文学部卒業して院にはいると?

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306吾輩は名無しである:02/07/14 21:53
就職口のことを考えず大学院の定員を大幅に増やした文部科学省の
神経がわからん。
307吾輩は名無しである:02/07/14 22:02
文部省の本音は、理系の院生を増やせば国際的競争力に寄与する発明
してくれるんじゃー?ってなもんで、文系の院生なんかハナからお呼
びじゃなかった。けど「文系はいりません」とは言えないんで「院生
を増やせ」って表現を使った。
大学の方も、文部省の本音は薄々気付いてたろうに、見栄を張って大
学院の学科増やしたり、生徒数を増やしたり…で今の院生(特に文系)
の無間地獄ができあがり。
308吾輩は名無しである :02/07/15 21:47
中途半端な私大の院に来ちゃった・・・
どうしよう・・・誰かお嫁に貰ってくれないかな・・・
309吾輩は名無しである:02/07/15 22:05
>>308
まずは顔写真のうぷをっっ!話はそれからだッッ!!!
310吾輩は名無しである:02/07/15 22:32
>>308
うぷはまだか!
そうだ、タレントでは誰に似てるんだ!?

あぁもう、いつまで俺を待たせるのかーー!?
311吾輩は名無しである:02/07/15 22:43
ぶすではないYo。
は〜・・・まず手に職つけてから文学部に来るんだった。
わたしのこと飼ってくれる『痴人の愛』の穣治サンのような人おらんかな。
312吾輩は名無しである:02/07/15 22:45
>>311
ここにいるぞ!
よし、キミは今日からナオミだ!俺か?俺は譲二でいい。
313吾輩は名無しである:02/07/15 22:47
>>311
ありゃ。穣治→譲治だった。間違えちゃった・・・スンマソン。
314吾輩は名無しである:02/07/15 22:47
>>312
ワラタ
315吾輩は名無しである:02/07/15 22:48
なんだかよく分からんが、じゃ、オレはジョージで!
316吾輩は名無しである:02/07/15 22:53
マジな話、大学院逝くにしてもまず就職してからにすべきだった。
3年働いて職歴をつけ、社会人枠で院へ入り、好きな研究をしつつ、空い
てる時間は労働給付金制度を利用して安い料金でキャリアアップ→頃合を
見計らい社会復帰…と。
学部からストレートで院へ逝ったら、卒業の頃には職歴無し、失業保険無
し、手に職つけようと専門学校みたいのに通えば労働給付金適応外だから
30万くらい払わないといけない、3ヶ月やそこら職能訓練したところで職
歴なしだとハナから相手にされない…。マジでダメぽ。
317 :02/07/15 22:57
企業で採用やって五年になるけど、今だに一度も文学部の院生
見たことないなあ・・・経済とか法はたまにいるんだけど。

多分絶対数が少ないんだろう。国家試験とかあるわけじゃないし。
318吾輩は名無しである:02/07/15 22:59
>>316
ほんとだめぽ。ウワァァン!誰かに止めて欲しかったよ。
319吾輩は名無しである:02/07/17 00:04
修士入院中女子。職歴なし、手に職無し。どうしたら社会に受け入れて
頂けますでしょうか・・・。
320吾輩は名無しである:02/07/17 00:39
>>319
きみのところは後期課程あるの?

ないようなところだと犬鳩舎は無理だから、
がむばってお勉強して公務員目指すか
Officeの操作マスター&TOEICで高スコアあげればどっか雇ってくれるよ。
修了時=就職時に25歳以下ならギリギリセーフ。

…いまM2なら民間の採用はもう終わってない?
321吾輩は名無しである:02/07/17 01:02
一切の望みは捨てよ 汝ら われをくぐる者

むかし、とある帝大院試案内に書かれていたことば。
誰の詩句かわからん奴は、まさかいないよね。。。
322吾輩は名無しである:02/07/17 05:01
>>320
後期課程はございますが、いかんせん三流女子大でございますので、研究者は無理かと。
ただ趣味の延長と申しますか、私も親も世間知らずなもので、軽い気持ちで進学をしてし
まった次第でございます。語学力にも自信がございませんし、教員か公務員を目指そうか
と思います・・・。因みにM1でございます。周りの友人は自立を考えていないようなの
で独りで思いつめる日々・・・ふう。
323吾輩は名無しである:02/07/17 16:08
>>322
M1なら、まだ引き返せる。
留年したとでも思って、人生を仕切り直すが吉。

