////古井由吉////

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925吾輩は名無しである:03/06/06 22:17
前スレってどこ?
926無料動画直リン:03/06/06 22:21
927吾輩は名無しである:03/06/06 23:30
928吾輩は名無しである:03/06/06 23:56
>>927
サンクス
929吾輩は名無しである:03/06/07 07:45
文筆力 トップスリーを上げるとしたら誰と誰と誰?
きっと古井さんはあがるでしょうが。
930吾輩は名無しである:03/06/07 12:55
古井と小島と、、、、龍じゃない?
文章力だけならね。
931吾輩は名無しである:03/06/07 20:40
筆力でドラゴンか?
中島敦はぐいぐい引きつけられる力あるね。
932吾輩は名無しである:03/06/07 23:22
「栖」がだんだんヤヴァくなってきた。面白い。
933吾輩は名無しである:03/06/08 05:52
>933
となると「親」までいきますか。
これ、探すの苦労したなあ。
934我輩は名無しである:03/06/08 10:04
アサガオはどう?
935吾輩は名無しである:03/06/08 12:37
楽天記読んだ
戦慄が走るね
あの日常というか人生というか
その中で時に垣間見れる荒野という絶望の切り取り方に
本当にびびった
936吾輩は名無しである:03/06/09 13:37
古井由吉作品集ってどれくらいが相場なの?古本屋では
937吾輩は名無しである:03/06/12 23:54
がいしゅつじゃないと思うが、ココで古井氏の朗読が聴ける。
http://subaru.shueisha.co.jp/html/cafe/cafe04r_f.html
938age:03/06/13 22:37
age
939吾輩は名無しである:03/06/14 18:17
>>937
うP、ありがとう。
940吾輩は名無しである:03/06/14 18:59
>>937
しかし島田はダメだな、相変わらず。
気取ったつもりなんだろーが、
浴衣ってのは本来、和服の中では最もプライベートな家内着。
湯上りの素肌にそのまま着て、
出かけるとしてもせいぜい近所の夜店とか盆踊りくらいまで。
他人様を訪問するのに着るのは無礼千万。(夏の外出には
絽の着物、羽織まで着るのが正式)

まして先輩作家と会ったり、人前で壇上に立ったりするのに、
浴衣がけとはdだ礼儀知らず。 
浴衣の下は素裸かフンドシ一本、なんだぞ…なにやっとんだ,島田w

古井氏はさすが、背伸びした島田のツッパリも気取りもカルくいなして、
余裕の遊び心・・・気品あるなぁ。萌え〜w

・・だが、朗読は、シロートがやるもんじゃないw
役者やアナウンサーがいるんだからさ、プロに任せた方がいい。
講演の時に自作のサワリを読むくらいが奥ゆかしくて、似合い<古井氏。
941吾輩は名無しである:03/06/14 23:23
942吾輩は名無しである:03/06/15 01:57
仮往生伝試文。
1.新潮文庫の歴史小説アンソロジーに「厠の静まり」が収録。
2.新潮社のPR誌『波』に、89年の大江健三郎による仮往生伝試文マンセーなエッセイが再録。

以上の2点のみから、新潮文庫からめでたく再刊という希望を抱いてしまう俺は異常か。
943吾輩は名無しである:03/06/15 20:48
>>921
  石ノ神 両吟
秋風の更くるや石の声(原文旧字)白し      由吉
  ところどころの柘榴がわれて         剛造
月毛にもまつむしすずむしきこえけり        同
  ほろ酔ひ舟とくだる土手道          由吉
山もとは門もほのめく霞にて            同
  虎口しずかに行く花の雨           剛造

1986年10月25日付の古井由吉氏から吉増剛造氏への第一信より手紙でおこなわれた。
吉増剛造『打ち震えていく時間』(思潮社、1987)より
自筆の写しも載っています。また「魔のさす場所」と題された対談も。
944吾輩は名無しである:03/06/15 21:00
菊池信義『樹の花にて 装丁家の余白』(白水uブックス、2000)「連句への旅」より
 粟津則雄氏を宗匠に、古井由吉、吉増剛造の両氏と連句をはじめて二年と少しになる。現在、四歌仙
め、初折裏六句めに来ている。
 (中略)
 古井・吉増の両氏と待合せて、石神井の粟津氏宅へおじゃまして最初の連句は小泊の夜から数えて四年後の正月十五日から始まっている。

