1 :
吾輩は名無しである:
熱心な読者は全国に2000人、って本当か?
レスは付くはずだ。
2 :
吾輩は名無しである:01/11/11 03:17
ペイ、ペイ!
3 :
吾輩は名無しである:01/11/11 04:20
昔、静男関連のHPにいったら、アクセス500人めに全集プレゼントと掲げられていた。
開いて2年くらい経っていた。
カウントはなんと8!
造った奴、もう少し見ようよ。
4 :
吾輩は名無しである:01/11/12 00:46
前のスレ流れちゃったのか!ペイーッ!!!
5 :
吾輩は名無しである:01/11/12 00:50
>>3 がはははは! URLおせーて! 見たい、見たい!!
それは単に、途中でカウンタが壊れて初期値に戻っちゃったのでは?
8 :
吾輩は名無しである:01/11/24 04:49
ペイーーーーーーーーーーーーー。ぺい。
藤野静男って聞いたこと無いけど
詳しい人(1とか)がみんなに紹介してあげれば?
11 :
吾輩は名無しである:01/11/24 23:17
本多秋五、平野謙のマブダチ。
志賀直哉に師事するも、静岡で眼医者になる。
30後半に本多平野の薦めで「近代文学」に「路」を発表。
「田紳有楽」で谷崎賞受賞。
代表作に「空気頭」「悲しいだけ」等。
作風は私小説でありながら、それを超えたという感じ。
12 :
吾輩は名無しである:01/11/24 23:45
群像新人賞で高橋源一郎の
『すばらしい日本の戦争』落としたんでしょ?
何でかなあ・・・
今の高橋は全然駄目だけど
『ギャング』とこれ(のち『ジョンレノン対火星人』として出版)と
『優雅で感傷的な日本野球』だけは
良いし藤枝はそれ見抜けると思うのだけど
14 :
吾輩は名無しである:01/11/25 00:11
講談社にお願い。
全集だしてくれーー!!!!
15 :
吾輩は名無しである:01/11/25 00:22
今、芥川賞全集を順番にずっと読んでいるのだが、藤枝静男というと、4〜5巻あたり
で何回も候補にあがり、選考委員の間でもしょっちゅう話題にのぼりながらも結局ダメ
だった悲劇の作家というイメージが強い。
落としたのは佐々木基一でしょ?
ちなみに藤枝は小説を進められて書こうとしたときに
佐々木基一の小説を読んで決断したらしい。
さっきに書き忘れたこと
今現在手にはいるのは
『悲しいだけ・欣求浄土』
『田紳有楽・空気頭』
ともに講談社文芸文庫。
『或る年の冬 或る年の夏』は品切れ中。
ちなみに俺は『田紳有楽・悲しいだけ』しか読んだことがないので、
作品読解には加われませんので悪しからず
あれ、『ギャング』を貶したのが佐々木基一だったっけ?
記憶が混乱してきた・・・
12さんの言っていることで正しいのかな
>>16 佐々木基一は『ギャング』の時に反対したつうことでしょ。って、源のスレ
無いので、下げます。
>源のスレ「じゃ」無いので、下げます。
すんません。
20 :
吾輩は名無しである:01/11/25 00:35
あの、うんこを食べるって本人やってみたのかな。
21 :
吾輩は名無しである:01/11/25 00:37
http://mentai.2ch.net/book/kako/973/973980384.html 一年前、このスレ見て「田紳有楽」読んだんだけど、こんなに伸びてないスレだった
のか・・・
笙野頼子のデビュー時に彼女を推したのが藤枝。で、それをきっかけに笙野頼子
が「田紳有楽」を読んだら、強く影響を受け、「二百回忌」系の彼女の作品が出来
上がることに。
筒井「邪眼鳥」の文庫版解説にも「田紳有楽」→「二百回忌」→「邪眼鳥」の流れ
に触れてた。
関係ないけど今日古本屋で初版帯付き「田紳有楽」単行本を千円でゲット。家宝。
22 :
空気頭 群像8月号「作品の背景」S43.5:01/11/25 01:10
一方で私は、いくら誇張し嘘を混ぜて真の「私」を表現しようと試みても、
自分の力量ではとうてい駄目だという気がしていた。第一私には私自身が全くわかっていない。
描くべき「私」が分裂していて、それをリアリズムの方法で捉えようとすれば、支離滅裂になるに決まっていると思った。
それでどうせ支離滅裂になるならヤケをやってやれという気になっていた。
盲人が、モデルである自分の顔を撫で回して作り上げた作品を見ると、
一見した瞬間に、その歪んで平行を失した人間の首から生理的な違和感を与えられ、醜い印象を受けた。
――しかし職業柄我慢して見ていくうちに、それらのうちに一種異様な現実感が潜んでいて
ちょっと目をそらせないような感じを受けることに気がついてきた。
そして、それが、やはりリアリズムそのものの与える実在感に違いないことを知った。
私小説「空気頭」を書く時には、どうせ支離滅裂にやってやれと思っていた。
態と自分と異質な人の書いたものや言ったことを、そのまま移した部分を拵え、
それを自分で考えたデタラメな妄想と繋ぎ合わせて、小説の中にはめ込むことに決めた。
そして、この部分をできるだけ精密に、しつこくリアリスティックに描けば、盲人の彫刻に似た実在感を与えることができ、
そうすれば小説全体としても、隠れた「私」をこめた「私」を多少なりとも
今までよりは表現できるかもしれないと空想して作に取りかかったのであった。
全くスレがフルっていないようなので、一言。
藤枝静男の小説は、よくマイナーだといわれるけど、全くわからない。
これこそが小説の骨頂だと思われる。やっぱり『欣求浄土』がいちばん
好きかなあ。笙野頼子が藤枝の真似してるけど、俺にはギモンだ。スケ
ールが違うよ。作品を読んでいて、その作家を心から愛してしまったの
は、日本の小説家では、後にも先にも彼だけだ。
24 :
吾輩は名無しである:01/11/29 12:11
藤枝静男もバイアグラのある時代に生まれてくればよかったのにね。(空気頭を読んで)
25 :
吾輩は名無しである:01/11/29 22:42
藤枝静男くらいの、「微妙に忘れられてるけど傑作を残している」作家って、他に
誰がいませんか?
森敦かなあ。
27 :
吾輩は名無しである :01/12/01 18:45
古本屋に『欣求浄土』の単行本が半額で置いてあったんですけど、それって買いですか?
