1行リレー小説 第7章

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1吾輩は名無しである
季節は11月、夏厨もいなくなったことだし、
もう一度力を合わせて文学の新たな境地を切り開いてみませんか?
前スレは>>2
2吾輩は名無しである:01/11/02 01:17
3吾輩は名無しである:01/11/02 02:01
真夜中だった。音も絶えていた。寝静まった家々の彼方から
4吾輩は名無しである:01/11/02 02:06
聴こえるような気もする。耳の奥がツンとする。
5吾輩は名無しである:01/11/02 02:08
硬質の、澄んだ音のようだ・・・。風ではない。潮騒でもない。
6吾輩は名無しである:01/11/02 02:33
今思えばそれが全ての始まりだった…ぼくはその音に引かれるように夜の街を歩いた。
7吾輩は名無しである:01/11/02 02:39
昼だったかもしれない。ぼくは既に夜と昼との区別すらつかない、のだ。
8吾輩は名無しである:01/11/02 02:59
なんちゃって。彼ははなをほじった。
9吾輩は名無しである:01/11/02 03:08
住宅地を抜けて、街を東西に走る大通りへ出た。信号の先にコンビニが見える。
10吾輩は名無しである:01/11/02 07:27
「何か食べよう」。人間の本能はいつもだらしがない。
11吾輩は名無しである:01/11/02 12:10
ただレイプする勇気がないから食欲に走るだけなのだけれど。
12吾輩は名無しである:01/11/02 14:20
「思う様食ったあとにはたんまりと脱糞しよう」そう一人ごちた。
13吾輩は名無しである:01/11/02 17:59
その脱糞ゲット、と彼女が手を伸ばした。
14吾輩は名無しである:01/11/02 18:30
「結構やわらかい良い糞だわ」もみ潰しながら彼女は言った。
15吾輩は名無しである:01/11/03 00:07
気が付くと先ほどの音が止んでいた。ズボンを上げながら「えー、君は?」
16吾輩は名無しである:01/11/03 00:46
「見てわからんか、警官だ! お前こそ夜中に尻出して何をしてるッ?」
17吾輩は名無しである:01/11/03 00:48
…僕は、コンビニの明るい灯を避けて、建物の陰で脱糞したのだ。
18:01/11/03 00:51
独りでは淋しすぎるから、いつもの「彼女」に語りかけながら。
19吾輩は名無しである:01/11/03 01:02
いいから、手をはなしなさい!
20吾輩は名無しである:01/11/03 02:32
僕は無意識に自分の一物を握り締めていることに気が付いた。悪い癖だ。
21吾輩は名無しである:01/11/03 02:36
無意識なのに気が付いてしまうなんて。
22吾輩は名無しである:01/11/03 18:14
警官に指摘されて気がついたのである。その日はきっちりお灸を据えられて放免された。
23吾輩は名無しである:01/11/03 19:56
そのお灸すら僕には気持ちエガッタので、またまた自分の一物を握り締めてしまった。
24吾輩は名無しである:01/11/03 21:21
こらこら! それはわたしのイチモツだ! と警官が怒鳴る。
25吾輩は名無しである:01/11/03 21:37
それは一挺の拳銃であった。警官の股間には拳銃がぶら下がっていたのである。
26吾輩は名無しである:01/11/03 21:54
「俺のナンブは短気だぜ?」警官の荒い鼻息がかかる
27吾輩は名無しである:01/11/04 00:08
いつの間にか東の空が白みかかっていた。街は静かに眼覚め、遠く物音が聴こえ始める。
28吾輩は名無しである:01/11/04 00:16
まるで↑は辻ヒトナリの文章のようだ、と自嘲しつつ、
僕は「冷製と饒舌のあいだ」を買いに
八重洲ブックセンターへ急いだ。
29吾輩は名無しである:01/11/04 00:27
まるで↑は阿部モドキだと苦笑しつつ、僕は新宿紀伊国屋に回った。
30吾輩は名無しである:01/11/04 00:29
ほとんど↑町田亜流かよ、と憫笑して、僕は神田古書街へ立ち寄った。
31吾輩は名無しである:01/11/04 00:32
日本文学は疾うに終った…、ギッシリと古書の並ぶ棚の向こうで、声がした。
32吾輩は名無しである:01/11/04 01:14
それはもちろんヒトナリだった。
33吾輩は名無しである:01/11/04 01:20
ここで、括弧書きの下記はこの小説の本筋とは何ら関係のない、
挿入文にすぎないということを留意しておいて欲しい。
(>>29の阿部とは誰なのだろう。「阿部もどき」と評された
>>28は僕であるにもかかわらず、僕はその基となる作家を
知らないのだ。ああ、何たることだろう!こんな僕が
辻ヒトナリを蔑視の対象として自己満足に浸る姿は、
さぞ醜いものであったに違いない!)
34吾輩は名無しである:01/11/04 01:22
「オメエの講釈には興味はねえ。あるのはオメエのオメコだぜ」
35吾輩は名無しである:01/11/04 01:35
はっ、またあの音が聞こえるぅ。あああぁぁ。
36吾輩は名無しである:01/11/04 01:42
いても立ってもいられずに音源の方向へと走り出した。そこには、なんと・・・
37吾輩は名無しである:01/11/04 03:25
なんと、なんと…
38吾輩は名無しである:01/11/04 05:44
うそだろ? まさか、
39吾輩は名無しである:01/11/04 05:52
ほ、ほんとかぁ!?
40吾輩は名無しである:01/11/04 06:00
生えてきている。
41吾輩は名無しである:01/11/04 08:27
ダモ鈴木が…
42吾輩は名無しである:01/11/04 08:37
地下室で
43吾輩は名無しである:01/11/04 11:28
でで〜ん。
44吾輩は名無しである:01/11/04 12:22
そこには、肢体をあらわにした一人の女性が横たわっていた。
45夏目銀の助:01/11/04 12:24
俺は女性の体をすみずみまで観察すると、
46吾輩は名無しである:01/11/04 12:45
ぶりぶりしぇきーむ
47吾輩は名無しである:01/11/04 16:15
トミーズの漫才を見てあまりの寒さに凍え死んだのである。
48吾輩は名無しである:01/11/04 16:34
トミーズ雅は漫才で人を凍死させたことにとてもショックを受けた
49吾輩は名無しである:01/11/04 16:59
その様がまた寒かった
50吾輩は名無しである:01/11/04 17:14
そして私も寒かった
51吾輩は名無しである:01/11/04 17:14
「健!俺はそんなに寒いんか!?」
52吾輩は名無しである:01/11/04 18:46
「たけしに励まされたぐらいでボロボロ泣くからや」
53吾輩は名無しである:01/11/04 20:36
とさんまが俺にむかって一喝した。
54吾輩は名無しである:01/11/04 21:32
ついに健が凍死した朝のことだ。
55吾輩は名無しである:01/11/04 21:39
「健まで殺してもうた・・」雅は酒を飲み続けた
56吾輩は名無しである:01/11/04 23:39
そんなテレビドラマに目もくれずに、女性の秘所を探ると・・・・・・
57吾輩は名無しである:01/11/05 01:08
健が手を振っているではないか!
58吾輩は名無しである:01/11/05 02:08
…僕は、ハッと我に返った。見回すと、馴染みの喫茶店、神田古書街の奥にある。
59吾輩は名無しである:01/11/05 02:13
どうやら僕は、古書店からずっと、妙な幻聴に捉えられていたようだ。それというのも
60吾輩は名無しである:01/11/05 02:15
このところ僕が考え詰めている問題のせいにちがいない。>>1-35
61吾輩は名無しである:01/11/05 02:20
ダメだな、このスレ
62吾輩は名無しである:01/11/05 02:27
考え過ぎのせいで、サジを投げられてしまったではないか。
63吾輩は名無しである:01/11/05 02:28
というのも、
64吾輩は名無しである:01/11/05 02:31
ヒトナリに阿部、町田…胡散臭い輩の跋扈…日本文学は終焉なのか?
