エクリチュールの磁場〜現代文芸批評の前線

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1吾輩は名無しである
いわゆるネオアカ以降の若手批評家およびその言説をもとに
現代日本文学における批評の可能性について掘り下げてみましょう。
各文学賞応募者のための傾向と対策がおまけとしてもれなくついてきます(w
2吾輩は名無しである:01/11/20 02:17
掘り下げる前にスレを埋めに来ました
______ __________
         ∨
   ------------- 、____
  /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |___/\○ ○
 /     //     .|| |  \\○○○○
[/______. //[ ]    || |    \\○○ ○
.||     |_| ̄ ̄  .|.| |___\\○○○○
.lO|--- |O゜.|______ |.|_|ニニニニニニl.|○○○○
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||  ○○○○
──`--'───`ー'─── `--' `ー' ┐ ○○○○
                         │  ○○○○
                         │   ○○○○
                         │ ミ  ○○ ○○   〃
                         │  ;:○○ ○○; ’〃、、..
                         | ミ ミ\○ ○゙○ ○/ミ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3吾輩は名無しである:01/11/20 02:20
阿部うざい!寝れ!!
44ゲトーーー:01/11/20 02:23
ゴルァァァァァァァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´

     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
5吾輩は名無しである:01/11/20 02:24
    ∧ ∧        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄( ゚Д゚) ̄ ̄|   <  厨房は寝ろゴルァ
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\   \
|  \           \    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |_______|
6吾輩は名無しである:01/11/20 02:25
5ゲット。
これだけで千続いたら真面目にかくよ。
7吾輩は名無しである:01/11/20 02:26
ずれた。鬱だ。死のう。7ゲット、と信じて>
8吾輩は名無しである:01/11/20 02:28
>6

    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴∴,(・)(・)∴|
  |∵∵/   ○ \|
  |∵ /  三 | 三 |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |∵ |   __|__  | < さんすうからやりなおちまちょうねー
   \|   \_/ /   \_______
     \____/
9吾輩は名無しである:01/11/20 02:29
           彡川川川三三三ミ〜
           川|川\  /|〜
          ‖|‖ ◎---◎|〜
          川川‖    3  ヽ〜  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          川川   ∴)〆(∴)〜 < 俺のことを蔭でコソコソ笑うんじゃない。
          川川      〜 /〜 | お前はチンカス以下だ。
 ビシッ     川川‖    〜 /‖〜 \________
         川川川川    (⌒)川〜
        //::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
       / /:::::::::::|  /:::::ノ__ | .| ト、
       | /:::::::::::::::| 〈 ̄   `-Lλ_レ′
       レ::::::::::::::::::|/::: ̄`ー‐---‐′
10吾輩は名無しである:01/11/20 02:31
いまだ!10ゲットーーーー!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´

     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
11吾輩は名無しである:01/11/20 02:31

       /                    .\
     /                       .\
 \ /                          \ /
   \      ___________     . /
    \   ./       ll         \   /
     | \/        ll          \/..|
     |  |         Λ||Λ           ..|  |
     |  |        ( / ⌒ヽ          .|  |
  .._ |_|         | |   |          .|_|_..
     |  |     >>1よ・・・共に逝こう・・・  ..|  |
     |  |         ∪ / ノ          ..|  |
     |  |          | ||          .|  |
     |  |          | ||          .|  |
     |  |          ∪∪          |  |
     |  |/                   .\|  |
     |  |                       |  |
   .._|/|      _ _ _ _ _ _ _ _     ..|\|_
  / ..|  |   _−_−_−_−_− _   |  |  \
     |  |/_/━ ━ ━ ━ ━ ━\_\|  |
   .._| /_/━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ \_\.|_
     /_/━  ━  ━  ━  ━  ━  ━ \_\
   /  /━  ━  ━  ━  ━  ━  ━\  \
121:01/11/20 02:39
NAM会員ですが何か?
13吾輩は名無しである:01/11/20 02:42
もっと最悪
14川村湊:01/11/20 02:42


         /::::::::::::::::::::::::^::::::::::::\
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /::::::::::/|::::::::/ノ::::::::/ヽ:人::::::::::ヽ
     /::::::::::/ |::://∧::::ノ  ソ ヾ::::::::::::丶
     |:::::::::::/  |/ |ノ |/  ノ  |:::/ヾ::::::::|
    |::::::::::/ :::::::::::::      ::::::::::V:: |:::::::|
    |:::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ |::::|
    | =ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ= |
    |:/丶      /ノ  ヽ      / ヽ|ヽ
    /|/  `─── /   ` ───    | |
   (||        (●_●)        |ノ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     |          l l          | < エクリチュール…
    |      __-- ̄`´ ̄--__      |  \________
    |        -二二二二-       |
    \                    /
      ヽ      _- ̄ ̄ ̄-_     /
       丶               /
       /| \_______/ | ̄\
   / ̄\ 丶           
15ほんとうの1です:01/11/20 02:46
南無会員ですがなにか?
16吾輩は名無しである:01/11/20 02:48
最高!!
17ほんとうの1です:01/11/20 02:48
ナノ会員です何か??
18ほんとうのほんとうの1です:01/11/20 02:52
南野会員ですがなにか?
19吾輩は名無しである:01/11/20 03:13
⊂_ヽ
             ∴  \\
             ∴    \\        これからは、塩おにぎりとして生きなさい
            ∴      \\
                      \\
             ∴        .\\ Λ_Λ
                         Σ(´Д`カラタニ
           ∴              >  ⌒ヽ
           ∴             /    へ \
                        /    /   \\
                        レ  ノ     \\
           ∴           /  /        \\
            ∴          /  /|          ヽ_つ
           ∴          ( ( 、
                       |  |、 \
          ./■\         | / \ ⌒l
          ( ;´Д`)        | |   ) /
          ( つNAMつ      ノ  )   し'
          ( ̄__)__)      (_/


2020番ゲット:01/11/20 03:15
ゴルァァァァァァァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´

     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
21吾輩は名無しである:01/11/20 03:18
 >>1の遺体が成田に着いたぞ!ゴルァ!!
\__  _________
     V        凸\_________/,凸、
           ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、
         [二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ
           ,.-┴―┬┴┐鬨鬩鬨鬩鬨鬨鬩鬨
            /ΛΛ // Λ||L匳匳||卅||匳匯||匳||
        /_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗
  _,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 i゙(}[王i王]I()0コ ―― |―――=|――――――――――〕
 |_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ       ノ      ___l⌒l_ソ
   ̄ ̄`ー' ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄`ー'   `ー'
         _Λ____________
        /
        |  さっさと燃やすぞ!ゴルァ!!
22吾輩は名無しである:01/11/20 03:20
        ∧_∧∩   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       ( ´∀`)/  <先生!>>1は早く逝った方がいいと思います
  __ / /   /     \____________
  \ ⊂ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
  ||\           \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||
23吾輩は名無しである:01/11/20 03:23
〈 激しく
        ∧_∧    ダーレガ     ((( )))
       (´∀` )             (´∀` )
       (つ⊂ )             (つ⊂ )
       | | |             | | |
       (_(_)             (_(_)



                 コロシタ
       ∧_∧_             ((()))_
     ⊂⌒   ○⌒つ       ⊂⌒    ⌒つ
        ̄丶( /            ̄丶( / ̄
           し                し



        ∧_∧    クックロービ    ((( )))
       (´∀` )             (´∀` )
       (つ⊂ )             (つ⊂ )
       | | |             | | |
       (_(_)             (_(_)




      ((  ∧_∧   ンッ
         (´Д` ;)
 ⊂c ̄ ̄ ̄⌒ ̄ ̄ ̄ ̄┴- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄つ
    ̄ ̄ ̄ ̄ \(    *  ;) ̄ ̄ ̄~
           /   ∧   \ >>1
          |  |U\   \
          |  |   \  ( ̄)
          |  |    \ ノ (
          |  |       (    )
          |  |       UUUU         ((( )))
           |  |                   ( ;´Д`)  キモイヨー
           |  |                   / つ_つ
           |  |                   人 Y
         ⊂__ )                  し'(_)
24吾輩は名無しである:01/11/20 03:28

|  >>1の回収に来たぞゴルァ!!
\      
   ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ________      
    ―――――――、     ヽヽ
.   /.  ̄ ̄ ̄//. ̄ ̄| ||____ヽヽ    
  /.    ∧// ∧ ∧| || 2ch  ヽ ヽ            
 [/____(゚_//[ ].゚Д゚,,) || 清掃局  |  |
. ||_    _|_| ̄ ̄ ∪|.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  |
. lO|――|O゜.|____|.||.-――――┴―|
 |_∈口∋ ̄_l__l⌒l | | コ□ニ//l⌒lソ
   ̄ ̄`ー' ̄   `ー' ̄ `ー'   `ー'
25吾輩は名無しである:01/11/20 03:30
             ドッカン
         m    ドッカン
  ━━━━━) )=         ☆ゴガギーン
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい、>>1
     「 ⌒ ̄ |    |    ||   (`∀´ )    \___________
     |   /       |    |/   /     \
     |    | |     |    ||    | |   /\\
     |    | |     |    |  へ//|  |  | |
     |    | |   ロ|ロ   |/,へ \|  |   | |
     | ∧ | |    |    |/  \  / ( )
      | | | | >    |    |     | |
     / / / / |     |    〈|     | |
     / / / / |     |    ||     | |
    / / / / └──┴──┘     | |
26吾輩は名無しである:01/11/20 03:32


    \\ \
     \\  DON!!
    \  〇\  \  
        \ \\     ∧凸∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      \ \\ \ \  (´∀` )_< >>1を攻撃だ!ゴルァ!!
         \ \ \ ̄ ̄ ̄ ̄/   \\__________
          \ /\ \    /     \
      __   /  \ノ   / __    \
     /  /_/      _/  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   / _//  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ _/  ◎ ◎ ◎  \
   | ̄_|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ̄ _| ◎ .┌───┐◎ |
   |__||______|__|   └───┘  |
   |__| \         |__| ◎ ◎ ◎ ◎  /
   \_ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_ \______/
27吾輩は名無しである:01/11/20 03:32
>>1
エクリチュールの磁場〜現代文芸批評の前線を考えるならここも参考になるよ。
理論だけじゃなく親切に応用編とかもやってくれてるしね。
俺もここ読んでからは、小説読んでるだけじゃなくて理論書も読みたいと思ったね。
http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/book/1000416418/
28吾輩は名無しである:01/11/20 03:39
■■■■■■■■■■■■■ 終了 ■■■■■■■■■■■■■
29吾輩は名無しである:01/11/20 13:09
↑醜いマスカキ猿(約1匹)の宴のあと
 ヒッキーってキモイね。
30吾輩は名無しである:01/11/20 14:12
                 /\
                / ヽ\
               /  ヽ \             / \
              /    ヽ \__        / ヽ \
             /  ‐_ ヽ     ―――__/   ヽ \
            /        ̄           / __ ヽ \
           |                          ̄  \
           |                             |
           |        ||                   |
           |  ゝ_  |||/                  |
           |  ( ・ ブ       ゝ__       ┃ ┃   |
           |    ̄         ( ・ ̄ ̄ ブ   ┛ ┗  |
           |              ゝ__ ノ    ━┓ ┏  |   ┃ ┃
           |    __            ̄        ┃  |   ┃  ┃
           |     | ̄ ̄ーヽ                  |   ┃   ┃
           |     |     ヽ                 |
           |     |     |ヽ               |      ━┓
            \   _⊥_    |                |      ┃┛
             \      ̄ ̄ヽ_⊥               |
              \                         |     ┏━┓
               \                       /        ┏┛
                \                     /         ・
                 |                   |
31吾輩は名無しである:01/11/20 14:39
ふえええ、ぶらりと寄ったんだけど、なんでこんなに荒れてるの?
1ってほんとに阿部和重?
そんでもって嫉妬に狂う才能も集中力も持続力も妄想力も文体も見識も恋人も
セクフレも夢も希望もなああああああああああああにもない文学オタ2チャンネラー
が狂ってるの?
がははははは。そうだとしたら、憐れぢゃのう・・・

ネタだよねえ。いくらなんでも・・・
32吾輩は名無しである:01/11/20 15:08
>セクフレ
セフレと略すのが通
33書聖さん:01/11/20 15:17
スレタイトルに惹かれてきてみたら理論コンプレックスの
にわか小説家志望とリストラ厨房に荒らされまくりか。残念。
3431:01/11/20 15:22
>>32 勉強になりました〜♪
35吾輩は名無しである:01/11/20 18:40
以下、荒らしは>>31のカキコが指定した厨房たちとみなす。
36吾輩は名無しである:01/11/20 18:46
てゆっか何かネタふれよ?31=34=35
あ、やっぱ無理か?くすくす。
37吾輩は名無しである:01/11/20 19:13
36=厨房その1
38吾輩は名無しである:01/11/20 19:19
厨房あげ
391:01/11/20 19:41
みなさん今晩は!NAM会員の1です。
てことで厨房38匹釣りage!!!!
40吾輩は名無しである:01/11/20 20:03
ネオアカってニューアカのこと?
41吾輩は名無しである:01/11/21 00:58
31と33はマジで阿部かも。
「ぶらりと寄ったんだけど」「スレタイトルに惹かれてきてみたら」って、
なんかわざとらしくない?
絵文字君がなんでか一人でもりあがってるだけで、
「にわか小説家志望」っぽいレスなんて、まったくないし。
「理論コンプレックス」とか、それこそ「妄想力」がなきゃ思いつかんぜ。
それはそれで「憐れぢゃのう」
4231:01/11/21 01:07
>>41 すんません、わざわざ釣られに来ました(藁
残念ながら31は阿部氏ぢゃありませんYO。わしも彼と同じように職業作家
ではありますけど。皆さんもがんばってくださいね。プロの道は厳しいですよ。
なるのは簡単だけど続けるのはね。んちゃ!!
4331:01/11/21 01:11
>>41
うーん、あったとしてもそれっくらいの妄想力だねえ、君たちは。
残念ですけど、31は阿部氏ではないですよん。あっしもモノカキの
はしくれですが。こんなとこでカキコしてないで、がんばって作品
書いてね。実物で勝負しなさいよ、実物で。闘うのは本屋でね。
じゃ、仕事しまーす!! バッハハ−イ!
44吾輩は名無しである:01/11/21 01:25
「闘うのは本屋」・・・いい言葉だあ。でもそれって、文学オタ2チャンネラー
にはちとつっこみがきびしすぎるんでないかいのう、ばあさんや。
45吾輩は名無しである:01/11/21 02:06
>>41
申し訳ない。わざわざ恥をさらしにきました。
残念なことですが、31を書かれたのは阿部和重氏ではありません。
私も作家の職を得ていますが、まだまだ彼のように注目される存在には
なり得ていません。ここで書きこみをされている皆さん、作家として
生きるのは過酷ですよ。新人賞を取るまでは比較的簡単ですが、
作品を仕上げ、編集者の厳しいチェックをのりこえ、莫大な経費
(ああ、それは皆さんの年収の何倍でしょうか!)をかけて出版してもらい
続けることは並大抵の才能と努力でできることではありません。
現代日本の文学状況に対して何かご不満があるのなら、皆さんも何がしかの本を
出版されてはいかがでしょうか。その作品の存在が、たとえば阿部氏の作品
を否定するような、そういう作品をです。そしてそのような作品の出現
を待っているのは、他ならぬ阿部氏であると思いませんか。
夜も更けてまいりました。家内にちびっといたずらしてから、仕事に戻
ろうと思います。ああ、けふもまたカキコしてしまった。おやすみなさい。
4631=45:01/11/21 02:12
コピペはご自由に!! クスクス。これくらい書いてね、みんな。
47吾輩は名無しである:01/11/21 02:14
乏しい文脈からおぼろげながら判断すると、
とりあえずニューアカに影響を受けた世代と思われ。
東浩紀、島弘之、清水良典、富岡幸一郎、大杉重男といった
50年代以降生まれの世代となるか。
福田和也、スガ秀美はちょっと違うかな。
48吾輩は名無しである:01/11/21 02:45
>>47 はずれ。そんなエライ人たちぢゃないよん。もっともっと
トウシロウに近い奴だよん。でもトウシロウに近いやつでも、
これくらい文体変えられなきゃ、批評がどうのなんてわからんでしょう。
ましてや作家になるなんて無理無理無理無理無理無理無理。
これ、おれなりの1の提起への答え方。
また新しいの書くからね、お楽しみに!!
4947:01/11/21 03:10
はぁ?
私が書いたのは40への答えで1で想定されている人々ということですが?
50吾輩は名無しである:01/11/21 03:14
       _ , ― 、
      ,−'  `      ̄ヽ_
     ,'            ヽ
    (              )
    (     ノ`ー'ー'ヽ     )
    (    ノ>  <(     )
     (   〉 -――-(      )_  _
      `ー'l  ●    (    ノ    ヽ )
   プッ> 、‘ー'ー’ _ノ`ー'      |
          ̄| ̄           |
          /  /7  / ̄ ̄/   /
         `ー´ `ー ´   `―´
5148:01/11/21 03:21
>>49 マジレスありがと! このスレではじめて「対話」が行われたようじゃのう、
ばあさん。自作自演も疲れるが。クスクス。
52吾輩は名無しである:01/11/21 03:25
>>1
ネオアカ以降つーと
東はありゃ文学興味ないし
鎌田と大杉と山城くらい?
何か地味・・・・・
53吾輩は名無しである:01/11/21 03:38
 ネオアカ
ってニュー・アカとネオアコの合いの子みたいなもん?
54吾輩は名無しである:01/11/21 08:48
ヴァカ丸だし
55吾輩は名無しである:01/11/21 08:55
少なくとも、一番馬鹿なのはすが秀実
56吾輩は名無しである:01/11/21 09:55
何か自称作家が何人か書いてるみたいだか・・・暇なんか?
57吾輩は名無しである:01/11/21 11:32
ネオアカってなんなんだよー 何の略なんだよー
誰が言いだした事なんだよー
教えてくれよー
58吾輩は名無しである:01/11/21 13:47
>>57
ニュー・アカデミズム
浅田中沢ポストモダン仏現代思想八〇年代今尻ツボミ
59吾輩は名無しである:01/11/21 20:10
間違って釣れちゃった雑魚が網のなかでいきがってうざいなぁ。
棄てちゃえ! もうかからないでね。
書けば書く程恥をさらしてるともしらずに。
優越感にひたってるつもりが、2CHでも間抜けさらす。
そりゃあんたが生き残るのは厳しいわな。ボンヨーンでワラタ
60吾輩は名無しである:01/11/21 20:47
48は本屋で対話できないからこの板にきてるだけ
やさしくしてageなきゃ
61吾輩は名無しである:01/11/21 21:06
>>59>>60
でもそういう「俺たちのスタイル解ってない奴はダサいぜ!」
って言うのもキモイよ。金井美恵子みたいで
62吾輩は名無しである:01/11/22 19:20
くすくす
63吾輩は名無しである:01/11/22 19:52
くすくすは逃げだ。
文章で論破してみろ。
64あたし:01/11/22 20:35
くすくすさんを、いぢめるよくないよ〜
おしごと、いそがしのだから〜

みなも、がんばって、いちりゅの、さっかになて、
わたしのおみせに、きてね〜
さびす、するよ〜

ゆごはん、たべた〜? こんぴに、ばかりじゃ、からだにわるいよ〜
じぶんのままに、つくてもらて、ばかりだど、あたまにわるいよ〜
まだなら、つくてくるよ〜
まててね〜
65吾輩は名無しである:01/11/22 21:29
>>55
禿胴。
66どお:01/11/22 23:11
2CHのエクリチュール。
ここの磁場は荒れてます!
シニフィエが崩壊する前に脱出してください!
コードを引きちぎりたい人はタガログ語でも書いてください!
感電死しないでください!
コンパスは役に立ちません!
さっさと別のテクストの海へ乗り出せ!
道筋は徴をたどればおのずと明らかになる!
67吾輩は名無しである:01/11/23 00:03
どおって・・・何が?
68あたし:01/11/23 00:06
どおさんを、いぢめる、よくないよ〜
がんばて、がんばて、かいてるんだから〜
ほめられよ、おもて、かいてるんだから〜
でも、タガログご、ぱかする、よくないね〜 どおさん
69吾輩は名無しである:01/11/23 03:40
でたな、妖怪「あたし」!! ここも駄スレ決定ということか・・・
70吾輩は名無しである:01/11/23 20:19
195 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:14
ixionの方が頭が良いと思われ(w


196 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:19
でも性格悪いし、年齢詐称の度合いも甚だしいと思われ。


197 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:24
確かに年齢は疑うな。
でも、ちょっといじると素直に反応するとこが良い(w


198 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:26
基本的には、イイ人だと思うよ。確かに。


199 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:33
ixionといんちきの論戦がまた復活することを
祈って。この二人が今この板で面白いと思われるよ。
情けないけど(w


200 :吾輩は名無しである :01/11/22 16:51
でも、見苦しいゼ。アイツ

ハハハ
  ∧_∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ( ^∀^)<  あほか
 ( つ ⊂ ) \_________
  .)  ) )
 (__)_)    (^∀^)ゲラゲラ シネヤチンカス
71吾輩は名無しである:01/11/24 07:31
(^∀^)ゲラゲラ シネヤチンカス
72吾輩は名無しである:01/11/28 01:01
なにこの板!
73吾輩は名無しである:01/11/28 01:27
内容のあるカキコのできる少数のコテハンが
うらやまして妬ましくて、実力ないくせに嫉妬に身をもむ厨房が
ウヨウヨいる板です。大半は、まともなんだけどね、
粘着の妬みクンがウロチョロする。ウザいね。
74吾輩は名無しである:01/11/28 02:58
少しわかってきたみたいね。
バレバレ
75宵の明星:01/11/28 03:29
名無しがコテハンを語るのは可笑しくないかな。
この板にはまともなコテハンなど一人もいない。
内容のある書き込みもまるでない。
どっちもどっちだとしか思えないんだよね、実際。
鏡を抱えた名無しが自作自演を隠しあってる気がする。
ここはたまにくるところで、あまり入れ込まないほうがいいよ。
お互いにね。
76ixion:01/11/28 03:35
ひでぇな、しかし。本気で全部俺だと思っているなら、掲示板ごとき、と
書いてしまっては失礼に当たるのであろうが、に命をかけてひたすら毎日自作
自演を繰り返し、そうして塀のしての言説をひたすら固めることで中心の不在
を権威化していくことを「俺」は日課にしているわけで、それは「批評」という
名のもとで現在呼ばれている行為が、結局のところ有象無象の思想の援用による
批評対象の押上げか、もしくはある対象を契機として語りながらも結局はそれを
無視する形で自己について語るような、批評対象への焦点化/故意の非焦点化
による「対象」の聖/制化につながってしまうことへの限りない批判としての
行為か、もしくは単に自己をひとつの対象としてさえ確立できない社会に
おける不満や鬱屈を、この2chなる「場」での自作自演による自己称揚で
ごまかしているのか、いずれにしても実人生と芸術、といった古い対比の構図
を持ち出すわけではないが、実生活と掲示板、という2つのミリューが「俺」
なるものを支配し、抑圧していることを暗に示している。

…て、バカか俺は^^;

ちょっと正直、今の文芸批評ってどうなんすかね?丹生谷のスタイルは嫌いだし、
まさか「文藝」の小手先芸が文芸批評の新しいスタイルとも思えん。
国文学では地味ーにいい仕事をしているもう大家の批評家たちがいらっしゃい
ましまされておられるわけでしょうが、若い奴って文芸批評なんてするんかね?
77吾輩は名無しである:01/11/28 03:49
ixionさんって「職業作家」だったんですか。
残念です。
78宵の明星:01/11/28 04:02
初めまして。最近きたばかりで、たまに2、3度書き込みしただけ
の素人です。お名前はよく目にします。ヌーボーロマンについて真
面目に語られていた、ほとんど唯一の方ですよね。読むばかりであ
まり書き込む気がしません。時折見受けられるIPとかで覗かれてい
る気がするので。本当はアドレスを入力してほうがいいのかな、と
も思いつつ、なんだか恐くて。
いわれてみれば「今の文芸批評」はほとんど読んでいないな。
「作品」の質そのものは、実は上がりつつあるのかな、とも思うん
だけど。
79PS:01/11/28 04:19
丹生谷という人は文学を隠喩として方向づけているだけだと思う。
「わかりたい」人にとっては最良、それ以上ではないかな。
80ixion:01/11/28 06:24
ン!?「職業作家」ではないですよ。俺は詩がない胃血社下位人、
と変換遊びしてみたり。

