↑
文学板のカキコだと言うのに、句読点打ち間違いに、敬語変換忘れ、
その他諸々間違いだらけのヘタレ文章ですが、ご容赦下さいませ〜。
>>304さんへ
>1さんのおっしゃる「天下の詐欺師」に尽きるのかしら、やっぱり?(藁)
どうも僕のタイトルのつけ方がまずかったようですね。ちょっときつかったかなと、
反省しております。河合本人も「うそつきクラブ会長」なんて自称しているので、
「詐欺師」って言葉はあんまり悪い意味ではなかったのですが・・・
最近は好意的・中立的ななレスもついて、ほっとしています。僕自身は河合に学んだことが
多くあります。ものすごく宇宙的な視点と、蟻の足の動きを見つめるような
繊細な視点が同時にあるところ、ここが僕が河合の著作に惹かれるところです。
>>306 (=1)さん
「天下の詐欺師」1さんがそのまんまに思っていらっしゃらない
だろうと分かっていたのですが、色んな人の意見を聞いてみたくて
引用してしまいました。 誤解を招く書き方してしまってスマソです。
(ふと思う…文学板初めてなのですが、で2ch用語どうなんでせう?)
中立的な人、好意的な人、反対の人、色々いらっしゃると思うので、
煽りじゃなければ、本当に色々な考え方を聞かせて下さいなっ。
私にとっては、特に厨房の時色々悩んでいたコトが、
大学生になって河合さんの著作と出会ったことで、すごく楽になった、
まぁ恩人のように思っているんで、ハッキリ言って冷静な判断を欠いてます(藁
>>279 さんも、読むと「なんかほっとする」とコメントされてますが、
著作がカウンセリング的な効果を持ってる気がします。
なので、他の人には上手く説明できないし、自分にとって絶対的な意味を
持っちゃうのでしょうかね・・。
でも私の場合、それで終わってしまっては、河合隼雄の著作にお金をつぎ
込んでいる為ただの信者と呼ばれてしまうので、ここでマターリと語りつつ、
更に欲張って、河合隼雄を理性的に判断できるようになりたいなぁと。
ヴァカなのでついていけなくなったりしないかなぁと不安もありますが
このスレ見守らせてもらいまっす。 上手く伸びたらいいナ(w
308 :
吾輩は名無しである:02/02/17 19:06
>307
私も、同じように感じています。
自分自身の中でまとまりがつかなかったものを、
うまいこと全体的にまとめてくれた人=河合隼雄と思っています。
いろいろな微細な部分を切り捨てていくのではなく、
包括して、ものごとを捉えようとする姿勢に共感します。
でも、理性的な立場での反対派の意見もぜひ聞きたいです。
河合隼雄に対しては、理性的でなく、
ただ、河合隼雄だから、気に入らないんだよ〜
みたいな意見も多いのが、ちょっと残念。
ただ、知り合いの臨床やってる人は、
だから、どうすればいいのか、というのが具体的に見えてこないから
河合隼雄の本はよくわからないって言ってました。
私は、どうすればいいかは自分で考えていくしかないんだよって、
河合氏は言っているととらえているのですが。
河合隼雄には河合隼雄の生き方があって、
あなたにはあなたの生き方がありますよ。
それを見つけていきませんか、っていう感じで、
著作を読んでいるのですが。
それが突き放した感じでなく、自分もがんばろって思えるところが
いいと思うのですが。
309 :
吾輩は名無しである:02/02/21 17:49
∧_∧
( ´∀`)
/, つ
(_(_, )
しし'
310 :
吾輩は名無しである:02/02/22 00:08
この板ってマジレスつきにくいんですね・・。
それか2chでまともに読もうという人がいないだけか・・。
ageておく・・。
312 :
吾輩は名無しである:02/02/24 00:23
河合隼雄の「心理療法序説」(岩波・1992)には、ユング派に反対する立場を汲み取った論説がされている。
「反対派」が展開するような議論は、既に河合氏によってクリアされていることが分かる。
(もちろん、論理的な飛躍によってではない。)
心理板や、哲学板での「ユング批判」を越えた論理が展開されているといえよう。
ユングに疑問を持つ方や、2チャンネルでの議論に行き詰まりを見出した人、ユング反対派(嫌悪派?)の方は読んでおくべき本だろう。
河合氏自ら、自身が「重要」と位置付けている著作でもある。(「序説」の書名に惑わされぬべきです)
313 :
吾輩は名無しである:02/02/24 08:37
>312
「 ユング反対派(嫌悪派?)」に笑った!!