28 :
吾輩は名無しである:01/12/01 19:07
買うべきです。もしくは私に送ってください。急いで。
29 :
吾輩は名無しである:01/12/01 19:11
藤枝静男の単行本できれいな古本を求めようとすると
2000〜2500円くらいする・・・
文芸文庫は率先して文庫化して行くべきだ。
『愛国者たち』を文庫化しろ。
立派な人でしたよ。
眼が異様にきつくて、怖い人でした。
自分を「僕」と言っていました。
藤枝市の「岳叟寺」という禅寺にお墓あります。
「勝見家累代の墓」になっていますので、わかりづらい。
近くの蓮華寺池公園には文学碑あります。
小川国夫がよく散歩しているみたいです。
31 :
ビンズル尊者:01/12/09 03:23
撫でて!
さすって!
このスレ読んで藤枝静男が読みたくなり、
神田、渋谷、吉祥寺の本屋を探したのだが、
どこにも置いていなかった。やっと渋谷の
ブックファーストで「田紳有楽・空気頭」
を一冊発見。
多分、高段者文芸文庫の「悲しいだけ・
欣求浄土」「田紳有楽・空気頭」ともに
品切れだと思われ。
おい、お前ら!本屋で藤枝の本を見つけたら
迷わず買って置きましょう。
33 :
吾輩は名無しである:01/12/09 20:05
「欣求浄土」「田紳有楽」、両方とも古本屋で見つけました。
両方とも1,000円でした。
買ったほうがですか?
34 :
吾輩は名無しである:01/12/09 20:17
どこの古本屋ですか?
あなたは買わなくていいですから
教えてください。
35 :
吾輩は名無しである:01/12/09 20:40
藤枝静男作品集が神田の半額、単行本ほぼ2000円均一の古本屋ありますけど、知りたい人いますか?
藤枝静男の生前住んでいた街にありますが…
36 :
吾輩は名無しである:01/12/09 21:57
>単行本ほぼ2000円均一の古本屋ありますけど
神田でも妥当な金額だと思われるが?
37 :
吾輩は名無しである:01/12/10 00:40
失礼しました。
単行本は2000円でほぼ全て揃い。
作品集が昔ですが神田で36000円してました。
その半額です。
38 :
吾輩は名無しである:01/12/10 17:23
今、作品集は25000円が相場。
36000円の半額という店も知っているし、
そんなに驚かないなぁ。
39 :
吾輩は名無しである:01/12/10 18:46
なんじゃい、古書の話題貝? 古井スレに圧倒的に負けてるぞ。頑張れ!
40 :
吾輩は名無しである:01/12/11 00:22
何故古井と比較されなければならないのだ?
41 :
吾輩は名無しである:01/12/11 00:59
あまりにもこのスレの内容がシャブイから、ですよね。
しかし、フルワナイな。このスレ大丈夫か。
でも、藤枝って、ナゼ、盛り上がらないんだろうね。
俺、島尾とか安吾なんかと同じくらい好きなんだけど。
もっと読まれていいと思うけどなあ。
俺、元々文学とか小説なんて余り好きじゃなかったけど、
藤枝読んで、ああ、いいなって、ホント思ったもん。
イイ顔してるなあ。美しい仏像のようだよ、彼は。
43 :
吾輩は名無しである:01/12/22 01:34
阿部昭スレや田久保英夫スレよりはマシなんだけどね。
44 :
吾輩は名無しである:01/12/30 01:48
髭が渋い
45 :
吾輩は名無しである:01/12/30 21:02
『愛国者たち』買ったよ!
46 :
吾輩は名無しである:02/01/08 18:18
僕も『愛国者たち』買いました!
これから読みますー。
47 :
吾輩は名無しである:02/01/08 20:20
「空気頭」で、ご飯にのせられた「うんこフリカケ」。
のちに、ロックバンド(国内)のレコードの付録になった、
「うんこフリカケ」。
48 :
吾輩は名無しである:02/01/10 16:47
「今ここ」ってエッセイ集(雑文集?)もいいよ。
俺の場合、小説を読みたいというより、この人の書いた文章に目を通したいってタイプの作家だね。
「犬の血」読ませろ
事情によりあげ
50 :
吾輩は名無しである:02/01/21 00:29
文章は自分本位というか、読みづらいぞ。
51 :
吾輩は名無しである:02/01/26 18:38
著作集を買い集めてるけど、端本があまり出てない。
あと2冊!!
最近、読み始めたけど。藤枝静男素晴らしいですね。
あと、志賀直哉に師事して、ああなるというところ
が凄いと思った。志賀も好きだけど、全くの新境地
を開いている。
ということで、あげ。
53 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:23
定期上げ
54 :
吾輩は名無しである:02/02/10 18:36
「異床同夢」を借りてきた。
55 :
吾輩は名無しである:02/02/18 23:22
「田神有楽」映画化きぼんぬ。
CGで作ってくれい!
56 :
吾輩は名無しである:02/02/20 20:49
やっぱ、「田神有楽」。筒井以外のSF作家は読まんのか。
57 :
吾輩は名無しである:02/02/21 21:10
初期作品を読んだ。
あげ
58 :
吾輩は名無しである:02/02/23 06:00
筒井・しょうの・中島梓の影響で読みました。
空気頭、糞尿たんになってかなり驚いてひきつけられた。
おもしろい。
59 :
吾輩は名無しである:02/02/23 06:38
晩年は老人性痴呆症で、本当にお気の毒でした。桶谷秀昭さんがエッセーでお書きに
なっていましたが、本当においたわしい限りでした。
私は親子二代にわたって勝見先生に眼を診て頂きました。仏頂面ながら親切に診察し
てくれた先生が本当に懐かしいです。一度、先生が頬骨の出た男の人とお散歩してい
る時にすれ違い、ご挨拶したことがありましたが、あの男の人は立原正秋さんだった
のかもしれません。もう本当に昔のことですが…。
孫に教えられたインターネットで、偶然「藤枝静男」を見つけて、皆さんのご文章を
拝読致しました。みなさんが先生のことを尊敬していることが分かり、うれしく思い
ました。改めて、勝見先生のご冥福をお祈り致します。
60 :
吾輩は名無しである:02/02/23 20:35
本当に尊敬している作家は誰か?
ってきかれれば「藤枝静男」って答えるかもしれない、と
59さんの文章を読んで、思った。
61 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:29
立原正秋のエッセイによく静男さん登場してたなぁ。
「長老」とか半分揶揄気味に書かれていたけど、あの聞かん坊の
立原も愛すべき先達として慕われていたみたい。
一度、石に名前を彫って弟子たちに勝手に配ったらしいが、その
出来栄えに立原が感服して礼状をしたためたら、実は静男氏、普段は
歯医者なので、その器具使って彫ったとかいう返事に呆れたみたいな
事があったように思う。
62 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:31
スマソ。
× 立原も愛すべき先達として慕われていたみたい。
↓
○ 立原からも愛すべき先達として慕われていたみたい。
63 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:36
64 :
吾輩は名無しである:02/02/24 22:48
眼医者じゃなかったっけ?