ヌーヴォーロマンについては、どうも批評の道具として語られ過ぎ、
またある意味で「規範」であるかのように扱われ過ぎていますよね。
例えば、渡部直己が「小説なる欲望のかたちが、何ものかを問題に
するさいの鉄則は、その対象を具体的に描くことにある」と書く
とき、これはおそらく細部の描写により現実の時間と記述される
時間とのズレを徹底して示すヌーヴォー・ロマンのことを斜眼に、
かつ、描かないことによって逆にその逸らされた眼差しの奥にある
秘されたものを権威化してしまう、いわゆる「ブンガク」らしき
ものについて語っているのでしょうが、この「具体性」の徹底が
逆説的に抽象的な批評の枠組みとなってしまう(まぁ、より正確
に言えば抽象の徹底が行き詰まった時に、一種の打開策として
具体への信仰が生まれたわけですが cf.)ロブ=グリエの
『新しい小説のために』)ということに、皮肉を感じつつも
それを「読んで修行しろ」なんて『ガイドブック』で言っちゃう
のが、渡部直己の真面目なところですね。と、いちおう文芸批評
の話に持っていってみる。
ビュトールの『中心と不在のあいだ』なんて読んでいてつくづく
思うことは、文学というのは(少なくともこの国では)「嫉妬深い
神を信仰する民が集う都市」であり、それをあたかも「首都」で
あると思い込む幻想が、文学を閉鎖的なものにし、また文学という
城塞都市から見れば「場末」となるであろう、さまざまな書物の
形態の抑圧(裏返された嫉妬…)を生んでいるわけですね。
81ixion:01/11/28 06:24
「帝国の首都においては、中心部―場末の対立、城壁内地区(イン
トラ・ムロス)と城壁外地区(エクストラ・ムロス)との対立は、
都市―田舎の対立を反映していますが、この後者の対立を維持する
ために、より広大な新しい城壁ができて、拡張中の全体を際立たせ
て、その新しい城壁のさらにさらに周囲に、新しい場末が生まれて
はまた次なる新しい城壁に飲み込まれていくということもあるで
しょう。こうした環のひとつひとつは、古代メソポタミアの段塔
(ジッグラト)や、ブリューゲルの描いたバベルの塔の各階層の
ようで、そこに社会階層がひとつづつ配置されるのです。この環の
ひとつの一方の端からもう一方の端へ行くためには、中心部の環を
いくつも通らねばなりませんが、中心に近づくにつれてそれらの環
はますます力を感じさせ、試練と屈辱を増してゆくことでしょう。
やがて、至高の城壁のなかに入ろうとしても、もはや手前の介在
部分をぐるぐるまわるしかなくなる――それは都市の中央にある
禁じられた都市です。」(M・ビュトール『中心と不在のあいだ』)

この引用を下敷きに、禁じられた至高の城壁こそ文学であるかの
ように扱う幻想がいまだに維持されているとしたら、それは恐ろ
しい錯誤であり、不可侵のものがまさにその不可侵であるが故に
神聖となる、そんな嫉妬する神としての傲慢な「文学」が維持
されてしまうことになるのです。時折、文芸批評自身が打ち壊し
としての力を失い、城壁の建築に手を貸してしまうのは嘆かわ
しい限りです。実際には、ボルヘスの「帝国の地図」ではないが、
もはや帝国自体が消えた後の地図がその帝国の姿を忍ばせている
だけであり、いやむしろ最初から地図しかなかったと考えるのが
妥当ではないだろうか、と俺は思っています…。
82吾輩は名無しである:01/11/28 07:44
>>81
しかしもはやその地図しかないからこそ
逆に全ての可能性があるらしいのですよ、渡部はんによると・・・・・
それにしては日本で誰かいるのかね
何かこう、欲望全快みたいな作家って・・・・・
83吾輩は名無しである:01/11/28 07:53
全く関係ないが金井美恵子で唯一エエのは
『岸辺のない海』やでえ
唯一「言葉」以外のものに欲望を向けとるのでんがな
書くことの始まりに向かって書く・・・・・ああ・・・・・・
あとはあきまへんまんがな
84ixion:01/11/28 08:00
>82さん
らしいね、どうも。
ま、山城とか東(は小説を楽しめなさそうな読み方しかできないね
、全く)とか丹生谷なんかよりは、本を「読む」ことの楽しさに
近づいて批評をしているとは思うが、近づくことが必ずしも愛する
ことではないのだという断章/警句的な言葉が浮かんでくるのが
「文学」であって、それは遠すぎるとぼやけて白紙の空間に取り
込まれ、かといって近づきすぎると意味をなさない記号に還元
される「文字」と似ているのであり、ふと思いついてみればこの
「文字」と「文学」も近接と遠隔の狭間でこそ分別可能であるの
だ、といったことを呟きながら批評してるのかな、渡部直己は。

なんかさー、みんな作家として禁欲的ちゅうか、おとなしく構図を
なぞるっちゅうか、もちろん「賞」から出発するとしたら多少は
保守的にならざるを得ないんだろうけれども、行儀がよすぎて
欲望を押さえつけているような気がする。
でも、無理だよなぁ、欲望も平坦にならされてしまった戦場じゃ…。
85吾輩は名無しである:01/11/29 23:22
東のオタク評論でたがどうよ?
86吾輩は名無しである:01/11/29 23:27
>>85
全く面白くありません
「週間読書人」の宮台との対談の方が数倍マシ
カムバック!「存在論的、郵便的」の頃の東!
87ixion:01/11/29 23:59
HTMLと「見えるもの/見えないもの」のところなんか酷かったな…。
ウェブの世界では見えるものが確定的ではない、って、あんたそりゃ
文字全般、記号全般確かではないですがな。見えるものの状態が
確かになる、なんていうのは、一方には記号自体が持つ選別性の話で
、もう一方にその記号を受け取る側の意思による選択があり、その
2つの妥協点がどこに見出されるかによって「見える/見えない」
なんて対立が初めて有効になるんでしょうが…ま、いいけど。
どーでもいい本だったね。その後に読んだ南條竹則『蛇女の伝説』
(平凡社新書)が久々に知的興奮を掻き立てられる本だったので、
なおさら東の本からは何一つ興奮を与えられなかったことが、
強く印象付けられてしまった。やっぱ南條先生は凄い人だったのだな、
と、そんな人の前で堂々と詩を誤訳してしまった自分を恥じてみる^^;
88ixion:01/11/30 00:05
あと1つだけ、東に聞きたいんだが「データベース消費の欲望」と小さな
物語の横滑りをポストモダン型の知性と結びつけようとしてるが、
んじゃあ古代の写本に対するスコリア(欄外注釈)型の欲望はどうなるん
でしょうねぇ…。
89吾輩は名無しである:01/11/30 00:16
ixionは文章「表現」の修行を要するな、志あるんなら。
なきゃ、ま、いいけど。
90吾輩は名無しである:01/11/30 01:00
東は「動物化」を肯定してるの?
宮台との対談でファシズムになる恐れある言うとるがな
文系も「あえて」もあるべきなのでは?
と言うか「動物化」って単に「馬鹿」って事じゃないの?
91吾輩は名無しである:01/12/01 00:54
「愚鈍」ってことなのかな?
92吾輩は名無しである:01/12/01 03:27
愚鈍や馬鹿では、動物化もでけんめ。
人間だから、「動物化」。違いが読み取れんか?
93吾輩は名無しである:01/12/02 03:53
お前こそ違いの読めん馬鹿だ。
94吾輩は名無しである:01/12/02 10:33
ダバダ〜 しかしクリムゾンの「リザード」ってかっこいいねえ。
95吾輩は名無しである:01/12/02 18:35
いやぁ、暑いなココ(w
96吾輩は名無しである:01/12/02 19:56
こらこら、川にはいっちゃ、いけないったら・・・だったか?
「これこれ」、か?
97吾輩は名無しである:01/12/02 21:11
もともとハスミの「愚鈍」て、
betise(アクサン記号ないけど「ベティーズ」な)
の訳で、「獣じみた」て意味じゃん。

人間のみが「獣人」(ゾラ)になる。
98吾輩は名無しである:01/12/02 21:57
戦略なんか立てても無駄ってことでしょ
でもそれじゃ蓮実の
『陥没地帯』も『オペラオペラシオネル』も駄目だね
特に後者は
99Clark Nova:01/12/02 22:50
あ、おれ蓮実さんに「野蛮」って言われたことある。
これって、どういう意味なんだろ?
100吾輩は名無しである:01/12/02 22:57
ケツの周りにクソの拭き残しがあるってこと。
101吾輩は名無しである:01/12/02 23:03
100取られた(鬱だ詩嚢
102吾輩は名無しである:01/12/02 23:23
>101
お前も拭き残しが付いている。
103吾輩は名無しである:01/12/02 23:29
わかってないなあ、拭き残しがおいしいんだよ、ご飯のおこげとおんなじさ。
104吾輩は名無しである:01/12/02 23:47
でも、男の拭き残しなんて...。
105吾輩は名無しである:01/12/14 21:57
現在22歳の俺にはよく分からんのですが
80年台のニューアカ・ポストモダンブームって
その当時そんなに凄かったわけ?
凄いっていうのは、大衆性があったとかなんでも良いけど
106吾輩は名無しである:01/12/17 11:17
そもそも・・・エクリチュールの磁場って、どういう意味なの
ですか?日本語で言うとどうなのですか?
なんで、批評家の人達はすーぐ哲学用語やらフランス語やら
ラテン語やらを交ぜたがるのですか?訳わかるように書けないの
ですか?意味に到達する前に、単語の退屈さに眠くなるのです。
哲学を哲学用語なしに解説しようとする池田晶子の姿勢を
見習った方がいいです。
自分の文章はある程度の教養がない奴には読めないし、読んで
もらう必要もないすぃ〜、とかほざいてる高尚馬鹿はすぐ
夢の島へ逝きなさい。
小説家の真摯な言葉を掬い取って己の心に濾過して残ったものが
何かを『わかる言葉』で書け。『わかる言葉』でな。
知識のひけらかしじゃなくな。どーでもいい外来語や外国語を
ケーキのトッピングやエッセンスみたいにくっつけて
こねくりまわすな、でございます。
107吾輩は名無しである:01/12/17 11:39
>>106 君きみ、批評家と小説家を並べては小説家がかわいそうだよ。

だいたい使える言葉の数が圧倒的に違うよね、批評家と小説家とでは。
小説家の方がたくさんの選択され得る語彙を持っている。批評家
がちょこちょこっと、頭の悪い哲学書から引用してくるのとはわけが
違う。「わかる言葉」で書けないのは、間違いなく批評家がヴォケ
だから。自分の頭では「なんとなく」わかっているんだけど、それを
言語化する能力が低いの。でもってそういうアフォのカキコをありがたがっている
作家もいたりするJ文学(阿部和重、お前のことだよ!)。
哀れみたまえ・・・
108吾輩は名無しである:01/12/17 12:11
>>106
基本的には正しい感覚だし、応援したいんですが、事情は違うんじゃないか
と思うんですよね。結局、輸入思想をやっている訳だから、日本語で翻訳した
ところで、ニュアンスの誤謬が生まれてしまうだろうし、明治時代みたいに
輸入翻訳する人は自分以外にいない、というような状況でもない。従って、
そのままカタカナで紹介したほうが、親切ということになる。
問題は、輸入思想は所詮、輸入思想だということですよ。
109ixion:01/12/17 12:13
>自分の文章はある程度の教養がない奴には読めないし、読んで
>もらう必要もないすぃ〜、とかほざいてる高尚馬鹿はすぐ
>夢の島へ逝きなさい。

>「わかる言葉」で書けないのは、間違いなく批評家がヴォケだから。

ここは同意したいところだけど、ただ「哲学や批評の使う用語は
難しすぎて馬鹿げている」という批判には危険が伴う。ってのは、
それが「考えるのをやめる」ための方便になることもあるからだ。
小谷野敦の本(あれ自体がバカな本ではあるが…)に、中沢新一
の問題でもめた時、東大で公開ディスカッションが開かれて、そこ
である学生が「どうして大学の先生方の使う言葉はこんなに難解
なんでしょう」と言い、それに蓮実が答えて曰く
「それはあなたがバカだからです」
ってなエピソードがあった。ここで言う「バカ」は、何も人格を
否定する下らん批判ではなく、紋切り型を繰り返して何かを批判
した気になる一部の「考えるのをやめた者」に対しての警告だと
思う。批評用語の大半は下らん言葉だが、中には考える助けになる
言葉もあるかもしれない、って視点を放棄してはいけないと思う。

まず「分かる」言葉に対する同意がないと、何が分かって何が
難解なのか判断がつかない。抽象度が高く、いろんなことを言い
当てている気にならせる言葉(例えば「象徴界」とかね^^;)を、
実例なしに用いる時には、注意しなければならないとは思うが…
110吾輩は名無しである:01/12/17 13:11
>>108 輸入思想は所詮、輸入思想だということですよ。
でもね、こういう「所詮」という開き直りこそが
危険というか思考の停止を招くのじゃないかしらん?
輸入思想でも池田晶子は専門用語を用いないで
学究の徒ではない〈普通の人〉に向けて本を書いて
いますよ。少なくともそういう努力をしてる。
(別に池田某のまわし者じゃないけど)

>>109「それはあなたがバカだからです」
このセリフは相手が現役の学生だったからですね。
学生は勉学をする身なのだから「なぜ難解なの?」と
いうセリフは御法度、というより「馬鹿な私にも分かる
ように言って下さい」と言ってるようなものだから
講師は「もっと勉強せぇよ」というつもりでこのセリフ
を吐いたんでしょう。これは正しいやりとりだと思う。

問題は批評をする側が誰に読んで欲しくて書いているか
ということでしょう。作者に読んで欲しいのか(そんで
あなた分かってますね、と誉められたいのか)読者に
読んで欲しいのか、ごく一部の知識層に受けたいのか。
どうも一番最後の層を対象として書いてる人が多すぎる
と思う。論文みたいな文章で。平易に書くというのは
平素難しい言葉で思考してる人達には面倒な作業なの
だろうね。だからストレートに難しい言葉を選ぶ。
でもコミュニケーションということを忘れた行為だ、
それは。そういう批評は当の文学をも殺すと思うね。
111吾輩は名無しである:01/12/17 13:12
110=106 でした
112吾輩は名無しである:01/12/17 13:21
>>110 禿同。そして君の文章もわかりやすいぞ。偉い。
113るー:01/12/17 13:48
ことばのみによって書かれているからといって、誰にも理解しうる
ものとは限らない。誰にもわかるように書くとはまったく予備知識なしで
わかろうとしてる人に対し、赤ん坊にミルクを飲ませるように
ゼロから語りはじめよ、ということになる。そんなのナンセンス!

数学や物理におきかえて考えればわかること。
114吾輩は名無しである:01/12/17 14:05
>113
それもそうだが、批評の用語が一種哲学用語のように
一般的な言葉の地盤から遊離してしまっては困る。
扱う「小説」は、それこそ泥臭い人間のナマを描くのだからして、
それを批評するのに高踏的に独りよがられてはダメ、というだけ。
115吾輩は名無しである:01/12/17 14:25
114の勝ち!!
116吾輩は名無しである:01/12/17 15:43
輸入思想って言うけど
結局自分で発明した思想でなけりゃ輸入ってことになるし、
まるきり他から影響を受けない人間なんていない。
だから輸入思想なんて言ってるのはおかしい。
「あの人はああいうことを言っている」ってわかりやすいかたちで説明するならともかく
まだ日本に耳なじまないような物の考えをさも自分が発明したかのように(←誰がそう思うのか?)
偉そうに喋っているというのも筋違い。
117吾輩は名無しである:01/12/17 16:20
いや、そもそも文芸批評というものが、学問的な領域になって
しまっていて、一般人にたいして開かれたものではない。
そこに問題がある。
しかし世は多品種少量生産の時代。デリダもあれば赤川次郎だって、ある。赤川の読者に伝わるように文芸理論を教えて何になるかということだ。(これを辻仁成に置き換えてもいいよ)
そこで問われるのが、知のレベル。
これだって論じる人の教養度で、いくらでも言える。
調整するのは、市場原理だけだ。
だから訳のわからん用語を用いて文章を書くな、といっても、
それを喜んでいる読者がいる以上仕方がないんだよね。その
読者は見栄のために難解な文章を読んでいるのではなく
(中にはそういう人もいるだろうけど)それはそういう難解臭が
必然でもあるし、快楽でもあるわけ。

だけど、この問題に関して一つだけ言いたいことがあるんだけど、
戦後民主主義みたいな平等意識って、そんなに重要なことだろうか。精神や知識の平等牲をそこまで信奉する人が多いのは、私には
脅威だし、それこそ破壊しなければならないことに思えるんですが。「平易に言えなければ、それは本物ではない」みたいな言説が
蔓延しすぎている。カントやヘーゲルに対しても、そういう理屈を
吐くんだろうか?
118108,117:01/12/17 16:43
輸入は輸入であっても、いいんですよ。
明確にそれが「輸入されたもの」という意識さえあれば。
「所詮」というのは、そこに限界だってあるよ、と言いたいわけ。
むしろ現状のことを考えれば、輸入思想を金科玉条のように扱っていて、その弊害の方が大きいと思うんですよね。
しかし輸入思想でもクレオール化はするわけ。(ここで「クレオール」って何だ? 訳のわからん用語を用いるな、って人が出てくる
ことがこの問題の発端でしょ? しかし、僕はもはや一般用語のひとつだと思って使っている。知らない人はファッションみたいなものにしか感じず、反発する。これは結局、情報量の問題)

>>110
池田女史は、もはや問題にもされていない古典的な哲学を一般人に
書いているだけで、つまりは「高校教師的役割」をしているということ。
訳の分からない難解な文章を書いている哲学者の大半は、
思想の前線から後衛へ向けて、モノを送っている。(これが輸入思想)
それぞれに、意義はあるんだけど、後者にはニセモノも多いから
気を付けようと言うことですよ。ちなみに僕は池田女史にモノを
学ぶレベルの人間だけど、「退屈だなあ。前線にはいろいろあるのに」と判るくらいの不良学生。大人びてるが、成績は悪い(笑)
後継へ
119吾輩は名無しである:01/12/17 19:35
「それはあなたがバカだからです」 と言ったのは、
”分からないのは、話が難解なのではなく、お前が無知だからだ”
ってことも分からない馬鹿だと思ったからじゃないですかね?
120吾輩は名無しである:01/12/17 20:42
>>106以降
別に「輸入思想」でも良いジャン
「輸入」じゃない思想や批評なんて一体何処にあるの?
むしろ「輸入」がない方が閉鎖的で不健全じゃん
 >哲学を哲学用語なしに解説しようとする池田晶子の姿勢を
 >見習った方がいいです。
それは池田が「分からない人に分かるように『解説』したってだけジャン」
「解説」と「批評」や「思想」は違うよ
別にどっちが上ってわけでも無いし
確かにより多くの人に読まれる努力も大切だと思うが
それは絶対条件じゃないでしょ?
もちろん「日本人」は「日本語」って事を過度に「意識」すべきだけど
「日本人は日本人らしく分かる言葉で日本語を使え
 分からない言葉は使うな、外国語は使うな」ってのは
ほとんどファシズムじゃないけ!
121吾輩は名無しである:01/12/17 20:44
↑「もちろん」はいらんね
122吾輩は名無しである:01/12/17 20:57
ところで蓮実スレじゃなくてこっちに書くけど
松山千春が出しとる「SAGA(あってるかどうか分からん)」ってあるよね
あれ以前ちょっと読んだら松山って意外と頭悪いんだなって思ってたけど
今回のはおすぎとピーコと対談してるんだけどさ
おすぎっつーと淀川の弟子を自認しとるわけだけど
「日本の海外で賞取っとる奴は皆蓮実の教え子で
あんなのは自分の四メートル四方の事しか描いてなくてぜんぜんダメだ」
つってるんだけどどうなの?「ハリウッドを目指すとかそういう向上心が無い」
つってんだけどさ、おすぎの褒める映画を観ると死にたくなるよね!
おすぎは質が高くて大衆性(わかりやすさ?)のあるのが良いと思ってるんだけど
大衆批判しまくってるしね!誰かおすぎの本読んでる奴いねーの?
123吾輩は名無しである:01/12/17 21:03
>>121
もちろんはいるよね
124DQN:01/12/18 01:16
蓮実ってだれ?
125ixion:01/12/18 04:10
>「平易に言えなければ、それは本物ではない」みたいな言説が
>蔓延しすぎている。カントやヘーゲルに対しても、そういう理屈を
>吐くんだろうか?

これに同意。ただしヘーゲルはあの大風呂敷の広げ方さえ分かれば^^;
なんとか理解できたような気になれるけど、カントは辛い。恥ずかしいけど、
原語で読めないから日本語と英語で対応させて複眼的に読んでみても、まぁ
理解できたような気になるような気がする程度(苦笑)

で、俺が思う文芸批評は、思想の前に実作があり、実作を解読する方法として
こうも読めるし、ああも読めるよ、そういえばこんなのにも繋がるね、ってな
提示の方法をしてくれるものであって、決して哲学用語の枠組みで「分類」
することではないです。好きなのは文体分析やエッセイ風書き流し批評、また
は万遺漏のないようにこと細かく文献を挙げて比較検討しているものかな。

輸入思想なんて言っちゃえば、だって「愛」や「個人」さえも使えないよ^^;
「愛」なんて宮廷恋愛の歴史から断絶した現代じゃ、みんなが分かったふりする
一見深そうな言葉だけど、どんな歌詞でも反復されるファッションに過ぎない
わけで…あれ、気づいてみると、これって輸入批評用語にも当てはまる?
126吾輩は名無しである:01/12/18 06:36
ヘーゲルは、原文眺めた印象では、幾らでも平易な訳ができそうな感じ。
大体、ヘーゲル自身が、もっと一般の人に読んでもらいたい、みたいな
こと言ってるし、講演は女性にも人気があったって聞く。
あと翻訳の問題ってのもありそう。ただでさえ1センテンスが長くて意味が
取り難いんだから、訳者は、長いなりにも自然な日本語に移すよう最大限
の努力を払うべき。それが、ヘーゲルの意向にも沿うってもんです。

ところで、用語、術語が問題になってるようですが、文学に厳密なテクニカル
タームってあるの? 一つでもあったかしら? 無いと思うんだけどなあ。
そういう枠組みで捉えられないところに文学の可能性ってものがある気がする。

>好きなのは文体分析やエッセイ風書き流し批評、また
>は万遺漏のないようにこと細かく文献を挙げて比較検討しているものかな。

賛成。作品を補強しようとする批評は面白い。
でも解体作業は続く。それもまた面白い。
127吾輩は名無しである:01/12/21 18:00
どのスレで聞けば良いか分からんので何故かここにカキコしまふが、
森毅の『月山』って誰か知ってる?
128あぼーん:あぼーん
あぼーん
129吾輩は名無しである:01/12/21 18:23
↑何これ?
130るー:01/12/21 19:14
>>127
それは森敦でしょ。「月山 鳥海山」は文庫本あるよ。
131てぃむぽ:01/12/21 19:19
>>127
森敦desho?『月山』の作者は。「意味の変容」の作者でもある。
森毅は数学者。
間違えないでティムポ!
132吾輩は名無しである:01/12/21 20:32
>>130>>131
ああ、そうですな、お恥ずかしい・・・・・・
133吾輩は名無しである:01/12/24 18:34
ところで最近の若手批評家で誰かいるの?
東のあのズッコケ方は予想外だったし
鎌田は本出してないけど既にカンロクたっぷりのオッサンだし服スゴイし
大杉は容姿が駄目だし山城は地味だし
誰かいねーのかいねえ
もうそろそろ良いと思うのだが
134吾輩は名無しである:01/12/24 23:55
城殿智行ってどう?
135えたにヨシオ:01/12/24 23:58
紀殿さんの文体は全くオリジナリティーが無いけど書いてる内容は良いんじゃない?
今後に期待。
彼って今幾つなの?
136名無しの通行人:01/12/29 05:22
キドノさんは、69年生まれってどこかにかいてあった
ような。大学のセンセになってから露出度下がったね。
137吾輩は名無しである:01/12/29 08:44
文芸批評って全然興味なかったのですが、
このまえ井口時男というひとの『批評の誕生/批評の死』とか『悪文の初志』というのを図書館から借りて読んで、
面白いと思いました。
お読みになった方はいますか?
138吾輩は名無しである:01/12/30 13:12
誰もよんでないの?
139吾輩は名無しである:01/12/30 16:33
読んで無い。