 初出は『別冊文藝春秋』一九八三年夏号です。
945吾輩は名無しである:03/06/16 00:32
946吾輩は名無しである:03/06/18 22:28
内向の世代って
吉井氏や小川国夫以外に誰がいるですか?
947吾輩は名無しである:03/06/18 23:58
>>946
古井由吉・後藤明生・黒井千次・坂上弘・阿部昭・高井有一
あたりだな。つか吉井氏て誰?
948吾輩は名無しである:03/06/25 18:33
古井の文体を一週間ほどながめていたら
西部進の悪文がスムーズに読めるようになってた
ありがとう 由吉
949吾輩は名無しである:03/06/28 08:44

 日居月諸   日や月や
 照臨下士   下士を照臨す
 乃如之人兮  乃ち之の如き人
 逝不古処   逝に古処せず
 胡能有定   胡ぞ能く定まることあらんや
 寧不我顧   寧ぞ我を顧みざるや

 日居月諸   日や月や
 下士是冒   下士を是れ冒う
 乃如之人兮  乃ち之の如き人
 逝不相好   逝に相好せず
 胡能有定   胡ぞ能く定まることあらんや
 寧不我報   寧ぞ我に報いざるや

 日居月諸   日や月や
 東方出自   東方より出ず
 父兮母兮   父よ母よ
 畜我不卒   我を畜いて卒えず
 胡能有定   胡ぞ能く定まることあらんや
 報我不述   我に報うること述わず    
                    詩経国風 北邑風より「日月」

 昭和63年に古井氏が出したエッセイ集『日や月や』出典はこれだろう。
 女房孝行とはお世辞にも言えない氏の慙愧の念を古詩にのっとりユーモラスに
表明した同題の一篇は秀逸である。

>>948 西部進→西部邁
950古井スレ存続委員会会員:03/07/01 05:24
6月29日の日経をたまたま読んでいたら「東京の声 東京の音」というエッセイ
を書いていたのを知りました。26回目だからもう半年やってたんですか。
ちなみにお題は「白髪の唄」「夜の香り」でおなじみの、『通夜に出される鮨の謎』
でした。本当にこの話題好きですね。

ところでようやくこのスレも950レスとなりました。存続委員としてはうれしい
事ですね。
951吾輩は名無しである:03/07/01 08:56
952必ず文学業界の刑事責任を問います。:03/07/01 09:03
●●●マスコミの「盗聴、盗撮」は許されるのか?その8●●●
http://natto.2ch.net/mass/kako/1011/10115/1011522150.html

515 名前: 投稿日: 02/03/01 12:13 ID:p3m8shmo
<盗用訴訟>早坂暁さんの謝罪掲載で和解 京都地裁 (毎日新聞)
2002年2月21日(木)21時0分
 作家の早坂暁さんに著作を盗用されたとして、京都市の男性医師が早坂さんに謝
罪広告掲載と慰謝料100万円の支払いを求めた訴訟は、無断引用した小説が掲載
された新潮社発行の雑誌「新潮45」に早坂さんが謝罪文を載せることで、京都地
裁で和解が成立した。これを受け、18日発売の同誌3月号に謝罪文が掲載された。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
盗作事件がつづくということは、今日も誰かの私生活がネタとして盗聴されている
と言うことだ。早坂暁は才能のある部類のライター。彼が盗作事件を起こしてしま
うほどだから、才能のない連中は、生き延びていくために盗聴/盗撮/盗作にすが
ってしまう。「一発屋」と言われるミュージシャンがいる。特に「パクリ」で大ヒ
ットを飛ばしたアーチストは一発屋が多い。パクリで当てても、もともと才能がな
いから2発目3発目が続かずに、忘れられてしまう。他人のアイディアを盗んで
成功したアーチストを待っているのは、頭を絞っても絞ってもアイディアが湧き
出てこない凡才を隠しながら続けていかねばならない、苦痛に満ちた地獄の創作活
動だ。才能はほんの一握りの人間にしか与えられず、凡才は才能の不足分を盗聴で
補おうとする。凡才にとっての盗聴は不良債権のための低金利に似ていて、無関係
の個人の平穏な生活を乱し、やがては、社会や文化全体を蝕んでいく。
953吾輩は名無しである:03/07/01 09:21
>>950
コテハン名がイイ!