65吾輩は名無しである:01/11/05 02:32
僕は考えすぎて夜も眠れない。暁闇の街をうろついて、脱糞する・・・
66吾輩は名無しである:01/11/05 02:35
昼間は巨大書店や古書店を渉猟し、奇態な幻聴に襲われたりするのだ。  
67吾輩は名無しである:01/11/05 02:36
言葉は
68吾輩は名無しである:01/11/05 02:37
僕の手をすり抜ける。確かなものは、何処にも無い。
69吾輩は名無しである:01/11/05 03:04
ポケットの中の温まった硬貨を
70吾輩は名無しである:01/11/05 03:31
握り締めながら思った。この世で唯一確かなもの…それは金だ。
71編集校正@61、62:01/11/05 06:30
>>61-62全削除(作家は才能不足を誤魔化そうと作中で一人漫才をしてはならない)
72吾輩は名無しである:01/11/05 06:47
そういうわけで深夜のコンビニに向かっていたのだった。
73吾輩は名無しである:01/11/05 18:49
店に入ろうとすると、入り口前にうんこ座りしていた兄ちゃんが
からんできた。「おれは中卒で塗装工だが、何か?」
74吾輩は名無しである:01/11/05 18:54
ヤツの横には見覚えのある女が
75吾輩は名無しである:01/11/05 20:02
中学時代の同級生、あゆみだった。
76吾輩は名無しである:01/11/05 21:50
実は彼女とオレには、秘密の過去があるのだ。
77吾輩は名無しである:01/11/05 21:59
それは何かというと、
78吾輩は名無しである:01/11/05 22:03
二人は聞いた突然のホーミーの歌声を、「アイツよ・・・」、あゆみが怯えだす。
79吾輩は名無しである:01/11/05 22:10
まきがみか?
80吾輩は名無しである:01/11/05 22:12
「ァ・・・アイツが来る・・!俺・・・俺を・・俺が・・」塗装工の兄ちゃんも怯え出した。
81吾輩は名無しである:01/11/05 22:16
その時!!!
82吾輩は名無しである:01/11/05 23:32
またしてもオレは一人ごちた。「センスのないヤツはこのスレに来るな・・・!」
83吾輩は名無しである:01/11/05 23:40
すると真っ先に82が消えた。
84編集校正@82-83:01/11/06 01:45
>>82-83全削除(作家は自分のセンスの無さに自暴自棄になってはならない)
85吾輩は名無しである:01/11/06 01:52
84もきえた。
86吾輩は名無しである:01/11/06 05:57
伝統のこのスレも消えようとしている……。
87吾輩は名無しである:01/11/06 23:15
僕はラスコリニコフばりに、この世は金が全てである旨を演説した。
88吾輩は名無しである:01/11/06 23:59
だが、今現在道路工事の現場にいるオレにとっては体力が全てなのだった。
89吾輩は名無しである:01/11/07 02:25
なにもないということにきづく段階、それをみとめようとしない段階。
90吾輩は名無しである:01/11/07 02:30
足を滑らし転がり落ちる階段。
91吾輩は名無しである:01/11/07 02:45
絶望の中で折れた剣を手に立ち上がる者こそ…
92吾輩は名無しである:01/11/07 03:25
絶望の中で折れた剣を手に立ち上がった者といえる。
93吾輩は名無しである:01/11/07 04:02
コンビニの前で、深夜に演説する僕を、その男は冷ややかな眼で見下ろした。>>88
94吾輩は名無しである:01/11/07 04:04
背が高い。垢じみたシャツ、泥に汚れたジーンズ。汚いタオルを首に巻き
95吾輩は名無しである:01/11/07 04:07
煙草をくわえたまま、僕を凝視している。
96吾輩は名無しである:01/11/07 04:10
その眼に気をとられて、言葉がよどんだ「資本主義社会は…」
97吾輩は名無しである:01/11/07 04:12
「か、金が全てなのです…け、結局…は…」語尾がかすれた。     、
98吾輩は名無しである:01/11/07 04:14
男が、唇の端を少し上げて、笑った。ように見えた。
99吾輩は名無しである:01/11/07 06:49
そして脱糞。
100吾輩は名無しである:01/11/07 19:17
女は泣き出していた。
101吾輩は名無しである:01/11/07 20:20
「わたし、スカトロはやりたくありません。」
102吾輩は名無しである:01/11/07 21:35
僕はどうしていいか分からず、でもこの瞬間に、
“若さ”とか“青春”とか、そういったものが
僕の中で消え去る音を感じた。
103吾輩は名無しである:01/11/08 01:58
男は、煙草を指先ではじき飛ばした。小さな赤い火が、暗がりへ弧を描いた。それに
104吾輩は名無しである:01/11/08 02:00
一瞬、眼を奪われた。気がつくと
105吾輩は名無しである:01/11/08 02:01
すぐ傍に男の顔があった。低い声が右の耳に囁いた「金が、欲しいんか…」
106吾輩は名無しである:01/11/08 02:05
僕は驚いて、後じさりした。身体を立て直し、男の方に向き直る。
107吾輩は名無しである:01/11/08 02:26
その男はおもむろにコートを開いた。私の目の前に、凛々黒々とそそり立つ一本の巨棒。
108吾輩は名無しである:01/11/08 02:40
…それは無論、欲求不満にイラつく僕の妄想に過ぎない。>>93-98 男は
109吾輩は名無しである:01/11/08 02:42
コンビニの明るい灯を背に、暗い壁のように見えた。分厚い胸板…
110吾輩は名無しである:01/11/08 02:43
ケツの穴がうずいた…
111吾輩は名無しである:01/11/08 02:43
しかし、まばらに無精ひげの生えた顔は、意外なほど若い。
112吾輩は名無しである:01/11/08 02:45
こらえきれず、私は漆黒の闇へと走り出した…。
113吾輩は名無しである:01/11/08 02:53
私は立ち止まり、おもむろに衣類を脱ぎ捨て裸になってみた。
114吾輩は名無しである:01/11/08 03:08
女の悲鳴がする。
115吾輩は名無しである:01/11/08 04:14
振り返ると
116吾輩は名無しである:01/11/08 05:15
首と腰がグキッ!!
117吾輩は名無しである:01/11/08 05:29
暗闇の中に戦慄の雄叫びがこだまする。
118吾輩は名無しである:01/11/08 05:59
「うぎゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」
119吾輩は名無しである:01/11/08 06:05
…というダサイ常套句を、僕はつい脳裡に浮かべてしまった。ばかっ。
120吾輩は名無しである:01/11/08 06:43
ばかっ、ばかっ、ハカー、ハカー、サカー・・・そうか!そうだったのか!