65 :
吾輩は名無しである:02/02/28 02:04
川上弘美が「田神有楽」をエッセイの中で紹介してる。
(「ゆっくりさよならをとなえる」のなかの「金魚のC子」)
ウェブさまよってたら、藤枝の娘が書いたエッセイ発見。
こんな風に周辺はうろうろできるのに、肝心の作品が
入手困難なこと、この上ない。
講談社なんとかしてください。頼むよ、ほんと。
66 :
吾輩は名無しである:02/03/07 19:07
講談社の著作集の端本を買ったら、
トビラと写真のページのあいだの薄紙に、
雄渾な墨跡に「藤」「静」と読める印の落款がありましたが、
これは自筆なのでしょうか? 印刷でしょうか? みなさんの著作集 第四巻にもありますか?
67 :
吾輩は名無しである:02/03/08 21:10
自筆です。
全部に署名を入れたようです。
68 :
吾輩は名無しである:02/03/08 22:21
66です。うれし〜い。
となると、古本屋の目録にこれみよがしに自筆署名入りとあるのはなんかダマシだナ・・・
69 :
吾輩は名無しである:02/03/16 03:17
あげ
70 :
吾輩は名無しである:02/03/16 03:27
藤枝さんは確かに謙虚な人柄だったようだ。私の父はあんまり有名じゃない作
家だったのだが、藤枝さんに自著を贈ったら丁寧な礼状がきたと言って喜んで
いたよ。
磯田光一氏に著書を贈ったときには、磯田氏の近所の古本屋で自署入りの自分
の本を発見して苦笑したそうだが。
71 :
吾輩は名無しである:02/03/21 19:51
なんか随筆集?のようなものを1000円で売ってるのを見つけたのだが
買いかな?この人の作品って手に入りにくいよね?
72 :
吾輩は名無しである:02/04/01 17:48
age
73 :
吾輩は名無しである:02/04/15 00:37
『田紳有楽・空気頭』読始あげ。
いきなりぐい呑みが語りだしたのでブッ飛んでしまいました。
74 :
吾輩は名無しである:02/04/21 17:53
「でんしんうがく」って読むの?
「ゆうらく」だと思ってた。
75 :
吾輩は名無しである:02/04/23 23:35
「田紳有楽」やっと買えたー! というか、やっと置いてる本屋さん見つけたー!
大事に読もう。楽しみー。
まったく男ってのは糞くってまでセックスで女を征服したいんですね
77 :
吾輩は名無しである:02/04/30 04:22
「田紳有楽」いったい何が面白いの?
78 :
吾輩は名無しである:02/05/04 18:42
講談社文芸文庫の表現の冒険にはいってる「一家団欒」を読んだ。
やっぱり、いいな。涙ぐんじゃった。
80 :
吾輩は名無しである:02/05/06 11:36
さすが藤枝静男ですね。スレ立ってもう半年経つけどこれで80か。
このくらいがちょうどいいんでねえの。
わたしにとっては日本文学最高の作家です。
みなさん、あまり世間にひろめないように。
81 :
吾輩は名無しである:02/05/06 12:27
>78
説明できるの?
83 :
吾輩は名無しである:02/05/07 02:28
一切がシュミラクルと化した世界を覆う、圧倒的な陽気さ。
ペイペイ!
84 :
吾輩は名無しである:02/05/07 08:33
説明できると思うよ。でもそれが同時につまらなさの説明にもなーる
85 :
吾輩は名無しである:02/05/07 09:14
語っても誰も知らん
86 :
吾輩は名無しである:02/05/07 10:19
笙野頼子つながりで読んだ。
田紳有楽、空気頭はイイ。
87 :
吾輩は名無しである:02/05/13 14:41
藤枝がこんなにリスペクトされているのに、
師匠の嫌われっぷりは何なんだ?
88 :
吾輩は名無しである:02/05/13 15:40
naoya
89 :
吾輩は名無しである:02/05/14 23:10
初めから狙ったのではなく、私小説を追求する結果シュールになったのが凄い。
90 :
吾輩は名無しである:02/05/15 00:59
狙ったさ
91 :
吾輩は名無しである:02/05/15 01:04
歳取るとああいうのが素になるのさ。
92 :
吾輩は名無しである :02/05/15 01:15
じゃあ歳は取りたくないね。
93 :
吾輩は名無しである:02/05/15 01:43
94 :
吾輩は名無しである:02/05/15 02:50
私小説といいはるのがすごい
95 :
吾輩は名無しである:02/05/15 21:59
いやあ、なかなかディープなスレだ。
しかし、私の知り合いに、プロレス研究会の会長になるため、
対抗馬の出したウンコをみんなの前でなめた奴がいる。
結局「きたない」とひんしゅくかって、なめた奴は副会長に
しかなれなかった。会長になった奴は、卒業後、講談社へ。
しかし、彼は数年前に突然死んだよ。
これ、みんな実話です。ある意味、文学的でしょ?
96 :
千代の富士真奈美:02/05/15 22:01
その話題は、このスレッドとどういう関係があるの?
97 :
吾輩は名無しである:02/05/15 23:48
一応「空気頭」とリンクしてるんだろう。
98 :
吾輩は名無しである:02/05/16 00:38
ちゃんと乾燥させないとね
99 :
吾輩は名無しである:02/05/16 00:48
蓮実重彦の最大の傑作・藤枝静男論(『「私小説」を読む』所収)くらい
読んでから、藤枝について何か言いなYO! な!
コソーリ100ゲットスルヨー!!
∧∧
ヽ(゜ω゜=)ノ (´´
(x 丿〜≡≡(´⌒;;;≡≡≡
/ ゝ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
(´⌒(´⌒;;
ズザザーーーーーッ
>>97 キミ以外は柔軟性に不足がある気がしないでもない。
人は、自分の身の丈でしか人を判断できない。
102 :
吾輩は名無しである:02/05/16 18:09
↑あたま硬いわあんた
103 :
吾輩は名無しである:02/05/16 20:33
文庫には入ってないかもしれないけど、「雄飛号来る」っていう
短編がすごく好きでした。「犬の血」「春の水」「阿井さん」
「わが先生のひとり」なんかもいいなあ。
104 :
吾輩は名無しである:02/05/18 00:06
瀧井孝作となぜ確執が生まれたの?