確かに、反ユング派の意見にはただひたすら「嫌悪」しているとしか思えない異様さを感じるものがある。
コンプレックスを刺激されたとしてか思えないような、
感情的な嫌悪感をあらわにしている意見が多い。
それだけに、反ユングの立場でも、冷静に論じている意見を見ると、
嬉しくなるぐらいだ。
「心理療法序説」ぜひ読んでみます。
314 :
吾輩は名無しである:02/02/24 23:13
>>312 >河合隼雄の「心理療法序説」(岩波・1992)には、ユング派に反対する立場を汲み取った論説がされている。
>「反対派」が展開するような議論は、既に河合氏によってクリアされていることが分かる。
禿同!
2chに、こういうこと言ってくれる人がいたなんて、驚き!
>>314 こらこら・・。
折角314さんが冷静に議論してるのに、そういう事いうと、
ただの信者発言だと誤解されてしまうでしょ?
煽りじゃなければ、心理療法序説の内容で、レスしてみてはいかが?
PSちなみに私は、心理療法序説読んでないので発言なし。
スマソ sageときます。
>315
?
誰に対する発言かってところが、間違っているのでは?
それに冷静に議論しているのは、>312でしょ!
317 :
吾輩は名無しである:02/02/25 01:30
心理療法序説はたしかに名著だと思います。河合氏の書いてる、その心理療法序説とか、
明恵 夢を生きる、とか紫マンダラとか、気合の入った本は読み応えがあって面白い。
だいたい、河合批判は、こころの天気図とかこころの処方箋とか、河合氏自身があまり
たいしたことないと思ってる本だけ読んでうじゃうじゃ言ってる人が大半では。
その意味で、312さんに禿同
>>316 その通りっす。
314さんに、「312さんが誤解されるようなレスつけちゃイカンよ〜」
って言うつもりでした。
ご指摘thanks。 逝ってきます〜(汗
>317
げげっ、一般向けの「こころの処方箋」とか「こころの天気図」で、
河合隼雄を評価されたらたまらんっすね。
でも、その可能性大きくありそう・・・。
あれはあれでよい本だと思うし、元気になるし、
読む人に合わせて内容をかみ砕くことができる河合先生の偉大さを
感じるものではあるけれど、本来の仕事ではないよな。
培風館の「ユング心理学入門」とかも、名著だよな・・・。
「影の現象学」だっけ?むさぼるように読んだ記憶が。
この本は作家たちも、けっこう感銘受けてる人多かったような。
今は亡き森瑶子(字合ってる?)も「叫ぶ私」かなんかの中で、
この本読んだって書いていたような。
>319
そうそう。作家の人たちも河合ファンというか、そういう人は多いですよね。
というと、そもそもの1さんの発言(以下)に戻ってしますわけですが。
>専門家からの批判はどこ吹く風、着々と本屋の棚を埋めつつある河合
>隼雄。古くは谷川俊太郎から、最近では御大村上春樹までも軍門に下らせ
>た天下の詐欺師の本をこっそりと読んでいる文学板の諸君、そんで、どうだった?
でも、「軍門に下った」のは政治的な色合いではなく、やはり、河合氏の言ってることに
作家が惹かれたからでしょう。言うときはバシッといいますからね、河合氏は。たとえば、
大江健三郎は村上春樹が嫌いだから、河合氏が村上氏と対談するとわかったときに、いやがって
いたけど、河合氏は関係なく対談してますからね。
321 :
吾輩は名無しである:02/03/02 02:21
>>320 同意です。
影の現象学…あれ読んだ時私、「この人天才だよ」って興奮しちゃった。
実際天才かどうかまではワカランが(大げさだったかな)とにかく最高級の
感動でしたよ。
心の中でもやもやしていたのが、明快にしかも面白く、それで脳の奥底まで
分け入るように入ってくるっちゅーかワカルように書いてくれてて、
びっくりしたよ…。
しかしいざ語るとなると、自分の言葉で言えないっていうのがなんとも…。
分かったような気になってしまうとそこで終わりなので、
ひょっとしたら軍門に下るよりは、批判的な態度ももって読んだ方が
得るところが多いのかもしれないですね〜と最近思う。
なので冷静に河合隼雄に批判的な人、もしくは河合隼雄好きで
読み込まれている人求ム(藁