121吾輩は名無しである:01/11/08 09:20
何かをみつけた気がしたが、一寸たちどまる。
122吾輩は名無しである:01/11/08 20:04
光るものがあった。それを拾い上げてみると…小判だぁ!咬んでみた。奥歯が痛い。
123読者によるチャチャ:01/11/08 23:09
(そう!そう!あれイッタいよねえ!…いや小判は噛んだことないけどさ、おにぎりのアルミホイルとかね、遠足のときね、こう…グニッとね、思い切り噛んだことあるよね…(以下略))
124吾輩は名無しである:01/11/09 03:03
ブツブツ呟く声に見返ると、コンビニの処にいた塗装行のニイチャンがいた。>>80
125吾輩は名無しである:01/11/09 03:06
どこか自閉症児を想わせるニイチャンの独り言は、何かの呪文のようだった。
126吾輩は名無しである:01/11/09 03:10
その肩をつかんで、僕は訊いた「あのデカい男、誰だ?」。声がかすれた。
127吾輩は名無しである:01/11/09 03:16
喉がカラカラだ。寝静まった通りを、街灯が照らしている。猫が悠然と通っていく。
128吾輩は名無しである:01/11/09 07:05
とりあえず猫の後を追う事にした。
129吾輩は名無しである:01/11/09 07:20
猫の後を慎重に追っていくうちに、娼婦らしき身なりの女が近寄ってきた。
130吾輩は名無しである:01/11/09 08:06
猫のような人なつこっい瞳をしたその女は
131吾輩は名無しである:01/11/09 10:43
魚臭い息を吐いて、「かう?」とオレに聞いた。この声は
132吾輩は名無しである:01/11/09 11:59
ダン池田にちがいなかった。
133編集校正@85、86,124:01/11/09 12:07
>>85-86全削除 >>124訂正×塗装行→○塗装工(作家は凡ミスに注意しなければならない)
134吾輩は名無しである:01/11/09 12:08
カラオケ教室閉鎖後、夜の歌舞伎町の女王になっていたのだ。
135吾輩は名無しである:01/11/09 12:09
またも、厨房並みのアホなこと考えてしまった。女の瞳に魅入られたせいだ。
136吾輩は名無しである:01/11/09 12:10
「い、いくらですか?」
137吾輩は名無しである:01/11/09 12:11
言った言葉も厨房並みだった。しかも語尾が震えた。
138吾輩は名無しである:01/11/09 12:12
「ふふふふふ」女は微笑って、右手で僕の頭を触った。優しい手の感触…
139吾輩は名無しである:01/11/09 15:03
僕はタクトになってしまった。
140吾輩は名無しである:01/11/09 19:31
白くて、か細いが力強くしなる、硬いオレの分身だ。こやつは自分を「僕」と言う。オレは
141読者によるチャチャ:01/11/09 20:25
(いや…てゆうかさ、いったい何人登場人物いるの?ワッカンナイよ〜これじゃ〜たのむヨォ〜、こっちは毎日楽しみにしてんだからさ、名前つけるとかさ、もっと…こう…パーソナリティをキワ立たせる、っていうの?…テックでしょ〜テック…(以下略))
142吾輩は名無しである:01/11/09 21:42
と、書かれた紙がオレの足下で憤慨していた。8章にもし行けるのなら、あらかじめ登場人物の名前を列挙してくれるとうれしい・・・
143吾輩は名無しである:01/11/10 01:35
8章?オレは一体何をつぶやいているんだ?オレは一体誰なんだ?
144吾輩は名無しである:01/11/10 01:49
「あなたは神の子です」
145吾輩は名無しである:01/11/10 01:51
「君は自分を誰だと思う?」
146吾輩は名無しである:01/11/10 01:54
え?ふたつの声が重なりオレはよく聞き取れなかった
147吾輩は名無しである:01/11/10 01:54
「おれは…神の子なんだろうか。」
148吾輩は名無しである:01/11/10 02:32
「人は皆、神の子ですよ。」
女は穏やかな表情でそう答えた。
149吾輩は名無しである:01/11/10 02:42
「わたしたちの教団にお入りなさい」
女の甘い声が囁く。声はオレの脳内に波紋のように広がってしみいった。
150吾輩は名無しである:01/11/10 03:04
「き、教団で売るんですか、は、春を?!」僕は思わず大声を出した。その拍子に
151吾輩は名無しである:01/11/10 03:06
僕の中に巣食う「オレ」は、姿を消した。「教団?」怪訝そうに女が言った。
152吾輩は名無しである:01/11/10 03:09
腕に腕を絡めたまま、娼婦は立ち止まった。「あんた、宗教?」        、
153吾輩は名無しである:01/11/10 03:10
汚いものでも見るように、女は僕を見た。「バッカじゃないの?」女は
154吾輩は名無しである:01/11/10 03:15
僕を突き放すと、「教祖の息子でもしゃぶりな!」言い捨ててクルリと背をみせた。     、
155吾輩は名無しである:01/11/10 03:16
コンビニの灯りとは反対の方角へ、女は後ろも見ずに歩き去った。悠然と。
156吾輩は名無しである:01/11/10 04:11
「宗教…それもいいかも知れないな。」一人取り残された僕はつぶやいた。
157吾輩は名無しである:01/11/10 04:17
僕は、僕が教祖となり「クンニ祭り」を開きたかったのだ。
158吾輩は名無しである:01/11/10 08:33
とりあえず村上春樹の「約束された場所で」を買って読んでみよう。

え〜と、村上…村上と……
159吾輩は名無しである:01/11/10 08:55
真夜中の街では、街灯とコンビニの灯りだけが眼を奪う。僕は再び
160吾輩は名無しである:01/11/10 08:56
コンビニへ向かった。塗装工の兄ちゃんが、すぐ後ろからついてくる。
161吾輩は名無しである:01/11/10 09:01
明るい灯りの中へ足を踏み入れた時、声がした
162吾輩は名無しである:01/11/10 09:02
「金が、欲しいんか」あの男だ。>>87-127
163吾輩は名無しである:01/11/10 10:10
男の巨大なイチモツは、まだ屹立したままだった。あれからそんなに時間がたってな・・
164吾輩は名無しである:01/11/10 23:52
「あんたが教祖なのか?」警戒しつつ訊ねた。
165吾輩は名無しである:01/11/11 02:15
そうとも。そういうと彼は僕の頭に手をかざし、
166吾輩は名無しである:01/11/11 02:25
身をくねらせて、あえぎだした。み、みにくい・・・が
167吾輩は名無しである:01/11/11 02:35
しかし、美しい!!僕ら二人はあえぎだす。
168吾輩は名無しである:01/11/11 04:32
オレはホモ小説をコンビニで4行ばかり音読した。友人との賭けに負けたからだ。
169吾輩は名無しである:01/11/11 04:56
警察を呼ばれてしまった。「また君か・・・」うんざりした顔つきだ。 >>16-26
170吾輩は名無しである:01/11/12 00:35
「まあまあ、見逃してくださいよ」
171吾輩は名無しである:01/11/12 00:37
「ok。じゃー今夜どうする?」
172吾輩は名無しである:01/11/12 05:55
実は、ちょっといい店見つけたんですよ・・・
173 ◆ejEhlLek :01/11/12 06:51
と、見せかけてカカト落とし
174吾輩は名無しである:01/11/12 07:15
「甘いわ!!」ブロックすると左上段正拳突きから対角線の右ローキック。
175吾輩は名無しである:01/11/12 07:47
それを肛門で受け止めた。
176吾輩は名無しである:01/11/12 07:56
警官がひるんだ隙に脱ぎ捨てたパンツを顔に叩きつけた。
177吾輩は名無しである:01/11/12 10:22
警官はさも嬉しそうにこう言った、、、
178 :01/11/12 11:57
「このパンツは俺のものだ」
179吾輩は名無しである:01/11/12 12:54
そうですよ。それが何か?
180吾輩は名無しである:01/11/12 13:08
「お巡りさんっ、店ン中で客と遊ばないでくださいっ」店長が青筋立てている。
181吾輩は名無しである:01/11/12 13:12
「…遊んでない、仕事だ。深夜巡回!」警官は不服そうに答えた。
182 ◆WEOYl2uo :01/11/12 22:43
警官が答えている横で時計を見るともう午前2時、僕は疲れ果てて家路についた。
183ななし:01/11/12 22:50
家について、今日起こった事を反芻してみた。
やはり、俺が馬鹿だったのか。
自己嫌悪に陥りながら、私は、決意した。
184吾輩は名無しである:01/11/13 00:39
しかし、ひどく腹が減っていたので近所の吉野屋に行くことにした。
185吾輩は名無しである:01/11/13 00:51
近所といっても車で45分かかる。
186吾輩は名無しである:01/11/13 03:48
近くの松屋より遠くの吉野家だ。
187吾輩は名無しである:01/11/13 03:50
狂ったように牛を食った。
188吾輩は名無しである:01/11/13 03:59
帰ってすぐ寝たら
牛になっちゃうと思った。
189 :01/11/13 04:14
「モ〜」
190吾輩は名無しである:01/11/13 04:20
ヤーレンソーレン、北海道♪
わかるっしょ? 
191吾輩は名無しである:01/11/13 04:39
朝、起きると本当に牛になっていた。
192吾輩は名無しである:01/11/13 04:49
一体、自分の身の上に何事が起こったのか、と彼は考えてみた。
193吾輩:01/11/13 08:49
寝てる間に魔法をかけられたのでは?