鎌田、買いだけどな。
千枚の浅田彰罵倒って読んでみたい。
140吾輩は名無しである:01/12/31 11:28
読めよー。
141吾輩は名無しである:01/12/31 13:46
> 読めよー。
井口を?
ほんとに面白い?
何について書いてるんですか? とりあげている作家なり作品なりを教えて。
それから、さわりなりとも引用してみてよ。
それ読んでから考えるから。
名前が貧乏臭い上に、タイトルが・・・引くんだよな。「死」とか「誕生」とか。
(偏見)
142吾輩は名無しである:02/01/02 16:01
ところで中条省平ってどのへんのランクなわけ?
ウチの仏文の講師が「あんなのは仏留学に失敗した落ちこぼれで
         あーゆーバカが批評家になるんだ!大体蓮実なんてのも・・・」
となぜかキレてました。自分は3流大の講師なのに
俺も大学でどういう奴が出世するのかとかは知りませんが
143吾輩は名無しである:02/01/02 16:03
中くらいでしょう、そりゃあ!!
144吾輩は名無しである:02/01/02 17:49
中条だけにか・・・・・
145吾輩は名無しである:02/01/02 17:54
です。
146名無し通りにて((C)U2):02/01/02 20:31
中条は、田口ランディを絶賛しているようなドキュソ野郎ですので、
最下位ってことでどうでしょう。
147吾輩は名無しである:02/01/02 20:38
じゃあ、下条ってことですね・・・


           突っ込んでね、誰か。お願いだから。
148:02/01/03 00:57
エクリチュ-ルって言葉使ってみたかっただけで、
何も分かってないんだ実は、、、
149  :02/01/03 01:27
え!?栗厨瑠
150吾輩は名無しである:02/01/04 12:54
石川忠司!
これ最高!
151吾輩は名無しである:02/01/18 15:00
152吾輩は名無しである:02/01/18 21:34
金井と対談してた城殿智行っつーのは男前だのクラッカー
ヒゲも格好ヨロシイし若い
しかしそのキャラは蓮実を更に純粋化したようなやな感じだなあ
ちなみに俺は 鎌田VS東 よりも
       鎌田VS城殿 を期待するよ
鎌田早稲文でなんか書いてくれないかな〜
153吾輩は名無しである:02/01/18 22:31
エクリチュールのじじばば。
「ばあさんや、エクリチュールは最近どうしとるかのう」
「元気にやっていますよ、おじいさん」
「そうかのう」
「そうですよ」
154吾輩は名無しである:02/01/18 23:49
>>152
でも小さいよ。びっくりするくらい。きどのさん。
155吾輩は名無しである:02/01/24 04:31
なんでこんなに下がってるの?
156吾輩は名無しである :02/01/26 03:44
そういや、キドノさん、鎌田哲哉は嫌いらしい(って言ってた)。
まぁ、群像新人賞で4人(あれ、3人だけ?)が賞取った
とき、キドノさんだけ落選したんだよね。そういう経緯も
あるのかもしれんが、たしかに方向性として正反対だよね。
鎌田のキドノ批判より、キドノの鎌田批判が読みたいね。
157美人系不細工:02/01/26 04:23
>>156
鎌田哲哉は嫌い、ってどの媒体で言ってたの?群像?文学界?早稲田文学?
それとも公開トークショー?
私もキドノの鎌田批判が読みたい。
158吾輩は名無しである:02/01/26 05:13
>>87の書き込みからすると、もしかして
ixionさんはG大出身か?だったら私後輩かも。
159吾輩は名無しである:02/01/26 05:20
>>158
どの辺が?
160吾輩は名無しである:02/01/26 05:20
城殿は金井との対談読んだきりしか知らんしエラソーなこと言えんが
蓮実と金井を足してろ過して2で割ったような感じですね
何つーかこう、純粋培養みたいな
161吾輩は名無しである:02/01/26 05:23
>>159
うちでは、南條先生が講師として「ルバイヤート」を教えています。
162159:02/01/26 05:25
ごめん、書いてから気づいた。
163吾輩は名無しである:02/01/26 05:28
東VS鎌田VS城殿

ふふふ・・・面白そう
・・・ってこれ
浅田VS柄谷VS蓮実
を超ショボクしただけじゃんこれ!今気づいた!
164吾輩は名無しである:02/01/26 23:24
ほい。
165吾輩は名無しである:02/01/26 23:29
週間読書人ではかなりエラそうだった城殿、そーいや、城殿の
文芸時評、蓮実調のまわりくどい文体でした。
166吾輩は名無しである:02/01/26 23:35
>>165
それ読み逃してたんだけど
どんな事言ってたか何か具体的なこと覚えてない?
167吾輩は名無しである:02/01/27 00:27
キャラ萌と
シチュエーション萌してるだけの批評を、
批評と思ってるドキュソ多すぎ!
168ところてん式:02/01/27 01:16
>>163
鎌田=柄谷をしょぼくしたよな人、城殿=蓮実をしょぼくしたよな人ってゆう
図式は納得なんだけど、東=浅田をしょぼくしたよな人って図式が理解できません。
東と浅田って、タイプ違うんじゃない?どこが似てるの?
169吾輩は名無しである:02/01/27 06:47
>>168
ポップカルチャーへの目配せなんかは
辛うじて浅田と共通しているね
170ところてん式:02/01/27 22:55
>>169
なるほど。
171吾輩は名無しである:02/02/04 00:09
磁場じゃないけどロランバルトがいった、
エクリチュ〜ルの零度って結局どういうことなの?
二十歳になったらもう一回読んでみようと思うが、
結局わからん気がするから誰か教えて〜
172にっく:02/02/04 07:00
このスレのタイトルを見るたびに「エクリチュールの墓場」って一瞬読んじゃうんだよなぁ。
173吾輩は名無しである:02/02/18 15:34
ところで今月の群像かなんかの座談会読んだ?
渡部直己と富岡幸一郎が大塚英志に圧倒されまくり。
渡部なんか文藝批評辞めろとか言われる始末。
大塚がスプートニクの恋人とか褒めてんのに反論しねえし。
もう情けなすぎて泣けたよ。
174吾輩は名無しである:02/02/18 15:38
>>173
はあ?渡部とか批判する奴っていっつもその手の揚足取りしかできんのか?
具体的に論理的なこと言えよアフォ!
175吾輩は名無しである:02/02/18 15:48
>>174
あんたは渡部が正しいと思った?
176吾輩は名無しである:02/02/18 16:43
>>175
あれは大塚がアフォなんだよ!
自分でも文学の素人だ的発言しまくっとっただろ!
プロ野球の客席でサッカーはプロ級だが野球は下手なオッサンがほえてるのと一緒だよ!
サッカー選手の意見でも参考になることはあるが基本的に野球とは違うんだよ!
だいたい大塚にまともに反論してもしょうがねえだろ!
でも富岡は馬鹿ね、普通に
177吾輩は名無しである:02/02/22 10:52
エクリ
178吾輩は名無しである:02/02/22 10:57
野球の話題なんかでてなかったよ
179吾輩は名無しである:02/03/01 18:37
age
180吾輩は名無しである:02/03/01 20:20
>>176 熱いな・・・近大生か?
181キンキィ:02/03/01 22:53
英語でキンキーは変態という意味です。
近畿大生は、変態です。
182吾輩は名無しである:02/03/02 00:22
>180
熱いか? おいらは173が寒いんですが
183吾輩は名無しである:02/03/04 02:45
実は安東次男が凄い。
184名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/11 20:27
批評家の池田雄一さんって、最近どういう活動されてるんですか?
雑誌では見かけないんですけど。
185名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/11 22:22
しかし、可能涼介の文章って、どうなんでしょうか?
僕はオーガナイザーとしての彼は高く評価してるんですが。
「重力」は彼が鎌田哲哉を誘ったから創刊できた雑誌なので。

重力公式サイトの自己紹介文で、「劇詩人、矢沢永吉原理主義者。」
って書いてるんだけど、「●▲◆原理主義者」っつう言い回しは、頭の
悪い大学生っぽくて困った。
「●▲◆原理主義者」の●▲◆の部分が、人名だってゆうのが、バカっ
ぽい。
その●▲◆って人物を批判しないって事でしょ?
どんなに偉い人物に対してでも、そう言う態度で接してはマズイと思う
んです。
「アホちゃうか?」とツイ思ってしまいます。

同じ演劇人の文章でも、「季刊思潮」に載った鈴木忠志の文章と比べる
と・・
月とスッポン、って感じかしら?

そんな可能さんですが、Cafe OPALのDiary 2002・3月1日(FRI.)によ
るとhttp://www.cafeopal.com/diary/02/diary020224.html#020301
雑誌「早稲田文学」の大西巨人特集に文章を載せる予定だそうですね。
彼は、他の才能は兎も角として文章の才能は無いのだから、文章は載せ
ない方が良いのでは?と思うのですが。

ワセブンは、質の高い原稿を探せないのであれば、隔月刊ではなく季刊
にした方が良いと思います。
いかがでしょうか?
186吾輩は名無しである:02/03/11 22:31
↑早稲文大西特集?マジでか!?買わねばならんな・・・
矢沢原理主義ってのはギャグでしょう
鎌田がいるせいで軽いノリが消されてしまってるから真面目に聞こえてしまうんだよ
早稲文は他の文芸誌に比べりゃ充分質が高いし隔月で良いよ、薄いしね

つーか・・・・・あんた名探偵か!?
187吾輩は名無しである:02/03/11 22:37
時代はixionから名探偵へ・・・・・
前者は既存のコテハンらしく謙虚で少カキコだったが
後者は積極的過ぎる
どちらが勝つかは誰も知らない
188名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/11 22:45
>>186
あ、あれはギャグっすか?真に受けてしまいました。
早稲文は他の文芸誌に比べりゃ充分質が高いし薄いしね、というご意見、
ハゲ同です。
ただ、あのレベルを維持して貰いたいと思って185 のカキコをしました。

189久々に文学板来たが:02/03/11 23:16
ixionってかなり優秀じゃなかったっけ?
名探偵って「重力」の掲示板荒らしでしょ
それとくらべるのは
190名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/11 23:38
>>189
「掲示板荒らし」と言うよりも寧ろ「戦争機械」と呼んで頂きたい。
191ixion:02/03/12 00:10
ていうか、全然優秀じゃない上に、「重力」自体読む気もしない。
勝手に重力発生させてもいいが、局地的ッぽいし言葉もよく分からん。

現代批評なんてものからは離れちまった。しかし文学の重力から離れた
わけではない。量子論と重力理論をくっつけるようなスバラシイものが
披瀝されたら教えてくれ。

俺はただ本を読み続けて死文の群れを引き連れるだけだ。ただ一言:

何が「戦争」だ。
192名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/12 00:47
>>191
これは本物のixion氏なの?
「全然優秀じゃない上に」の主語が欠けているんですが、これ、常識的に読むと
189 :久々に文学板来たが氏の「ixionってかなり優秀じゃなかったっけ?」の
「ixion」が主語になってしまうんですが、この解釈でヨロシイでしょうか?

>何が「戦争」だ。
いや、189さんに対する冗談だったんですよ、「戦争機械」っていうのは。
それから、「戦争」としてしまうと、意味が全然違ってしまうので、
「戦争機械」と理解して下さい。
193吾輩は名無しである:02/03/12 02:02
188 :名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/11 22:45
>>186
あ、あれはギャグっすか?真に受けてしまいました。

192 :名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/12 00:47
>何が「戦争」だ。
いや、189さんに対する冗談だったんですよ、「戦争機械」っていうのは。

からかわれていることも知らずに「あれはギャグっすか?」と驚く名探偵。
必死に言い返したにもかかわらず「冗談だったんですよ」と取り繕う名探偵。
さあ、みんな、名探偵を応援しよう!
194ixion:02/03/12 12:13
主語なんてどうでもいいよ、別に。んじゃ「俺」は優秀ではない、としよう。

あのね、「戦争機械」なんて言うんなら、ジョー・ホールドマンか北野勇作
(でもいいや、まぁ^^;)でも読んでからにしましょう。たとえ冗談であって
も、「戦争」や「機械」に対する考察もせずに過剰な言葉を用いるのは、
批評的な距離をおかずに言葉にたよっているのと同じ事ではないか?

「俺って〜だからぁ」と言って安心するのと似ているよ。一般化もしくは
特殊化への欲望。

まーいいや。ごめん。「重力」の掲示板(って何だか知らないけどさ)でも
頑張ってくださいな。
195名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/12 19:36
>>194
いや、ドゥルーズ/ガタリ、或いはスガ秀実が用いる意味で「戦争機械」と言ったんで
ちゃんと考察してますよ。
SFとは無関係です。
何か誤解されているようです。
196名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/12 19:40
>>191
>俺はただ本を読み続けて死文の群れを引き連れるだけだ。
こういう事をわざわざ公言するのって田舎臭いですよ、と忠告してみたり。
197吾輩は名無しである:02/03/12 21:28
>>196
じゃあ、ムキになって絡むこともない。
198吾輩は名無しである:02/03/12 22:20
はらたいらに1000点
199吾輩は名無しである:02/03/12 22:23
>量子論と重力理論をくっつけるようなスバラシイもの

ひも理論
無頼と生活の両立
200吾輩は名無しである:02/03/12 23:10
みんな頼むからカキコ喧嘩だけはやめておこうな。
再読するとホント見苦しいよ。他者なんて言葉を使うまでもなく所詮、
ぼくらは赤の他人なんだし。
201吾輩は名無しである:02/03/12 23:26
>>195
おまえさー、ほんとに腹の立つやつだな。

>ドゥルーズ/ガタリ、或いはスガ秀実が用いる意味で「戦争機械」と言ったんで
ちゃんと考察してますよ。

っていったいどんな言い草だよ。

>189さんに対する冗談だったんですよ、「戦争機械」っていうのは

そう言ったばかりじゃねぇか。この無節操なボケナス!

200さん、ごめん。おれ、短気なもんで、こういう輩、許せないんです。
202吾輩は名無しである:02/03/12 23:38
真面目だなぁ。この人たちは。
203吾輩は名無しである:02/03/12 23:41
>>201
ま、カキコしちゃったものはしょーがない・・・
でも201=200では、断じてございません!195さん宜しく!!
204自分は203:02/03/12 23:43
>>202
他スレで色々あったんだよ・・・・・・
205名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/12 23:56
>>203
了解しました。
>>201
あなたは、何か誤解をされているようですね。
私は「無節操」なんかじゃ、ありませんよ。
ドゥルーズ/ガタリ、或いはスガ秀実が用いる意味での「戦争機械」という
言葉を冗談として使ったのです。

私は、「重力」掲示板で暴発しましたが、その「暴発」を「戦争機械」と
表現したのです。
全く無節操ではないのですよ、私は。首尾一貫してるのです。
206吾輩は名無しである:02/03/13 00:03
>冗談として使ったのです。

誰一人笑ってないが?
207名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 00:05
>>193>>194>>201を書き込んだ方は、「戦争機械」という言葉を理解していないようです。
私の書き込みを批判するのであれば、「戦争機械」の意味を調べてからの方が良いと思います。
208吾輩は名無しである:02/03/13 00:09
>>207
『千のプラトー』って面白いの?
209名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 00:12
>>206
まぁ冗談というのは不正確な表現ですね。正確には「からかいの言葉」として言った
のです。
「誰一人」笑ってない、と断言できるのも、凄いですね。
このスレを見てる人を全員監視してるという事ですね。気持ち悪い!
でも、ご苦労様です。
210208:02/03/13 00:23
十分経った。まだかな?
あれって一回古本屋で見てやけに分厚そうだけど
何頁くらいあるの?>>209
211吾輩は名無しである:02/03/13 00:37
僕はまだ見たことないや。不勉強でスマソ。
「ルプレザンタシオン」みたいな造本なんでしょうか>>210さんか、
名探偵さん教えてちょ。
212名探偵 ◇UwZbBfO2:02/03/13 00:38
すみません。いま検索してます。もうしばらくお待ちを。
213211:02/03/13 00:39
あ、スマソ。
>「ルプレザンタシオン」みたいな造本なんでしょうか
これは「重力」が、という意味です。
214名探偵◇UwZbBfO2:02/03/13 00:39
やっぱ◆が出ないな(笑)
215208:02/03/13 00:42
面白かったから心置きなく寝まふ(笑)
216211:02/03/13 00:44
208に同意。明日も仕事だし、ねるねる。w
217ixion:02/03/13 01:00
ふーん、「戦争機械」っていう言葉を知っていれば、それをどの場で用いても
肯定されるのか?「冗談」ならばいいのか?
ところが、あなたが「形式の打破」という意味の冗談で用いたぐらいであろう
ドゥルーズの用語は、国家体制という既存の形式が「ある」もしくは「働いて
いる」場におけるその切り崩しの策であって、その用語を「冗談」程度に用いる
ことで、あなたはその用語が含蓄するところの「遊牧性」とは全く違ったもの
を作り出してしまってはいないか?
だーいたい、あたしがジョー・ホールドマンの名前出して、それを「SFとは
無関係です」って言っちまうところに、あんた自身の遊牧性のなさ、地平の
限界が見えはせんかい?『終わりなき平和』って作品において、ホールドマン
は国家的な形の戦争ではない幻影の戦争を描いているが、それを行なっている
のは遠隔操作される機械であり、またその「機械性」に対して主体的に関わろう
とする人間は集団でその遠隔闘争に「没入」するが故に、境界というものに
疑いを持ち、自我たるものと戦争の関わりに疑念を持つ者もいる。
っていう説明をすれば、なぜその作品を出したのかの「解説」にでもなっている
だろうか?
領土概念/形式を前提とした闘争から、たかが「SF」の作品は考察を先に進め、
確定した「境界」が消失(?)した闘争を描いている。

別に誤解なんかしてないよ、ただ「用語」を使うことは安心感をもたらすけど、
それが全てではないってことを言いたいだけ。たとえ冗談にしてもね。

まーいーや。何か反論でもあるなら書き込んでくださいな。
218ixion:02/03/13 01:07
カキコ喧嘩(笑):田舎くさくて結構。つーか「田舎臭い」って何?
田舎の概念を考察し、それに蔑意を込めて無自覚に使っている自分を
批判でもしてくださいな。

だいたい、あの俺のカキコこそ言葉を無駄に連ねるという意味での「冗(長な)
/談(話行為)」に過ぎないだろうに^^;
219吾輩は名無しである:02/03/13 01:51
ixionとか申す者、スガの書物を2、3冊斜め読みしただけの「田舎者」(蔑意をこめて)など相手になさるな。
220名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 12:51
>>217
ある言葉を知っていれば、それをどの場で用いても肯定されるとも、
「冗談」ならばいいとも思いませんよ。
ドゥルーズの用語は、国家体制という既存の形式が「ある」もしくは「働いて
いる」場におけるその切り崩しの策という意味がありますが、原始社会において
国家体制が出来上がるのを未然に防ぐ、という意味もあるじゃないですか?
その意味で用いたのです。
「重力」という雑誌は現時点では鎌田さんの力が強く、鎌田さんが国家の二つの
頭のうちの司法/教会になる可能性が強い、と感じた為に、それに対抗する上での
「戦争機械」である、と言ったのです。(勿論、「国家」というのは比喩ですが)
221名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 13:35
>>217
「SFとは無関係です」と言ってしまった事に関しては、謝ります。御免なさい。
貴方のレスが単に「戦争」「機械」という風に、独立した言葉だったので、
「戦争機械」とは全く関連性がないもの、と早合点してしまったのです。
ixionさんのレスはちゃんと解説になっていますよ。ありがとうございます。
たかが「SF」などと軽視しちゃだめですよね。不勉強でした。

ただ、関係はあるのですが、しかし、>「戦争機械」なんて言うんなら、ジョー・
ホールドマンか北野勇作(でもいいや、まぁ^^;)でも読んでからにしましょう。
という意見には賛同しかねます。
ixionさんのレスによると、「境界」というのは、機械と人間との間のものという
意味ですよね?
私が「戦争機械」という言葉を使ったのは、国家の形成を未然に防ぐ、という狭い
意味ですので、「確定した「境界」が消失(?)した闘争」を知ってからでないと
使ってはイケナイという類のものではないのです。
ixionさんも言われるとおり、たかが「SF」の作品は考察を先に進めているのでしょう、
進めているが故に、私の「戦争機械」の用法は狭い範囲のものなので、問題ないのです。
「戦争機械」の極一部分の意味を使っていることを、ご了承ください。
222名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 14:09
>>194
>「俺って〜だからぁ」と言って安心するのと似ているよ。一般化もしくは
特殊化への欲望。
と書かれていますが、全然似てないですよ。
そうではなく、複数意味のある言葉の、ある一面のみを比喩として使った、
ということです。

>「重力」自体読む気もしない
とおっしゃる方に、私が重力掲示板に対してどのような意味で「戦争機械」と言う言葉
を書き込んだのか、これ以上説明するのも疲れるので、この辺で締めます。
223名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 14:19
>>196
幼稚な煽りをして御免なさい。
真っ当な根拠もなく、「批評的な距離をおかずに言葉にたよっている」と言われた事に
つい、かっとなってしまい・・・
皆さん、失礼しました。この件に関してのこのスレにおけるカキコはこれで最後にします。
224名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/13 15:15
ちょっと訂正。
>>222の>私が重力掲示板に対してどのような意味で「戦争機械」と言う言葉
を書き込んだのか、
は、「私が重力掲示板に対して書き込んだ言葉がどのような意味で「戦争機械」と
言えるのか」に訂正。失礼。
225ixion:02/03/13 15:29
>原始社会において国家体制が出来上がるのを未然に防ぐ、という意味もある
>じゃないですか?その意味で用いたのです。
>「重力」という雑誌は現時点では鎌田さんの力が強く、鎌田さんが国家の二つの
>頭のうちの司法/教会になる可能性が強い、と感じた為に、それに対抗する上での
>「戦争機械」である、と言ったのです。(勿論、「国家」というのは比喩ですが)

なるほど、分かった。同一化の拒否としての戦争の在り方ね。ただ、それが
「戦争機械」と言えるかどうか、機械の自動/内在機能、または切り崩しの力
としてあなたが「重力」掲示板で作用するのかどうかは俺には分かりませんが。

境界と言うのは、このスレの上の方で書きましたが、イントラ・ムロスか
エクストラ・ムロスか、という、根源的な内/外の対立と融和にまで広がる
ようなものです。ホールドマンの前掲書、もしくはSFの古典とされるもの
(何でもいいですが、例えば『幼年期の終わり』や『ブラッド・ミュージック』
など)では、境界の融解が扱われていますが、それはSF自体が境界を意識
しつつ自由に改変していく、それこそノマディックなジャンルであるという認識
からも理解できるものです。ま、暇と興味があったら読んでみて下さいな。

俺が「重力」を読む気が起こらないというのは、単に怠慢であることがひとつ、
もうひとつは、重力は「越境」を意識しているかもしれないが、それは「重力」
という名前でも分かるとおり、ある地平に落ち着くことを目指しているような
気がするから(ここは読まんと分からんから、暇なときに読んでみます)。
上で重力理論と量子論のはざま、という比喩を出しましたが(ところで、ひも
理論の面白い本が翻訳されました。現代文芸批評よりよっぽど面白いのでは?)
そういった重さと重さのはざまに「ノマディック・データ」としてあるものが
批評じゃないか、と俺は思うわけです。でも読まんと分からんから、ここは
あなたの意見を聞きたいところだが。
(ノマディック・データについて:
http://www.google.co.jp/search?q=cache:Ymr7_YNzU8gC:www.zdnet.co.jp/magazine/pcmag/0104/jd010424.html+%83m%83%7D%83f%83B%83b%83N&hl=ja

あなたは真面目な人だと思うから、俺の知らない批評家さんたちについて、
もっといろいろ教えてくださいな。では。
226吾輩は名無しである:02/03/13 15:35
おお!熱いねえ!い〜な〜こ〜ゆ〜の・・・
どっちも俺から見ればかなり知的なのでどんどんやってくださいな
できれば固有名をバンバン出してくださいね
参考にするんで
227ixion:02/03/13 15:58
あ、ごめん追加。
上で挙げた「ノマディック・データ」は、ネットワークシステムでの
「群れ」としてのデータのやりとりとか、過疎・過密の解消手段としての
いろんな機器や機能の間のやりとりを高める「ノマディック環境/社会」
(については、ここなんか分かりやすいかな?
http://www.wnn.or.jp/wnn-x/kohiyama/system/06_Chapter4.html
のことではなく、定住「しない」という意味での積極的選択を内包する
データの移動の話です。以上。