105 :
吾輩は名無しである:02/05/20 01:46
本多秋五って最近死んだのね。
106 :
吾輩は名無しである:02/05/27 21:32
このスレ見て興味を持って古本屋に行ったら「田紳有楽」の講談社文庫版が
100円であったので買いました。面白かったので「空気頭・欣求浄土」(こっちが先らしい)もじっくり探します。
なぜか文芸文庫と収録作の組み合わせが違うようですね。
私の買った昭和53年発行のものはタイトルにルビがふってあって、「でんしんゆうらく」でした。
解説が川村二郎なのがちょっと残念です。文芸文庫立ち読みします。
ちなみに私は筒井も好きですが、ボリス・ヴィアンの方がもっと好きです。藤枝と似てる気がします。
107 :
聞きますんだけど:02/05/27 22:17
ちょっと勉強不足ですみません。
ボリス・ビーアンとは何者でしょうか。
あまり聞いたことがないdwす。
>>107 フランスの作家。というより音楽関係が本業。フィリップスのディレクター。
当時のフランスでは、アメリカの軽い小説がブームになってて、「そんなの俺でも書ける」
つって、翻訳だけしたふりして小説出した。で、ばれて文壇から抹殺。
「日々の泡」が新潮文庫から出ていて、これがいちばん似てると言えば似てる。かな。
ニキビが自分の醜さを鏡で見て引っ込んだり、金がなくなると家も小さくなったりする。
ポーをフランス語に訳したのも彼が最初。アメリカのSFとかも。
でも「日々の泡」は恋愛小説。う〜ん、何を説明すればいいのだろう。
>>108 こんなに早く返ってくるとは、文学板ではウソみたいです。
ビツクリシマシタ。
「日々の泡」、読んでみます。
名前だけで判断すると、ボリスは男前な気がするなあ。
幻想的なのが、藤枝氏と似ているのですね。
ありがと。
110 :
吾輩は名無しである:02/05/27 23:25
ヴィアンだと北京の秋が
それっぽいよ・・・たぶん
シュールっぽいヤツだった、記憶が・・・
今となっては覚えてないけど・・・
>>110 そうですね。俺がヴィアンで一番好きなのもそれなんだけど、文庫ないから。
北京の秋はシュールな話、日々の泡は言葉遊び。
112 :
吾輩は名無しである:02/06/06 21:32
age
うんこのフリカケは駄目そうですが…
湯のみ(ぐい呑み)がしゃべるのは読んでみたいです。
文学史上名前でませんよね?うんこ食べるから?
知らずにすごしたことが何となくくやまるれ。
裏文学史とか、そういう出版物があればのるのでしょーねきっと
114 :
吾輩は名無しである:02/06/08 01:15
そんなに「キワモノ」扱いされる作家じゃないのだが。
115 :
吾輩は名無しである:02/06/08 15:40
>>113 うんこ如きで敬遠しちゃいかん。
迷わず読め!
そして、これぞ「純文学」だと泣くだろう。
オラは仲間が食われるから、ホント読んで泣いたよ・・・。
秋石や金汁を造って服用してみた人っていないのかな〜?
だれだよ「有楽」はうらくと読むんだっていったやつ
図書館ではじかいたよ(w
119 :
吾輩は名無しである:02/06/13 02:54
講談社文芸文庫の「田紳有楽」、2002年3月に再版になってたけど、
川上弘美のエッセイに出てきた影響なのかな、と思いました。
120 :
吾輩は名無しである:02/06/13 07:03
川上弘美のうんちを想像してしまいました
121 :
吾輩は名無しである:02/06/13 21:19
青年期の悩みをいつまでも引きずってるって感じがするな。
今はトルストイのお墓の土といっしょに眠っているのかな。
123 :
吾輩は名無しである:02/06/18 11:43
「空気頭」いいねぇ。
最後の方、うんこふりかけの効果で操転する所が好き。
もう10日も誰も書き込みしてないのね。
藤枝静男は、あんまり有名作家じゃないけど一度読むと強烈で
忘れられないです。
私も、古本屋さんで藤枝の本を見つけるとどうしても欲しくなって、
値段が高めなので、棚の前で悩む事が多いです。
この前鎌倉の古本屋で「作家の姿勢」「寓目愚談」の2冊を見つけ
かなり思い切って購入しました。
安心して未だ読んでませんが(笑)。その本屋にはまだ他にも何冊
かあったなあ、、、いい値段だった。
値段のことばかり言ってスイマセン。
川上弘美も笙野頼子も「藤枝好き」ってところで友のように感じて
おります。
125 :
ケヴィン・エアーズ:02/07/05 02:39
藤枝の作品とは関係無いらしいけど、
秋から、阿佐ヶ谷のラピュタという映画館で
「田紳有楽」っていう映画が公開されるそうです。
詳しい事が判る方、情報求む。
126 :
吾輩は名無しである:02/07/09 08:37
揚げ
性交の場面でついていけなくなったやわなわだす
128 :
豊田 真奈美:02/07/09 23:50
129 :
吾輩は名無しである:02/07/14 20:25
あげ
130 :
吾輩は名無しである:02/07/14 20:28
131 :
吾輩は名無しである:02/07/14 21:01
132 :
吾輩は名無しである:02/07/24 08:36
読みたいなぁ。
133 :
吾輩は名無しである:02/07/24 21:16
そういえば、群像の大庭みな子の誰か読んだ?
