後藤明生

このエントリーをはてなブックマークに追加
49吾輩は名無しである:01/12/06 01:44
「この人を見よ」が未完の理由はその年に近大の学部長になったからでは?
連載は93年の4月号まででした。「海燕」の休刊は96年ですね。
50吾輩は名無しである:01/12/06 02:22
>>49
訂正どーも。
海燕ってそんな頃まであったのかー。
そーいや「この人を見よ」が消えたんで
海燕読まなくなったよーな気も。
今まで福武っつーかベネッセのせいにしてました。
すんません。あやまりますから「この人を見よ」
単行本化してくれー。
51吾輩は名無しである:01/12/06 04:26
 確かに福田和也のいってるのは的を得ているような気がするなあ。
 蓮実が後藤の『挟み撃ち』を擁護するのはわかるけど、柄谷があ
れほど『挟み撃ち』を持ち上げる理由がわからない。ただ個人的に
は、70年代のポストモダン括りの中なら、中上の『枯木灘』より、
後藤の『挟み撃ち』のほうがいいんじゃないか。

 後藤は、確かに小島とか、武田の『司馬遷』に若い頃、衝撃を受
けたっていってるけど、横光と比べるのがイチバンいいんじゃない
かな。小島も横光の影響受けてるけど、きっと横光を継承したのは、
後藤だよ。

 個人的に、二葉亭の全集にちょっと書いてある後藤の解説が良
かった。何だかんだいいながら、俺、『挟み撃ち』結構好き。
読んで損はない。
52吾輩は名無しである:01/12/10 04:19
どうなんだい!
53吾輩は名無しである:01/12/10 09:04
つーか、売ってないんですけど……
54吾輩は名無しである:01/12/13 17:42
>>53
『挟み撃ち』なら古本屋に結構あるよ。
ハードカバーで2000円くらいから。
55吾輩は名無しである:01/12/14 00:59
『挟み撃ち』は講談社文芸文庫である。
講談社のホームページで注文しなさい。
56吾輩は名無しである:01/12/14 01:28
>55
知らなかった…
どうせない、と決め付けてた。さっそく注文します。
57吾輩は名無しである:01/12/14 01:29
つーか図書館に頼めば大概は取り寄せて貰えるよ。
貸出期間中に、読み終えられないのは「壁の中」、「挟み撃ち」くらい。
58Juice:01/12/14 01:30
旅行記、自作漫画などを公開してます,採点して下さい!
http://juice26.tripod.co.jp
59吾輩は名無しである:01/12/19 01:39
いやぁ、ホント後藤明生はとぼけてるよ。面白い。カッコイイ。
60吾輩は名無しである:01/12/30 00:31
「首塚の上のアドバルーン」を読んでいるが、こいつはなかなか侮れん。
行ったり来たり気が付いたらどこへやら……。
61吾輩は名無しである:01/12/30 05:33
挟み撃ち読みましたよ。おもしろい! 正月は首塚よもうっと
62吾輩は名無しである:01/12/30 21:01
スレの中から救出age。
63吾輩は名無しである:01/12/30 22:04
『挟み撃ち』はそんなに時間がかからないだろ
64吾輩は名無しである:01/12/30 22:11
そだね。1日で読める。
65吾輩は名無しである:02/01/13 03:06
じぇんじぇん。
66吾輩は名無しである:02/01/20 02:25
age

67ixion:02/01/20 02:54
「観覧車はいつもと同じように、ゆっくりと動いているように見えた。
しかしいつもと同じように、止っているようにも見えたのである」
(『行き帰り』)

後藤明生は、ゆっくりと動きながら止まっているようにも見える、楕円の
観覧車である、と分かったようなことを言ってみる。

また『壁の中』でも読もうかなぁ。
68fishman:02/01/21 20:20
久方振りに『スケープゴート』を読み返し、何とまぁ格好のつかない作品なのだろう
と改めて絶句しました(笑)作者とおぼしき主人公は幾度も記憶違いを繰り返すし、
自分の語ることに自信がないのかひたすら謝り続ける。そして、文体と呼ぶことが
憚られるあまりに軽いその言葉の連なり。圧巻は、気になるところが出てくるたびに
表紙をちぎっては挟んだ『津軽』の文庫本。あまりに気になるところが多すぎて、
弁当箱のように膨らんだその物体の何とユーモラスなことか。それはまさに、文学に
似つかわしくない言葉を積極的に受け入れることで、膨らんでしまったこの作品その
もののようではないか!