228( ◆h4LqEqcc :02/03/13 16:06
境界っつーとドゥルーズは『差異と反復』で、知と無知の境界、それが
曖昧になるような領域で書くのでなかったらひとは書けないのではない
かと問いかけている。無知の解消をまって書こうとするのは単に書くの
を先延ばしにすることなのではないか?そのようにしてドゥルーズは自
分の知らないことを書く。科学について書いていても、それはいわばサ
イエンス・フィクション(SF)なのだ。もちろんそれは弱点でもあって、
『知の欺瞞』などが明らかにしたことろだ。
しかし、そのような批判こそがドゥルーズの差異の哲学の批判的機能を
明らかにするのではないか?科学者が打ち立てようとする科学的概念の
同一性を脅かすこと。同一性のもとにある「正しい」科学的概念があり
他方に哲学者による「誤用」があるとするそのような同一性からの思考
を脅かすこと。これも戦争機械の働きであろうか?
229ixion:02/03/13 16:31
>境界っつーとドゥルーズは『差異と反復』で、知と無知の境界、それが
>曖昧になるような領域で書くのでなかったらひとは書けないのではない
>かと問いかけている

この問いかけはめちゃくちゃ重要だと思います。つーか、まぁ結局は
統一された主体の否定なんでしょうが、単にそれを統一/分裂のライン
で捉えるんじゃなくて、曖昧さを引き受けつつ書くことと考える。何か
意味の「ある(確定しうる)」ものを言う必要はない。ただし、書く
ことは事物に関わること、もしくは侵犯することだと考えれば、意味は
事物の方から期待されてしまう。無知は当然だが、知も期待される。
「正しさ」の掌が上から押し付け叩き付けようとする時に、その指の
はざまを縫ってどうデータを移動させていくか。様々なシステムに
同一ファイルを拡散させて、ネットワーク構築すればいいってもん
じゃない。それだと既存の知を超えるものではなく、反復するもの
にしかならないし、ファイルの更新の速度は制約を受ける。

類似や照応からどう逃れるか、これが戦争機械のバージョンアップに
つながるんだと思う。ごめん、現代の批評家について語るスレだったな、
ここ^^;
230吾輩は名無しである:02/03/13 16:57
>科学者が打ち立てようとする科学的概念の
>同一性を脅かすこと。同一性のもとにある「正しい」科学的概念があり
>他方に哲学者による「誤用」があるとするそのような同一性からの思考
>を脅かすこと。

そもそもそんなに「科学」は厳密な「同一性」を持っているかな。
既存の「正しい」ことにも常に疑問をさしはさむ余地はあるだろうし、検証も行われる。
「科学」もまたわかることとわからないことの境目でしか成立しないものだからね。
で、そんなところを脅かしたからって何になる?
「反証」ならともかく「誤用」をするだけで何になるんだろう。
そんなことで揺らぐような「正しさ」ならもうとっくに揺らいでる(ものと思いたい(笑))。
どうですか。戦争機械。
ちなみに「読め」って書かれてるモノ、何一つ読んでないことを添えておきます(笑)
231(+_+;) (=228):02/03/13 17:26
>>230 228ではドゥルーズに即して書いたけれど(戦争機械は
ドゥルーズ+ガタリの概念ですからね)科学に関してはあなた
のいうことの方が正当な気がしてきました。
>「科学」もまたわかることとわからないことの境目でしか成立しない
まさにその通りでしょう。

科学哲学のいう「通常科学と危機の科学」の区別。
科学のダブルスタンダード。
科学には同一性批判はすでに織り込み済みなのだと科学哲学によって
さきの私によるドゥルーズの差異の哲学のまとめかたを批判すること
はできる。

知と無知の境界は知の先端にたってはじめて見えるのであって、「誤
用」に批判的働きなどないともいえる。ドゥルーズは哲学批判であって
科学批判としては無用のものであるということになるかな?

話しが文藝批評からずれているといわれるかもしれないけど
「書くこと」(エクリチュール)をめぐっての話しだからいいでしょ?
232230:02/03/13 18:12
「科学」は二重規範を内在させる「べきではなく」、
もし矛盾する事象があるならば、その矛盾は「見た目の矛盾」であり、
いずれはその間を繋ぐなんらかの事象によって矛盾は説明される「べき」です。
そういう試みの動態が「科学」である、と思う。
「科学」は矛盾をいくらかかえこんでいてもかまわないともいえます。

科学はおそらく「正しさ」の掌を持ちえません。それを降りかざした瞬間に、
それは「科学」ではなくただの「儀式」に落ちぶれてしまうからです。
わたしたちはその光景を十年超通った教育機関において十二分に知っています。
「正しさ」の掌が振り下ろされるときは、「哲学」も「科学」もそれに押し潰される側にあるでしょう。

ほとんどの「文藝」は「儀式」のように見えます。それがどれだけ巧くても、
また感動的であっても、ごく一部を除いた「文藝」は「儀式」にしか見えない。
「文藝批評」については「文藝」以上にそれを感じるのです。
(俺があまり読んでないせいかもしれないけど)
別に「文藝」は「儀式」であってもぜんぜんかまわないと思います。
でも、「文藝批評」までつられて「儀式」をやっていていいんだろうか。

2chですらほとんど全ての言葉が「儀式」です。
もちろんこの文章だって例外じゃない。
そういうことに、俺は「いーっ」となってしまう。
233名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/03/15 00:19
>>225
>切り崩しの力
としてあなたが「重力」掲示板で作用するのかどうかは俺には分かりませんが。

僕にも分かりませんが(w
ただ、意図としては、そういう事なのです。

ホールドマンという名前、メモしておきます。
ご教示頂きありがたく存じます。

「重力」は「地平に落ち着くことを目指しているような」感じは私は受けなかったです。
緩く浅い関係こそが大事、と言っていたので。

⇒のサイトによると、http://isweb34.infoseek.co.jp/diary/mkozuki/Knowledge.html
「重力は回転体において引力からその遠心力を差し引いたものである。」そうなので、
雑誌=回転体という図式でしょうか。

鎌田さん曰く、「浅い人間関係こそが原理(だったかな?)」で、市川さん曰く、
「それだけでは不充分。毎回違うコップ(枠)を壊していこう。今回は流通を」だそうです。
234吾輩は名無しである:02/03/15 16:50
今日の朝日新聞の夕刊でオリンピックの誤審について渡部直己が書いてますが
あの悪名高い野球批評から一貫した論旨なものの
今回の文章は賛同こそされどどっからも文句などは出ない感じです
それはそうと文中も出てくる草野ピコリンはその名で新著出さないんですかね
最近中央公論で書いてたのも本名だったし
235吾輩は名無しである:02/03/15 19:01
批評空間>http://www.criticalspace.org/
のWEB CRITIQUEで
<イチローについて(上)戦術とスタイルの食い違い/トモセ>
が載ってるが以前話題になった渡部のイチローMVP批判と比べてみるとどうでっか
トモセ(って誰?)のほうが説得力があるが
それにしても『批評君感』や『早稲田文学』は何故か野球に手を出すね
特に『早稲文』はそれで一号分使ったし
渡部がいるからかな
236吾輩は名無しである:02/03/15 21:35
説得力・・・ある?(笑)

この人の言う「本来のイチロー」は「しょぼいピッチャーしかいない日本でのイチロー」のことだし、
選手としての「実績」のために足を使ったスタイルに切り換えたのも、
ピッチャーがえげつない、「実績」をあげなければ試合にも出れない、って条件があるんだから仕方ないことだろ。
というか、スタイルを切り換える柔軟さとか才能を賞賛する理由にはなるけど、なんでそれが気にくわないんだろう。

言うまでもないことだけど、日本野球とメジャーリーグのベースボールは「違う」。
例えルールが同じであっても、プレーする人間が違えばそれは「違う」ものだ。
緊張するポイント、声援を、拍手を送るポイントは観る人間によっても「違う」だろう。
イチローは一番打者として実績を残した。賞賛を受けた。
単に「そういうのが気が食わない」ってことを言いたいなら、
ビールでも飲みながら同じようなトモダチと愚痴ってればよろしい。
(下)で(あるいは(中)もあるかもしれない)で発展するのかもしれないけど。

というか、批評空間のうぇぶくりてぃーくって誰でも書けるんかな。もしかして。
金払ったら書ける、のかもしれないな(笑)
237吾輩は名無しである:02/03/15 21:53
>>236
「本来のイチロー」ってのはあくまでも
日本のマスコミなり日本人なりがメジャーのイチローを日本のイチローと同様に語ってること
彼らの言うイチロー像のことでしょう
メジャー版イチローはそれでいいし、
それを日本版イチローと同一視して美化し過ぎってことじゃないの?
だからこの人自身はメジャー版イチローを褒めてるんだよ

つーかトモセって誰ですかいな?
238 :02/03/15 22:03
結局ブンガクって科学にコンプレックス持ち続けてるのね
239吾輩は名無しである:02/03/15 22:10
↑氏ね
240236:02/03/15 22:26
>>237
そうかなぁ。どうあれこの人も「目的と手段が一体化してないのは問題だ」と、
一つの「美学」を言ってるだけに思えるんだが。まぁ続きによる。
でも、メジャー版「のほうがいい」っていうのもまた雑な考え方だよね(笑)

>>238
友情にも似た、ね(笑)
241ixion:02/03/15 22:58
>「重力は回転体において引力からその遠心力を差し引いたものである。」
そうなので、雑誌=回転体という図式でしょうか。

ふうむ。ただ重力って、基本的な力の中では一番弱い力だけどね。
そこがいいのか。電磁的な斥力は働かないけど、重力による相互に
引き合う力もそれほどではない、のか?

パスカルの「幾何学の精神と繊細の精神との違い」でも読んでください
>238
242吾輩は名無しである:02/03/16 02:44
>重力による相互に引き合う力
これ以外にどんな「力」があるんだろ?
っていうか何の話?
243吾輩は名無しである:02/03/16 02:58
物理学的比喩や幾何学的比喩を濫用するのは現代文藝批評の特徴です。
科学者は比喩の理解が苦手なようで批判の対象となります。

ちなみに物理学では4つの基本的な力があるとされています。

 重力、電磁力、強い力、弱い力

参考までに
http://ccwww.kek.jp/public/class/particle/force.html
244吾輩は名無しである:02/03/16 21:30
・・・それはそうと、今週号の『週刊読書人』一面目の編集部の囲み記事に、
「スガ・タカ論争が、2ちゃんねる等のネット上で静かな波紋を拡げている」
云々と出ていましたね・・・。藁
245吾輩は名無しである:02/03/16 21:56
>物理学的比喩や幾何学的比喩を濫用するのは現代文藝批評の特徴
そうなのか・・・ピンチョンあたりがはるか昔に使い尽くしてしまったとばかり
思っていたのだが。古典へ回帰せよってことなのかなあ、重力。
246ixion:02/03/17 00:44
ていうか4つの力は別に大それたものでもなんでもない常識だと思うが如何?
いまさら「重力」って何だろう、というのが正直な感想<雑誌名

まぁいいや、読んでからにしよう。
247吾輩は名無しである:02/03/17 03:26
>>246
>ていうか4つの力は別に大それたものでもなんでもない常識だと思うが如何?
>いまさら「重力」って何だろう、というのが正直な感想

雑誌の造作も昔風。れに戯曲載せてるし。れに古井もあるし(ちょっとなんかに媚びてる?)。

「重力」ねえええええええええええええええええええええええ。
ベクトル、でしょ。測定されることを期待してるってことかな。
寂しがりやさんたちの集まりって感じがするよ、タイトルからすると。
雑誌は内容も大事だけど「ほぼ看板」だからなああああああああああ。
248吾輩は名無しである:02/03/17 03:34
え と あ が 多すぎ(しげお)>>247
249吾輩は名無しである:02/03/17 03:47
>寂しがりやさんたちの集まり

谷川俊太郎の詩を思い出しました。

    万有引力とは. ひかれあう孤独の力である.

あ、重力じゃなかったね。
250偽イタロ・カルヴィーノ:02/03/17 09:34
>>246

誌名の「重力」って、シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』から獲ったんだろうなと
思ったけどね、初めて聞いたとき。まだ実物を読んでないからわからんけど。

「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。―ただ「愚寵」によって、である。
251偽イタロ・カルヴィーノ:02/03/17 09:38
うん、中上健次『重力の都』じゃないことは確か(笑)
252吾輩は名無しである:02/03/17 09:59
読んでないのに云々する人多いね
まあ俺も座談会前半とスガのインタビュー立ち読みしただけだけど
253吾輩は名無しである:02/03/17 11:49
読まなくてもいいんじゃない・・・っていうと極端だけど、雑誌のタイトルや
造作だけでも議論になる・・・っていうか見てくれが汚いのでお金を出す気
にならない。一瞬手が伸びかけたけど、いつのまにかSWITCH買って
たよ(w 立ち読みで終わらせるには厚い。かといって図書館に入るとは
思えない・・・果たして彼らの努力は報われるのであろーか?
まあ、漏れみたいなめんどうくさがり屋ばかりじゃないと思うけど。
しかし見た目ほんとに美しくない雑誌ですね。
254吾輩は名無しである:02/03/17 12:10
いい加減こういうスレには筒井オタの嫌がらせがあるね。
255吾輩は名無しである:02/03/17 12:13
へへへ(ボリボリ
256吾輩は名無しである:02/03/17 13:00
>>254 たまにはあっちのスレに逝ってあげてよ・・・閑古鳥が鳴いているぜ。

257吾輩は名無しである:02/03/19 21:12
図書新聞が売り切れてて買えないョぉー。みんな買った?
大杉と池田が対談してるらしいけど。
258吾輩は名無しである:02/03/27 18:39
age
259吾輩は名無しである:02/03/27 19:05
四つの力なんて、まだそんな古臭いこと言っているのか……。
ワインバーグ=サラムでもって、
重力、電弱相互作用、強い相互作用のみっつに力が統合されたのは
1960〜70年代だぞ。
どうなってんだこの板は!
260吾輩は名無しである:02/03/27 20:54
>>259てかもんのすげえ亀レス。脳内ドップラー効果か? それともタイムマシーソ
を持っているのか?
261吾輩は名無しである:02/03/27 22:58
>259
「それは完成された理論ではない。」
と試しに物理に詳しくなったような気分で
予想して言ってみるテスト。
262吾輩は名無しである:02/03/27 23:00
まあ文学板だからね・・・しょうがないよ
263吾輩は名無しである:02/03/29 14:25
>>259
というか「比喩」あるいは「肝油」もとい「換喩」だから。
雑誌の名前を解釈するのに物理の正しい知識なんか必要なくて、
「重力」ってワードの指ししめす漠然としたイメージを微分(これも比喩)してるんだろう。
もちろん「重力」の「正しい」意味を誰もが知っているならともかくね。

ただ、雑誌を作った人間が何を考えて「重力」にしたかってのに
過剰な意味を読みとろうってのはよく意図がわからないが。
「名前何にする?」「重力とかどうよ」「あー。いいね」程度じゃないとは限らないんだし(笑)
264吾輩は名無しである:02/03/29 14:45
>>259
勉強になたよ。ありがと。。。

第5の力 真空の力 ってのもあるそうで、
真空の力は重力に打ち勝つこともあるらしい。。。
http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity221.html
265ixion:02/03/29 14:50
「重力」読んだ。創作が総じてつまらない。
266吾輩は名無しである:02/03/29 18:01
↑時は来た!名探偵、出番じゃぞ!
267吾輩は名無しである:02/03/29 19:05
そう言えば「小説家」がいないよね
あれなんで?鎌田が嫌いなのかね?
鎌田の言うように若い女の子を入れたいってんなら綿谷りさを入れてくれ
268吾輩は名無しである:02/03/30 00:12
最近の批評空間のHPのすが→高橋→大杉→浅田→渡部論争おもろいよ
久々に規模のデカいものになりそうだ
これで盛り上がってくれれば一読者としては面白い
269吾輩は名無しである:02/03/30 00:36
>268
おもしろい。ほんとにおもしろい。わくわくする。
270吾輩は名無しである:02/03/30 00:40
空疎なものに見えるのは知らないからだろうか。
どうして「黙殺」してはいけないのだろうか。
どうして不誠実であってはいけないのか。
間違ったことを言うことはどうして許されないのか。

俺たちは不誠実だし、都合の悪いことは見ないようにするし、
しじゅう間違ったことばかり言っているのに。
そして、それでも(だから、ではなく)世界は苦痛にあふれているというのに。

論争が旧メディアの問題でできない「という前提で」
議論「しなければならない」ことに切実さはあるのだろうか。

俺はむしろスガ氏の「私の教えてる学生もみんな呆れて怒ってましたよ」、ってのが、
「アルツハイマー」よりもひっかかったんだけど。まぁこんなこと匿名で言っても仕方ないよな(笑)
271吾輩は名無しである:02/03/30 00:43
↑小森
272ixion:02/03/30 00:54
批評空間の論争の中で出てきた、浅田の以下の発言には全く同意:

文学の世界を見ても、天皇について語ること(リテラルにであれメタ
フォリカルにであれ、直接的にであれ間接的にであれ)がかくも流行する
というのは、いささか異常ではないだろうか。そこにすでに「俗情との
結託」(順接にせよ逆接にせよ)が存在するのではないだろうか。

文を組み立てることにより何らかの「高まり」を作り出すことが難しい、
つまり引き伸ばされた刺激に取り囲まれた書き手が、単に書き手として
の力を誇り、また日常から突出したいがために疑いなく「天皇」=
「高まり」という構図を受け入れ、そこから書く行為を通じて天皇を
引きずりおろす(という幻想を抱く)ことで逆に自らを高まりへと
押し上げようとする、安易で俗な簒奪の欲望からこういう「流行」
が生まれてしまっているのではないか。
書き手はむしろ構図的に語れてしまうものから身を引き剥がすべきで
あり、またこれは批評においても同様であろう。

漱石と大逆事件については、俺も『こころ』は「明治の精神」を遺書
として書いた作品のような気がするので、そこに幸徳秋水が隠されて
いる、って考えは理解できるような気がする。
っていうか、漱石研究者はどう思ってるんだろう?
273吾輩は名無しである:02/03/30 01:16
「身を引き剥がすべき」だとは思えない。文学(小説)においても、批評においても。
徹底して「俗」に入りこみ、その「俗」の言葉で「高まり」を目指すこと。
その「俗」の言葉が「高まり=天皇」であるなら徹底してその因果関係をなぞることで、
逆のその「高まり=天皇」という関係から力を奪ってしまえるのではないか。
安易で俗な簒奪の欲望そのものを誰も書かずににどうしてそこから自由になれるだろう。
どうして、書く者としてそこに行ってはいけないのか。
274吾輩は名無しである:02/03/30 01:20
つーか一部の作家が自分のテーマとして天皇書くのはわかるけど
今の時代の得に天皇でたいしたことない状況でいろんな作家がどんどん書いちゃうっつーのは
単純によくないと思うけどね
さらにそのブームって渡部が作ったんじゃないの?
もちろんそれに乗る作家が悪いし渡部の責任じゃないけど
275吾輩は名無しである:02/03/30 01:40
帰国か?(和良
276吾輩は名無しである:02/03/30 04:18
じゃあもう天皇はなしってことで
277ixion:02/03/30 11:23
>「身を引き剥がすべき」だとは思えない。文学(小説)においても、批評に
>おいても。徹底して「俗」に入りこみ、その「俗」の言葉で「高まり」を
>目指すこと。
その「俗」というのはどういう種類のものか?例えば天皇や皇太子を主人公に
したメロドラマや、某痴呆天皇の日常などを書くことは「俗」ではあろうが、
奇を衒うだけで有効な批評として機能しない。むしろ徹底してワイドショー、
もしくは裏皇室アルバムとして消化されてしまうのがオチだ。
では、天皇が物乞いをするような物語はどうか?やはり単なるオハナシとして
片付けられるだけだろう。
なぜ天皇が「高まり」として処理(?)されているのか、そこを問うように
天皇を扱うならまだ良い。ただそれは玉音放送や大戦を扱うだけではなく、
日本がなぜ天皇を神として扱わ「ざるをえなかった」のか、という歴史の
領域に踏み込む「研究」じみてしまう可能性もある。
また「俗の言葉」とは何か?別に天皇なんて関係ないじゃん、だって天皇って
誰、みたいな、だいたい天皇って税金でメシくってるんでしょ、パラサイト
じゃんパラサイト、というのは「俗の言葉」なのだろうか。それとも、平易な
言葉で天皇制について語れば、それだけで批評たりうるのだろうか。では、
天皇制に平易さが合わない(敬語の不自然さ?)理由は何か?

一部だけを挙げても、こうした考察を踏まえなければ天皇について語ることが
批評としては機能しないはず。ここをすっ飛ばして「へへーん、天皇なんて
軽く扱ってやるぜ、カッコいいだろ」という書き手がいるとするなら、実際
いそうだが、そいつはただのバカであろう。
278ixion:02/03/30 11:35
えーちなみに上の天皇と税金のところは、適当に書いてるんで「お前、今の
天皇は税金払ってんじゃねーか」ってな批判はナシね。それぐらいは知って
ます^^;
島田雅彦の例の作品では、本当に「きちんと」書けてんのかねぇ…俺には
どうも無理に思えて仕方ないのだが。
279273:02/03/30 14:52
天皇って税金払ってるんだ。初めて知った(笑)

旧来のメディア(新聞、テレビ、etc)の提供してきた「天皇」像ってのがあって、
私たちはそれをふんだんに与えられて育ってきたはずだ。
自分の直接交流できる身の周りの人間が「天皇」に向ける意識。
そして、自分が言語化できないまま抱いている(かもしれない)「天皇」体験。
「天皇」と「自分」との関係を文学の、あるいは批評の言葉で言い表すこと。
例えば「パラサイトじゃん」ってのは誰でも言うことだし(もちろん関西では「じゃん」は言わないが)、
それを無批判に反復するだけでは「俗」の(文学/批評の)言葉にもなりえない。挨拶みたいなものだ。
もちろんそれには普遍性はないかもしれないし、正統性はない。
そういうのを指して「俗」の言葉って言ったのですが。

例えば俺大阪育ちなんだけど、親が赤旗購読してるような家庭だったのよ。
「天ちゃん」はつまらないものだって雰囲気があったんだけど、
当然のことながら「否定する」ってことはそれなりに意識はしてるわけだ。
で、同級生でかなり強い意志を持って学習院を目指してるヤツがいたわけよ。
(昔、島田雅彦が書いてたような。「小市民」的思考は
突き詰めていくと皇室のお近づきになるのを目指す、ってヤツかもしれない)
俺はそのときそいつに極めてuncanny(精神病理学用語としてね)なものを感じた。
正常な因果関係が働いていない、とでも思ったのだろうか。ただ「不気味」だと感じたわけ。理屈でなく。
もちろんマスメディアの流す情報が(昔は多少は信じてたんですよ。純粋だから(笑))「何か」に
歪められていることは「やらせ」以前にみんな知ってることだし、
その「何か」ってのが何なのかもだいたい憶測できるし、そのなかで、
「天皇」が特別扱いされているということにももう既に違和感なんか本当は感じない。慣れきってしまって。
俺の「天皇」感は極めてステロタイプなものだろう。「原型」的とも言えるかもしれない(言えないか(笑))、
しかし、より突き詰めていくことはできるだろう。そこで「誰でも言うようなこと」しか出てこなかったにしても、
それはそれで一つの結果だ。

つまんない例をあげてしまったけど、
しかし生活の中でつきまとう「天皇」は自分にとって何なのか。
どうして「天皇」は「特別」なのか。

それを「歴史」なんて場所に逃げずにきちんと「個人」のことばとして表現されること、
読んだ人間がそれに違和を感じたとすれば批評なり別の作品なりで呈示されること、
そうやってはじめて「天皇」について考えることができるし、「天皇」について考えることができるならば、
他の私たちを縛りつけるさまざまな陋習(と言おう。さしあたっては)についても考えることができるのではないか。
私たちとは何なのか、ということに迫ることができるのではないか。

