日影丈吉

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1吾輩は名無しである
謎が多すぎる。
文壇における位置づけみたいなものも
つかめない。
2吾輩は名無しである:01/11/17 06:22
てっきり、ミステリー作家だと思っていたけど。
文体が詩的で美しいから、文芸的ではあるけど
ジャンル的にいえばミステリーの範疇に入るのかなと。
3吾輩は名無しである:01/11/17 10:28
きちんとした全集を出して欲しい。
個人的には「内部の真実」なんて大好きなのだが。
4吾輩は名無しである:01/11/17 10:30
和田誠が監督だか製作だかの映画「怖がる人々」で日影の「吉備津
の釜」が映像化されている。
5吾輩は名無しである:01/11/17 10:36
>>3
河出書房新社から出てる全五巻のあれって「選集」だっけ?
6ixion:01/11/17 12:44
『猫の泉』大好き。
7:01/11/21 00:34
ご無沙汰してました。
その上、下げ進行です。

>>2
ミステリー作家と括ってしまうには
惜しい名文家かな、と思いまして。
しかし、そこにカテゴライズするしか
ないのかもしれませんね。

>>3
この人の場合は特に
全集を出してもらえないと
全体像が見えないし、
長編の力量が測れませんよね。
「内部の真実」は多分、未読です。
私は選集をつまみ読みした罰当たりな口です。

>>4
興味深いですね。
和田誠とも関わりがあったんでしょうか?

>>5
year。

>>6
選集4『猫の泉』に収録されてる作品はどれも大好き。
8吾輩は名無しである:01/12/03 11:41
日影はこんなレス数で終わるような漢(をとこ)ではない。
立て、立つんだジョー〜〜!
9日影君:01/12/14 00:09
>8

1です。

いや、このまま終らせていいかな、って気にもなってきてしまった。
自分で言っちまうのもあれですがやっぱ、掘り下げにくいねこの人。

で、ネタフリ。

日影丈吉の代表作と言うと何を思い浮かべます?

んで、陳情。

他の文学者との関わりで
面白いエピソードがあったら教えて下さい。
10Tango:01/12/14 00:35
>他の文学者との関わりで
>面白いエピソードがあったら教えて下さい。

須永朝彦が著作に書名をお願いしたとき、
その様子から、「あゝお嫌いなんだろうな、と思った」というようなことが、
確か、幻想文学に・・と思って探してみたけど発見できず。
その代わり、「日影丈吉が選ぶわが追憶の10篇」(13号)というのが出てきたので、
リストだけちょっと紹介。

ルミ・ド・グールモン 『リュクサンプールの一夜』
ルミ・ド・グールモン 『水眼』
ジェラール・ド・ネルヴァル 『魔法の手』
シャルル・ノディエ 『青靴下のジャン・バティスト』
ジャック・キャゾット 『恋する悪魔』
プロスペル・メリメ 『イルのヴェヌス』
プーシュキン 『スペードの女王』
マルセル・シュオッブ 『木乃伊つくり』
マルセル・エイメ 『壁ぬけ男』
ジュリアン・グリーン 『死の鍵』
11Tango:01/12/14 00:37
あ、一つ抜かしました。

マンディアルグ 『子羊の血』
12Tango:01/12/14 00:53
更に、お詫びの追加。

13号は「フランス幻想文学必携」という特集が組まれてまして、
上のリストは、その特集に沿ったセレクトでし。
13吾輩は名無しである:01/12/14 13:41
最近出た、集英社新書『日本文学の異端』に日影丈吉の章があるよ。
14日影君
>Tangoさん

ご丁寧にありがとうございます。
面白いリストですね。

必携と銘打たれているのに
おいそれと見かけない名前で一杯です。
流石、日影丈吉、と圧倒されました。。。

さー、図書館行ったら漁ってみますかなー。

須永朝彦が著作に書名をお願いしたときのエピソードも
見つかったら宜しくお願いします。


>13

面白そうですね。
どんな取り扱いをされているか、
簡単に教えていただけませんか?