名無しである:02/03/25 11:54
age
58 :
吾輩は名無しである:02/03/25 13:47
俺そっくりで涙が出たよ・・・
59 :
吾輩は名無しである:02/03/26 18:02
人間は一生を通して愚かで無謀な事をなしつづけるのかも知れぬ
60 :
吾輩は名無しである:02/03/26 19:06
a
61 :
吾輩は名無しである:02/04/04 21:51
サンチョをケット揚げ
友人が10万`以上走ってる愛車をロシナンテって呼んでたのを思い出したYO
63 :
吾輩は名無しである:02/04/12 21:39
有名だけど読まれていない本のスレは盛り上がらんのかな。
地道に行こうね。
64 :
吾輩は名無しである:02/04/28 17:49
age
65 :
吾輩は名無しである:02/05/05 16:08
age
66 :
吾輩は名無しである:02/05/10 21:28
世界文学史上の傑作100冊のトップです。
おめでとうございます。
67 :
吾輩は名無しである:02/05/10 23:49
>>66 当然といえば当然ですね。小説の祖ですから。
68 :
ドン・キュソーテ:02/05/18 03:07
岩波文庫いつの間にか変わってたね
フェイブラスの霊液(だったっけ)を飲んだ時の惨猪の挿絵が追加されてた
要は改訳されてたのね
読んでみたいけどサラリーマンだから時間が無いぞ(涙
70 :
吾輩は名無しである:02/05/29 17:39
サンチョをケット揚げ
71 :
吾輩は名無しである:02/06/07 16:08
age
72 :
吾輩は名無しである:02/06/27 22:08
らまんこ
73 :
吾輩は名無しである:02/07/08 23:40
age
74 :
吾輩は名無しである:02/07/08 23:58
町田にドンキがオープンしてたよ。
岩波から箱付きの単行本で出てる
「新訳ドンキホーテ」って読んだ人います?
夏休みのレポートの課題と関係があるので
読もうかと思ってるんですけど、コレ一冊
6000円なんですよね。たかっ!
金が無いなら文庫を買えって話なんですけど、
新訳の訳が秀逸だと聞いたもんで。
あれ?書き込んでから気づいたんですけど、
>>68さんの書き込みからすると、文庫の方
も新訳になったんすか??
77 :
ドン・キュソーテ:02/07/10 18:13
>>76 現在出てるのは牛島訳
うちにあったのは永田寛定という人の訳だった。
メリット :「司祭」が「和尚」になっている
デメリット:挿絵少なすぎ/原文からかけはなれすぎ
新訳のほうがいい。と言うか新訳しか売ってないと思う
78 :
吾輩は名無しである:02/07/13 11:27
ドンキホーテ、中断しとります…3巻の途中で。愁い顔の騎士さまはずっと籠のなかに閉じ込められたままです。
やっぱ文章が長くて改行が少ないから読んでて疲れる。挿絵がおもしろくて絵だけ先に見ちゃった。
80 :
吾輩は名無しである:02/07/16 01:04
ホント読むのに時間が掛かるな、コリャ・・・・・
でもこの本は誰も彼もが饒舌なのがいいな。
岩波少年文庫でいいじゃねーか。
厨房のときに読んでそれで十分おもしろかったぞ。
ちなみにアーサー王も最近少年文庫で再読したが、むしろ他所で出てる中途半端な
抄訳よりもはるかに良かった。
なに?ヴァカにすんな!
82 :
吾輩は名無しである:02/07/23 10:46
83 :
吾輩は名無しである:02/07/30 14:10
サンチョパンツ
ケット揚げ
85 :
吾輩は名無しである:02/08/06 19:54
ケット揚げ
86 :
吾輩は名無しである:02/08/06 19:57
ケットワロタ
サンチョと街道かなんか歩いていて前からやってきた
馬車を敵と勘違いしおそってしまうドンキホーテ
あっさりと護衛の者を殺してしまう
勘違いで殺されたやつも殺しちゃうドンキホーテも悲惨だし滑稽だ
ドンキホーテの行為も無意味だし護衛の死も無意味だ
ドンキホーテは思い込みだけで行動して笑わせてくれるけど
じゃあ
実際の人間も思い込みだけで動いてんじゃなのか 正当な動機なんて厳密に
いえば無いんじゃないか
なんて思いました
88 :
吾輩は名無しである:02/08/07 22:04
89 :
吾輩は名無しである:02/08/09 14:03
先日ようやく読了。これを元ネタにしてた膨大な数の小説・マンガ・アニメ
が脳裏に甦ってきました。
「ドン・キホーテを書いたのはセルバンテスではない。後世が書いたのだ。」
「すべての散文は、ドンキホーテのテーマの変奏である。」
を、実感。
ドストエフスキーが『作家の日記』で激賞してまして、半信半疑で
(「偽騎士が風車に突進する話」だと思ってましたから・・・)
読み始めたんですけど。よかったです。
90 :
吾輩は名無しである:02/08/09 22:36
新潮文庫から出た『丸かじりドン・キホーテ』ってどうよ
91 :
吾輩は名無しである:02/08/18 11:50
結局誰の訳が一番よろしいのか
92 :
コギャルとHな出会い:02/08/18 11:59
93 :
吾輩は名無しである:02/08/21 02:21
つーか漏れは買うとリスクが高そうなので図書館で借りた。
結局10回ぐらい返してまたすぐ借りるを繰り返した。完読に約1年。
今の岩波文庫でいいと思うよ>訳
95 :
吾輩は名無しである:02/09/07 21:55
ケットage
96 :
吾輩は名無しである:02/09/25 02:23
>>91 十分の九が粗筋の紹介。「エッセンス『ドン・キホーテ』」に改名すべし。
97 :
吾輩は名無しである:02/09/26 21:59
・・・ということは、原作読むのがタルい人は「まるかじり」の方を読めばいいということですか??