194吾輩は名無しである:01/11/13 09:48
ワケがわからず考えているうちに、ぐぐぐぐー、僕の腹が鳴った。さて何を喰えばいいのか。
195吾輩は名無しである:01/11/13 11:51
立とうとしたら虫に下半身を食われていた。
196編集校正@192:01/11/13 14:00
>>192訂正×彼は→○僕は(作家は何の理由もなく人称を変更してはならない)

(作家は必ず[最新50]を読んでから本日の執筆にとりかからなくてはならない)
197我輩は名無しである:01/11/13 15:29
気がつけば、ズボンがぬれていた。
198吾輩は名無しである:01/11/13 18:55
やっぱり、これはつまりその〜、射精かな、と思った。
199吾輩は名無しである:01/11/13 21:47
そのわりには、いつもよりも匂いがキツイ。
200吾輩は名無しである:01/11/14 00:11
脱糞してしまったようだ。
201吾輩は名無しである:01/11/14 00:16
いや、糞から生まれたのかも。
202吾輩は名無しである:01/11/14 02:29
糞から生まれた糞太郎、やっと俺の名前が決まった。
203吾輩は名無しである:01/11/14 02:32
訂正。
>やっと俺の名前が決まった。

やっと僕の名前が決まった。
204吾輩:01/11/14 05:01
糞太郎は旅にでることにした。
205吾輩は名無しである:01/11/14 05:13
糞太郎は直感で前橋市に向かうことにした。
206吾輩は名無しである:01/11/14 12:42
「水と緑と詩の町前橋・・・僕の出身地だ」
207吾輩は名無しである :01/11/14 12:43
「そこには七色に輝く伝説のモナーが住んでいる。」
208吾輩は名無しである:01/11/14 12:50
…そこまで書いて、僕は行き詰まってしまった。やはり書き出しがまずい。>>202
209吾輩は名無しである:01/11/14 12:52
しかたがない。202からのことはアボーンしよう。思い出と共に。
210吾輩は名無しである:01/11/14 12:54
日本文学の現状を憂い>>27-31 日夜苦悩する僕が>>58-65
211吾輩は名無しである:01/11/14 12:55
せっかく小説を書き始めたというのに、これではいけない! 僕は
212吾輩は名無しである:01/11/14 12:57
斬新で野心的な作品を書き上げて、頭のボケた読者の眼を覚まさせる!
213吾輩は名無しである:01/11/14 12:58
…そんな意気込みだったのに…。主人公の名前がマズかったのかも…
214吾輩は名無しである:01/11/14 13:06
そう…西村博之とでもしときさえすれば…しかし全ては後の祭りだった。
215吾輩は名無しである:01/11/14 13:12
…あくまで糞太郎にこだわるか? 書き出しを見つめてみる>>202-207
216吾輩は名無しである:01/11/14 13:14
やっぱダメだ! 主人公の名は「西村博之」にしよう! 
217吾輩は名無しである:01/11/14 14:18
そうつぶやいて糞太郎は歩き出した。
218吾輩は名無しである:01/11/14 16:03
あ、つい指が滑った。訂正する「糞太郎」を「ひろゆき」に。よし!
219吾輩は名無しである:01/11/14 19:28
こうして僕の人生は新たなスタートを切ったのだった。
220吾輩は名無しである:01/11/14 20:35
しかし、次の日、あれはやってきた。
221吾輩は名無しである:01/11/14 20:36
あぼーん。
222吾輩は名無しである:01/11/14 20:46
朝目覚めると、何かが違う、体の感触が変なのだ。
223吾輩は名無しである:01/11/14 20:49
僕は急いでズボンを下ろしてみた。そこで僕が目にしたのは
224吾輩は名無しである:01/11/14 20:51
コブシくらいの大きさのモナーだった。
225吾輩は名無しである:01/11/14 20:52
モーニング息子だった。
226吾輩は名無しである:01/11/14 20:54
僕のモーニング息子はモナーに変化していたのである。
227吾輩は名無しである:01/11/14 20:55
僕は、あわててそれをしまいこんだ。
228吾輩は名無しである:01/11/14 20:57
急いでチャックを引き上げた拍子にモナーをはさんでしまった。
229吾輩は名無しである:01/11/14 21:00
そろそろ夢オチにしたい…僕は必死に祈った。
230吾輩は名無しである:01/11/14 21:03
「ブォナー、ブォナー」。悲鳴が聞こえた。それは現実だった。
231吾輩は名無しである:01/11/14 21:57
息子モナーが僕の顔に放尿しはじめたのだ。
232吾輩は名無しである:01/11/14 22:48
偶然、それを見ていた田島陽子は、
233吾輩は名無しである:01/11/15 00:52
不公平だと僕を突き飛ばし、息子モナーの尿を一人占めして思う存分顔に浴びた。
234吾輩は名無しである:01/11/15 01:13
しょんべん浴びる権利は女にもあるんだっつーの!
235吾輩は名無しである:01/11/15 01:14
と、タケシに感化された口調で叫んだ。気分よさげだった。
236吾輩は名無しである:01/11/15 01:18
以上が参議院当選までの経緯である。
237吾輩は名無しである:01/11/15 01:20
けれど、僕はそれを噂の真相で立ち読みしたにすぎない。
238吾輩は名無しである:01/11/15 03:52
横から首相の小泉が覗き込んでいた。
239吾輩は名無しである:01/11/15 11:01
「君のモナーは僕のギコには敗けるね・・・ふふ」
240吾輩は名無しである:01/11/15 11:08
Fin.
241吾輩は名無しである:01/11/15 11:15
…やはり駄目だ。小説は難しい。人のことをけなすのは簡単なのだが>>27-31 
242吾輩は名無しである:01/11/15 11:17
創作に行き詰まった僕は、コンビニに行ってみた。もしかしたら
243吾輩は名無しである:01/11/15 11:20
あの男に会えるかもしれないと思ったからだ。>>80-111
244吾輩は名無しである:01/11/15 11:24
あの男は汚ギャルになった広末とまぐわっていた。
245吾輩は名無しである:01/11/15 11:24
「金が・・・欲しいんか」
246吾輩は名無しである:01/11/15 11:38
潜在願望を妄想に仕立てていた僕は>>244 野太い声に驚いて振り返った。
247吾輩は名無しである:01/11/15 11:46
「おおっ! マムコ」
248吾輩は名無しである:01/11/15 12:34
なぁんだ、自閉症の塗装工のニイチャンじゃないか…がっかり。
249吾輩は名無しである:01/11/15 14:58
こうして読み返してみると、ウキウキした高揚感でみたされる。
ダイナミズム溢れるめくるめく傑作が出来上がりつつあると
あの男ハッスルした。
250吾輩は名無しである:01/11/15 15:20
「すーはーすーはー」
ニイチャンは塗装液の缶に顔を近づけ、
深呼吸を繰り返している。
「ああ・・・季節の変わり目になると
吸いたくなるんだよなあ、これが」
251吾輩は名無しである:01/11/15 21:46
なんだか知らんがとにかくよし。ラリってるのであった。
252吾輩は名無しである:01/11/15 21:49
「お体大切に!」僕はニイチャンに背を向けた。そこには
253吾輩は名無しである:01/11/15 21:50
そんなとき、蠅、すなわち珍走団の羽音が聞こえてきた。
254吾輩は名無しである:01/11/15 21:53
そこで僕は珍走団を寿ぐ舞踊を思いついた。それは
255吾輩は名無しである:01/11/15 21:54
ヒゲダンスに似ていた。
256吾輩は名無しである:01/11/15 21:57
珍走団の頭がこっちの姿に気がついた。
257吾輩は名無しである:01/11/15 21:59
そこに女が裸で駆けて来た。皆笑った。お日様も笑った。
258吾輩は名無しである:01/11/15 22:00
一体、僕たちは、僕たちの世代は何をしているのだろう・・・
259吾輩は名無しである:01/11/15 22:02
苛立った僕はとりあえず歌った。振り絞るような声で
260吾輩は名無しである:01/11/15 22:04
あの歌を
261吾輩は名無しである:01/11/15 22:05
お前モナー♪
262吾輩は名無しである:01/11/15 22:06
しかし、それは歌ってはいけない悪魔の歌だったのだ!