最後のエピソードで、泣いたよ、おれ
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
135 :
吾輩は名無しである:02/07/26 16:13
sageteta
136 :
吾輩は名無しである:02/08/02 00:12
悲しいだけ
137 :
吾輩は名無しである:02/08/10 22:23
空気頭
138 :
吾輩は名無しである:02/08/11 04:15
雛祭りだっけ
良いね
139 :
吾輩は名無しである:02/08/20 17:53
空気頭って
頭に空気入ったら死んでしまいますよ
飼い犬に頭噛まれて空気入って死んだ人は沢山います
誰か「空気頭」の粗筋と解説お願いします。
140 :
吾輩は名無しである:02/08/20 18:22
頭に空気入れてふわふわする話
さすが、医者、と思わせる
141 :
吾輩は名無しである:02/08/24 15:12
しかしここの板ってなかなかスレ落ちなくて良いね。
142 :
吾輩は名無しである:02/08/25 17:34
芥川賞を取ってたらもうちょっと有名になってただろうか。
143 :
吾輩は名無しである:02/08/26 00:52
ふりかけの作り方をレシピ板で訊いたらネタ扱いされてしまった
144 :
吾輩は名無しである:02/09/05 20:28
太宰治と同い年ぐらいなんだね。
145 :
吾輩は名無しである:02/09/13 04:07
これはあげとく
146 :
吾輩は名無しである:02/09/13 04:12
眼科医なんだよね。
147 :
吾輩は名無しである :02/09/13 05:04
>>142 個人的には谷崎賞受賞者の方が、
俺の好みに合った人が多いよ。
芥川獲ったら、なんか書けば書くほどつまらなくなる人が多いような気もする。
第三の新人くらいまでなら、そうでもないんだけど。
だから俺は、大量消費されなかった藤枝を、静かに楽しむ。
148 :
吾輩は名無しである:02/09/13 22:35
149 :
吾輩は名無しである:02/09/13 22:42
>>147 そりゃぁ、芥川賞は新人向けの賞で
谷崎賞は、その年で一番の小説を
選ぶ賞だから、基本的に谷崎賞の
方が面白いよ
150 :
吾輩は名無しである:02/09/27 11:11
age
151 :
吾輩は名無しである:02/10/08 14:38
もうちょっと読者が増えれば、このスレも活発化するのだが。
仲間に入りたいんだけど、本が売ってないんだよ。
>>152 藤枝さんの本は、文芸方面に強い古本屋さんにならよくあります。
値段はちょっと高いけど、買って絶対損はしません。
頭の悪い古本屋だと講談社文庫が100円だったりするよ。
>>153 じゃあ探すかぁ。
ついでに頭の悪そうな店主のいる古本屋で、安値でGet!
156 :
吾輩は名無しである:02/10/17 23:36
>>155 某書店で
『寓目愚談』函、『空気頭』函付録付を
各200エソでゲトー
>>156さん
私は『寓目愚談』函、に156さんの約10倍払ってしまいました。
しかも未だ読んでない...
藤枝静男は、固くて渋くてちょっと酸っぱい珍味の果実。
バナナじゃあるまいし、そんなに八百屋さんで並ぶ品じゃないですよ。
元来、「どうしてもっと評価されないのかなあ」
といって、溜息をつきながら読むのが正しい読み方なんです。
流行作家が、デビューしてから読んだ「空気頭」語るのって、
腹立つでしょ!
いいなあみんな。まだ見付からないよ。
アマゾンで定価で買おうかな。
保君。
161 :
吾輩は名無しである:02/11/02 04:22
保全
162 :
吾輩は名無しである:02/11/11 22:28
1周年GET!!
163 :
吾輩は名無しである:02/11/13 02:50
うんこふりかけでお祝いだ!
164 :
吾輩は名無しである:02/11/15 00:50
>>163 俺の切れ痔出血コティコティウンコでも(・∀・)イイ?
165 :
吾輩は名無しである:02/11/22 20:01
空気頭萌え
166 :
吾輩は名無しである:02/11/27 18:25
誰か「或る年の冬 或る年の夏」について語ってください。
167 :
吾輩は名無しである:02/11/27 20:32
>>165 あわわ・・・
『空気頭』に萌えってつけると、ちょっと怖いね(ワラ
田紳有楽age!
168 :
吾輩は名無しである:02/11/29 01:07
>誰か「或る年の冬 或る年の夏」について語ってください。
読んだことがないから、文芸文庫で重版希望
169 :
吾輩は名無しである:02/12/03 22:32
『濁った頭』と『空気頭』って似てませんか?
内容的にも。
170 :
吾輩は名無しである:02/12/03 23:07
藤枝静男って、藤枝市に住んでいるから藤枝静男なのか
171 :
吾輩は名無しである:02/12/03 23:10
YES!
172 :
吾輩は名無しである:02/12/03 23:22
ちなみに静男は友達の名前からとった。
173 :
吾輩は名無しである:02/12/03 23:42
>169
意識はしているだろうと思うよ。
お師匠さんを。
174 :
吾輩は名無しである:02/12/06 20:09
とうとう章が死んだ。章よ、やすらかに眠れ。
175 :
吾輩は名無しである:02/12/14 15:16
サルベージ
176 :
吾輩は名無しである:02/12/31 11:08
あげ
藤枝静男の文庫化されている本にはどんなものがあるのかな?
是非読んでみたい作家の一人だ。
178 :
吾輩は名無しである:02/12/31 11:39
179 :
ごはん ◆NjaujxTGn. :02/12/31 11:49
180 :
吾輩は名無しである:03/01/09 22:04
あげとく
181 :
堤さやか ◆FbmM8qrnbU :03/01/10 00:33
単行本で探すとあれですけど、全集の端本なら
結構簡単に手に入りますね。いわゆる代表作は
収録されているし、とっかかりにはオススメです。
182 :
吾輩は名無しである:03/01/12 19:23
日本読書新聞11月号 対談「新しい文学と私小説」 中上健次・藤枝静男
って読んでみたいなあ。
(^^)
184 :
吾輩は名無しである:03/01/23 02:27
山崎渉
>>182さん
藤枝静男『作家の姿勢』(作品社、1980)に収められています。
普通の対談といった感じですね。
平野や本多との対談が好き。
187 :
吾輩は名無しである:03/02/04 01:35
藤枝静男で卒論を書こうかな、などと思っているのですが、
何か優れた研究や批評などはありますか?
とりあえず、ハスミンの「私小説を読む」と、
「現代思想」かなんかに載った、臓器移植がどうこう、
ってのを読んでみようと思います。
それにしても「空気頭」には衝撃を受けました。
188 :
吾輩は名無しである:03/02/04 22:52
>>187 >何か優れた研究や批評などはありますか?
楽をしないで足を使え。
189 :
吾輩は名無しである:03/02/04 23:31
小川国夫が何か書いてるんじゃない?
あいつじゃ役に立たねえな。
191 :
吾輩は名無しである:03/02/27 20:29
age
192 :
吾輩は名無しである:03/03/15 03:26
チン ☆ チン ☆
チンチン チンチン ♪
♪ ☆ チチン
♪ .☆ ジャーン!
☆ チン 〃 ∧_∧ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(・∀・ ) /\_/ < そんなぁ〜〜〜〜♪殺生なぁぁぁぁぁ♪
チン \_/⊂ つ ‖ \_________________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ‖
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| /|\
| 大全開 |/
193 :
吾輩は名無しである:03/04/06 16:50
あと10日で命日です。これを機会にみんなで読もう。
194 :
吾輩は名無しである:03/04/14 19:54
金魚のC子age
195 :
吾輩は名無しである:03/04/18 18:09
田紳有楽は既読だったが空気頭をぜひ読みたくて
講談社文庫「田紳有楽/空気頭」買った。(高いぞ! 文庫なのに1000円でちょびっと)
まだ途中だけど、空気頭って病妻看病ものだったのね。。。w
近啓の「微笑」思い出した。
こっちの方が渋いけどね。
196 :
吾輩は名無しである:03/04/18 18:20
>>187 最近亡くなった古山高麗雄さんが、時々エッセーで藤枝静男に触れてます。
例えば中公文庫の『他人の痛み』とか。しかし古山さんの本も
たいてい絶版なので、古本屋で探してください。
197 :
■□■週間アイドル盗撮ランキング【4月】■□■:03/04/18 18:22
198 :
吾輩は名無しである:03/04/18 19:16
>>195 >空気頭って病妻看病ものだったのね
おおっ、君はまだあの驚きを経験してないのね!乞うご期待!