98 :
吾輩は名無しである:02/09/27 10:11
>>97 別にいいが、
もちろんそれで『ドン・キホーテ』を読んだとか言わないようにな。
99 :
吾輩は名無しである:02/09/27 10:14
つうか牛島訳読んでんだけど
牛島信明、今病気で大変なんだってね。
お陰で楽しみにしてたボルヘス・コレクションの最終巻が
読めなくなっちまった。。。
__
|キ|
|ハ|
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|ノ |
_∧ .∧(oノヘ| ̄ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(_・ |/(゚Д゚ )|\ < わしは自分が何者であるかよく存じておる。
|\Ю ⊂)_|√ヽ \_________________
(  ̄ ~∪ )^)ノ
||` || ( | ( | それがし100getでござる!
'~ ~ '~ '~
101 :
吾輩は名無しである:02/10/05 01:00
ドン・キホーテでレポート書いたYO!
このスレに出てきたフエンテスも牛島信明も使わせていただきました。
何気に2ch依存な自分が怖い(w
『丸かじりドン・キホーテ』、あの大作を良くぞココまでコンパクトに、という
点にはただただ参るのですが、やっぱり原作のおいしいところをかなり削らざるを
得なかったのが残念ですね。あと、巻末の解説はかなり読ませます。当時の
社会状況とかを小説の描写から説き起こしてくれていて、下手な評伝よりも
ずっと詳しくて大いに啓蒙されました。
ドン・キホーテと同時にスペインという国を楽しみたい人にはいいんじゃいでしょうか?
102 :
吾輩は名無しである:02/10/05 01:18
ドン・キホーテのスレあったんだ!嬉しいです。
私も初めて本を読んで涙が出た作品。そして電車で笑いそうになった作品。
未だに一番好きな本です。
訳本を読んだ後に、私も丸かじり・・読みました。スペインでは聖書の次に
売れているとか。一家に一冊状態なんだそうですね。
個人的にはサンチョの名君主ぶりが大好きです。あれってソロモンを揶揄し
てんのかな?
そして挫折の後にロバに語りかける姿にほろりと来ました。
ちなみに丸かじり・・・は絶対に本編を読んだ後のほうがいいと思います。
103 :
吾輩は名無しである:02/10/07 18:40
私のおすすめは牛島氏の「反=ドン・キホーテ論」です。
フエンテスも、既訳の分の検証もしっかりなされていて
読みがいがあります。レポート作成にも役に立ちました。
「ドン・キホーテ」でいっちゃん有名なのは風車との
たたかいですけど、後篇の第3章など絶妙の語り口も
たのしめます。
大江健三郎の「憂い顔の童子」を読んで「ドン・キホーテ」に
興味を持ったんですが、このスレのヘヴィーなセルバンテス愛読者
のかたで大江の新作を読んだ方はいらっしゃいますか?その方面か
らの感想を聞いてみたいです。
105 :
吾輩は名無しである:02/10/08 11:07
やっと後編あげ
オモロイ!
[ドンキホーテ好きの皆さんに連休観光のご案内]
『キューポラのある街』でおなじみ、鋳物産業で
昔栄えた埼玉県川口市の駅から徒歩3分。
イトーヨーカドーの近くに、鋳物でできたサンチョくん
の像があります。何でそんな処にあるのか知らんけど…。
107 :
吾輩は名無しである:02/10/31 16:22
持続age
108 :
吾輩は名無しである:02/10/31 16:41
お尋ねですが、牛島信明訳はどこの出版者の版なのでしょうか。
それから、スペイン語の批評校訂版で最も優れたものはどれですか。教えて下さい。
109 :
吾輩は名無しである:02/10/31 17:03
>>108 出版社については、これまでのカキコを見たらわかりまっせ。
>スペイン語の批評校訂版で最も優れたもの
どですかねえ、あらゆる「ドン・キホーテ論」の参考図書に
目を通すのが一番かと。「反ドン・キホーテ論」の注釈も
充実してるからいちおうあげとく。
110 :
bloom:02/10/31 17:03
111 :
吾輩は名無しである:02/11/05 16:18
ジョイス&')('(I#(# )#=J$#"K=K!|\_P?!"__L!"
112 :
吾輩は名無しである:02/11/18 18:51
久々のケットあげ