良スレ。
954吾輩は名無しである:03/07/10 01:34
木犀の日あげ
955山崎 渉:03/07/15 09:03

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
956吾輩は名無しである:03/07/16 11:56
ag
957清水博子:03/07/19 05:39
皆さんお元気?
958ドン・イシドロ:03/07/20 13:25
自分のパソコン買って、ウキウキでネット開いて、2チャンで「古井由吉」
検索。そしたら出てきた。びっくり。出てくるとは思わなかった。すげー、
2チャン。
「道なりに」がいいと思う。どうですか、この作品は?
959ドン・イシドロ:03/07/20 21:29
まだ、誰も来てない?
960吾輩は名無しである:03/07/20 21:38
>>959
氏ねやクズ!
961吾輩は名無しである:03/07/20 21:38
本日『朝日新聞』朝刊に掲載のサントリーピュアモルトウイスキー山崎の広告より
昔、オヤジの角瓶を盗み
酒しては、「水位」のさがる
のを気にした。今では深夜
に「山崎」を嘗めていると、
人生の快楽を未だ盗み酒
している心地がする。
       古井由吉
        ー作家ー
962吾輩は名無しである:03/07/20 21:40
鼻をつまみたくなるね。
963ドン・イシドロ:03/07/20 21:46
「道なりに」駄目?
964吾輩は名無しである:03/07/20 21:50
それ、「眉雨」収録だね。読んだことないからどこが良いか
おしえてくれ。
965ドン・イシドロ:03/07/20 22:12
まず冒頭の壇ノ浦の語りが弾けてる(本筋の話とは別個におもしろい)。
で本筋は、主人公は友人の葬式に向かうんですが、その道すがら友人の
父親の葬式にも出向いたことを思い出すって感じで、話が進むわけです。
途中語りが友人のものになったりする(一人称なのに語りが他者へ滑っ
ていくのが古井氏のひとつの特徴だと思うんですが)。
どこか良いか、でしたね。
結論、物思いながら夜道をてくてく友人の葬式へ向かう、その気分がいいんです。
最後、オチもあるし。
966ドン・イシドロ:03/07/20 22:46
反応なしっすか?
967ドン・イシドロ:03/07/20 22:57
反応なしっすか?
968吾輩は名無しである:03/07/20 22:57
ドン・イシドロさん
文学板はそんなすぐにレスがついたりしないのです。いくら経ってもつかない場合もあるし…。
969吾輩は名無しである:03/07/20 23:30
>>965
ああ、あれはイイ。というか、あれもイイ。
古井作品はいずれも「その気分がいい」とでもいうしかない
物語の進行とともに流れる空気に、特徴がある。
練られた文体から醸し出される作中人物の想念の表情と機微が、
スッと読者に染み入ってくるというふうな・・・。

最後は「オチもある」のではなく、最初から計算され尽くした末行が
準備されていて、必ずそこへストーンと落ちるように収斂させてゆくワザが
ただものではないので…。どの作品も、書き出しと末行を並べて読んで
ごらんなさい、あっ!と声をあげたくなる見事さです。
970ドン・イシドロ:03/07/21 02:15
勉強になります。
971ドン・イシドロ:03/07/21 02:19
あさがおの伊手の台詞に「寝ながらに犯されてあとで知らないってことは
あるんでしょうか(みたいな)」っていう台詞はすごいと思いました。
国子に繋がっていると途中でわかるのが。
972吾輩は名無しである:03/07/22 00:45
古本屋を漁り『眉雨』『仮往生』『楽天記』『聖・栖』あとなんだっけ・・・、
まああと3冊くらい買った。『ヨーコ・妻隠』は書店で文庫を買った。
それで訊きたいのですが、
どれから読めばいいですか?
また、最高傑作を挙げていってくれまいか。
973吾輩は名無しである:03/07/22 02:39
「道なりに」って、通夜の案内に立たされたりするやつだっけ?
「通夜行き帰りもの」が多すぎて区別がつかん(w
974吾輩は名無しである
>>972
仮往生いくらで買った?