199 :
吾輩は名無しである:03/04/18 20:37
空気頭、初出とその後の改稿版すごく違ったよね、確か。
断然改稿後。
稀有の才能、藤枝恐るべし。
やはり「文章」と言うものは大事っすね。
志賀門下の書いたSFとして読んだっす。
>>200 志賀とは違いますよね、だいぶ。
私小説から出てあのようにばける、と。
改稿前のものは割りとオーソドックスな私小説だったような。
文章単位での(つまりセンテンスごと)の個性では志賀の影響がでかくね?
単語の選び方、内省しながら乾燥を保つ感性。
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
>>203 こ、こわ。
漏れのレスに付きまとうのはWHY?
漏れだけじゃない気もするが。。。w
205 :
吾輩は名無しである:03/05/05 22:03
AGE
206 :
吾輩は名無しである:03/05/26 23:25
age
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
208 :
吾輩は名無しである:03/05/28 20:54
age
209 :
バファリン:03/06/01 22:44
まめにage作業を行っている素敵な人が
いらっしゃるので、敬意を表して。
空気頭、改稿前のって全集とかじゃないと読めないんでしょうか?
読んでみたい...
田紳有楽は、冒頭で、いきなり書斎に変な男がいて、「処世術を教えます」
とか言うところがありますが、話者は、とくに驚く様子もなく
「(前略)どうか参考にしてください」と云ったので感謝した。
とか書いてあって、最初は「感謝した??ハァ?」って思いましたよ。
本を読んでて、一番唖然としたのはこの時だったかなぁ。
あの感覚、思い出すたびに体が痺れます。
普通だと、こわくて何らかのエクスキューズを入れると思うのですが
(たとえば、「そのときは不思議と、見知らぬ男の訪問を受け入れる
気分だったのだ」とか)
すごすぎです。
210 :
吾輩は名無しである:03/06/25 01:31
近所で頻発するボヤの後を、しつこく観察する短編おもろ過ぎ(作品名失念)
よく放火犯にされなかった物だ。
211 :
吾輩は名無しである:03/06/25 23:34
212 :
バファリン:03/06/26 00:04
面白そう...読みたい!
失念しないでください!
誰か教えてくださいーー
213 :
吾輩は名無しである:03/06/26 01:14
中上も読んでいたよね。
214 :
吾輩は名無しである:03/06/26 02:06
>>210です。
折角のお求めに応えるべく書庫をゴソゴソ。
短編集「虚懐」(講談社)中の
「虚懐」とその後日談である「またもや近火」ですた。
ちなみにこの短編集、全ての作品タイトルが余りにも秀逸。
収録順に列挙しときます。
「みな生きものみな死にもの」
「ゼンマイ人間」
「やっぱり駄目」
「二ハ二」
「みんな泡」
「黒い石」
「人間抜き」
そして「虚懐」と「またもや近火」
215 :
バファリン:03/06/29 13:41
>>214さん
ありがとうございます。探します。
たしかに、他のタイトルも魅力的!
気長に探します。
なぜか無性に読み返したくなって、著作集買っちゃった(金が…^^;)
>>209 空気頭、改稿前のって全集とかじゃないと読めないんでしょうか?
読んでみたい...
「空気頭」初稿も面白いです。著作集第6巻に入ってますから、
よかったら探して読んでみてください>バファリンさん
全く印象が違うように感じますが、実際には初稿を最終的な作品
に「改変を加えてはさんだ」ということです。藤枝静男自身が語って
いるところによると、「絵の方で(何と云ったか忘れたが)新聞紙でも
写真でも手当たり次第に貼り付けて画面を構成するやり方がある。
改変するときそれを使ってやろうと考えて…(中略)…逸脱を承知で
書いた」ということですが、自分では「失敗」と思っていたみたいです。
いや、全然「失敗」じゃアリませんぜ藤枝さん。あなたの作品は最高
ですよ…。
22000円か。安いというべきか?
漏れも著作集買いたいなぁ。
俺が買ったのは15000円だったよ。
図書館で借りてコピーすれば?
220 :
吾輩は名無しである:03/07/01 14:34
主人公が弥勒菩薩でしかもキンタマが痒い。
こんな小説があっていいのだろうか。
うんこふりかけってのは医学的な根拠があるのか?
他のも読みたい。短編もこんなぶっとんだ小説ばかりなのでしょうか。
ixion必死だな(w
222 :
吾輩は名無しである:03/07/01 16:41
ixion ◆ySh2j8IPDg どうして失敗じゃないんだ?
お前が成功と判断した理由は何?
いかにもわかったようなことを書いてるけど
本当は全然理解できてないことがばればれ。
お前ほんとは最高ですよと言いたかっただけちゃうんかと
もうねあほかとばか(ry
>お前が成功と判断した理由は何?
面白いから。
>いかにもわかったようなことを書いてるけど
>本当は全然理解できてないことがばればれ。
「理解する」って何?よかったらお手本をどうぞ。
あー、くだらん煽りだなぁ^^;
ixionは英文法だけだな。
またixionに嫉妬してる蛆虫がわいてきたな(・∀・)ニヤニヤ
226 :
吾輩は名無しである:03/07/01 22:19
>>ixionさん
丁寧なレス、ありがとうございます。
で、たまたま昨日、神保町をブラブラしてた
のですが、著作集、けっこう置いてますね。
ただ、調べたら「虚懐」が入ってない...
ということは、キャバクラを3回我慢して「空気頭」初稿のみ...
非常に悩ましい...
ちなみに、著作集って、直筆署名がついているようですね。
署名とかに惹かれているミーハーな自分が嫌いです。
ま、結局買うかと思いますが...