263吾輩は名無しである:01/11/15 22:07
地響きとともに、それは現れた。
264吾輩は名無しである:01/11/15 22:11
ゴルァァァァァァァ!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´

     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ
265吾輩は名無しである:01/11/15 22:12
あぼーん
266吾輩は名無しである:01/11/15 22:13
モナーをないがしろにした祟りだと思った。
267吾輩は名無しである:01/11/15 22:17
しかしもう遅かった。ズザザ猫の目的はさらに恐るべきものだった。
268吾輩は名無しである:01/11/15 22:19
やつは炭疽菌をエアロゾイル噴霧し始めたのだった。
269吾輩は名無しである:01/11/15 22:21
僕はそれを思いっきり吸った。すると不思議なことに
270吾輩は名無しである:01/11/15 22:23
朝は、小さかった息子モナーが、みるみる
271吾輩は名無しである:01/11/15 22:24
膨れ上がり、七色の光を放ち始めた。その光は
272吾輩は名無しである:01/11/15 22:26
あたりの建物や人を一瞬にして、
273吾輩は名無しである:01/11/15 22:29
ギコ猫へと変化させた。しかし何故か
274吾輩は名無しである:01/11/15 22:31
ニイチャンと珍走団だけは事もあろうに
275吾輩は名無しである:01/11/15 22:38
優雅にウインナ−ワルツを踊っているではないか!?僕は思わず
276吾輩は名無しである:01/11/15 22:41
涙ぐんだ。賛美歌が口をついた。その時
277吾輩は名無しである:01/11/15 22:46
スレが終了した。唐突に。
278吾輩は名無しである:01/11/15 22:49
あれから三年の月日が経った。
279吾輩は名無しである:01/11/15 22:53
人類は滅び去ってはいなかった。
280吾輩は名無しである:01/11/15 23:00
タモリはまだ生きていた。
281吾輩は名無しである:01/11/15 23:24
が、しかし…
282吾輩は名無しである:01/11/15 23:28
ゴルフはできずに、ピンポンへ移行していた。
283吾輩は名無しである:01/11/15 23:28
志村けんはいなかった。そんなことよりも
284吾輩は名無しである:01/11/15 23:31
ベイスターズの身売り問題はどうなったのか。
285吾輩は名無しである:01/11/15 23:32
アイーンで顎が外れてしまったのだ。
286吾輩は名無しである:01/11/15 23:38
志村の不在をいいことに、ブーが権勢をふるい出した。が、
287吾輩は名無しである:01/11/15 23:49
すぐに織田信長に弾圧された。時はまさに
288吾輩は名無しである:01/11/15 23:51
でぶタレ同士の仁義なき戦いが始まった。
289吾輩は名無しである:01/11/15 23:53
オウム真理教の全盛時代。それも長くは続かなかった。そして
290吾輩は名無しである:01/11/15 23:59
誰もいなくなった。…と思いきや、
291吾輩は名無しである:01/11/16 00:01
池田チェンチェイが政権与党の後ろ楯。
292吾輩は名無しである:01/11/16 00:04
お池にはまってさぁ大変。
293吾輩は名無しである:01/11/16 00:09
僕は池に鈍色の脱糞をした。
294吾輩は名無しである:01/11/16 00:21
僕は今生きている。うんこを見ながらおもった。
295吾輩は名無しである:01/11/16 00:25
今日の月は綺麗です、特に見下ろすこのウンは。
296吾輩は名無しである:01/11/16 00:38
うんこするために僕は生まれてきた。この街は、いつだって
297吾輩は名無しである:01/11/16 00:41
うんこの輝きに満ちている。ああ、
298吾輩は名無しである:01/11/16 00:44
我ら肛門期をぬけだせず。
299吾輩は名無しである:01/11/16 00:44
生きてて良かったぁー。
300吾輩は名無しである:01/11/16 00:45
うんこよ。僕をピンコ立ちさせた偉大なうんこよ。
301吾輩は名無しである:01/11/16 00:52
死にきれない哀れなうんこ男。
302吾輩は名無しである:01/11/16 01:21
ぶりぶりという音が辺りに轟いた。
303吾輩は名無しである:01/11/16 01:34
隣で鰤の照焼き試食会が行われていたとは…
304吾輩は名無しである:01/11/16 05:28
「何だか臭くない?」聞き覚えのある女の声だ。
305吾輩は名無しである:01/11/16 06:19
ううん、いい香り。嫉妬の香りかも。
306吾輩は名無しである:01/11/16 11:16
黄色い薔薇の花言葉は、そう・・・嫉妬。
307吾輩は名無しである:01/11/16 14:03
……僕は、そこまで書いてペンを投げ出した。ふ〜〜っとため息が出た。
308吾輩は名無しである:01/11/16 14:05
辺りを見回す。ようやく頭がハッキリしてきた。ここは僕の部屋だ。僕は     、
309吾輩は名無しである:01/11/16 14:07
塗装工の兄ちゃんの吸ってたシンナーを吸い>>252、ラリったまま小説を書いていた。
310吾輩は名無しである:01/11/16 14:13
僕は、ぐちゃぐちゃに書きなぐったノートを読み返す。
311吾輩は名無しである:01/11/16 14:18
…なんじゃ、こりゃあ…。我ながら、呆れて涙が出た。>>253-306
312吾輩は名無しである:01/11/16 14:19
けっ、傑作だ!
313吾輩は名無しである:01/11/16 14:28
そう叫んだのはスメルジャコフと愉快な十人のギャング達だった。
314吾輩は名無しである:01/11/16 14:37
その時、僕は全てを悟った。そう、
315吾輩は名無しである:01/11/16 14:57
今日は金曜日だった。あれは…
316吾輩は名無しである:01/11/16 14:59
まばゆい陽の中で交わした愛の幻…。
317吾輩は名無しである:01/11/16 15:32
おもーいはーおもいーのままでー消え去るぅ筈ーもなーいさあぁー
318吾輩は名無しである:01/11/16 15:37
……ああああ、僕の頭はまだラリラリ! 外出しよう! 街へ出よう!