ですが、「軍門に下った」は言い方悪いけど、
>>320 さんの言う「河合氏の言ってることに作家が惹かれたからでしょう。」
に同意。 人心掴んじゃうんでしょうな、意図的でなくても(藁
と思います。
影の現象学については、
自分でも思わぬ行動に人がでる時、無意識が働いている、、、
突拍子もない夢等も、実は無意識と関係しており、
でもそれは簡単にこれだ、っていえるワケではないっちゅー。。
私の稚拙な内容まとめではコレしか……。
これでは分かったとは言えないよなぁ…誰かフォローしてください
…この名著の概説を!!(汗
322 :
吾輩は名無しである:02/03/16 17:30
age
323 :
吾輩は名無しである:02/03/27 12:47
age
hayao
325 :
吾輩は名無しである:02/04/29 03:31
age
326 :
吾輩は名無しである:02/04/29 03:34
自分で思わぬ行動に出たがる人っているよね
>>320-321 べつに軍門に下ったわけじゃない、全然違う。
河合は心理学をそのまま応用して相手の心裡を繰ってるだけ。
誰でも「こういうことを言ってもらえば・・・」と思いながら
自分でもそれとは意識していない領域を抱えている。
それは、著作を読むよりも対面することで、見えるもんなんだよ。
相手と現実に顔を合わせる=心裡を見抜き、そこに付け入る。
言葉は悪いが、心理学やってればなんてことない技術。
河合は意図的にそれをやり、相手の中から引き出したモノを
さも自分自身の中から出たかのように相手の目の前に呈示してみせる。
そのテクに長けているだけ。一流の詐欺師も同じような巧みさがある。
↑
>誰でも「こういうことを言ってもらえば・・・」と思いながら
>自分でもそれとは意識していない領域を抱えている。
書きっぱなしでわかりにくくてスマソ。つまり、自分では明確化、
あるいは意識化できていないが、心中にありありと存在する願望、
それを他者の口から明快に語られると、当人はまるで眼からウロコが
落ちたような感じがし、喜び「まさに貴方のおっしゃる通りだ!」・・・。
相手をスゴイ!と思い、心服したり心酔したりさえしてしまう。
(という意味です)
329 :
吾輩は名無しである:02/05/01 00:24
>327
心理学を学んだ人の意見ってこんなレベル低いのか?
330 :
吾輩は名無しである:02/05/01 00:31
>327
河合の対談の具体例を挙げて327の理論を実証してみい。できんやろ?
332 :
吾輩は名無しである:02/05/12 20:14
sarashi
元信者です。ひさびさ2ch来たらこんなスレが…
心理学板ではぼっこぼこにやられてましたね河合氏。
自分は『魂にメスはいらない』が初本でした。
『影の現象学』でショックうけた記憶はあるが内容は覚えとらん。気楽な読者でありました
>>308私は、どうすればいいかは自分で考えていくしかないんだよって、
河合氏は言っているととらえているのですが。
自分もその結論に達しました。
河合の言わんとすることは自分は語れません。殆ど理解できてないし(w
でも30冊ほど読んだよ。
感想ごっこなら語りたいし、マターリレスがつけばぼちぼち書き込んでいきたいです。
ところで
>>1は河合本あまり読んでないとお見受けしたが、最近はどうなの?
人に訊かず自分の目で確かめい。三島由紀夫とかかわってるわけねぇだろうが。
335 :
吾輩は名無しである:02/05/31 00:31
age
336 :
吾輩は名無しである:02/05/31 12:59
AgeってんのーSageってんのーみんなはっきりいっとけー♪
レスがつかねぇ…
338 :
吾輩は名無しである:02/06/03 20:35
はやおの笑顔かわいいよお。
>>327 うーん、それが心理療法だから
そこに文句付けられたら話せないよね。
>>327 あなた河合の本ろくに読んでませんね。
それとも河合に診てもろて、そう言うの?(違うよねー)
相手の思ってる事をうまいことひきずりだす、まではあってる。
ひきずりだしたものを河合はとりあげません。
飽くまで、相手の口からひきずりだすんです。
意味わかる?