>>226 美少女のワレメはいらんから、出目金C子のワレメ希望。
228 :
細江直矢 ◆DjjhnUajcs :03/07/01 23:07
●●●マスコミの 「盗聴/盗撮」 は許されるの?その9●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1016/10165/1016527634.html 61 名前: 投稿日: 02/03/22 05:06 ID:SNZoz4gQ
>>58 時代背景も、あると思う。
バブル崩壊で行き詰まっていた世間は、打開策を欲していたが、創造性に
乏しい日本社会は、IT化と称して通信設備に投資するくらいしかできな
かった。やがて情報がステータスに影響することに気が付いた一部の人間
は、不正手段を使ってでも情報で優位に走ろうとする。
盗聴情報が文化を創り、文化が経済を刺激し、バブル崩壊の傷を癒す。
盗聴機は、情報黄金時代を裏で支える安価なスコップなのだろう。
384 名前: 投稿日: 02/04/02 20:45 ID:dMwWsGe2
>>383 でもね、テレビやラジオなんて露骨だよ。すぐそこにいて見てる感じでしゃべられるし、
裏になにかあるなんてレベルじゃないよ、ホントに。ロコツ。だから、誰がどんな態度で
いるかをちゃんと控えて(チェックして)おこうと思っています。このアナウンサー、この
評論家、この司会者は何考えてるか、言葉のニュアンスからもどういうところで弱いか、
つまり嘘をつけないかがちょっとづつわかる。こちらも腰をすえてかかるしかありません。
>叩きのめす? 投稿者:ixion 投稿日: 6月28日(土)13時26分38秒
>
>>動力がつたわる柄の部分を指しているととってもおかしくはないのです。
>>(昔はチェーンないしね。)
>でも、自転車の部品でloomっていう名称のものはないよ。
>『紅い高粱』手に入れたぜー。でも作品としては
>「いただきました、星1つ半ー!!」
>って感じ。
英文法というより英単語だけだった、失礼。
なかなか陰湿で執念深いなこの人は
わざわざコピペまで持ってきて
231 :
吾輩は名無しである:03/07/02 03:05
粘着度ならイックンが一番だよ!
232 :
吾輩は名無しである:03/07/02 03:14
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229は帰国子女。スペンサー連を解説したみせたけれど、ピンチョンの
原書読みを途中挫折した人なんだろうな?
でもって、幻想文学スレで自分が先に泉鏡花の名を挙げたもんで、
ixionより文学通だと自画自讃している人なんだろうな?
みっとも、やめなはれ。
1行訂正)みっともないから、やめなはれ。
ixionがくると荒れる、これ定説
別に荒れても、読み飛ばせばいいだけだから平気です。
ixionさん、いい感じだと思いますけどねー。
>>233さん
詳細な解説、面白いです(笑)
空気頭にせよ、田紳有楽にせよ、
今見ても圧倒的に斬新ですが、当時はどう受け取られてたんでしょ?
あんな変なものを書いてて、受け入れられていたという状況が
信じられないです。
237 :
吾輩は名無しである:03/07/03 07:59
前スレ読んだら、俺のカキコがあった。
再度うかがいたいんだけど、「田紳有楽」って何かの故事成語なんですか?
ぐぐってもよく解らない。何でこういうタイトルなんだろ。
238 :
細江直矢 ◆DjjhnUajcs :03/07/03 08:11
515 名前: 投稿日: 02/03/01 12:13 ID:p3m8shmo
<盗用訴訟>早坂暁さんの謝罪掲載で和解 京都地裁 (毎日新聞)
2002年2月21日(木)21時0分
作家の早坂暁さんに著作を盗用されたとして、京都市の男性医師が早坂さんに謝
罪広告掲載と慰謝料100万円の支払いを求めた訴訟は、無断引用した小説が掲載
された新潮社発行の雑誌「新潮45」に早坂さんが謝罪文を載せることで、京都地
裁で和解が成立した。これを受け、18日発売の同誌3月号に謝罪文が掲載された。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
盗作事件がつづくということは、今日も誰かの私生活がネタとして盗聴されている
と言うことだ。早坂暁は才能のある部類のライター。彼が盗作事件を起こしてしま
うほどだから、才能のない連中は、生き延びていくために盗聴/盗撮/盗作にすが
ってしまう。「一発屋」と言われるミュージシャンがいる。特に「パクリ」で大ヒ
ットを飛ばしたアーチストは一発屋が多い。パクリで当てても、もともと才能がな
いから2発目3発目が続かずに、忘れられてしまう。他人のアイディアを盗んで
成功したアーチストを待っているのは、頭を絞っても絞ってもアイディアが湧き
出てこない凡才を隠しながら続けていかねばならない、苦痛に満ちた地獄の創作活
動だ。才能はほんの一握りの人間にしか与えられず、凡才は才能の不足分を盗聴で
補おうとする。凡才にとっての盗聴は不良債権のための低金利に似ていて、無関係
の個人の平穏な生活を乱し、やがては、社会や文化全体を蝕んでいく。
239 :
吾輩は名無しである:03/07/03 11:17
240 :
吾輩は名無しである:03/07/03 23:56
>>236 受け入れられていた、って言っても村上春樹みたいな受け入れられ方をしていたわけではないし。
今と変わらず、好きな人だけが喜んで読んでたってところでしょう。
>>240 でも谷崎賞は獲ってるから業界での評価は高かったはず。
いまで言う笙野。。。とここまで書いて最初に笙野を褒めたのが藤枝であった罠。
しかし、イックンが「星一つ半」って…
やっぱりそういう人なの???
ixionはもうこないでほしい
某スレで日本文学弱いといわれ、名誉挽回したいのがミエミエ
244 :
バファリン:03/07/04 07:00
>>243さん
納得できる意見なら全然アリじゃないですか。
あなたの「こないでほしい」みたいな子供じみた書き込みより全然建設的。
>>236さん
そうでしょうね。でも、気になるのが、その当時の「好きな人」です。
藤枝dも尊敬するけど、愛読者のセンスもすごすぎ...
ぼくが同時代の人だったら、理解できなかったと思います。
>>241さん
オチ、面白かったです(笑)
そう、当時の業界に受け入れられているのがすごい。
今の笙野よりも、もっとわけわかんないものだったはずですよね。
バファリンイラネ
バファリンの大人の書きこみ
全然アリ
全然建設的
すごすぎ...
ということは、キャバクラを3回我慢して「空気頭」初稿のみ...
非常に悩ましい...
美少女のワレメはいらんから、出目金C子のワレメ希望。
247 :
吾輩は名無しである:03/07/04 08:54
「荒れる」と「建設的」は違います
で、ヴァカリンは244で
>>236の自分の書き込みにレスつけてるわけだが。
何で荒れるかねぇ…^^;
だいたい、別にネットに「名誉」なんてないだろー。
なぜたかが2chで俺が日本文学うんたらにムキにならんきゃ
いけんのだ?