教員は公立では英語・国語の教員は全国的に募集が少ないんで(少し採用率
が上がったとかも聞いたけど)結構きつい。非常勤なら比較的簡単になれる
(私学協会に登録したり、出身校に頼んだりすれば)と思うけど、一校だけ
だとかなりの低収入。三校くらい掛け持ちしつつ、専任を狙うしかない。
324吾輩は名無しである:02/07/17 19:46
ここ何年も「文学研究の意義とは」みたいな文章があちこちで
見られるが、結局みんなあれこれ言ってるだけで時が過ぎてるようだが。
今研究してる比較的若い人って、何を目指してるのかな。(立身出世以外で)
狭い世界に閉じこもってることが楽しいのだろうか。
325吾輩は名無しである:02/07/17 19:58
最近(というか数年前から)文学部の教授で鬱病になってる人が多い
らしい。責任編集の研究者が鬱になったために、刊行がストップして
る叢書とか全集というのも結構あるんだそうだ。
院生は研究者になれないが故に悩んでるけど、なったらなったでまた
辛いみたい。ナーバスな人には実は向かない仕事みたいだ。
326吾輩は名無しである:02/07/17 21:24
>>323
教員になれたとしたら文系院はマイナスにならないね。でも院中退って
救いようなさすぎ。勉強したくて入ったくせに中退って・・・。学部中退
よりある意味ショボイよう。公務員試験と教員採用試験って両立しないのかな。
教採って一般教養とかもあるからかぶる部分もあるんじゃないかな。
327吾輩は名無しである:02/07/17 22:04
研究者としてのプライドと、社会適応のバランスをなんとか取るなら
ば、M2で修士論文を書き上げること、かな。
自分の研究に一応のまとめをつけられるし、修士課程修了していれば
中退という傷はつかない。勿論、面接では「何故後期まで行かなかっ
たのか?」と聞かれる時もあるけど、それは「研究より御社が大事」
って答えを引き出すための枕詞であって、責めてるわけではない。

Dまで行くとマジ悲惨だよ。
328吾輩は名無しである:02/07/18 00:07
どう悲惨なのかぜひ書いて。
研究者ってなったらなったでなにが大変なの?人間関係とか、
研究上の悩みとかなのだろうか。ごめん、疑問ばかりで。
329吾輩は名無しである:02/07/18 00:57
これはご存知?

http://www5a.biglobe.ne.jp/~teorema/
330吾輩は名無しである:02/07/20 02:09
>>329
う〜ん、泣ける。つうか痛い。是非知り合いに読ませよう。
他にこういうのないですか?
331吾輩は名無しである :02/07/21 12:45
正直、院の中の人間関係の摩擦なんてやりすごせばなんとかなるものよ。
>>329のリンク先みたいに、こじれると修復不可能なのも事実だけど。
問題は!
本当にっっっ就職ない!理由は329の「中退者の運命」ってとこに書き尽
くされてるけど。中退でなくて単位取得退学でも同じ。学部の就職課に
泣きついても無駄。院生には何の援助もしてくれない。それって道端で死
ねって意味ですかい?と小一時間問い詰めたくなる。
いや、死ぬくらいなら職はあるんだろうけど、自分が満足する職に就くこ
とは殆ど無理。院なんて、かけた時間と労力と金銭に何の見返りもない、
不良債権の山みたいなもの。
332吾輩は名無しである:02/07/21 22:00
>自分が満足する職に就くことは殆ど無理。
>院なんて、かけた時間と労力と金銭に何の見返りもない、不良債権の山みたいなもの。

学部で就職出来ない人間が人文系の院に逝って食えるはずがないのは自明。
趣味に費やした時間と金を返せとごねたところではじまらない。
333吾輩は名無しである:02/07/21 22:01
痴人の愛、なかなか深い本です。
修士論文中間発表直前なのに、この本読んでる私は
譲治以上の痴人です。

私は博士課程には行きません。
内定貰ったんで就職します。
指導教官は不服そうですが、
就職します。
334吾輩は名無しである:02/07/21 22:56
やっぱり学者より批評家の方がいい
たとえ馬鹿でも
335吾輩は名無しである:02/07/25 03:57
「さよなら学校化社会」に「東大院を出ても研究者になれるかどうかわからない」
とあったが、そのレベルの院にいる人達、ほんとにそんな実感ある?まあ需給関係
からいってそうだとは思うが。けっこう教員になっていく人が多い。自分のまわりでは。
ぜんぜん低いレベルだが。
336吾輩は名無しである:02/08/03 23:54
やめたほうがいいよ。
337吾輩は名無しである:02/08/03 23:55
まじ、やめたほうがいいよ。
このスレに書いてあることって基本的に本当だから。
338吾輩は名無しである:02/08/05 13:34
じゃあなんで続けてるのさ。
339吾輩は名無しである:02/08/06 21:35
大学院の受験時期が近づいているので、アゲてみます。
私も他の人と同様、文学系の大学院には行かないほうがいいと思います。