相手に語らせるんです。相手が気付くまで待つんです。
その証拠に、河合の患者の多くは
「治してもらった気がしません」
というのだそう。そのことは河合も認めてて
「みんな自分で自分の問題に気付いて、自分の力で治ってく。
自分は側にいるだけ」と言ってる。
あんた河合の本読んで出直していらっしゃい。
私は元信者で、今は、河合の本読む気もおきない。
ただ、河合の本を読みもしないでいちゃもんつける輩には
腹たつ。単純に。
ケチつけるなら読破しな。鉄則だろ。
>>339wa yoku wakaran...(w
341 :
吾輩は名無しである:02/06/16 16:27
そうなんだな。不器用なわけだ。
恋煩いというのは、結局恋愛主体のタイプの問題かもしれんね。
ま〜たその娘のことだけどさ。彼女、河合御大先生の居る、例の教育学部受けるみたいだったのね。
接点を見つけるならここだ、と思ったのよ、僕は。
その頃の僕の趣味は、ありがちな実存主義文学で、ハイデガーなんかも名前がカッコええから読んでたわけ。
こんな文学、こんな哲学を孤独に読んでるボクを見て、ってわけさ。
それでも彼女は目もくれなかったから、じゃあ進路に関係するトコで共有したいと思ったね。
臨床なのか教育学なのか分からなかったから(それすら聞く勇気が無かった)
取り敢えずユング、フロイトを読む。んで、それとなくラカン入門書をちらつかせる。
悲しいかな、全く反応無し。
じゃあ今時珍しいが純粋な教育学だっつうことで、ルソー、フローベル、ペスタロッチだと。
正直、始めて完全な打算のみで本を読み切ったわ。
しかし、彼女はペスタロッチのぺの字も口にせんわけだ。
それで僕はどうしたかいうと、がいしゅつだがエミールを押しつけたわけ。ルソーの。
これまた唐突に。しかも卒業間近。
「教育学部いくんだろ」とか何とか言ってさ。ホント信じがたいバカだわな。
それでも、一冊の本を共有していると思うだけで、羞恥心に勝った幸せがあったね。
ああ、この下りを彼女は読んでくれているのか、と。
彼女は同じ文章を辿った僕のことを想起しながらエミールを読んでくれているのか、
と僕がエミールを読みながら夢想するわけね(w 今でも。
だから、恋文もいいが本を渡すのも手だ。夢想に拍車がかかるが、これも文学の醍醐味ではなかろーか。
343 :
吾輩は名無しである:02/06/20 02:11
心の病保守あげ。河合がまともに相手した作家はだれですか? 村上以外にです。
>河合がまともに相手した作家はだれですか?
まともに相手を。。って言うのに当てはまるのかどうか。
最近、吉本ばななとの対談集出しませんでした?
知らない。
と糞スレに仕向けるテスト。
346 :
吾輩は名無しである:02/07/06 23:50
河合隼雄・・・このオッサンのいる時代に生まれて本当に良かった!!今の日本に河合隼雄がいてくれて助かった!!バンザーイ!!
347 :
吾輩は名無しである:02/07/16 03:33
age
348 :
吾輩は名無しである:02/07/16 23:18
南伸坊・河合隼雄「心理療法個人授業」って本を
本屋さんで見たような気がする。
読んだ人感想教えて。
349 :
吾輩は名無しである:02/07/30 19:45
∧∧ ミ _ ドスッ
( ,,)┌─┴┴─┐
/ つ.Come on!! |
〜′ /´ └─┬┬─┘
∪ ∪ ││ _ε3
>>334 >ところで
>>1は河合本あまり読んでないとお見受けしたが、最近はどうなの?
最近は岩波の心理療法のシリーズをぼちぼち読んでいます。
>人に訊かず自分の目で確かめい。三島由紀夫とかかわってるわけねぇだろうが。
いや、それがあるんですよ。僕も驚いたんで思わずタイトルにつけてしまったわけです。
えーっと、何で読んだのだろう? 思い出せない。すみません。
前レスにも書きましたが、「軍門に下る」っていう言いかたはちょっときつかったかもしれ
ませんね。ちょっと煽りがすぎたようです。書き直したいですけど・・・手遅れですね。
2chには消しゴムがないしw 河合への攻撃スレにするつもりはなかったです。
あまたいる心理学者の中でも、なぜ河合隼雄、もしくは河合隼雄なるものがあれ
ほどまでに作家たち(文学者だけではなく、芸術家全般)をひきつけるのか?
もっと広くいえば、作家だけではなく、一般の人々のあいだでも、心理学の本が多く読まれていますね。
とくに河合の本はだんとつです。そういう状況を単純に「よい」とか「わるい」とか
断ずるつもりはありません。むしろ、そういう「河合的なるもの」を求めるわれわれ
の心や社会というのはいかようなものであるのかに興味があったわけです。
長いあいだ無沙汰をしてしまったようで、すまそです。これからちょくちょく顔を
出すようにします。
保
352 :
吾輩は名無しである:02/08/26 23:07
チュ!
353 :
吾輩は名無しである:02/08/26 23:13
misima to kawai no kannkei siritai kininaru!
354 :
吾輩は名無しである:
カフカあげ