いやいや、何ともはや、駄弁を連ねてしまいました。サイギサイギ!
69fishman:02/01/21 20:22
↑age損ない。。。スマソ。
70吾輩は名無しである:02/01/21 21:10
挟み撃ちって緊張感溢れてるのか?
71吾輩は名無しである:02/01/21 21:41
挟み撃ちよりも初期の短編の方が良かったな(挟み撃ちと初期のいくつかの短編
しか読んでないけど)。「関係」「パンのみに非ず」「ああ胸が痛い」とか。
72吾輩は名無しである:02/01/22 21:15
くそ、『壁の中』が何処にも売ってない。
3500円までは予算を準備しているのに。
73吾輩は名無しである:02/01/25 18:56
阿部和重って後藤っぽいと、わかったような口をきいてみる。
74考える名無しさん:02/01/25 20:35
>>73
というか、露骨なまでに意識している。
75吾輩は名無しである:02/01/25 20:50
意識してるってのも便利な言葉でんな。阿部は何か大事なことを
学び損ねていると思われ。
76吾輩は名無しである:02/01/25 21:26
大事なことを 教えてください
77吾輩は名無しである:02/02/02 21:44
「べつに、そういうことはありません。もちろん無関係ではありませんが」
 わたしがそう答えたとき警官は、破損したガラス戸の上の方に赤いマジックで落書きされたΣの文字を見ていた。もちろんすでに、抽斗しのない肩袖机の上で仰向けになっているヘルメットも、見えていたはずである。団地? Σ? ヘルメット? 
あるいは警官は、わたしに向かって立て続けに問いを発すべきであったのかもしれない。なにしろそのとき、謎だらけの迷路の真っ只中に置かれていたのは、他ならぬ警官自身ではなかったかと考えられるからだ。「行方不明」


78吾輩は名無しである:02/02/02 22:39
>>76 文法の勉強をしましょう。少なくとも地の文ではもう少しまともな日本語を
書きましょう。主語とか、述語とか、知ってるでしょ?
ほんとうにアフォだと思われますよ。
79吾輩は名無しである:02/02/21 17:47
age
80山川:02/02/26 00:53
『地獄の黙示録』が公開された当時、それを観た後藤明生が
文章を書いてるらしいんだけど、読んだ人いる?
81吾輩は名無しである:02/02/26 01:04
>>80
昔集英社から出ていた『見える世界 見えない世界』という
エッセイ集の中の「作る人と見る人」という文章で書いてます。
なんと言うか非常に後藤らしいあっち行ったりこっち行ったりする文章です。
82吾輩は名無しである:02/02/26 03:38
>78
あんたアフォですか?
83山川:02/02/26 04:17
>>81
レスどうもありがとう。古本屋や図書館で探してみますが
骨が折れそう、早くこういったエッセイなどをまとめて読める
全集をどこか出してくれないかな。





84吾輩は名無しである:02/02/28 17:41
じぇんじぇん
85吾輩は名無しである:02/02/28 19:04
挟み撃ちと首塚しか読めないと言うのは何とも…
86吾輩は名無しである:02/03/03 12:08
>>85
まあ『挟み撃ち』が読めるだけマシ。
大西巨人なんて本屋にまったくといっていいほど並んでない。
福田デブヤの本は山のように(ホントに山積みに!)あるのに。
出版界の知的レベルの低下には腹が立つ。
87吾輩は名無しである:02/03/03 17:57
大橋巨泉
88吾輩は名無しである:02/03/03 21:27
>>86
「神聖喜劇」すらなかなかないものね。
しかし初期後藤の短編集くらいどこか出せないものか。
「人間の病気」のような作品が埋もれてるのは惜しいよ
89吾輩は名無しである:02/03/10 00:51
age
90ゲンナリ:02/03/10 00:54
「迷宮」が近所の古本屋にあるんですが、この作品、批評家はどう評価
してますか?
91吾輩は名無しである:02/03/10 12:13
>>90
「迷宮」は面白いが大西の著作でしょ
大西すれで聞けば
92吾輩は名無しである:02/03/15 04:46
age
93吾輩は名無しである:02/03/24 12:52
じぇんじぇん
94吾輩は名無しである:02/03/26 22:06
行き返り ゲット記念あげ
95吾輩は名無しである:02/04/04 16:34
じぇんじぇん
96吾輩は名無しである:02/04/04 18:11
全然おもしろくない
97吾輩は名無しである:02/04/19 13:05
あなおもろ
98吾輩は名無しである
あなおもしろ