当然のように(ある種予定調和だよね)発禁になってしまった島田雅彦のアレに関してはー。
書けてなくてもよかったんじゃないか。「発禁」になるという結果だけで。
空白の書物を「発禁」にすることで何らかの話題を生めるかもしれない、という
計算を誰かがしたのかもしれない。今から世間の反応を見て書き始めたとしても別にそれはそれで
島田雅彦としてはまっとうなやりかたなんじゃないかと思う。
(出版して充分ペイする程度の)話題にならなかったら書かなきゃいいわけだし。
280273:02/03/30 15:02
一段落、わけわからないな。いや、他もだけど(笑)
>もちろんそれには普遍性はないかもしれないし、正統性はない。
>そういうのを指して「俗」の言葉って言ったのですが。
は「パラサイトじゃん」でなく、
>「天皇」と「自分」との関係を文学の、あるいは批評の言葉で言い表すこと。
のことで。
281ixion:02/03/30 23:05
>天皇って税金払ってるんだ。初めて知った(笑)
いや、昭和天皇が死んだときに、現天皇が税金払った、てな記事を読んだこと
がある。あれ一回だけでないことを祈るが、知ってる人よろしく^^;

>「天皇」と「自分」との関係を文学の、あるいは批評の言葉で言い表すこと。
うーん、俺にとってはむしろ自分と「関係しない」ものが制・聖化されたもの
として受け止められていることに気味の悪さを感じる。そして、そういうふう
に「関係しない」ものに対していくら言葉を連ねても、それが批評足りえる
とは思えないんだな。だって、天皇に関しては某CMのように(関東ローカル
だったらごめん)「ところがあなたと関係してるんです」というわけには
いかないと思うんだもん。この点で俺と273さんは違うわけで、そりゃ仕方ない。
もちろん、関わらないことが唯一の道だ、って言いたいわけじゃないんだ。
「構図的に語れてしまうものから身を引き剥がす」ってのは、例えば阿部和重
の『ニッポニアニッポン』のような「分かりやすさ」から離れる、ってこと。
あんな幼稚な構図では、批評としても小説としても二流でしかないし、トキ=
天皇と敢えて読むとして、それに対してなぜ積極的にテロを起こす必要がある
のか、全く納得がいかない。だいたい、天皇的なものは自分に関係しない、と
言い切ることからしか俺は出発できないと思う。「俺は」ね。
「天皇」と殊更に言葉にすることで、気味の悪い何かを現前させてしまう前に、
立ち止まって考え続けることが書き手には必要なのであって、文学=何かを
ひっくり返すもの、なんてな思い込みだけで何かを書くとすれば、それが今ある
構図をなぞることにしかならないと思うんだな。
282ixion:02/03/30 23:11
わりい、今調べてみたらやっぱあの一回「だけ」は相続税払ったみたいね。
283吾輩は名無しである:02/03/30 23:14
コールリッジはfancyとimaginationを区別しているようです(『文学評伝』)。
284273:02/03/31 01:08
相続税を払えなかった場合、まさか競売にかけられたりはしないだろうけど、
たとえば皇居が「国に管理」されたりするんだろうか。
気になるところだ。国ってわからないことするよな。わからないのは俺か(笑)

これ以上は「俺は」の違いになってしまうのかもしれないけど、
「関係しない」と誰もが言い切ってしまうことは文学(=小説・評論=「ことば」etc)をひどく貧しく
してしまうんじゃないかと思う。例えば「インターネット」でもいい。それを安直に小説の中に
キーワードとして散りばめるだけでは「インターネット」と「文学」の間には何の関係も存在しない。
そして生活の中にはインターネットが普通にあって「ことば」はどんどん生活と関係ないところに押しやられていく。
そこにある未だ「ことば」になっていない情緒、感情、生理、感覚を汲み上げることができないでいて何が文学か。
天皇ってのは文学にとって一種の未開拓地域なんじゃないか。そこにはずっと信仰とか崇拝とか、
あるいは至上命令的な憎悪しか向けられていなかった。
どうして誰も「天皇」とコミュニケートしようとしなかったのだろう。
何か(権力、権威、歴史、、、)の換喩でなく、「天皇」そのものを描けなかったのだろう。

ことさらに言い立てなくても既に「天皇」は中国産のトキとかスズキムネオと同列の
「珍獣」としてお茶の間に心あたたまる話題を提供している、だけなのかもしれないが。

『ニッポニア・ニッポン』の主人公は「自分が特別な人間でないこと」に耐え切れず、
「特別であるものと関係を持って自分を特別な人間にしたい」というある種の妄想を抱いた。
それがテロであろうとすりよることであろうと別段違いはないだろう。
ともに、自分と「天皇」との間のまともな距離を取れていない。
それがおそらく「気味の悪い何か」に繋がることなんだろう。
そこらへんは見沢知廉の「天皇ごっこ」のほうが数段うまいことやってるし、
古くは坂口安吾もやっていたことだけれども(笑)

作品そのものが例えつまらないものであってもそれが伝達されうるならば、
誰かが批評や小説で書く「その次」があるんじゃないか。
幼稚で図式的で、たまたま話題になっただけ、でもそれはそれでいいじゃないか。
多分、俺はクズであれなんであれ「無いよりはあったほうがいい」と思ってるんだろう。
高みにたどりつけない多数の人間の数限りない「試み」の上にしか「高まり」は存在しない。
あらかじめ選ばれた人間が「正しい」やりかたでしか試みられないのなら、
そこで生まれる「高まり」など知れたものだ。

相変わらず支離滅裂で申し訳ないです。
あと、そのCM、関西でもやってると思います。見たはず。
285吾輩は名無しである:02/03/31 01:25
『ニッポニアニッポン』は『プラスティック・ソウル』と『シンセミア』の反動です
阿部の小説はいつも「阿部和重論」の中でしか語れない
その態度は中上を参考にしてるのかも
だから俺は結構ファンだけどそうじゃない人にはツマランかもしれんね
286ixion:02/03/31 02:18
>「関係しない」と誰もが言い切ってしまうことは文学(=小説・評論=
>「ことば」etc)をひどく貧しくしてしまうんじゃないかと思う。
>そこにある未だ「ことば」になっていない情緒、感情、生理、感覚を汲み
>上げることができないでいて何が文学か。

これは理解できるんだけど、じゃあ逆に尋ねたい。言葉によってある領域が
完全に汲み取られた、ということがあるだろうか?未知の領域に踏み出すこと
は確かに文学の一つのあり方かもしれないが、その「開拓」がもしかしたら
既存の価値の押し付け=植民地化にしかならない可能性もあるわけだ。なぜ
今「天皇」なのか?なぜ敢えて未開とされるものとコミュニケートしなければ
いけないのだろう?今自分が立つ土地でさえ未開であるというのに、「他」
であると認定されているようなもの(例えば、教会が認定する未開人)に
踏み込むことにこそ「高まり」があると考えることには、俺はどうしても
待ったを掛けたくなる。
だれかが「天皇ナシの日常」をしっかりと描ききったと確信出来れば、その
作品は逆に言葉にされない空白の天皇を描くことにもなるだろうが、これは
理想論でしかない。だからと言って、安易に天皇を書くことの積み重ねが、
いつか「天皇小説」という生まれた時点から既に疲弊したジャンルを形成
しないと、誰に言い切れるだろう?
よって、俺は天皇をむやみやたらに描くことは、結局なんの批評にもなって
いない言葉の群れが一方にあって、天皇は現実において何一つ変わらない
「構図」に収まったまま、という現在のワイドショー的な不気味な安定を
維持するだけだと考えるわけだ。
287ixion:02/03/31 02:46
でも、もっかい言うけど、秘されたものは権威化するから「見ないことにする」
のはいかん、と俺も思うよ。しかし、じっと見つめても「あら雅子様キレイ
ねぇ」とか「ああ、目の前に天皇陛下がいらっしゃる」って言う奴もいるし、
またやたらと恨みがましい目を向けてぶつぶつ呟くような奴もいるでしょ?
他にも拡声器持ってきて「皇国日本うんちゃらかんちゃら」とか、テレビの
前で「ったく、天皇の何がえらいんだか」と悪態つく奴もいる。
でも、こういう眼差しはすべて予想されうる地平の眼差しであり、その点で
徹底して「俗」でしかない。そうではない視座を獲得した上で、きちんと
作品に出来るのであれば素晴らしいと思うけどね。
2885-HT_machine =273:02/03/31 03:41
答えます。でも相変わらず支離滅裂だとは思います。

何かが言葉に「完全に組み取られる」ことはありえないだろう。
しかし、だからといって、ある対象をできるだけ完全に言葉で表現しようとする試みが
「どうせできないから」行われないのなら、文学の「言葉」からはそこがすっぽりと抜けてしまう。
それは「(ある人にとっては)そんなに大事じゃないからどうでもいい」問題かもしれないけど、
やっぱりそこが気になって気になって仕方がない人もいるんじゃないだろうか。
そこでは切実さを持った「試み」が行われるはずだし、もしかすれば「高まり」が生まれるかもしれない。
「他」に踏み込むのは「高まり」を志向する際の一つのやりかたでしかない。
そういったやりかたをとるのも一つの手にはならないか。自分の立つ場所を精緻に眺めるのと同じように。
それは他人には踏み込めない個人的な関心の問題だろう。
服装への、ダイエットへの、革命への、「文学」への、「天皇」への・・・
対象の植民地化であれ、逆に自らが未開人化することであれ、そこにはコミュニケーションが存在する。
哀しくもそれが例え一方通行のものであっても、やはり対象と「書く者」の関係は変化するのだから。
その(新しい)関係は読者によって判断され、次の言葉に続くのが望ましいのだが、
たとえ虚空に消え去ってしまうとしても、それはそれでかまわないではないか。

とりたてて関心もないのに天皇をむやみやたらに「既存の構図をなぞって」描くようなのは
確かに無駄だし(読むのだってそれなりの苦労なのだから)まぁ「ウザい」とは思う。
でも、その構図を誰も書かないってのもまたつまらないことだ。
既存の因果関係だのイメージをなぞりその中に「天皇」をあてはめ図式的に処理するといった
一次方程式のような小説が乱発されるなら、そんなの読まなきゃいいことなんだし。
ワイドショー的な「不気味な」安定でもかまうまい。どうせ現実の「天皇」は、
「言葉」や「倫理」以前に莫大な利害関係にがんじがらめでちょっとやそっとでは変われないだろう。
ixionの言うように「天皇的なものは俺には関係ない」と言い切り、その他の自分の書くべきことに向かってもいいだろう。
それとは別に、「天皇」と自分との関係を観念でなく具体的な、個人的なものとして捉えなおすというやりかたもあるはずだ。
ともに、「天皇」と自分との関係を意識的なものにしようとする「試み」であり、外にワイドショー的な安定があったとしても、
「ワイドショー的なものは俺とは関係ない」と胸を張れるわけだ。そして、自分の、切実さを持った「試み」を始めることができる。

しかし、ありとあらゆる分野に関して「言葉」で関わって行く「試み」がどの程度なされているのか。
新たに「言葉」となったものごとの因果関係が見る間に固定した静的なものとなり
その静的な関係にのっとった再生産が行われるまでのこの異様なまでの速さは何を意味するのか。

「さしあたっての」コテハンなど作りました。そして、もう寝ます。
2895-HT machine:02/03/31 03:56
言ってることがだいぶ変わってきたな俺、いつものことだけど(笑)
なんであの「論争」が空疎なものに見えたのか、とか、
もう一回戻って考えてみてもいいのかもしれないけど、まぁ。
そこにあらかじめ言葉が腐るほど溢れている未開の地で、
俺たちは目の前にある「言葉」を絶え間無く選ぶようにして生きていて、
切実な問題ではないほど適当に選んだ「言葉」に固着してしまうのではないか(楽だからね)。
最近「微妙」って言葉が非常に使いづらくなってきて困る。関係ないけど(笑)
290吾輩は名無しである:02/03/31 05:01
しかし、大杉って奴何なの?
ひどい文章だったな。
あんなのが堂々と文芸批評家名乗ってんの?
無理矢理問題を捏造してない? こいつ。
上滑りでさ。
それに反応してる浅田の文章も自分のいう「土人の言葉」としか思えないし、渡部の反応も冴えない。
問いが上滑りなもんだから、応答する言葉も上滑り。
対立すべきものはもっと他にあるんじゃないの?
惨澹たるものだよ、あれは。
ああいうのが「現代文芸批評の前線」なの?
ボロボロだよ。
まったく引っ掛かってくるものがない。
291吾輩は名無しである:02/03/31 05:11
こういうくだらないものを無碍に否定してみせることこそが浅田の役割じゃなかったのか?
部外者から見ると本当に狭い党派意識に凝り固まってるようにしか見えないんだな。
292吾輩は名無しである:02/03/31 05:12
時代の流れを感じるなあ。
293290-293:02/03/31 05:15
ということで>>270に同意です。
294ixion:02/03/31 08:38
論争の空疎さ、党派意識については、まず始まりとしてスガ秀美が自著の
「書評」に対して、ある過剰な言葉を用いるほどに激して「しまった」こと
であったのも関係しているかもしれん。
ただ、無理やり論争を捏造しているとしても、高橋源一郎の(スガの思想を
借りながら書いたかもしれない)この一言:

つまり、そこまで書きながら、なぜ「大逆」の、あるいは「幸徳」の一語が
書けないのか。

という疑問に関して、逆に、今なぜ「天皇」の一言をめぐって書かねばならない
のか、という疑問で返すように論じることには、何かしらの意味があると思う。
それはもちろん、

論争が旧メディアの問題でできない「という前提で」
議論「しなければならない」ことに切実さはあるのだろうか。

という>>270の疑問にもつながってくる。俺としては、天皇的なものは常に
切実さを欠いているが故に、それに対する言葉は単なる文学の領土と既得権限
の拡張に終わらぬように、慎重な考察を要する、って視点を選びたい。逆に
5-HT machine氏は、論の揺らぎはあるものの「天皇なるものに個人として
具体的に関われ」ば、ある文学的達成があるかもしれない、というものだろう。

というわけで、書いているうちにだんだん俺も「空疎」を感じてきたのだが、
290-293氏は「論ずるに足らないものは論じるな」ということですね?
295ixion:02/03/31 08:45
ところで、270氏は高橋源一郎の弁護をしたかったのか、それとも単に論争の
空疎さを嘆いたのか、どっちなんだろう?
296290-294:02/03/31 10:04
大杉って奴もさ、本当に「論争」を望んでいるならこっちに来い、っての。

どこで意見を言ってどこで言うのを避けるという問題の方が問題としては大きいぞ。
ここは自分の意見をいくらでも自由に言うことができる。
意見の相互の交換もいくらでもできる。
そういった直接的な(間接的な?!)交渉を避けて、言いっぱなしの安全な文壇ジャーナリズムから旧来通り発言する。

今そんなもののどこに意義があるんだ?

玄人(?)とトウシロウ(?)を勝手に線引きをしてるようだが、保身しか感じられないんだよね、今となっては。
その辺にこの一連のやりとりのリアリティの無さがある。

糸圭さんも、「それといかに関わるかが問われるだろう」なんて呑気なこと言ってないで、
こういう場所でマジな書き込みをしてほしいな。
「名無し」でいいんだからさ!
297age:02/03/31 11:07
当事者出てこい!!!!
2985-HT machine:02/03/31 11:20
何も噛み合わないまま流れるてしまうかな、と思ってたんだけど>>270 も俺でした。
最初は名無しのまま喋りたいと思ってたんだけどね(笑)
高橋源一郎は好きだけど別に弁護しても仕方ないし、空疎さを嘆いても伝わらないだろう。
それよりも、この程度のものに「わくわくする」読者の存在が気になったので。
なんで面白くないと思うのかを書いたつもりです。ここのレヴェルでしか話をする気はなかった。
でも、俺は自分の視点なり感覚が正しいとは思えない性格だから、
もしかして俺がわかってないだけで実はすごく面白いものだったら、
面白く見るコツなりなんなりを誰か書いてみてほしい、って気もありました。

「議論があることはいいことだとは思うんだけどその『狭い』やりかたでは興味はもてない」
ってところかな。
ただ、ここでやられても面白いものになるかどうかはわからないと思う。
ビッグネームの登場でそれと「正常な距離の取れない」人たちがわんさかと議論なんかそっちのけで、
ってのは予想されることだし、俺じしんミーハーだから例えば高橋源一郎にレス貰ったとしたら冷静ではいられない(笑)

でも、ここのような「下位の言論」とたとえば批評空間のような「上位の言論」の関係が、
ほぼ完全に一方通行だっていうのは、こっちにとっては別にいいんだけど、「上位」にとっては、
豊穣な可能性を切り捨てていることにならないかな。
まぁ、えげつない面倒を背負いこむ必要もないんだろうけど(笑)
299吾輩は名無しである:02/03/31 11:32
ははは、いや、俺は本気で来いなんつってんじゃないですよ。
挑発だよ、単なる。
大杉って奴があんまり偉そうにしてるもんで。
そんなのに振り回されてる浅田や渡部が情けない。
「文壇」ってとこもそこまで落ちているのかな、と。
でも、大杉って奴の論法からすれば、自分自身も俺たちのような奴にもまとも応接すべきでしょう。
300吾輩は名無しである:02/03/31 15:08
せっかくの熱いスレで300ゲットするのは俺だ!
301吾輩は名無しである:02/03/31 23:12
批評空間ホムペにまたまた登場トモセ
こいつ誰やねん・・・長くて読むのめんどいので誰か解説ギボン
302吾輩は名無しである:02/04/01 13:43
tom ose
303吾輩は名無しである:02/04/01 21:56
やっとここ2ヶ月忙しくて読めなかった週間読書人を図書館でまとめて読んだけど
鎌田が重力HPの掲示板で失敗したと反省してたよw
名探偵クン・・・
304吾輩は名無しである:02/04/01 22:09
なんで「えくりちゅーる」とか「てくすと」とか言いますか?
別にフランス人と話を通そうと言うわけでもなさそうなのに。
何とか日本語に訳そうとか言う試みはないんでしょうか。
それとも敷居を高めに見せる必要があるんでしょうか。
素朴な疑問ですみませぬ。
誰か解説お願いします。
305吾輩は名無しである:02/04/01 22:45
日本語にすると安心しちゃうでしょ。だめよ安心して
余裕こいちゃ!高速道路を走っていておしっこしたい
ような気持ちを維持しなきゃ!でも翻訳の問題は大き
いね。小林は「音楽はレコードで聴き、絵は複製で見
て、外国文学は翻訳で読む」という条件を熟考したし
ね。難しい言葉というのは「集積回路」みたいなもの
だよ。CPUが年々高性能になるようにね。とりあえず
勉強しろと言うことで。
「トイレに行かせてください!」田中真紀子
306吾輩は名無しである:02/04/01 22:46
過去レスくらい読めよ
307吾輩は名無しである:02/04/01 23:15
>>304
一つの語にいろいろ含意があるんですよ。
文脈によって訳し分けられるケースばかりなら良いのですが、
そうと限らない場合がままあります。例えば、明らかに複数の意味が
並置されている場合はどうしましょう? そして文脈の違いが、その
複数の意味に別々の濃淡を与えているとしたら、それをどう受け取る
かは、まったく読み手次第です。印象が異なるからと言って、その都度、
新しい訳語を造っているわけにはいかないでしょう。なぜなら、世に問う
言説として著しく一般性を欠いたものになりかねないからです。
勿論、ある程度類型化して訳し分けることは、さほど難しくないかも
知れません。どうせ翻訳なのだから割り切ってしまえ、というわけです。
しかし、一般性を獲得することのない類型化に意味があるとも思えません。
そうなると、全ての翻訳家が密に連絡を取り合って訳語を統一する必要が
出てきます。しかし現実問題として、そんなことが果たして可能でしょうか?

こんな風に考えていくと、「エクリチュール」や「テクスト」などの表記は
善後策として最適の選択とは言えないでしょうか?
308名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/04/07 03:28
>>296
糸圭さんは、近畿大学に就職したけど、「プロの」文芸批評家を辞めるつもり
は無いのでしょう。
だから、「名無し」でも書き込まない(多分書き込んでないはず)のだと思い
ます。

「名無し」であっても書き込んでしまうと、その分、プロとしての仕事が
減ってしまう。
故に、「それといかに関わるかが問われるだろう」なんてこと言ってるん
だと思います。
「プロの」文芸批評家であり続ける場合は、情報の発信は有料メディアで
(現時点では出版で)やる必要があるでしょうね。
但し、情報の受信は、どのメディアからでも構わないのですが。

「それといかに関わるかが問われるだろう」ってゆうか、既に問われてるん
だけど、それとどう関わるかは、書き手が匿名だけに難しい。
匿名じゃなけりゃ、「無視できぬ鋭いもの」を書き込んだ奴をプロにスカウト
しちゃえば良いと思うんだけどね。で、紙媒体に載せる、と。
309吾輩は名無しである:02/04/07 22:58
age
310吾輩は名無しである:02/04/07 23:39
昔あった「文芸誌の匿名批評」と照らし合わせて考えてるんで
基本的には違うよね、ネットはいろいろノイズもあるし、つーかほとんどそれだけど
さらにそういうのが逆にプロの批評家が必要とされるのかもしれん
浅田がどっかで言ってたけど高音質のCDの普及で、逆にコンサートに対する欲求が生まれるとか
よくわからんけど
311吾輩は名無しである:02/04/08 02:40
浅田はネットで多くの情報が取得でき、不特定多数の他人と意見を交わせると
逆に少数の委員会的なものが必要になるとかも言ってたな。
312吾輩は名無しである:02/04/08 02:52
>>311
それはオンラインで?オフラインで?
313吾輩は名無しである:02/04/08 03:03
「プロ」の「少数の委員会的なもの」が小さなムラの中のごく退屈な小競り合いに収束されちゃってるから問題にしてるわけで。
「プロ」が金が取れるかどうかなんてわざわざこちらが考えてやることじゃない。

>名探偵
>匿名じゃなけりゃ、「無視できぬ鋭いもの」を書き込んだ奴をプロにスカウト
>しちゃえば良いと思うんだけどね。で、紙媒体に載せる、と。

これは単なる自己願望?
がんばってください。
314名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/04/08 12:31
>>313
「プロ」の「少数の委員会的なもの」が小さなムラの中のごく退屈な小競り合いに
収束されちゃってるから問題にしてるわけで。

それはわかってるんですけどね。
ただ、2ch的なアマチュア匿名批評だと、玉石混交の石の割合が多くなってしまう
から、それと「プロ」が上手く繋がればいいなと思うんです。
「プロ」の「少数の委員会的なもの」がムラの中のごく退屈な小競り合いに収束され
ないような状態が理想なんですが。
今、僕が考えられる方法は、「少数の委員会的なもの」のメンバーを少し増やす,
くらいの事なんですが、他によい方法があると思う方は是非教えてください。
「プロ」というか、「名無し」では無い人による批評の場所を増やした方がよいと
思います。
今でも個人文芸サイトってありますが、そういったもの同士が上手く連結すると
面白くなるのかもしれません。現時点でも個人サイト同士で相互リンクされてる
ところもありますが、「プロ」と同等以上の仕事をしてるとこって、あまり見た
ことがないです。
315吾輩は名無しである:02/04/08 19:50
関係無いかもしれないけど大西巨人みたいな作家の公式HPの掲示板でも荒らされて(?)閉鎖になっちゃったし
つーか息子の赤人に対する批判しまくりの奴が一人いて、て感じみたいだけど
難しいよね。とりあえず削除されるまでは文芸誌の編集者のようにそこには載せないというのも無理だし
でもそれは公平で健全なあり方だとは思うけど
2chみたいに最初から開き直ってるようなのだったら良いんだけどw
316名探偵 ◆UwZbBfO2 :02/04/09 00:01
>>310
浅田がどっかで言ってたけど高音質のCDの普及で、逆にコンサートに対する
欲求が生まれるとか
それは、複製性と一回性、ライヴ性の問題だから、プロとアマチュアの問題
とは別だと思うんだけど。
どういう風に話が繋がってるの?
317吾輩は名無しである:02/04/09 19:16
>>316
全く勘違いです
二つの関係無いことを同時に考えていて違う方のことを何故か書いてしまったw
318吾輩は名無しである:02/04/10 23:54
「論争」の動き無いね。
せめて「週刊」ペースでやってほしい。
319吾輩は名無しである:02/04/19 12:39
age
320吾輩は名無しである:02/04/20 02:52
もはや前線などなく、末端の戦いだけなんじゃない? いい意味でさ。
他のジャンルに対して文芸批評なんぞが特権的とも思えんし。
ただエクリチュールは別だけどさ。文芸とは無縁なエクリチュールもあるし。
321吾輩は名無しである:02/04/20 02:55
>他のジャンル

ってなんですか?
322吾輩は名無しである:02/04/20 02:55
文芸とは無縁なエクリチュールって具体的には何?
323吾輩は名無しである:02/04/20 02:57
つっ込まれまくりの320。(藁
324吾輩は名無しである:02/04/20 02:58
↑自作自演。
325吾輩は名無しである:02/04/20 03:02
んで、回答はなしか。
326吾輩は名無しである:02/04/20 03:11
エクリチュールって音声に対する文字である以上、いってみれば図でしょ。
その先は推して知るべし>
327吾輩は名無しである:02/04/20 03:13
分かった分かった
328吾輩は名無しである:02/04/20 03:41
なにも分かってなかったことが分かった
329吾輩は名無しである:02/04/21 01:44
ほんとにおばかな名探偵
330吾輩は名無しである:02/04/22 19:14
age
331吾輩は名無しである:02/05/01 01:47
保守age
332吾輩は名無しである:02/05/01 17:12
大杉重男のキャラが今ひとつ定まっていない
333吾輩は名無しである:02/05/03 18:46
どのスレで聞いたらいいかわかんないんでこのスレにしますが
よく「地図製作は文学における普遍的なテーマだ」的なことって言われますけど
誰が言い始めたんすかね?ドゥルーズでしょうか
だとすればどの著作なんですか?教えてください
334吾輩は名無しである:02/05/05 11:45
age
335吾輩は名無しである:02/05/05 13:18
>>333
『リゾーム』(『千のプラトー』)に地図を作ることってテーマが
出てくるし、ガタリの単独著に『分裂分析的地図作成法』ってのが
ある。
それより、「よく言われますけど」っていうけど、ほんとですか?(w
336吾輩は名無しである:02/05/05 15:22
>>335
ありがとうございます
実際はよく言われないのかもしれません
たまたま自分が偶然に何回も何かで読んだものかも
今思い出せる限りには、中上の『十九歳の地図』について誰かが、
あと阿部和重が、自作の『I・P』対して言ってました
337吾輩は名無しである:02/05/12 00:44
age
338吾輩は名無しである:02/05/13 11:25
みんな、どうやってテクストとかエクリチュールとかの概念を
理解したの?
339吾輩は名無しである:02/05/13 16:46
このスレ自体がアポリアだ。
340吾輩は名無しである:02/05/17 10:40
エクリチュールっていうのは「記述」以外にどんな意味があるの?
341吾輩は名無しである:02/05/18 09:38
二項対立をどう解決してたら面白いんだろうか?
342吾輩は名無しである:02/05/22 17:52
下層エス=肉体という場において止揚
343吾輩は名無しである:02/05/25 07:23
こんばんわ。バカども諸君。
日本の知性、野崎健秀です。このサイトの過去ログをみました。
あななたちは、救われない、まぬけ野郎ですね。
こういうことだから、社会でなめられるのだ。
そう、偏差値でいうと30くらい、おちこぼれています。
魯鈍だ。くず野郎。
もはや、人生に希望はないでしょうが、たまには僕のサイトで
国語の勉強でもしたまえ。
http://543.teacup.com/No_Z/bbs
いいか、きつく申し渡したぞ。
このまぬけ野郎。
344吾輩は名無しである:02/05/25 09:21
↑グロ
345吾輩は名無しである:02/05/25 09:37
「バカども」はすでに複数なのでそのうえ「諸君」をつける必要はないのでは。
346吾輩は名無しである:02/05/25 10:22
偏差値30は理論上有り得ないのでは?
347吾輩は名無しである:02/05/25 11:50
え? 偏差値30とったことあるよ
348吾輩は名無しである:02/06/03 17:42
age
349アンチ☆ニヒリスト:02/06/06 13:39
大杉重男論を書きました。批評してね。

【愚痴と批評の怪しい関係】 愚痴が多過ぎ重男!論大杉重男は愚痴が多過ぎると思う。

大杉重男は批評家である。プロの批評家である。
ところで「批評家」とは、言うまでもなく批評をする人間のことである。

では、「批評」とは何か?