俺は前から藤枝静男は好きだし、別に名誉挽回したくて
いまさら読んでるわけではないよ。
うっとうしいからもうこのスレには来ません^^;
>>243 またまたご迷惑お掛けしました。
書き方がえらそうだから人の怒りを誘うのでは?
>>222は煽りだが、それに対し
>>223の回答はないだろ
論理的に答えられないから逃げたとみえてしまうな
250 :
吾輩は名無しである:03/07/04 11:24
250(σ・∀・)σ ゲッツ!!
251 :
吾輩は名無しである:03/07/04 11:37
>別にネットに「名誉」なんてないだろー
その通りだが、そうは考えていない手合いがコテハンを名乗るらしい。
「どう、俺って(あたしって)面白いでしょ? 博識でしょ?
もっと面白がってよ感心してよ、ねぇねぇ」という感じの物欲しげなコテハンが多すぎ。
252 :
吾輩は名無しである:03/07/04 11:46
特にイクシオンは自己顕示欲強すぎ
他の住民を見下したものいいもやめた方がいい
253 :
吾輩は名無しである:03/07/04 12:36
見下した発言なんて見たことないけどな。
林彪とかミステリ板とかならわかるけど。
見下しているというのは、言い換えれば、話し合うという態度が存在しない
ことだと思うけど、ixionは煽りでない質問にはだいたい答えてるでしょう。
まあ、もちろん匿名掲示板に答える義務なんて無いけど。
254 :
吾輩は名無しである:03/07/04 15:39
ixionが藤枝を読む理由
面白いから
むしろixionにはヴァカのご機嫌とる気遣いなく
どんどんスルーして見識を披露していってほしい。
せっかく味のあるバファリンと絡んで面白そうな展開になるところ
だったが、救いようがないな、ヴァカとやきもち焼きは。
バカリンに味なんてありませんよ、奥さん!
すでにできあがっているixionのイメージに届くほどの披露できる見識が藤枝に関してなく、
「面白いから」で逃げる彼には、
もっと披露してほしいね(ppp
259 :
バファリン:03/07/04 23:50
>>246くん
よく考えてみよう!
子供はソープとかヘルスに行くものだ。
キャバクラは、本当の大人が行くところ。
落ちるはずのない女を何度も指名し、店外デートに
漕ぎつけるまで、貯金がなくなるまで金をつぎこむ。
セックスするわけじゃないのに、いっぱいお金を
使うところが大人なんだよ!わかった?
まあキミは、子供すぎて、「お金」が何かもわからないだろうけど...
なんか、人の顔とか数字とが書いてあるアレだよ。わかった?
あと、全然のあと「〜ない」がつかないのに耐えるのも大人だね。
久米宏もそう言ってたよ。久米宏は大人だろ?わかった?
あと、出目金のワレメを見たがるのも大人以外の何者でもない。
俺くらい大人になると、出目金の無修正写真が見たくて
たまらない夜があったりするんだ。わかった?
自演バレてんのにまた出てきやがった
262 :
バファリン:03/07/05 00:06
243=252=260くんは、句点をつけないところに特徴があって、
この際、コテハンにした方がいいような気がするんだよね。
コテハンにしちゃわない?
名前つけにくいんだったら命名してもいいよ。
う〜ん...
古風で柔らかい感じで、ちょっとホストみたいなセクシーな名前が似合うかな。
ミヤビ雅(みやび・まさ)っていうのはどう?
ときどき「両方ともミヤビって読むんじゃないの?」って突っ込まれる
かもしれないけど、キミは強い子だから、きっと耐え抜けると信じてるよ!
263 :
吾輩は名無しである:03/07/05 00:06
すぐ上にあったのを読んで知っただけですが、何か?
冗談はともかく、『田紳有楽』の単行本のあとがきを読んでみると
「最初、10枚を、群像の昭和四十九年一月号に載せた」とあります。
単行本の『田紳有楽』の、最初の10枚分って、どう考えても一片の
作品になり得ないと思います。たぶんドッキングさせるのではなく、
大幅に改稿して単行本にしたのだと思いますが、最初の『田紳有楽』って
読んだ人っています?
あの世界をわずか10枚に凝縮した超傑作短編を妄想してしまうのですが。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
あげ
(⌒V⌒)
│ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
⊂| |つ
(_)(_) 山崎パン
268 :
吾輩は名無しである:03/08/20 00:03
「田紳有楽」という題ですが、何らかの謂れがあるわけではないようです。
随筆集の「石心桃夭」も、四字の言葉としての謂れはありませんが、両方とも
筆者の心境を物語っているのかと思います。
また、「最初の10枚」云々についてですが、著作集第6巻にある著者後記には
「この一篇は最初単に『田紳有楽』とだけして10枚を群像昭和49年1月号に載せ、
『田紳有楽前書き(1)』33枚を同年7月号に、『田紳有楽前書き(2)』54枚を50年
4月号に、最後に『田紳有楽終節』110枚を51年2月号に載せたのち、全部に手を
入れて本にしてもらったものである」とありますから、やはり始めから長編として
計画され執筆され、雑誌に分載されたものなのでしょう。
269 :
吾輩は名無しである:03/08/20 00:21
もっとも雑誌掲載時の姿を確認していませんから、どんな具合に手が加え
られたのかは全然不明です。近いうちどうかして見ておきたいです。
270 :
吾輩は名無しである:03/08/20 22:35
>269
とても興味あるね
Amazonで講談社文芸文庫の「田紳有楽・空気頭」が手に入らないことを
職場でぼやいてたら課長さんが「空気頭」のハードカバーを翌日持ってきてくれた♪
地方の役場勤務です
272 :
吾輩は名無しである:03/09/13 22:44
age
273 :
純文学団長 ◆4ZyQ37vgo6 :03/09/16 22:00
藤枝と志賀についてどう思われる?
274 :
吾輩は名無しである:03/09/16 22:01
275 :
名無し物書き@推敲中?:03/09/21 22:01
>>99 蓮実は後藤明生論のほうが自分でも気に入ってる感じだが。
276 :
吾輩は名無しである:03/10/17 00:54
本日「愛国者たち」講談社・1973年初版・美麗ケース入り
格安で発見、即購入!面白そうです。
田紳有楽、映画化キボンヌ。
監督は黒沢清で。
>>278,279
茶碗とかが飛ぶシーンで、つり糸とかがチラチラ見えてる感じに
してほしいです。
CGなら、妙にポリゴンが粗いとか。
この作家は真面目な顔でぶっ飛んでるとこが怖い
「老いたる私小説家の私倍増小説」なんて凄すぎる
282 :
吾輩は名無しである:
age