英文学専攻の場合、就職口がなかったら翻訳でもやればいいと考えている人がいるかもしれません。
これは非常に甘い考えです。
まず純文学の翻訳など、高名な作家(村上春樹、高橋源一郎など)や高名な大学教員(柴田元幸など)
あたりにしか回ってきません。
「低俗」なハーレクインロマンスなどでも、コネがあるか厳しいオーディションを勝ち抜かなくては受注できません。
要するに、文学の翻訳で生計を立てるのは、大学教員になるよりも難しいかも知れないのです。

では実務翻訳はどうかというと、文学ほどではないにしろ、こちらも厳しいです。
例えば、需要の多いコンピュータ関連の翻訳の場合、英語などよりもコンピュータの専門知識が必要です。
コンピュータの知識がなければ訳語が正確かどうかも判断できないからです。
また、企業で発生するような翻訳も同様に専門的知識(金融、法務など)が必要です。
現在は、海外駐在員を何年も経験した人が翻訳の仕事をしたいというケースも多く、実務的知識が皆無の英文学修士
がこのような人と渡り合って仕事を獲得することは不可能でしょう。

どうしても文学系の大学院に行きたければ、一度社会人になってから社会人向けの大学院に行くのがいいでしょう。
昼夜開講制の大学院は増えているし、数年後には通信制でも博士号を取得することができます。
「大学教授」に憧れているなら、社会経験を積みながら、MBA→経営学博士号をとった方が遥かに確実です。
340吾輩は名無しである:02/08/06 21:40
ああ、あの時パソコンがあって2ちゃんねるの存在を
知っていれば(大粒の涙
341吾輩は名無しである:02/08/06 21:42
しかしそこまで酷いなんて正直なところ信じられない。
342吾輩は名無しである:02/08/06 21:46
↑と思って門を叩きたくなる気持ちはわかる。
でもこれは本当のことだ。夏休み中に、辛いだろうが
就職活動に専念しろ。本当にやめておけ。
343吾輩は名無しである:02/08/06 21:54
だからやめとけって。
できる奴は学部の内からできてるの。
To 院 or not to 院?
344吾輩は名無しである:02/08/06 22:05
このスレは2ちゃんにめずらしい良心のスレあげ
345お役立ちサイトです。:02/08/06 22:14
このサイトは世界一リンクの多い総合リンク
サイトを目指しています。しかも総合リンク
サイトとしては日本初のナビゲーションリン
ク機能を搭載して、全てのサイトを右フレー
ムに表示できるようにしてあり、あらゆるサ
イトをさくさく表示することができます。是
非ブックマークに登録して活用してください。

http://home9.highway.ne.jp/cym10262/
346341:02/08/06 22:38
>>342
あえて食い下がりますが、しかしですよ、>>339さんが
述べられているような翻訳のお仕事にしても、あれは
一人が頭から最後まで仕上げるという作業ではないでしょう。
最初に名も無き院生が荒訳をするということも往々にして
あります。例えば蓮實重彦は院生時代に中村光夫(だったか?)の
フロベールの翻訳のお手伝いをしていたといいますし、松浦寿輝も
山田宏一の下で映画字幕のお手伝いをしていたそうです。
それに現在の表像院生は「批評空間」等で、海外論文の翻訳なんかで
ちらほらとその肩書きを目にすることもあるのです。
あとそれから就職にしても、会社の人事はそこまで見る目が無いとは
到底思えない。学問に真剣に打ち込んできたという情熱を肯定的に
買ってくれるような面接官もいると思います。例えば学生時代に
スポーツ一筋に明け暮れた者が、えてして就職に有利に作用したり
する話、なんてのもあるじゃないですか。

347339:02/08/06 23:11
>>346
私は文学部を出て、現在は実務翻訳業を営んでいます。
実務翻訳は完全に一人での作業ですよ。(文芸翻訳もほとんどそうでしょう)