批評とは、自らをも含めた対象を吟味し批判することである。
そして、その行為は、言葉として社会に提示される。

ご存知の方も多いと思うが、「愚痴」というのも言葉である。
そして社会に提示されるものでもある。
では、「愚痴」も「批評」の一種か?

違う。
全然違う。マターク違う。スゴーク違う。ワラッチャーウホド違う。

「愚痴」というのは、その行為が意識あるいは思考を変化させることが殆どない。
多少変化させることがあるとしても、それは「愚痴」を読んだ者の気を滅入らせるくらいのことである。
なんか無駄なことをしちゃったな、と気を滅入らせるくらいのことしか出来ない。

「批評」は、その読者が「なんか無駄なことをしちゃったな」と気を滅入らせられるような事をしない。

ところで、「批評」にも読者の気を滅入らせるような機能が、実はある。
その読者が、自分もこれから批評を書こうかと思案していた場合に、その機能が働く可能性があるのだ。
批評は、到底このような刺激的で知的興奮を齎してくれるような言葉を書けはしまいとその読者に思わせた時に、この機能を発動させる。

大杉重男氏が柄谷行人氏や蓮實重彦氏の批評を読んだ時に、この機能が発動してくれることを切に願う。

プロなんだからシッカリしてね、重男ちゃん!
350吾輩は名無しである:02/06/06 14:27
>>349
最後の三行以外は愚痴野郎への愚痴
351吾輩は名無しである:02/06/06 18:56
重男は童貞に500Q
352吾輩は名無しである:02/06/11 00:45
なんでもいいけど、何で文学批評に天皇がからんでくるんだよ
どいつもこいつもテメエの言葉で物を語ろうとしない書斎派ばかりだな
浅田はまず第一にあの典型的ないじめられっこ面どうにかしろ
353吾輩は名無しである:02/07/02 23:21
>テメエの言葉で物を語ろうとしない書斎派ばかりだな

こういうことを言う人がいまだにいるのですね

     

         そ れ が 最 も 紋 切 型 で は な い で し ょ う か ?
354いしいひさいち:02/07/06 13:36

「現代思想の遭難者たち」(講談社)は、「現代思想はギャグである」という
 本質を見事に証明している。
 如何ですか? ミハル・バフチン先生。
355吾輩は名無しである:02/07/06 17:11
>>352
こんなシーラカンスがまだいたとは
356吾輩は名無しである:02/07/14 12:20
実在する神の概念の矛盾を根本から覆してみせなさい
357吾輩は名無しである:02/07/14 12:23
>>356
夏厨の迷子チャンかい? 哲学板へ逝けや(w
358吾輩は名無しである:02/07/14 13:01
収入ひくそうだなおまえら(w
359吾輩は名無しである:02/07/30 18:30
そもそも・・・エクリチュールの磁場って、どういう意味なの
ですか?日本語で言うとどうなのですか?
なんで、批評家の人達はすーぐ哲学用語やらフランス語やら
ラテン語やらを交ぜたがるのですか?訳わかるように書けないの
ですか?意味に到達する前に、単語の退屈さに眠くなるのです。
哲学を哲学用語なしに解説しようとする池田晶子の姿勢を
見習った方がいいです。
自分の文章はある程度の教養がない奴には読めないし、読んで
もらう必要もないすぃ〜、とかほざいてる高尚馬鹿はすぐ
夢の島へ逝きなさい。
小説家の真摯な言葉を掬い取って己の心に濾過して残ったものが
何かを『わかる言葉』で書け。『わかる言葉』でな。
知識のひけらかしじゃなくな。どーでもいい外来語や外国語を
ケーキのトッピングやエッセンスみたいにくっつけて
こねくりまわすな、でございます。
360武者小路実篤:02/07/30 20:58
>359

>そもそも・・・エクリチュールの磁場って、どういう意味なの
>ですか?日本語で言うとどうなのですか?

「言葉の広場」とか「おかあさんと一緒(^-^)」かな?

361吾輩は名無しである:02/07/30 22:11
実篤をばかにすんな。
362吾輩は名無しである:02/07/30 22:14
こんな場所でこせこせと批評なんかしてないで、外で叫べ!

新宿東口の電柱にでも登って斧を振り回せ!
363吾輩は名無しである:02/07/30 22:17
>>359
いまだにあなたのような人がいるのですね
フランス現代思想批判とか、知識のひけらかしをすんなとか、わかる言葉で書け
とか言っていれば、何かを批判した気になるとは・・・
そのようなモノの言い方自体が紋切型で、
結局は具体的にその中身について批判するしかないということくらいは気付いてほしいのですが
まあ煽りなんでしょうがね
たしかに「わかりやすい日本語」=「透明な言葉」と思っているあなたには
池田晶子レベルがぴったりですね
364吾輩は名無しである:02/07/30 23:14
お茶のみすぎておなかが痛いよ〜。
365吾輩は名無しである:02/07/30 23:15
>>364
なかなか辛辣な批評である。
366吾輩は名無しである:02/07/31 15:45
>364
この書き込みもむやみに哲学用語を使っていて難解すぎやしないだろうか。
もう少し日常的な言葉で語って欲しいものである。
367吾輩は名無しである:02/07/31 17:01
みんなラテン語で書くの止めてくれYO!
大学で履修してない俺には何がなんだか・・・
368吾輩は名無しである:02/08/03 11:36
難しい言葉を使うのは、ええかっこしてるだけやね。
やさしい言葉や例えで説明でけへんのは、理解してへんからやね。
369吾輩は名無しである:02/08/03 11:43
なるほど、それじゃあ古井由吉の『仮往生伝試文』もええかっこなんだね
漱石の『虞美人草』も理解してないんだね
370吾輩は名無しである:02/08/03 13:15
そうや。
371吾輩は名無しである:02/08/03 13:34
まあ、
頼むから厨房語で書くのだけはやめてくりや>ALL
372吾輩は名無しである:02/08/03 23:29
>>369
まぁ、小説と評論は違うってことで。
蓮実の文章 30点(落第)
373風呂糸:02/08/05 09:21
フェミニズム批評って、第二のフロイトだよな。
近代制度のことなら何でもかけちゃうし・・・便利やな〜。
男根批判すりゃ、一本論文かけるしな〜。楽チンチン楽チンチン。
374吾輩は名無しである:02/08/09 20:58
斎藤美奈子って、完全に小倉千加子のパクリだよな・・・
375吾輩は名無しである:02/08/12 10:01
斉藤美奈子の書くものはつまらん。
面白く書こうとしている意図が
見えるのも痛々しい。
376吾輩は名無しである:02/08/27 11:18
age
377吾輩は名無しである:02/08/29 22:13
>>374-375
金井美恵子の『恋愛太平記』の解説書いてますね。
しかし何故金井が斎藤を評価してるのか、よく分からん。
378吾輩は名無しである:02/08/29 22:28
>>377
金井が斎藤を?それ本当?
そう言えば福田がSPAの坪内対談連載で
金井に「さすがだね」という言葉を使用
379吾輩は名無しである:02/08/29 22:30
age
380吾輩は名無しである:02/08/29 22:33
外人のは馬だよ。馬チンポ。
俺、ホームステイしたけど
オーストリアの親父さんに
「オー! ベイビーフルーツ」とかいわれてつままれたわよ。皮剥かれるし。
381吾輩は名無しである:02/08/29 22:36
age
,
382吾輩は名無しである:02/08/29 22:47
>>378
信じられないけど本当。

あ、その今週のSPA読んだよ。
福田も態度を改めやがったのかな。
しかし件の発言元の朝日のPR誌
「一冊の本」って、俺の住んでいる
地域(本屋)には置いてねーんだよな。
悲すぃ・・・。
383吾輩は名無しである:02/08/29 23:47
最近、小森陽一の書く物は支離滅裂になってる・・・
384吾輩は名無しである:02/08/29 23:59
>>383 単に酒に酔ってるだけだよ・・・
385吾輩は名無しである:02/09/05 22:39
最近、元気のある評論家いないねぇ。大塚英志くらいかなぁ。
386吾輩は名無しである:02/09/05 22:49
>>385
元気でいるのは自由だからね
しかしいくらなんでも大塚って・・・
387吾輩は名無しである:02/09/05 23:24
「まァ、いずれにせよ、批評家というのは珍妙な存在ですよ。作品の善し悪しを判定するためには
本来それなりの権威が必要とされる筈ですが―例えばモーツァルトが同時代の音楽家の作品を
批評し得るのは、彼がまさしくそれに値するだけの作曲家としての実績を持っているからで、つま
りはそれこそが権威となるわけですが―、批評家の場合は寧ろ批評するという行為そのものに
よって―褒めるにせよ貶めすにせよ―あべこべにありもしない権威を捏造しようとしているわけ
ですからね。あれは本当におかしな話ですよ。」

「失笑されるような悪文で誰某の小説の文章は酷いなどと扱き下ろしている批評は実際によく見
掛けますからね。」

「そう。それは、そもそもそうしたことを指摘するに足る名文家にのみ許された仕事の筈でしょ
う?批評家は自分にその権威が欠けている事実を何喰わぬ顔で一旦棚上げにして、とにかくも
批評してしまうことによって何時の間にかそれらがあるかのように振舞っているのですから、ま
ったく質が悪いですよ。」

388吾輩は名無しである:02/09/05 23:31
>385
頭が悪いから元気に見えるだけで、評論は死んでるしただのガキ。
しかもデブ。
389吾輩は名無しである:02/09/06 01:23
>>359
己の貧困な知性を棚に上げちゃいかんですなW
390吾輩は名無しである:02/09/10 15:46
福田和也って、まともな評論あるの?
どうやって大学の教員になれたのか不思議だ・・・
391吾輩は名無しである:02/09/10 15:58
>>390 ひとをペテンにかける常日頃の社交と
いつもの、ガブリ寄りによる割り込み。
392吾輩は名無しである:02/09/10 17:02

毎度お馴染み〜基地外回収でございます。
   /  ̄ ̄ ̄.// ̄ ̄|| |
  /    .∧// ∧ ∧|| |
[/_________.(゚//[ ](゚Д゚ )|| |
.||_    ___|_| ̄ ̄ ∪.|.| |
.lO|--- |O゜.|___ |.|_|ニニニニニニl.|
|_∈口∋ ̄_l______l⌒ l.|_____| l⌒l_||
  ̄ ̄`--' ̄ ̄ `ー' ̄ ̄`--'  `ー'
ご家庭でご不要になりました〜古新聞〜古雑誌〜基地外を〜
393吾輩は名無しである:02/09/10 17:28
>>390
なんせ権力に擦り寄る幇間だからw
自己の利益になりそーなところへは鼻がきく、腰が低い、
利害でしか動かん最低の口舌の徒w
394吾輩は名無しである:02/09/11 00:24
>>390 KO大学だから助教授が勤まるんだよ。
あそこのレベルの低下も著しい・・・
395磯田光一:02/09/11 01:09
私が元祖ゴーマニズム宣言だっ!
396吾輩は名無しである:02/09/11 01:22
>>394 あそこのレベルの低下
入試の口利きが某T大学で問題になってるけど、
某KO大学も入試(特にAO)が口利きばっかりだからでしょう。
397吾輩は名無しである:02/09/11 01:29
これはいろんなとこにコピペしてください。
みんなで台風を起こしましょう。
東京駅を中心に右回りです。
9月22日夜9時にみんなでいっせいに「フゥー」と吹くのです。
注意
周りに障害物のないところでやりましょう(なるべく高いところ)
「フゥー」以外に扇風機やうちわを使ってもかまいません。
       !東京を壊しましょう!


http://choco.2ch.net/test/read.cgi/event/1031653127/l50
398福田和也:02/09/11 15:56
私が江頭敦夫大先生の後継者だっ!!!
399吾輩は名無しである:02/09/11 16:01
 /´      ̄`ヽ,
  / 〃  _,ァ---‐一ヘヽ
  i  /´       リ}
  |   〉. -‐    '''ー {!/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |   |   ‐ー  くー |<そろそろ替え時かな
  ヤヽリ ´゚  ,r(、_>、 ゚'}\_______
  ヽ_」     ト‐=‐ァ' !
    ゝ i、 ` `二´' 丿 / ´  ̄`ヽ,
  r|、` '' ー--‐f/⌒  - - ⌒i / 〃
/ /|  。   。丿/     リ i    } 
\ \|    亠 ,i    _,-=‐'`―'=ー、;!
 \⊇  /干\|  i  リ ーー'  、ー‐'i | 
    |      |   リ´     (. .〉    } ! 
   ( /⌒v⌒\| ii! |   ー=-' ! |  アーン
パンパン|     丶/⌒ | ヽ、_  ̄,/ j 
    / \    |  |     / |
    /  ノ\__|  |__三_ノ|  |
   /  /パンパン|  |      |  |
  /__/     |  |      |  |
          ⊆ |     | ⊇
400吾輩は名無しである:02/09/28 17:34
400?
401hoshu:02/10/20 16:09
保守あげ
402吾輩は名無しである:02/10/27 13:55
斎藤美奈子を小倉某と一緒にするのはどうかと
所詮、小倉はただのフェミニズム
403吾輩は名無しである:02/10/28 16:05
斎藤美奈子は笑いのツボを押さえとるで。
小倉千加子も「アイドル時代の神話」の頃は笑えたのにな。
いまはサヨクなのか?
404吾輩は名無しである:02/11/03 08:37
ところでそろそろ「エクリチュール」に対応する適当な日本語を見つけてくれよ!
お湯沸かして待ってるんだからよ!
もうカップヌードルのフタも開けちゃったよ!
405吾輩は名無しである:02/11/03 08:40
カキコソバ、っちゅうのはどう?
腰のある書き言葉の群れをつるつる啜るという …        逝ってきます
406吾輩は名無しである:02/11/03 08:43
エクリチュールに対応する日本語は「文字」であります。
「綴り字」とかでも結構です。
407吾輩は名無しである:02/11/08 08:26
お筆さき・・・サヨク行き。
408吾輩は名無しである:02/11/08 15:32
「エクリチュール」=「文字」かも知んないけど、「文字」と言われて連想するものとはちょっとズレてる様な気がする。活字だったら黒いトコくらいに考えてました。
409吾輩は名無しである:02/11/08 15:36
ただ簡単に訳したりすれば意味が通じるものでもないと思いますよ。
まあ、ここで「エクリチュールの磁場……」なんて書いてるのはカッコつけ以外のなにものでもなさそうですけど。
410吾輩は名無しである:02/11/08 15:37
「エクリチュール」=「文字」ではないだろう。
コレを40エクリチュール以内で述べよ、とか
高校の頃野球の応援で人エクリチュールやってさぁ、とはいわん。

レクチュール(読むこと)に対してエクリチュール(書くこと)と
とらえるのが一般的。
411吾輩は名無しである:02/11/08 15:37
age
412吾輩は名無しである:02/11/08 15:45
>>410
その通り。それでよし
413412:02/11/08 15:48
「洋菓子」を「ケーキ」と呼び、ついには「スィーツ」と言う。

そこに漂うモノ、無視すべきモノ、無視しえないモノ、変わらざるモノ、
自然に変化してゆくモノ・・・・言葉は生き物だわな、まさに。
同じこと
414J(^Д^)し:02/11/08 16:47
>>410
それだと書く主体が強く関わりすぎてしまう感じじゃない?
たんに「文字」というわけではないがイメージとシンボルに対する「文字」ということじゃないのかなあ
って恥ずかしながらバルトの『エクリチュールの零度』まだ読んでない…今度読みます
デリダなんかはもちろん読んでないし…10年後くらいに読みます
415吾輩は名無しである:02/11/08 17:08
>>414
「書く主体」がどの程度コミットするのかは、ケースバイケースと思われ。
だから磁場とわざわざついてるんだろうな。文芸批評用語としては、零度的な
作者の死以後の言葉のあり方を指す場合が多いけれど、本国では普通に
この作家のエクリチュール(=書いたもの)についてどう思う?
なんていう一般的な使われ方もするようだ。

まあエクリチュールの意味自体も、エクリチュール上のコンテクストによって
決定されるということで。
416ガディワッツ2:02/11/08 17:09
エリクチュール……、バーバラ・ジョンソンはwritingをあてていました。
じゃあ、日本語で、文字とするのは、おかしい気がします。
いえ、いいんです。会話に混ざりたかっただけです。
417吾輩は名無しである:02/11/08 17:11
「writing」だと「書くこと」なのかなぁ。(英語苦手なんでぇ)「書いたもの」の方が近いような。
418吾輩は名無しである:02/11/08 20:13
今現在、2CHで最もさむいスレタイですなW
419吾輩は名無しである:02/11/08 21:22
>>416-417
writing=words that have been written or printed
(ロングマンより)
なんで問題ないと思います。何しろネイティブが訳したものだからね。
420吾輩は名無しである:02/11/08 23:45
>>418
いやいやこういうハッタリ知的虚栄心マンマンって言うのも
文学板には絶対必要だよ。

前半部のスレ質はまあまあ高いし。
421吾輩は名無しである:02/11/09 01:27
『存在論的』より抜粋。

『声と現象』のデリダが「声」のモデルに疑義を唱えるのは、経験的自我と
超越論的自我とのその同時性、言い換えれば近さは厳密には保障されないと
彼が考えるからである。その批判はきわめて単純な着想に基づいている。
彼はまず、「私は考える」がひとつの「表現expression,Ausdruck」である
ことに注目する。表現は必ずある支持材、つまり音や文字などに刻まれねば
ならない。しかし音や文字といった物質は「私」に対し外在的(ex-,aus-)
であるはずだから、表現「私は考える」それ自体は定義上、発話者である
「私」の生死とは無関係に存在しうる。つまり表現「私は考える」はある物質
性を持つのであり、そのことで「私は考える」はつねに、それを瞬時に回収し
「私は考える」へと連結するはずの「自分が話すのを聞く」装置から逸脱して
しまう。デリダはこの物質性を「エクリチュール」と名付けた。意識あるいは
主体を「今ここ」へと中心化する作用と、そこから逸脱するエクリチュールの
流れ。声/エクリチュール、あるいはパロール/エクリチュールという隠喩対立
から、前期デリダの多くの仕事が導かれる。(『存在論的、郵便的』p,157)
422J(^Д^)し:02/11/09 01:33
>>421
それは読みました!
けど忘れた!つまり「書かれた文字の過剰さ」ということですかね?
うーん、でもその「過剰」ってなんだろうなあ
主体を一度想定してるから出てくるのかなあ
あかん、勉強しよ…俺のバカバカ!俺死ね!
423吾輩は名無しである:02/11/09 01:47
>>432
かわいい・・
424吾輩は名無しである:02/11/10 22:19
超越論的自我ってのがわかりません。
経験的でないとは…
わかるような、わからないような…
哲学では基礎用語なんすかね?
425424:02/11/10 22:29
これか!アナニーレスですまん。
http://members.tripod.co.jp/studia_humanitatis/gewesen5.html
426吾輩は名無しである:02/11/11 22:50
ユリイカの城殿のロメール論、あまりに蓮實文体すぎてアレだアレ!
本人もわかってると思うんだけどなあ。
何で文体変えないんだろ
横田創は違う意味でアレだアレ!
427吾輩は名無しである:02/11/11 22:53
横田創。この前早稲田の前のカフェで朗読したらしいけど、
行った人……いるわけない、か。

行きたかったけどな。
428吾輩は名無しである:02/11/22 18:55
age
429吾輩は名無しである:02/11/27 12:00
渡部直巳ってどうでつか?
430吾輩は名無しである:02/11/27 12:50
金魚の糞。提灯持ち。>直己
431吾輩は名無しである:02/11/27 13:06
>>429
最悪。授業で「対象a」をおもむろに原語で板書して
これはジジェクの用語だけど・・・と言っていた。もはや、もの悲しさを感じる。
エクリを読みこなせないんだろうな。

批評空間の論争でも不戦敗の高橋源一郎はおいとくとして、もっとも醜態をさらしたのが
ナオミよーん。(ウェブで読めます)

「否定的媒介」ねぇ・・・
432吾輩は名無しである:02/11/27 14:23
>>431
それが本当だとしたら、あまりに強烈すぎて、マジでもの悲しいな。
「ディコンストラクション、これは浅田彰の用語だけど…」、と言
うようなレベルじゃないか。
433吾輩は名無しである:02/11/27 18:46
>>431
それはいくらなんでもたんに言い間違いとか勘違いでしょ
他の場の文章や発言を考えるとありえないし
434吾輩は名無しである:02/11/27 21:25
>>433
最初は言い間違いだと思ったのよ、おれも。
ただ一線の批評家とはとても思えないナオミの不勉強ぶりを見せつけられて、ありえると思った。
近畿大の授業料は決して安くはないんだよね・・・
435吾輩は名無しである:02/11/27 22:27
ナオミの文章ってかっこつけてる感じなのになんであんなに臭みが感じられるんだろう。
436吾輩は名無しである:02/11/27 22:32
・・・なのだがしかし、・・・
437nanashi:02/11/27 23:30
>>434
それは院の講義ですか?それとも学部?
438吾輩は名無しである:02/11/28 02:42
>>434
おれの知り合いの話によると、近畿大学では
直己は一部の学生にはすごく人気があるらしい。
で、そいつ等はすぐに「直己もどき」の文章を
書くそうです。「エクリチュ−ルがどうこう・・・」と。
でも人間的にはかわいいオッサンだそうです。
439吾輩は名無しである:02/11/28 02:49
私は糸圭秀美と丹生谷貴志はかなり好きな部類に
入るのですが、どうしても渡部直己は好きになれず、
理由を辿ってみたところ、単に文章の嫌味さといった
表面的な問題ではなくて、彼のフランス現代思想の
理解度がなんかよく分からないから、という
結論に至りました。
440吾輩は名無しである:02/11/28 08:52
>>438
>人間的にはかわいいオッサンだそうです。