319吾輩は名無しである:01/11/16 15:41
そして愛をはぐくもう。僕は急いで
320飯島愛:01/11/16 15:43
太マラを女の前に開陳した。すると、
321吾輩は名無しである:01/11/16 15:47
僕の股間から懐かしい声が聞こえた。
322吾輩は名無しである:01/11/16 15:56
「チョーコベぇー」
323盛り上げレス:01/11/16 22:28
これは、たしかーえーと、
324吾輩は名無しである:01/11/16 22:36
僕が5歳くらいの頃、母が
325吾輩は名無しである:01/11/16 22:40
たった一人でタリバーンを殲滅した時に
326吾輩は名無しである:01/11/16 22:42
辻ヒトナリの小説を枕元で読んでいたとき、
327吾輩は名無しである:01/11/16 22:45
「タリバーンも辻もドキュソね」と言った言葉が
328吾輩は名無しである:01/11/16 22:46
いきなり脱糞と見せかけて…
329吾輩は名無しである:01/11/16 22:47
遠くイスパニアのフェリペ2世の耳にまで伝わり、
330吾輩は名無しである:01/11/16 22:48
鑑真和尚によって日本に伝えられたという。
331吾輩は名無しである:01/11/16 22:53
しかし、そんなことは僕にはどうでもよかった。ただ、
332吾輩は名無しである:01/11/16 23:27
ラリッた頭をスッキリさせ、書こうとしている小説を始めたかった。
333吾輩は名無しである:01/11/16 23:29
とにかく、外へ出た。まだ夜は始まったばかりだ。街は賑わっていた。
334吾輩は名無しである:01/11/16 23:32
東西を貫く大通りへ向かう。繁華街は、そこから駅の方へ連なっている。
335吾輩は名無しである:01/11/16 23:35
駅から降り立つ人、住宅地から通りへ繰り出してくる人々、金曜の夜の雑踏。僕は
336吾輩は名無しである:01/11/16 23:58
「このスレ面白いですね」という感想文を後ろポケットに入れながら、
337吾輩は名無しである:01/11/17 00:30
トミーズの「5おく円やで。5円おくんとちゃうねんで」というギャグを
338吾輩は名無しである:01/11/17 00:42
泣きじゃくりつつ通行人に向かって咆哮していた。
339吾輩は名無しである:01/11/17 00:42
大声で喚きながら行く若い男に、眼を奪われた。
340吾輩は名無しである:01/11/17 00:51
「お手つき!」若い男は一声叫ぶと、僕に向かって
341吾輩は名無しである:01/11/17 06:18
「飲みに逝こうや」彼の行き付けの飲み屋に連れて行かれた。
342吾輩は名無しである:01/11/17 09:35
席につくと、彼は、徐に懐から妙な物体を取りだした。
343吾輩は名無しである :01/11/17 11:11
それは、よく見ると、
344吾輩は名無しである:01/11/17 11:18
電子機器ようだが、毛も生えていた。
345吾輩は名無しである :01/11/17 11:19
無機物のようにも、また生き物のようにも思えた。
346吾輩は名無しである:01/11/17 11:21
「それ、なに」
347吾輩は名無しである:01/11/17 11:22
と尋ねると、彼は血走った目で
348吾輩は名無しである:01/11/17 11:23
「今日、大学からかっぱらってきた。」
349吾輩は名無しである:01/11/17 11:27
と答えると、スイッチらしきものを押した。すると
350吾輩は名無しである:01/11/17 12:07
音もなく景色か消え、再び現れた。
351吾輩は名無しである:01/11/17 12:08
’場羅修’だった。全てのものが逆さまだった。
352吾輩は名無しである:01/11/17 12:09
酔った店員は、逆立ちしてビールを飲もうとしていた、尿道から。
353吾輩は名無しである:01/11/17 12:20
下らなくなる予感がしたので、僕はそのスイッチを切った。
>>338五文字削除「咆哮した。」 >>352五文字削除「、尿道から」
355吾輩は名無しである:01/11/17 18:07
すると、妙な物体と男は跡形もなく消えた。
356吾輩は名無しである:01/11/17 18:28
僕は一人、賑わっている飲み屋の隅にいた。頭がまだ、ラリっていたようだ。
357吾輩は名無しである:01/11/17 18:29
「ヘイ、お待ちっ」
358吾輩は名無しである:01/11/17 18:30
店員が生ビールの中ジョッキを、目の前に置いた。泡が光っている。
359吾輩は名無しである:01/11/17 18:31
ぐびぐびぐびぐび・・・
360吾輩は名無しである:01/11/17 19:52
芳醇な香りと切れ味のよい苦味が一気に喉を駆け抜けていく。
361吾輩は名無しである:01/11/17 19:56
しかし次の瞬間、僕の喉に奇妙な感触が残った。これは
362吾輩は名無しである:01/11/17 20:00
まるで先ほどの妙な物体を飲んでしまったかのようだ。僕は
363吾輩は名無しである:01/11/17 20:40
混乱していた。あの若い男は…物体は…妄想の産物ではなかったのか?
364吾輩は名無しである:01/11/17 21:02
僕の名前は!?糞太郎(>>202)!?西村博之(>>216)!?僕は…僕は…
365吾輩は名無しである:01/11/17 21:06
2ちゃんねるがいけないんだ…あれが僕を狂わせたのだ…
366吾輩は名無しである:01/11/17 21:09
ぐるぐると二つの名が、頭の中を駆け巡っている。
367吾輩は名無しである:01/11/17 21:20
僕はたまらなくなって叫んだ。
368吾輩は名無しである:01/11/17 21:23
「東京都下特許許可局」
369吾輩は名無しである:01/11/17 21:36
お前モナー
370吾輩は名無しである:01/11/18 00:02
そうこうしている間に、夜の十二時をまわってしまった。
371吾輩は名無しである:01/11/18 00:09
西村博之それとも糞太郎、どっちなんだ?未だ結論はでない。
372吾輩は名無しである:01/11/18 00:51
そんな、ある日…
373吾輩は名無しである:01/11/18 01:10
そして、全てが終わった・・・
374吾輩は名無しである:01/11/18 01:41
>>373-374全削除(作家は己れの才能不足に絶望してはならない)
376吾輩は名無しである:01/11/18 06:30
僕はアフガンに向かった。
377吾輩は名無しである:01/11/18 09:21
そして、彼を見つけたので、すぐに帰国した。
378吾輩は名無しである:01/11/18 09:23
それからいつものように2ちゃん文学板を覗いた。
379吾輩は名無しである:01/11/18 09:24
「1行リレー小説 第七章」というスレがあったので、僕は直ちにカキコ始めた。
380吾輩は名無しである:01/11/18 09:27
しかし、誰もそのことに気が付かない。
381吾輩は名無しである:01/11/18 09:28
途方に暮れた僕は、一人で一行文を並べてみた。
382吾輩は名無しである:01/11/18 09:30
主人公である僕が降臨したというのに、冷たい反応だった。2ちゃんとは
383吾輩は名無しである:01/11/18 09:30
こんなところだったのか。
384吾輩は名無しである:01/11/18 09:31
いや、時間帯が悪いに違いない。そうだ、そうなんだ。
385吾輩は名無しである:01/11/18 09:31
僕は、また後で来ようと心に誓った。
386吾輩は名無しである:01/11/18 10:01
「もう来ないでくれ」という声が聞こえた。
387吾輩は名無しである:01/11/18 10:13
いや、「『もう来ないでくれ』という声が聞こえた。」という声が聞こえた。
388吾輩は名無しである:01/11/18 10:16
それは、分裂しかけた私自身の声のようだった。
389吾輩は名無しである:01/11/18 10:44
「僕」はいつ「私」になったのか。その疑問が僕を当惑させる。
390吾輩は名無しである:01/11/18 10:51
それとも、僕の中にもう一人別の人格がいるのか?