私は学者が駄目だったら翻訳でも・・・、という甘い姿勢を批判したかったわけです。
学術書や字幕の「荒訳」で生計が立てられればいいですが、まず無理でしょう。
しかも例に挙げられた蓮実重彦や松浦寿輝は翻訳が本職ではないですね。
(蓮見は高校生だった浅田彰に誤訳を指摘されたらしいですが・・・)
文芸批評、映画、詩、小説という本来の活躍の場がある東大教授たちばかりです。

やはり文学系大学院は、就職に関しては、とても酷いところだと思います。
しかし知的好奇心を求めるなら、絶好の場所です。
学部を出て一度就職をし、経済的・精神的に余裕ができてから行くのが良いです。
(そこで「もう大学院なんていいや」と思えば、それでいいのです)
経済的に荒廃すれば、精神的に荒廃します。精神的に荒廃すれば、研究などできません。
繰り返しになりますが、昼夜開講制・通信制の大学院は増えており、働きながらも学者を目指すことは可能です。
経済的な裏付けがある分だけ、じっくり腰を据えて研究をすることもできるかもしれません。

348342:02/08/06 23:24
>>346
それに現在の表像院生は「批評空間」等で、海外論文の翻訳なんかで
ちらほらとその肩書きを目にすることもあるのです。

あなたの気持ちはよくわかります。
ですが 、一定の収入が大事なのです。
彼らがいくらもらっているかは存じませんが、
臨時のアルバイト程度にしかならないでしょう。
彼らのキャリアにはなるのかもしれませんが、
プロの翻訳家とはいえませんよね。
でももしあなたが相当周囲に抜きん出て優秀な人
であれば、院に入る価値はあるかもしれません。

また、あなたのいっている会社が具体的に
どのような会社かわかりませんが、期待だけは
しないことです。新卒でないと採用してくれない
会社がほとんどですし、会社側にしても、年齢が
高くなるにつれ、給与の処遇の面でも新卒より高く
せざるを得なくなりますので、採用しにくいのです。
スポーツに明け暮れた人が採用されやすいのは、
スポーツに明け暮れた人だから、としかいいようが
ありません。会社の人事をあまり高く買いかぶらないこと
です。






349院にいきたいなーとか思ってたが:02/08/06 23:29
ちょっとびびってきたage
350吾輩は名無しである:02/08/06 23:30
大学教授になるつもりとかもなくて文学の勉強したいだけなら
別に院行かなくてもいいと思うんですけど
批評家でも三浦雅士は高卒だし糸圭秀実も大学中退だし
351346:02/08/06 23:54
>>347-348
心情的に納得し難いのですが、おっしゃって頂いたことは
理解できます。
ご親切にどうもありがとうございました(皮肉で申し上げて
いるのではありません)。
当方まだ4年生でもすらありませんが、今後の進路の参考に
させて頂きます。
>>350
なるほど、確かにそうですね。そういう道もありますか。
しかしそれを選択すれば親が嘆くだろうなあ。
とりあえず(そんな甘いもんじゃないでしょうが)、
坪内祐三もそうだったけど、どっかの出版社に入ってから後、
・・・っていうのも、策としてはアリかもしれませんね。
352吾輩は名無しである:02/08/11 21:17
>>347(=>>339?その他)

学生さん??

今でも学部と前期は一体化しているところが多いから
人文系では社会人は入れてもついていくのはかなり難しいよ。

お金が心配なら育英会やTAがあるし、優秀な人は学振貰えるよ?
アカポスの年齢制限を考えると、いったん社会に出るのはマイナス。

353吾輩は名無しである:02/08/12 00:02
>>352
育英会、むかしはドクター入ったらもれなくもらえたんだけどね……

TAなんてそれこそ雀の涙じゃん。
ふつうは「出勤簿にハンコつくだけでいいから」ってことになるが、
なかにはマジで仕事やらせる教官がいるとも聞く。おいおい。

文学部で学振を貰うのはそれこそ宝クジにあたるような率だぞ。
まあDCはPDよりもいくぶん取りやすいが……
354吾輩は名無しである:02/08/13 01:30
>>351
坪内祐三さんは文学修士ですよ。念の為。
355吾輩は名無しである
進学するな、やめておけ、的なカキコが多いのですが、
もうすでに入院しちゃった人たちはどうしたらいいのか。
崩れそうになりながらも、まだ研究を続けたい人はどうしたらいいのか。

むしろ、これから無職予備軍として生き抜かなければならない
われわれは、いかにして生計を立てつつ、研究生活に
しがみついていくことが可能であるのかを、みんなで考えましょう。

せっかくの良スレなんだし。
ちなみにわたしは、フリーターみたいにばりばり体を動かして
何とか生活費稼いでます。