かわいいというか単なるやんちゃ坊主。ちょっとしたことで、人をすぐ小馬鹿にするから
恨んでいるヤツも多いよ。人徳は本当に乏しいね。

あの篠原一の旦那が居るよね。近大講師?町田…だっけ。現代文学とサブカルあたりを
専門にしてるんだけど、そのホムペにも「オレをコケにしたオヤジ系の評論家、覚えてろよ」
的なことを書いてある。あらら…ナオミちゃんまた恨み買っちゃったのね、とすぐわかった。

カラオケでは酒ヤケしただみ声で小沢健二の「大人じゃないよな、子供じゃないよな…」を
熱唱するらしい。確かに、本当に大人じゃないんだよな…
441吾輩は名無しである:02/11/28 08:58
直己さんは、同時代人だったら、漱石に最も嫌われるタイプの文芸評論をやってるな
442吾輩は名無しである:02/11/28 10:59
永遠の文学青年。
長島ファン
「永遠に不滅です〜」
443吾輩は名無しである:02/11/28 11:03
>>440
町田は島田雅彦にはすりよってるらしい。
でも、基本的には大越愛子の子分だそうです。
444吾輩は名無しである:02/11/28 11:20
>>438
しかしスガ秀実が正式に近大に就職して
直己人気凋落、スガ大人気。

おれが近大生でも直己の講義はいらんな。
スガのをとるよ。
445吾輩は名無しである:02/11/28 12:05
批評の前線つったって、
結局この人たちなのね。
まあ、他は子犬達だから
仕方ないか。
446吾輩は名無しである:02/11/28 12:49
>>445
そう言うあんたもな。
447吾輩は名無しである:02/11/28 14:54
渡部は社会情況については何も発言しませんね、スガと違って。
448ixion ◆ySh2j8IPDg :02/11/28 15:18
>>431
>授業で「対象a」をおもむろに原語で板書して
>これはジジェクの用語だけど・・・と言っていた。もはや、もの悲しさを感じる。
>エクリを読みこなせないんだろうな。

これって、フロイト・ラカン直系の用語というよりも、さまざまな事物
(特に映画や小説など)に埋め込まれたものとしての「対象a」のことかな?
だとすれば「ジジェクが用いている意味での対象a」って好意的に解釈も
できるけど…どういう授業内容でそれ言ってたの?>431さん

にしても、ラカンはいまだに"Schema I"が納得できん。誰かすごーく明確に
説明してくれ!!
449吾輩は名無しである:02/11/28 17:24
>>448
ナオミはジジェクの「ヒッチコックによるラカン」が結構好きで、
よくその話をしていた。たぶん、その流れから小説一般の構造を語る際に・・・
思い出した(笑)ナオミは「描写」大好きだから、村上龍のイビサの中で
執拗に反復される「クローム鍋の中の沸騰した湯」の描写を、非常に褒めていた時だった。
そしてその描写が作者にとっての「対象a」であり重要なのだと解説していたと思う。

前後うろ覚えだが、リアルに「ジジェクの用語だけど」というセリフを吐いたのは確か。
おれは、えっ?と思って顔を上げたのを覚えてる。

ま、オレはナオミに粘着するアンチではないが、ナオミが発表した小説は是非一読を勧めたい!
こんな小説を書く人が作家本を出してるなんてと抱腹絶倒すること請け合い。
きっと蓮実のオペラ・・・みたいにやりたかったんだろうが。手元にないが、
最後の短編はクラインの壺ムスメ(!)が出てくるエロオヤジネタだったと思う。

>にしても、ラカンはいまだに"Schema I"が納得できん。

昨日たまたま「精神分析の4基本概念」を立ち読みした。よくわからんが
刺激的で面白いのは確か。ただ批評空間WEBの斉藤環の長文を読んだりすると、
ラカンの受容のされ方には、ずいぶんばらつきがあるようだ。もちろんオレには
「明確に説明」などできません(笑)
450吾輩は名無しである:02/11/28 22:34
>>449
直己の小説すげー読みたい・・・・
市販で売ってンの?
451吾輩は名無しである:02/11/28 22:38
>>450
「ハローグッバイ筒井康隆」という評論集の最後に三つほど短編小説が
掲載されている。図書館にしかないと思われ。
452吾輩は名無しである:02/11/28 22:43
>>450
正直言ってくだらない小説だよ。
期待しない方がいいと思われ。
453450:02/11/28 22:50
>>452
まじで?
あんだけ好き放題作家を批評しといて
くだらない小説かい・・・
蓮実とはちがうな。
454吾輩は名無しである:02/11/28 23:04
今週の「週間読書人」読んだ人いる?

哲学板に3年前くらいに現れたコテハン「蝉寝る」っていう
人がいたらしいんだけど、それが「東浩紀のラカン読解」を批判
というかしていたらしいんだよね。

で、その著者は「蝉寝る」っていうのが斉藤環だっていうんだけど、
まあ証拠はないだろうけど。
455吾輩は名無しである:02/11/28 23:26
蓮實のオペラくだらねーじゃん
雰囲気はあるけど。陥没乳首はさすがにスゲーけど
456ixion ◆ySh2j8IPDg :02/11/29 09:16
>>449
ありがとう。なるほどねー、それで"l'objet a"とか偉そうに板書しちゃった
わけか。描写から作者を読み取る際に、juissanceを超えようとする時の
欲動=規制としてのdefense(アクサンテギュ付き)やら何やらも考えて、
「対象a」として埋め込まれた自己へのはねっかえりみたいなものを説明した
ということね。でも、それ説明する前に、執拗に繰り返される「眼差」が
作品という規制を飛び越えて、作者に向かうことをきちんとラカン的に
説明しないと、やっぱりジジェクの捉える程度の意味でしかその用語を
使いこなしていないことがバレバレになっちまうわな。精神分析(特に
男根的なもの=ファルス)から離れた用語使用で、いかにもジジェク
「的」ではあるけれどもね。自分がラカンを読むのではなく、ラケイニアン
を読んでいるだけだ、と宣言しているようなものだな。

>批評空間WEBの斉藤環の長文を読んだりすると、ラカンの受容のされ方には、
>ずいぶんばらつきがあるようだ
みたいだね。アメリカ文学の世界でも似非ラケイニアンが氾濫しまくった時期
がありました。やめようよ、て感じ。
457吾輩は名無しである:02/11/29 18:32
斎藤環さん自身はラケイニアンではなくて「ラカン萌え」なんですよね。
(1999年の「広告」11+12月号より)

>>454
上の「広告」で斎藤さんと東さんが対談してて、たしかに斎藤さんは東さんの
ラカン読解(と言っていいのかな?東さんは「斉藤さんが萌える『ラカン理論』
では語れない社会的な変化が起きていると思うので」といっているので、ラカン
の解釈云々というよりは、ラカンそのものに無理あるんだ、っていってるのかな)
に対して異を唱えてたりするんで、そういう意味では454さんのいうようなこと
が起きてたのかもしれません。
ただ、3年前というとちょうど99年で、すでに対談してたりもするのに、わざわざ
2ちゃんで匿名で批判する必要あったのかなあ、と思ったりもします。それはそれで
おもしろいんでしょうけど。

それでも、僕は週刊読書人は読んでないんですが、同業の人がわざわざ公の媒体でいっちゃう
んですから、おそらく本当なんじゃないかと思いますね。ま、その程度の根拠なんですが。

それと、ixionさん他この板の住人さんにお訊ねしてみたいのですが、
いま僕は中島一夫さんの授業を受けてます。非常におもしろいです。
「現代文芸批評の前線」における中島さんというのは、みなさんにとって
どんなもんでしょう?
少なくとも僕は、中島さんがまだ若く、これからに期待できる、という
のびしろみたいな部分も含めた上で、渡部直己さんやスガさんよりも魅力を
感じてしまうのですが。
458吾輩は名無しである:02/11/30 13:25
>>454,457
蝉寝る見てきたよ。でも数日来て暇つぶししただけで、東を「2ちゃんで匿名で批判」
しようという意図はなかったと思われ。

>東さんは「斉藤さんが萌える『ラカン理論』では語れない社会的な変化が起きている
>と思うので」といっている

例の批評空間WEBでは、斉藤は真逆のことを言っている(笑)
「きみがいうほど大して社会は変わっていないよ」みたいな感じ。
良かったら読み比べてみて。

>>456
その時の渡部は、ixionさんのいうような詳細はまったくしゃべらなかった。
個人的には、ナオミのラカン理解のレベルを強く疑っている。
この件は置くとしても、渡部には下世話なオヤジ的勃起批評が多い気がして、
(こっちは)萎えるんだよな。不思議の国のアリスが大きくなったり小さくなったりする
ことを単純に男性器になぞらえたり、小川洋子の短編を、挿入前の女の誘惑・じらし
の身振りにすべて還元したり。まあ本人は本気で書いたのではないかもしれないが、
あまりにもだらしない気がする。

ナオミは大学院時代にロブ=グリエの「嫉妬」を研究したらしいが、
その影響というか、その後の不勉強が、彼の批評家としての限界を大きく規定してしまった
のではないかと。ヌーヴォー、描写、ヌーヴォー、描写、と唱えたあげく、
村上龍が「5分後の世界」の描写を褒められて舞い上がったり、
阿部和重が「時間割」を読んで、日記体でIPを書いたんです、と
インタビューで答えたりするような、ミスリードをこの国にもたらしたと思われる。
(もちろん作家自身の責任も大きいが。)立花隆ほどの影響力はないにせよ、
誰かがナオミちゃん変ですよ、と言ってあげるべきではないか?
459吾輩は名無しである:02/11/30 13:34
>>456
ところで近著「ラカン哲学空間のエクソダス」を読んだ方いますか?
この本も著者の力量不足で、余計わかりにくくなっている印象がある。
ただ、オレ自身がラカンの全貌をつかんでいないので、評価が難しい。
どんな風に読みましたか?

オレは、少なくともラカンを「モーゼ」になぞらえるセンスと悪文には辟易させられた。
460吾輩は名無しである:02/11/30 15:31
そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。スレとあんま関係ないけどさ。
このあいだ、哲学板行ったんです。哲学板。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいでカキコできないんです。
で、よく見たらなんかスレ立ってて、「精神現象学がわからない」、とかあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、ヘーゲルごときで普段来てない哲学板来てんじゃねーよ、ボケが。
哲学板だよ、哲学板。
なんか「C-Life」や「びたみん」なんかもいるし。コテハン総出でヘーゲルか。おめでてーな。
金子訳より長谷川訳、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、美学講義やるからそのスレ下げろと。
哲学板ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
「阿修羅無限大落し」が「幼児性全能感」にマジレスしてもおかしくない。
マジレスするかされるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。「ぴかぁ〜」は、すっこんでろ。
で、やっとスレ下がったと思ったら、Iridiumの奴が、コジェーブはどう?、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、コジェーブでヘーゲル読むなんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、コジェーブは、だ。
お前は本当にヘーゲルを理解したいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、卒論の参考文献に「ヘーゲル『精神現象学』」と書きたいだけちゃうんかと。
哲学通の俺から言わせてもらえば今、哲学板での最新流行はやっぱり、ニーチェ、これだね。
ルゥ=サロメにふられるダメ男。これが通の哲学者。
20世紀になって大流行り。そん代わり性病持ちで素人童貞。これ。
で、それにツァラトゥストラに「神は死んだ」と言わせる。これ最強。
しかしこれを言わせると次からナチス扱いされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前、1は、竹田青嗣でも読んでなさいってこった。
461ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/01 11:54
うーん、ラカンの思想は確立して利用されるような(「科学的」と言ってもいい
かもしれない)枠組みではなく、単に文学作品のように扱われて良いと思うん
だが。渡部はたとえば"objet petit a"と書き付けることによる歪んだ権威化
を目指しているようにしか見えないなぁ。
例えば、(英訳しかないのでスマソ)"The mirror stage as formative of
the function of the I as revealed in psychoanalytic experience"
なんて、題名からしていかにも臨床心理とは全く違う精神分析「批評」で
あって、 さらに「作」中には
not only the madness that lies behind the walls of asylums,
but also the madness that deafen the world with its sound and
fury
なんて一節も出てくる。もちろん、これだけじゃなく、ラカン(の用語や引用)
は、特定の科学的根拠に基づくのではなく、非常に思弁的で主観に富み、また
ズレを許容するようにめぐっているという点で、あくまでも文学的精神読解の
試み、であって、それをある批評的な拠り所にすることは、ズレにズレを重ねる
覚悟がなければいけない。それを意識しなければ、断片的な身体イメージが、
幻(視)像の連続によって全体像=歴史に組み込まれるという「私」形成に
おいて、他人の像ばかりを参照することによって身体が断片化されたものとして
意識されてしまうだけだ。(ちょっとだけラカンを使って冗談めかしてみる)
文芸批評家には特に多いようだけど、自分の身体をわざわざバラバラにしたいか
のように理解し得ないものの引用を重ねるのは、どうかと思うなぁ。

あ、俺もそうじゃん^^;
462吾輩は名無しである:02/12/01 17:24
渡部よりスガの「帝国の文学」のほうがヒドイでしょ
でも
>ラカンの思想は確立して利用されるような(「科学的」と言ってもいい
>かもしれない)枠組みではなく、単に文学作品のように扱われて良いと思うん
>だが。
これは賛成。だから○○はラカンをきちんと理解してないとかっていう批判はどうかと思う
463吾輩は名無しである:02/12/01 18:37
渡部の批評も文学作品
464アンニヒ ◆a9ChINOVJ2 :02/12/01 20:31
>>459
哲学板の【スラヴォイ・ジジェク】スレッドに読んでる方がいらっしゃいますよ。
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/philo/1030985921/317
465459:02/12/01 20:45
>>464
おお。ありがとう。ところで自分でも縮めることにしたのか。
奇遇だが、最初に縮めたのはオレ。

NAMのパロディーと知るまでは、浅田彰嫌いが由来かと思っていた。<アンチニヒリスト
466アニ ◆a9ChINOVJ2 :02/12/01 20:59
>>465
シンプル伊豆ベストの精神でございます。

ANM(アンチニヒリズムムーヴメント)という、パロディをやる為にこのハンドルにしたのです。
浅田彰嫌いは偶然の一致。
嫌いとは言うものの彼ほどコンパクトに文章を纏め上げる人材も居ないのでホントは嫌いじゃないです。
一家に一台アサダアキラ。
467吾輩は名無しである:02/12/02 01:36
菅野さんってどうなんでしょ?
468吾輩は名無しである:02/12/02 10:24
>渡部よりスガの「帝国の文学」のほうがヒドイでしょ

糸圭の作品内では「渡部のK=幸徳秋水説は周辺的な奇説にとどまる」と
されてたな。その糸圭もラカンの「盗まれた手紙」あたりを全開で
漱石に適用していたからスレ流れのいう「文学的」、どっちもどっち。

ただ糸圭は「渡部の言うことを信用する気にならない」と突き放しているのに対し、
渡部は糸圭の「帝国の文学」を、批判として受け止めるべきところを、自作の「否定的媒介」
があったからこそあそこまでの達成があったかのように、都合良く曲述しているあたりが、
対照的かと思う。どちらにせよ、当分読まないけどね。二人の作品は。
469吾輩は名無しである:02/12/02 10:52
>>457
浅学ゆえ中島一夫に関してはよく知らない。
批評空間WEBで柄谷の書評をしていたね。大学時代、ためになる授業は多かったが、
面白い授業はほとんどなかったから、きみが面白いのならそれだけで価値があると思う。

>>461
ixion氏って愛嬌ある(笑)

ところで東浩紀と斉藤環の双方の立場は、ixion氏にはどう見えている?
最近やっと超越的と超越論的の違いのわかったオレとしては、

東浩紀は、デリダとオタクに軸足をおいて、真にポストモダン的状況では
ラカン理論の射程を超えて、もっともっと新しいこと面白いことが起きている、
と言っているように聞こえる。

斉藤環は、東のラカン理解には誤りがあり、ラカン理論の射程は東が考えるよりもっと広い。
臨床家から見ると、東が騒ぎたてているポストモダン的状況はポストモダンではない、
と言っているように聞こえる。

両者の認識のうち、現在の状況に近いのはどちらなのだろう?
それと、読んでもよくわからないのだが、東の言うポストモダン的な「新しいこと面白いこと」
とはどんなことなのだろう?(興味持つ必要なし?)

初心者で申し訳ないが、そのあたりがixion氏にどう見えるか、教えていだだければ
本当にありがたい。
>>457
僕は週刊読書人はたまに読んでるんですが、中島一夫氏は三浦雅士氏と比べれば確実に優秀だと思いますヨ。
社会学の胡散臭さに敏感に反応する中島一夫氏に比して三浦雅士氏は鈍感です。
社会学の成立過程を見ずに、その成立後の状態を所与のものとして享受してしまう三浦雅士氏。
社会学の成立過程それ自体が政治であることを見抜く中島一夫氏。
この二人のどちらの方が才能豊かかと問われれば、僕は中島氏の方を挙げます。

渡部氏やスガ氏との比較は僕にはできません。
比較項をどこに置いていいのやら判断できないので。

中島氏は事象を簡潔に纏める能力に秀でていますネ。
浅田彰さんが死んだら、その代役がある程度務まりそうな気がシマス。
471ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/02 22:59
>>469
東浩紀とか斉藤環を真剣に読んだことがない俺としては、なんでラカンが
ポストモダンに無理矢理結び付けられるのかよく分からないのだが…。
ラカン理論がポストモダンに適用されるか否かについての態度決定は、
あくまでもポストモダンをどう捉えるか、という問題と重なり合うものであり、
それ自体で答えが出せるものではない。例えば、肉体から身体へ、という
(言語の世界への)移行を経た後に、さらに快楽を示す記号としてのつながり
が切れ、シニフィアンだけが浮き上がってしまう去勢の段階(「ジュイサンス
の砂漠」)こそ「ポストモダン的状況」(既に記号がなにものも示さない
シニフィアンとして、我々に提示されるだけである)だと言うこともできれば、
このジュイサンスの消去でも残っている対象a(他者が眼差しを向け、また
欲動の中心となるもの)をめぐって絶えず流動していることを、言語の世界
(象徴界、と読み換えてもいい)から離れた喜びの世界であるとも読むことが
できる。
と、適当にラカンのI/S/Rなどを使って書いてみたが、結局はラカンを
いかように「使って」ポストモダンに関する意見を表明するか、という問題で
あって、ラカンが何かを「説明している」ということにはならないのではない
か、というのが俺の感想だし、確かに東のI/S/Rはラカン的トポロジー
を無視するような簡略化を行ってはいるが、あれで納得する人はそういう人
なんだから別に批判するまでもないと思う。俺にとってラカンは詩と同じ
ようなもので、なんら対応物を持たないシニフィアンでしかない^^;

これ以上詳しいことは、哲学板の住人さんにお任せします。
472ixion ◆ySh2j8IPDg :02/12/02 23:27
で、前半のような肉体から身体へ、さらにジュイサンスの砂漠へ、という
流れを、硬直的なシェーマとして捉えて、そこから漏れるものがある、って
いうのが東の視点だとすれば、例えば戦闘美少女なんかに関しての欲動
のあり方を(「喜び」とはみなしていないだろうが^^;)他者の欲望に
動かされる社会病理の一つとして分析しているのが斉藤の視点であって、
これはそれぞれの意見表明の方法が違っているだけとしか俺には思えない。

でも、俺にとっちゃあラカンもマラルメも同じで、それを「読む」ことは
あっても「使う」というのは、どうなんだろう?、って感じです。以上。
473吾輩は名無しである:02/12/02 23:59
おい、いいかげんフロイトにかえれよ。
半熟オムレツ食ってからな。
474吾輩は名無しである:02/12/03 13:27
>>471-2
長文レスありがとうございます。蒙をひらかれました。オレの問いの立て方に
そもそもズレがありました。初心者が何かを学ぼうとして本に接すると、ある程度
作者の主張に依存しながら読み進めることになるので、持つべき広いパースペクティヴを
確保できていなかったようです。

「ラカンもマラルメも同じ」という断定は、実にixion氏らしいなと思いました。
オレ自身はラカンに興味はあっても、オタク方面には興味が持てないので、東・斉藤とは
別の方向へラカンを読み進めていくことになると思います。

東浩紀の「動物化するポストモダン」も大塚英志の言説の強い影響下にあったので
まったく感心しませんでした。自分が楽しめる本に出会うのは、意外に難しいこと
なのかもしれません。
475吾輩は名無しである:02/12/06 00:55
ラカンと岸田秀の違いを教えてください。
476吾輩は名無しである:02/12/09 07:48
ジョン・ドゥに聞いてください。
477吾輩は名無しである:02/12/09 22:04
どちらも笑える所は評価できる。by じょん
478吾輩は名無しである:02/12/09 22:06
マラルメって仏語できないとダメなんじゃないの?
俺はできないので、マラルメ速攻挫折しました
479吾輩は名無しである:02/12/11 18:35
スガの68年モノの文章でその時代の活動家とかの人名いっぱい出てくると誰が誰だかさっぱりなので
いっつも途中で読むの止めちゃいます
480吾輩は名無しである:02/12/13 10:02
保守
481吾輩は名無しである:02/12/13 11:32
あげ
482吾輩は名無しである:02/12/13 23:22
>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1>>1
  ワケ     ワカ     ラン
  ∧_∧   ∧_∧    ∧_∧
 ( ・∀・)  ( ・∀・)   ( ・∀・)
⊂ ⊂  )  ( U  つ  ⊂__へ つ
 < < <    ) ) )     (_)|
 (_(_)  (__)_)    彡(__)
483吾輩は名無しである:02/12/16 16:21
「マンガ批評宣言」
   マンガ批評宣言にむけて(四方田犬彦)
     1
   消化のスピード、喚起の力 − マンガの現在を求めて・・・松枝至
   愛の時間 − いかにして漫画は一般的討議を拒絶するか・・・加藤幹郎
   誰を、どう見分けるか? − 漫画におけるキャラクターの根拠・・・四方田犬彦
     2
   マンガ批評の現在 − 新しき科学主義への綱わたり・・・竹内オサム
     3 
   同一性のたえざる反復 − 『めぞん一刻』論・・・宇波彰
   なにが「気分」か? − 『気分はもう戦争』をめぐる戦略問題・・・市田良彦
   変換の機微 − 『がきデカ』再論・・・渡辺直己
   嘘の力と力の嘘 − 大島弓子と、そのいくつかの政治学・・・樫村春香
     4
   マンガの快楽 − 風景・線・女体・グロテスク・・・米沢嘉博

   全雑誌チェックリスト
   あとがき(米沢嘉博)

     編者 米沢嘉博
   亜紀書房 1987年2月20日 第1版第1刷
   0176-1706-0098 \2000
484吾輩は名無しである:02/12/16 16:25
マラメル
485トマス パンチョ伊東ン:02/12/16 16:30
>>483
すっげぇ読みてぇ。そして人名、何個所か間違ってる。
486吾輩は名無しである:02/12/21 15:21
スガの『大衆教育社会批判序説』読んでたら『ランボー怒りのアフガン』出てきた
その文章の書かれた97年の時点で同時多発テロを一寸予言してたスガはさスガ
487吾輩は名無しである:02/12/23 22:35
田中和生ってどう思う?
スガに江藤淳論を愚作って言われてたけど。
最近は「私」の問題にこだわっているようだが。
488吾輩は名無しである:02/12/23 22:47
>>487
どう思うって聞くのではなくて、
こう思うんだけど皆さんどないでっか?
となれば、それなら俺はこう思うでえ、
と話が続いてめでたしめでたしなわけよ。

円滑なスレ進行のためのちょっとしたコツな。
489吾輩は名無しである:02/12/25 17:34
池田雄一って群像新人賞受賞作以外でまとまったもの書いてる?
490吾輩は名無しである:02/12/25 17:41
>>489
はっきりいって、ない。
491すじゃーた:02/12/25 20:05
池田雄一って、なんか、つまんない、と思う。
変に真面目で。
週刊読書人に掲載された柄谷評とか、つまんなかったな。
インテリゲンチャであることとコミュニストであることの両立を信じるのは欺瞞だ、みたいな話。
あれ読んだヒトいる?