391吾輩は名無しである:01/11/18 10:52
僕自身の存在証明を求め、僕は鏡を見た。ところが映っていたのは
392吾輩は名無しである:01/11/18 10:53
蝿の珍走団の頭だった。
393吾輩は名無しである:01/11/18 10:55
そんなバカな!僕はもう一度鏡を見た。すると今度は
394吾輩は名無しである:01/11/18 11:37
見知らぬ顔が僕を見返していた。それは>>1の顔だった。
395吾輩は名無しである:01/11/18 11:47
その顔を見た瞬間、僕は激しく嘔吐した。
396吾輩は名無しである:01/11/18 11:49
とりあえず病院に行くことにした。
397吾輩は名無しである:01/11/18 11:54
メタフィクション方面に行きそうで行かない展開に苛立ちながら。
398吾輩は名無しである:01/11/18 11:57
「どうしました?」菊川玲似の担当女医は僕の顔を見つめて言った。
399吾輩は名無しである:01/11/18 12:00
「どうしたも、こうしたも、とにかく、あなたは僕が書いた虚構の産物です。」
400吾輩は名無しである:01/11/18 12:00
しかし今の僕は井川遥似の看護婦に癒されたかった。
401吾輩は名無しである:01/11/18 12:01
僕は、きっぱり言った。
402吾輩は名無しである:01/11/18 12:03
「オメコするけ?」
403吾輩は名無しである:01/11/18 12:05
女医は、どこかに電話をしはじめた。
404吾輩は名無しである:01/11/18 12:05
どうして僕はいつもこうなのだ。いや、本当に僕の言葉なのか。
405吾輩は名無しである:01/11/18 12:07
今、僕は二人いるのか、いや、絶対にそうだ。
406吾輩は名無しである:01/11/18 12:10
とりあえず僕は第二の僕を「ピーすけ」と呼ぶことにした。
407吾輩は名無しである:01/11/18 12:17
「はっ。」
408吾輩は名無しである:01/11/18 15:11
僕は今、「ピーすけ」なのか、それ以外の僕なのか。
409吾輩は名無しである:01/11/18 15:25
と、診察室のドアが開き数人の屈強な男達が入ってきた。
410吾輩は名無しである:01/11/18 15:34
「井川遥ですが、何か?」
411吾輩は名無しである:01/11/18 15:43
「重症患者なので、隔離して下さい」女医は男達に告げた。
412吾輩は名無しである:01/11/18 15:46
たちまち男達は僕を取り囲み、部屋から引きずり出した。
413吾輩は名無しである:01/11/18 15:49
叫び声をあげようとしたが、猿轡をかまされ、首筋に麻酔を打たれた。
414吾輩は名無しである:01/11/18 15:55
一瞬鋭い痛みが走ったと、思うまもなく全身の力が抜け、暗雲が立ち込めた。
415吾輩は名無しである:01/11/18 16:45
気がつくと僕は手術台の上にいた。
416吾輩は名無しである:01/11/18 17:02
がびーん。
417吾輩は名無しである:01/11/18 17:32
メス持ってる。何、何、なにすんのぉ。
418吾輩は名無しである:01/11/18 17:48
「怖がらなくてもいいよ。」執刀医が看護婦に目配せをする。
419吾輩は名無しである:01/11/18 17:52
麻酔吸入の器具が運ばれると、看護婦はそれをぼくにあてがった。
420吾輩は名無しである:01/11/18 17:52
僕の下腹部に何かするよだ。「やめろー」僕は、叫んだ。
421吾輩は名無しである:01/11/18 17:54
「数を数えなさい」執刀医が催眠術師のようにささやく。
422吾輩は名無しである:01/11/18 17:55
「いち、にい、さん、しー、ごー、・・・・」
423吾輩は名無しである:01/11/18 17:57
気がつくと僕は手術台の上にいた。
424吾輩は名無しである:01/11/18 18:00
声をあけようとさらにむなしい抵抗を試みたが、意識がそこで途切れた。
425吾輩は名無しである:01/11/18 18:03
遠くの方から声が聞こえてくる。
426吾輩は名無しである:01/11/18 18:05
あれからどれくらい時間が経過したのだろう。頭痛に抗いながら目を開けると
427吾輩は名無しである:01/11/18 18:05
「君の名前は?」
428吾輩は名無しである:01/11/18 18:07
例の執刀医が、僕を見下ろしている。病室に移されたようだ。
429吾輩は名無しである:01/11/18 18:08
「僕は、僕は…糞太郎…いや、それとも……
430吾輩は名無しである:01/11/18 18:09
僕は慌てて、股間に手をやった。無い。
431吾輩は名無しである:01/11/18 18:10
つるんとして、何も無い。
432吾輩は名無しである:01/11/18 18:17
「腫瘍の摘出手術だったの。手遅れになるとこだったらしいわ。」
433吾輩は名無しである:01/11/18 18:19
「うえっ」。
434吾輩は名無しである:01/11/18 19:23
井川遥似の看護婦が僕に腫瘍を見せてくれた。それはまさしく
435吾輩は名無しである:01/11/18 19:29
電子機器に毛の生えたような(>>344)のあの物体だった。しかも
436吾輩は名無しである:01/11/18 19:33
モーニング息子大に成長したそれは、微かに呻いた。「モナー…」
437吾輩は名無しである:01/11/18 20:00
この展開はどこかで…(>>226-239)僕の悪夢は終わらないのか。
438吾輩は名無しである:01/11/18 20:59
そういえば、居酒屋で、あの男、「これはマトリックスをハックする装置だ」とか言ってたな。
439吾輩は名無しである:01/11/18 21:00
ここがマトリクス内部とでもいうのか。
440吾輩は名無しである:01/11/18 21:05
そして、私は現実に舞い戻った。
441俺系サロンパス:01/11/18 21:07
目の前には1時間前に頼んだ湯豆腐が命の果ての薄明かりを帯びている。
442吾輩は名無しである:01/11/18 21:16
僕の目の前に原爆が落ちた。
身体が溶ける溶ける溶けていく・・・
443俺系サロンパス@あくまで湯豆腐:01/11/18 21:29
箸というミサイルは無抵抗な湯豆腐を書き散らす。
444吾輩は名無しである:01/11/18 21:49
灰色の厚い雲に世界が覆われて、スライム状になった僕の身体は、
445:01/11/18 21:51
川に流れてどこどこ行くの。僕は流れてドロドロ行くの。
446吾輩は名無しである:01/11/18 22:08
てな感じで僕が妄想にふけっていると、
447吾輩は名無しである:01/11/18 22:11
インターホンが鳴った。
448吾輩は名無しである:01/11/18 22:15
ここは僕の部屋だ。僕は外へなど一歩も出てはいなかったのだ。
449吾輩は名無しである:01/11/18 22:16
「どちら様ですか?」
450吾輩は名無しである:01/11/18 22:17
「宅急便です。」
451吾輩は名無しである:01/11/18 22:20
返事がない。仕方なく扉を開いて顔を出すと、そこには
452吾輩は名無しである:01/11/18 22:22
獅子座流星群見た?
453吾輩は名無しである:01/11/18 22:25
配達員の問いは唐突だった。僕は思わず
454吾輩は名無しである:01/11/18 22:39
「あっ。」
455吾輩は名無しである:01/11/18 22:51
と叫んでしまった。その配達員は
456吾輩は名無しである:01/11/19 03:01
風呂に入っていた。
457吾輩は名無しである:01/11/19 07:26
配達員は女だった。
458吾輩は名無しである:01/11/19 11:17
女はいつの間に風呂へ入ったのか。僕が流星に見とれている隙にか?
459吾輩は名無しである:01/11/19 11:32
僕は女が配達員を装った統○教会の布教人であることに気付いた。
460吾輩は名無しである:01/11/19 11:41
「この壷を買うとあなたは幸せになれます」
461吾輩は名無しである:01/11/19 14:24
「そしてなあんと今ならこのかわいいハリネズミも一緒に・・・」
462吾輩は名無しである:01/11/19 14:26
「これが噂のハリー・ポッターか!?」僕は騙されかけていた。
463吾輩は名無しである:01/11/19 14:34
彼女の濡れた頭の上には巨大なつぼと、そしてそこから顔を出している
カナダヤマアラシがいた。こ・・これはハリネズミではない・・!!