それから、大杉重男との対談で怒ってたのも、なんか、萎えた。
大杉が自立自立いうから、それに反論して、「じゃあ駐車場に芋でも植えて自給自足しろっってか?」
みたいな怒り方だった。
そういう自給自足も、なかなか良さ気だと思うんだけどなぁ。
492吾輩は名無しである:02/12/25 20:08
仙田

ていう人は
どうなの
493すじゃーた:02/12/25 20:20
仙田学って、中国の拷問の人だっけ?
読んだことないや。
494吾輩は名無しである:02/12/25 23:59
あ、やっぱないんだ>>490
結構面白いと思うけど
495吾輩は名無しである:02/12/26 15:12
>>487-488
では代わりに言おう。
ポストモダンの皮相的な言葉遊びから、「心臓に届く」(!)言葉への回帰。
それは昨今のソフト・ナショナリズムの風潮としっかり同期した、単なる
退行を隠蔽するためのアリバイ工作でしかない。
そんな脆弱な「私」なら、当の江藤さえ批判しただろう。
∴愚作。
496吾輩は名無しである:03/01/11 11:48
>>495
99年に三島論で新潮新人賞をとった酒井隆之が
その後日経新聞で保田與重郎を例に出して
「批評は志だ」というようなことを言ってたが・・・

「批評は志」だなんて
アントニオ猪木の「元気を出せばなんでもできる」
ってセリフとどこが違うんだ。
497496:03/01/11 17:03
「元気を出せば〜」を
「元気があれば〜」に訂正します。
498(゚д゚)y━・~~~ :03/01/19 15:39
(゚д゚)y━・~~~
499吾輩は名無しである:03/01/19 15:48
>>495
2chの右寄り体質をどう分析する?
ナショナリズムは日本だけじゃなくて
世界の動きとも呼応した世の流れだろ
500吾輩は名無しである:03/01/19 18:30
すくなくともウヨとかサヨとかそういう言葉を未だによく平気で使えるなと思う
紋切型すぎてキモイしイライラするだろ、普通。
こういう考え方は文芸批評とかに興味をもっといてよかったと思う
501吾輩は名無しである:03/01/23 17:13
柄谷行人 蓮實重彦 浅田彰 糸圭秀実 渡部直己 福田和也 鎌田哲也 大杉重男 山城むつみ
丹生谷貴志 東浩紀   
大西巨人 大江健三郎 古井由吉 後藤明生 金井美恵子 中上健次 高橋源一郎 島田雅彦
いとうせいこう 松浦理恵子 笙野頼子 多和田葉子 保坂和志 奥泉光 松浦寿輝
阿部和重 中原昌也 星野智幸
吉増剛造 稲川方人 守中隆明 天沢退二郎 入沢康夫
岡崎乾二郎 磯崎新 椹木野衣 村上隆 
坂本龍一 高橋悠治 池田亮司 古橋悌二 高谷史朗
黒沢清 青山真治 塩田明彦 万田邦敏 篠崎誠 周防正行 船橋淳 中田秀夫

わー俺ってセンス(・∀・)イイ!!
502吾輩は名無しである:03/01/28 21:12
>>501 なんかシルバーリーグってかんじ。

柄谷行人 蓮實重彦 浅田彰 糸圭秀実 渡部直己 福田和也 鎌田哲也 大杉重男 山城むつみ
丹生谷貴志 東浩紀   
大西巨人 大江健三郎 古井由吉 後藤明生 金井美恵子 中上健次 高橋源一郎 島田雅彦
いとうせいこう 松浦理恵子 笙野頼子 多和田葉子 保坂和志 奥泉光 松浦寿輝
阿部和重 中原昌也 星野智幸
吉増剛造 稲川方人 守中隆明 天沢退二郎 入沢康夫
岡崎乾二郎 磯崎新 椹木野衣 村上隆 
坂本龍一 高橋悠治 佐々木淳 池田亮司 古橋悌二 高谷史朗
黒沢清 青山真治 塩田明彦 万田邦敏 篠崎誠 周防正行 船橋淳 中田秀夫

わー俺ってセンス(・∀・)イイ!!
504吾輩は名無しである:03/01/28 21:40
代々木忠って確かスリルジョッキー、ジムオルーク等を好む監督だよな?
505吾輩は名無しである:03/01/28 21:54
代々木忠ってチャネリングセックスシリーズ撮ったAV監督じゃないの?
506吾輩は名無しである:03/01/28 21:57
敦じゃなくて?
柄谷行人 蓮實重彦 浅田彰 糸圭秀実 渡部直己 福田和也 鎌田哲也 大杉重男 山城むつみ
丹生谷貴志 東浩紀   
大西巨人 大江健三郎 古井由吉 後藤明生 金井美恵子 中上健次 高橋源一郎 島田雅彦
いとうせいこう 松浦理恵子 笙野頼子 多和田葉子 保坂和志 奥泉光 松浦寿輝
阿部和重 中原昌也 星野智幸
吉増剛造 稲川方人 守中隆明 天沢退二郎 入沢康夫
岡崎乾二郎 磯崎新 椹木野衣 村上隆 
坂本龍一 高橋悠治 佐々木敦 池田亮司 古橋悌二 高谷史朗
黒沢清 青山真治 塩田明彦 万田邦敏 篠崎誠 周防正行 船橋淳 中田秀夫

わー俺ってセンス(・∀・)イイ!!
508吾輩は名無しである:03/01/28 22:13
>>507
それがどうしたの?批評空間ファミリーが大半…
509吾輩は名無しである:03/01/28 22:25
>>508
ダサくていいかな、と思って・・・
でも批評空間に関わってる人間の方がかなり少ないよ
510吾輩は名無しである:03/01/29 02:04
柄谷・浅田ファミリーって言った方がよかったかな。
浅田本人は、柄谷ファミリーには入りたくないとか言ってたけど(w
511吾輩は名無しである:03/01/29 02:27
>>507
どっちにしろそのリスト超ダセェ(´∀`)ゲラゲラ
512吾輩は名無しである:03/01/29 03:45
エクリチュールとか言ってはずかしくないやつはバカ。
513リスト書いた人:03/01/29 13:31
>>511
オリもね、本当はそう言いたいわけ
でもあのなかじゃいとうせいこうと源一郎くらいしか
一般的に、あるいはちょっとした文学好きにも知られてないのが現状なの
これっていいわけ!?
ためしてガッテン!?
>>512( ´∀`)ノエクリチュールエクリチュールエクリチュール
514吾輩は名無しである:03/01/29 15:02
シニフィアンそして/あるいはシニフィエ
515吾輩は名無しである:03/01/29 15:08
さむっ
516吾輩は名無しである:03/01/29 16:18
鏡像的な自己
517吾輩は名無しである:03/01/29 17:11
>>474
>東浩紀の「動物化するポストモダン」も大塚英志の言説の強い影響下にあったので
>まったく感心しませんでした。自分が楽しめる本に出会うのは、意外に難しいこと
>なのかもしれません。

その通り。バカな連中をビシッと潰すシステムが瓦解しているから、露出過剰の
バカの言説に惑わされないようにすることが肝心な時代。その為にも自分に
とって重要な(楽しめる)対象を、キチンと見定める眼識を養いたい。
518吾輩は名無しである:03/01/30 23:31
>>517

( ´,_ゝ`)プッ
519吾輩は名無しである:03/01/31 03:21
>>518
(´ε` )
520吾輩は名無しである:03/02/03 09:31
>>489
亀レスで悪いが、池田雄一とかいう奴の受賞後第一作で『群像』に
載った論文で、屍体的類似とか言ってたのがあったけど、
あれって思い切りブランショのパクリでしょ。
さも自分が考えたような概念であるかのような書き方
してたけど、そんなんで読者をだませるとでも思ってんのかね。
新人のくせにそんなことするのほとんど自殺行為でしょ。
いまごろ思い出して、むかついてきたから、ここで蒸し返してやらあ。
521吾輩は名無しである:03/02/04 23:31
タイトルと掲載号数教えて下さい>>520
522520:03/02/04 23:47
確か3〜5年前の『群像』。
タイトルもズバリ「屍体的類似について」だったと思う。
誰か調べられる人いませんか。
523吾輩は名無しである:03/02/05 00:50
批評について、遅ればせながら
最近とても興味を持つようになったんですが
みなさんが読まれたなかで
批評を実際書いたりするのに
非常に参考になる書籍があったら
教えて頂けませんか?


文学に限らず
色々なジャンルについての
批評創作の参考になるものを探しています。
524吾輩は名無しである:03/02/07 11:40
とりあえず「千のプラドー」とか読むことから始めたら?
「千と千尋の神隠し」みたいなもんだし。
525吾輩は名無しである:03/02/07 13:33
>>522
「言語の物質性について」ですよ。
新人賞受賞が94年6月だから、こっちはその半年後くらいかな?
526吾輩は名無しである:03/02/07 14:36
>>524
説明キボンヌ
527吾輩は名無しである:03/02/07 18:07
>>524
笑った。関係あるかもな。
528吾輩は名無しである:03/02/12 23:30
>>520
人違い?
529吾輩は名無しである:03/02/13 05:52
>>528
タイトルは間違ってるが、内容はたしかに合ってる。
しかし、525 のいうとおり、そうとう古い論文だぞ。
530吾輩は名無しである:03/02/13 10:20
何が評価されたん?
531吾輩は名無しである:03/02/13 17:38
「文学」にとっての「対象a」って何だよ(゚д゚)y━・~~~
532やじるしくん:03/02/13 18:18
ラカンだろ、それ
533吾輩は名無しである:03/02/13 18:20
私にとっての「対象a」は、高校時代です。
何故なら、そこに「栄光」と「退廃」があるから。
534吾輩は名無しである:03/02/13 19:25
馬鹿だな。単に偏差値と戯れてただけぢゃねーか(笑)
教育なんてただの権力装置なんだよ。

535吾輩は名無しである:03/02/14 16:53
フーコーでっか?
536吾輩は名無しである:03/02/17 22:42
僕が一番すきな評論家は斎藤美奈子さんだYO!
オヤヂどもの気取った態度に
さわやかな一撃を加え
しかもギスギスさせないところは
すばらしいYO!
どうだ、おまいら
537西部邁氏の評:03/02/17 23:51
西部邁「『板挟み』のなかの悲鳴」より(「発言者」3月号):
======
 
 日本国の歴史について語る者はアメリカに距離をおかざるをえない。
その距離は、状況に応じて伸縮するではあろうものの、軍事問題についても
設定さるべきである。アメリカが極端に汚い戦争に着手していることへの
警戒の一片も持たずに、日米安保条約なる揺り籠のなかで眠りこけている
のは、同盟の名にまったく値しない。
 ・・・・・
こんなていたらくでは、アメリカの属国になることすら叶わぬ話というべきでは
ないのか。
 「アメリカの庇護下での日本の自立」(西尾幹二氏のテレビ発表)などをいう
親米保守には、自分があまりにしっかり抱きかかえられているため、その庇護者が
ならず者の親分であるとわからぬのであろう。親の顔ぐらいはしっかり眺めたらどうか。
538吾輩は名無しである:03/02/18 22:08
90年代批評はジジェク一人に完敗って感じかな
539吾輩は名無しである:03/02/19 01:16
デリダ的な語彙で詩作する詩人に守中氏がいると思うんすけど、
ドゥルーズ的な詩人てどなたかいます? 日本人で。
無知で知らないであります。
540吾輩は名無しである:03/02/19 01:21
>>539
守中高明氏だっけ?
現代詩手帳か何かで座談会に出てたのを
見た覚えがあるけど、何も記憶にないw

デリダ的語彙で詩を作ると、デリダをよく読んだ人にとって
面白い詩ができあがるの?
541吾輩は名無しである:03/02/19 01:33
>デリダ的語彙で詩を作ると、デリダをよく読んだ人にとって
>面白い詩ができあがるの?

わかんないす。チャート本でのデリダ知識しか持ってないし。
でもつらつら読んでると面白く感じたりする。
ただ現代詩文庫 守中高明詩集に納められてる詩論を書いてるのが、
松浦寿輝・山城むつみ・小林康夫・糸圭秀美だったから
この名前につられて買った(w。
542吾輩は名無しである:03/02/19 01:35
まあ、古典ギリシア語の知識があると
鷲巣繁男の詩が面白いというのと
似たようなレベルか?
543吾輩は名無しである:03/02/19 05:17
今さらながら、批評空間Webの
スガ、高橋、渡部、大杉、浅田、佐藤、石原(何故か未公開)とかの
の漱石と天皇の論争は結局どうなったんだ?
裏で手打ちでもあったの?
源ちゃんのさも自分で調べたかのようにスガの著作のなかの文章を使ったのは何で?
石原や小森パクリはどう思ってんの?
曖昧は、嫌よ。
544我輩は名無しである:03/02/19 09:49
>539
野村喜和夫
545吾輩は名無しである:03/02/19 22:05
>539
白石かずこ
546tantei:03/02/19 22:06
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547名無しリーマン:03/02/20 00:12
そういえば、小谷野敦も有名になってきたなあ
教養学部時代(文III)同級生だったが
さすがに私のことなんか覚えていないだろうw
今度何か彼の本一冊買おうっと
548吾輩は名無しである:03/02/20 09:58
ちょっと前に「『もてない男』の小谷野敦が結婚した」とか
週刊誌にのってたね
広告しか見てないので記事は中身はよんでないけど
549吾輩は名無しである:03/02/20 10:09
小谷野ってどこがいいのかわからん
面白くないじゃん。
550吾輩は名無しである:03/02/20 14:59
小谷野とか、内田樹とかね。おっさんの居直りがなんとなくウケている。最低
551駄弁:03/02/20 15:11
>>550
少子化高齢化社会だからな。
時代にあっているんだよ。中高年をマーケットにもっと
取り込まねばという言論界の動きなのだ。
もう若者ばかりをターゲットにしても大学も言論界も
生き残れないのだ。

って、小谷野敦氏はまだ40歳ちょっとだが
552吾輩は名無しである:03/02/20 15:20
>>551
筆者の年齢はどうでもいいんだけどさ
結局雑談みたいなもんじゃないの
553吾輩は名無しである:03/02/20 17:23
>>552
だったら 2ch でやればいいのにね。言論気取りで本を売るなよ、と。
554吾輩は名無しである:03/02/20 19:00
ああいうのを読むと知的コンプは自分が肯定されてるように感じるんじゃない?

需要は沢山ありそ。
555吾輩は名無しである:03/03/01 17:36
エクリチュールって芸風のこと?
556shi tta ka 鰤:03/03/01 17:55
パロール(声)に対しての「文字」だよ。エクリチュール。
557吾輩は名無しである:03/03/03 04:39
「内的言語」⇔「エクリチュール」
「エクリチュール」においてすでに「作者は死んでいる」と、
今さらながら言ってみる。
558吾輩は名無しである:03/03/03 04:58
             ∩
        ∧_∧   | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       (  ´Д`)//  < 先生!こんなのを発見シマスタ!
      /       /    |
     / /|    /      \  http://saitama.gasuki.com/kaorin/
  __| | .|    |         \
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     \_____________
  ||\             \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||
559吾輩は名無しである:03/03/03 05:02
零度のエクリチュール
ロランバルト
560吾輩は名無しである:03/03/03 07:00
シニフィエ
シニフィアン
ロールアンドバーザエス
byジェーンギャロップ。
561吾輩は名無しである:03/03/03 08:12
横田創、福永信、楠見朋彦、小野正嗣
このへんかね? 80年代的批評を引きずってそうな
若手作家
562吾輩は名無しである:03/03/03 11:44
いまさらながらエクリチュールの発音の仕方がわからない。エクリチュールでしか
見たことないからな。個人的にはエにアクセントを置く感じだと思うのだが、どうなの?
563吾輩は名無しである:03/03/03 12:10
でしょ
564吾輩は名無しである:03/03/03 14:08
チューだと思うほうが、戯れやすい
と思いこむのは、漏れだけか…
565562:03/03/03 16:01
フランス語の発音なんてわからないよね。ちなみにおれはメタファーっていう発音が
違っていた。どうも平板に読んでしまうんだが、フランス語はそうじゃないみたい。
566吾輩は名無しである:03/03/03 16:12
カタカナ発音ならメタフォールって感じだな。
567吾輩は名無しである:03/03/03 16:16
主語の支配を忘れちゃいけない
568名探偵 ◆oTUwZbBfO2 :03/03/21 12:18
>>313
313さんには、是非サイトを作って頂きたいです。
「プロ」の売文業者根性とは違う、文芸に対する真摯な根性を見せてほしいです。
569吾輩は名無しである:03/03/21 13:53
web重力
http://www.juryoku.org/webju.html
でのスガの加藤典洋批判が、今のエクリチュールの最前線(W
のようっすね。
換喩の教科書的概念をめぐって、だと。
日本ってレベルひく〜い。
570吾輩は名無しである:03/03/21 14:11
ほんとに、レベル低いな……。
おい、スがさん。あんたの書いたことはみーーーんなが思っていることだ世……
なんでそんなに偉そうに鬼の首とったみたいに素晴らしい形容詞を並べるのか。
571吾輩は名無しである:03/03/21 14:42
スカすみーーーんなsy
572571:03/03/21 14:51
スカす、みーーーなんスガそう思ってるんなら
スガも書くはズガないわけで

571は送信ミスでスガ、スマソ
573吾輩は名無しである:03/03/21 14:56
>「わが国の批評理論の歴史において、画期をなす」(添田馨、「現代詩手帖」三月号)
>加藤の長編評論に最初に接した編集者(たち)は、そうは思わなかったらしいのだ。
>>570
「みーーーんなが思っていること」ではないんだなー、これが。
572も言ってることだけど。

このスガの論の主旨はシステム批判でしょ。
574吾輩は名無しである:03/03/21 23:57
というより、出版業者を批判して?
投げやりなんじゃないか、あっちもこっちも。
アメリカだけか、張り切りボーイは。
変わってないよな、西部劇から一歩も。
うっかり好きになってしまいそうだ、
あの「正義」を疑わない自信に満ちた横顔。
退廃とは、また違った文化だよね。違う?
575吾輩は名無しである:03/03/22 01:12
>>570
だったら投稿したらよかったのに(w
576吾輩は名無しである:03/03/23 00:40
>>574
「正義」を装ったシニシズムだと思う。
その意味で>570にも一理はあると思うぞ。
577吾輩は名無しである:03/04/10 18:53
池田雄一
578吾輩は名無しである:03/04/10 18:57
ガンダムのシャアの声を当ててた人だね。
群像新人賞受賞者だっけ?
出身大学はどこ?
579吾輩は名無しである:03/04/10 19:06
570だけど投稿できんの? 投稿してみっかな。グフフ負
580吾輩は名無しである:03/04/11 18:42
方正
581山崎渉:03/04/19 23:22
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
582吾輩は名無しである:03/04/23 16:53
良すれ age
583t-akiyama:03/05/19 13:48
携帯ゲーム機"プレイステーションポータブル(PSP)

 このPSPは、新規格UMD(ユニバーサルメディアディスク)というディスクを利用しており、そのサイズは直径6cmととても小さい(CDの半分程度)。 容量は1.8GBとなっている。
画面は4.5インチのTFT液晶で、480px x 272px(16:9)。MPEG4の再生やポリゴンも表示可能。外部端子として、USB2.0とメモリースティックコネクタが用意されているという。

この際、スク・エニもGBAからPSPに乗り換えたらどうでしょう。スク・エニの場合、PSPの方が実力を出しやすいような気がするんですが。
任天堂が携帯ゲーム機で圧倒的なシェアをもってるなら、スク・エニがそれを崩してみるのもおもしろいですし。かつて、PS人気の引き金となったFF7のように。
584山崎渉:03/05/28 09:23
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
585吾輩は名無しである:03/06/24 15:08
そろそろ問題提起募集age
586吾輩は名無しである:03/06/24 15:11
↑こんな時間に、貴方は何をしているの?
オレモナー
587吾輩は名無しである:03/06/24 19:30
現代思想・・・社会学→心理学ときて何のブームがくるのかな??
588吾輩は名無しである:03/06/24 20:10
今の主流思想って何? ポストモダンはもう終わったの?
589吾輩は名無しである:03/06/25 22:55
誰かさんによると、動物にもどったみたいだよ(苦笑)
590吾輩は名無しである:03/06/26 00:24
それって思考放棄?
591吾輩は名無しである:03/07/03 13:09
最近の評論家は つまんない本ばかり出してる。
592吾輩は名無しである:03/07/03 13:19
マリリンマンソンなんてどうですか?
593hajiwosire:03/07/03 15:20
日本人で男で頭がついていたら
エクリチュールなんてあほらしくて言えねえだろ
594吾輩は名無しである:03/07/03 17:00
近世文学やってるけど、このジャンルの先生がたは
595吾輩は名無しである:03/07/05 01:42
近世文学の堀切実は最近になって柄谷批判を始めた。
596吾輩は名無しである:03/07/05 18:44
>>595
読んでみたいのでソースを教えてけさい。
597吾輩は名無しである:03/07/07 23:44
東の指摘の正しさが取り合えず証明されつつある皮相な昨今。
598吾輩は名無しである:03/07/08 20:54
そのまんま東。
599595:03/07/09 01:45
>>596
堀切実「近世における『風景』の発見−柄谷行人説を糺す」。
「日本文学」という雑誌の2002年何月号だか(秋頃)に載ってます。
600吾輩は名無しである:03/07/09 05:56
>>599
それは気になるな
601吾輩は名無しである:03/07/09 16:48
>>599
雑誌「日本文学」の存在を知らなかったよ。

検索してみても見つからないのだけど(<日本文学>で検索すると膨大な量にヒットしてしまう)、
版元がどこか教えてください。
602桃 ◆P1M6fi7prw :03/07/09 17:32
堀切実だったら日本文学協会の機関誌ではないでしょうか。
(書籍探すのにぐーぐるでは効率悪いですよ。)
603599:03/07/10 01:50
>>601
>>602さんのおっしゃるとおり、日本文学協会の雑誌です。
「近世における『風景』の発見」という題からも察せられるとおり、
『日本近代文学の起源』にたいする批判です。
ただ、さほど有効な批判だとは思えませんでした。
604吾輩は名無しである:03/07/10 16:21
601です。
ありがとう。
日本文学協会のHPはないようですね。雑誌は大きな本屋か図書館で探します。
605山崎 渉:03/07/15 09:02

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
606吾輩は名無しである:03/07/25 13:57
       _ _
      〃┏━━ 、
      |  ノノソハ)))  / ̄ ̄ ̄ ̄
    Λ_リリ ;´∀`)リ < うぐぅ♪age
   ( ⊂#~ ∞~~#⊃ \____
   ( つ/_∞__|~
   |(__)_)
   (__)_)    
607GET! DVD:03/07/25 14:03
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608CHKN ◆uaYejoOYtk :03/07/25 17:43
>>76
^^;
609吾輩は名無しである:03/08/04 12:19
>>578

今更だが、池田秀一。
610山崎 渉:03/08/15 10:17
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
611吾輩は名無しである:03/09/07 23:34
あげ
612吾輩は名無しである:03/09/27 09:47
そういうことだろ
613吾輩は名無しである:03/10/26 13:47
てst
614吾輩は名無しである:03/12/07 19:35
それでどうなの?
615吾輩は名無しである:03/12/21 06:35
             ドッカン
         m    ドッカン
  ━━━━━) )=         ☆ゴガギーン
      ∧_∧ | |         /          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     (   )| |_____    ∧_∧   <  おらっ!出てこい、>>1
     「 ⌒ ̄ |    |    ||   (`∀´ )    \___________
     |   /       |    |/   /     \
     |    | |     |    ||    | |   /\\
     |    | |     |    |  へ//|  |  | |
     |    | |   ロ|ロ   |/,へ \|  |   | |
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616吾輩は名無しである:03/12/21 06:38
りんんっこまおおのん
617吾輩は名無しである:03/12/21 06:38
りんんっこまおおのん
618吾輩は名無しである:04/01/04 00:58
まるるん
619吾輩は名無しである
「やれやれ」と通行人はさびしくつぶやいた。