464吾輩は名無しである:01/11/19 14:38
そう考えようとする僕の理性は、女の裸体とソープの匂いに溶けた。
465吾輩は名無しである:01/11/19 15:39
そして、インザスープ。
466吾輩は名無しである:01/11/19 16:06
どうしてだろう。俺の体は壷のなかでヤマアラシととけあっているではないか。
ああ・・・いいきもちだ・・・ヤマアラシが俺なのか俺がヤマアラシなのか・・
467吾輩は名無しである:01/11/19 16:15
恍惚のまなこに壺を覗き込む女の顔が映った。
468吾輩は名無しである:01/11/19 16:23
ああ・・きれいだ・・ぼんやりとしたまま俺はなぜか母親のことを思い出していた。
469吾輩は名無しである:01/11/19 18:51
母は親父に捨てられて以来、毎晩のように俺をヤケ酒に誘った。
470俺系サロンパス:01/11/19 19:41
そして俺はアサヒビールの一次面接に挑んだ。
471吾輩は名無しである:01/11/19 19:45
面接官の問いに俺はずっと無言で通した。そして、最後に一言、
472吾輩は名無しである:01/11/19 19:45
[男は黙ってサッポロビール!」
473吾輩は名無しである:01/11/19 19:45
面接官の前で「男は黙ってサッポロビール」と言い放った俺は、
474吾輩は名無しである:01/11/19 19:46
し、しまったッ、間違えたー。
475俺系サロンパス:01/11/19 19:47
ポケットからニッカウ井スキーを出した。
476吾輩は名無しである:01/11/19 20:13
「ロン」。
477吾輩は名無しである:01/11/19 20:18
「三色」のみ。
478俺系サロンパス:01/11/19 20:23
正男は面接に落ちた。母にこのことを告げると
479吾輩は名無しである:01/11/19 20:48
「とりあえず、タックルされてこい。」
480吾輩は名無しである:01/11/19 21:00
このおんなはいつでもそうだ。石橋を叩き割るような性格と生き方を全うしてきた女だ。
481俺系サロンパス:01/11/19 21:03
そう、親友の石橋健二を叩き殺したのが母だとわかり俺は、
482吾輩は名無しである:01/11/19 21:07
・・俺は・・俺は・・
483吾輩は名無しである:01/11/19 21:12
俺は、僕だった。やっとのことで僕にもどった僕は、
484イソップ:01/11/19 21:26
「ボク、やります。」イソップはついにやった。
485吾輩は名無しである:01/11/19 22:45
イソップはついに日本人初の表彰台に立った。
486吾輩は名無しである:01/11/20 00:10
その瞬間爆発した。表彰台形スイッチだった。
487吾輩は名無しである:01/11/20 07:22
僕は重傷を負い、生死の境をさまよった。
488吾輩は名無しである:01/11/20 08:18
全細胞が破裂するかのような痛みが、全身を貫く。
489吾輩は名無しである:01/11/20 08:19
うめき声をあげながら、僕はわれにかえった。
490吾輩は名無しである:01/11/20 08:21
「痛みますか?いま鎮痛剤を打ちますね」と井川似の看護婦が言った。
491吾輩は名無しである:01/11/20 08:24
彼女は腕の包帯を解き、損傷していない部分に針を刺した。
492吾輩は名無しである:01/11/20 08:27
針の痛みすら感じない、ぎょっとして彼女を見上げると
493吾輩は名無しである:01/11/20 08:29
「大丈夫。火傷はあるけど、傷自体は大したことないそうよ」
494吾輩は名無しである:01/11/20 08:32
彼女の微笑みの為か、薬効の為か、僕は安らかなまどろみへと引き込まれた。
495吾輩は名無しである:01/11/20 16:11
…眼を覚ますと、自分の部屋にいた。どうやら僕は、メタメタだ。
496吾輩は名無しである:01/11/20 16:13
手術台の上で思いがけない出逢いをしたかったのに、と僕は思った。世界は
497吾輩は名無しである:01/11/20 16:15
ねじれている。僕はその万華鏡の硲に、浮遊している。体感がほしい、と思った。
498吾輩は名無しである:01/11/20 18:42
才能のある書き手が現れて欲しいとも思った。
499吾輩は名無しである:01/11/20 18:52
神の降臨を待つ僕だった。
500吾輩は名無しである:01/11/20 19:05
神の名はピーすけ。僕の2000の人格の一つにして暗殺拳の使い手。
501吾輩は名無しである:01/11/20 19:14
「あちょー」
502吾輩は名無しである:01/11/20 19:28
と、ここまで読んでくれた読者諸君、僕を哀れんでくれたまえ、なぜなら、
503吾輩は名無しである:01/11/20 21:35
やばい、締め切りが過ぎた。
504吾輩は名無しである:01/11/20 22:44
と、思った瞬間、リビングの電話が鳴った。担当の編集者矢田晴子からだった。
505吾輩は名無しである:01/11/20 23:00
「こんばんは、矢田です」
506吾輩は名無しである:01/11/20 23:01
「実は、まだ506ほどで・・・」
507吾輩は名無しである:01/11/20 23:15
「・・・ナメないでください。」
508吾輩は名無しである:01/11/21 00:33
「ぐ…」喉が詰まった。矢田の冷静すぎる声が、凄みを帯びる。
509吾輩は名無しである:01/11/21 00:39
「…新人の遅筆に付き合ってるヒマが、わが名門編集部にあるとでもお思い?」
510吾輩は名無しである:01/11/21 06:39
明日までに必ず原稿を上げねばならない。だがネタがない・・・
511吾輩は名無しである:01/11/21 06:48
机に突っ伏して頭を抱え込んでいたその時、玄関のチャイムが鳴った。
512吾輩は名無しである:01/11/21 08:45
思ったとおり矢田だ。チャコール・グレーのスーツに淡いラベンダーのスカーフをしている。
513吾輩は名無しである:01/11/21 14:50
「絵に描いたようなムサい顔ね!」いきなりそう言って、ずんずん上がってきた。
514吾輩は名無しである:01/11/21 15:10
…ああ、たすかった…、内心僕はホッとした。それというのも、僕が書いた第一作を
515吾輩は名無しである:01/11/21 15:18
高く評価し、担当誌の編集長に強く推してくれたのが彼女だったからだ。第一作は
516吾輩は名無しである:01/11/21 15:20
深夜出逢った不思議な男>>64-112を主人公にした小説『月蝕』だ。僕は処女作で
517吾輩は名無しである:01/11/21 15:23
いきなりデビューし、世間の注目を浴びた。そして今、第2作を待たれているのだ。                             、
518吾輩は名無しである:01/11/21 16:01
「めんたいこ、食べたい?」
519俺系サロンパス:01/11/21 17:29
「めんたいこ」と聞いて、はらたいらの近況が気になった俺は本屋で
520吾輩は名無しである:01/11/21 18:01
…と思ったが、外出などできない。締め切りはとうに過ぎている。
521吾輩は名無しである:01/11/21 18:01
モーニング息子に手を上げて挨拶した。
522吾輩は名無しである:01/11/21 18:03
そんな風な格好で「あなたは書いてて!」そう命令し、矢田は買物へ。
523吾輩は名無しである:01/11/21 18:05
第1作『月蝕』を推敲していた時のように、メシを作ってくれる気だ。               、
524吾輩は名無しである:01/11/21 18:06
僕は少し安心した。机に戻る。優秀な編集者は心強い味方だ。よしっ!           、
525吾輩は名無しである:01/11/21 18:12
と、僕は机の左端にあるちょっとしたシミが気になりだした。
526吾輩は名無しである:01/11/21 18:14
どうも、落ち着かない。
527吾輩は名無しである:01/11/21 18:28
ティッシュでこすろうが、消しゴムを使おうが一向に埒があかない。
528吾輩は名無しである:01/11/21 18:33
「集中できないの?」背後から矢田の声がした。
529吾輩は名無しである:01/11/21 18:35
「戻ってたんだ…」力なく応じると、矢田は軽く僕の手を握ってきた。
530吾輩は名無しである:01/11/21 18:41
「スランプ?」黒曜石に似た瞳が意味ありげに僕を見つめてくる。
531吾輩は名無しである:01/11/21 18:46
「休んだ方がいいわね」矢田はそう言うな否や僕の返事を唇で封印した。
532吾輩は名無しである:01/11/21 18:50
微かにラズベリーの香りがして、暖かく、柔らかだった。
533吾輩は名無しである:01/11/21 18:52
体の最も奥深いところで、熱く滾るものを感じた。
534吾輩は名無しである:01/11/21 18:57
目くるめくような快感が体中を駆け巡り、感覚の全てが舌先に集約された。
535吾輩は名無しである:01/11/21 19:03
バシィっ!
536吾輩は名無しである:01/11/21 19:04
…「ダメダメダメっ!」突然矢田が叫んだ。「なんていう陳腐さなの!」
537吾輩は名無しである:01/11/21 19:11
「暴力、やめて・・下さい。」僕は、矢田を見上げた。
538吾輩は名無しである:01/11/21 19:11
「力なく応じると…黒曜石に似た瞳が意味ありげに…唇で封印した
微かにラズベリーの香りがして…熱く滾るものを…
目くるめくような快感が…感覚の全てが舌先に集約……何のつもり?
通俗小説をパクッた中学生じゃない、まるきりっ!」
539吾輩は名無しである:01/11/21 19:13
矢田は一行ルールを破った上、僕をさらに罵倒した。
540吾輩は名無しである:01/11/21 19:13
「日本文学に革命を…そう言ってたのは誰だっけ?」…凄腕編集者の冷笑。
541吾輩は名無しである:01/11/21 19:15
矢田は後ろも見ずにドアをバタンと閉めて出て行った。
542吾輩は名無しである:01/11/21 19:17
僕は、茫然と立ち尽くす。衝撃のデビューと謳われた処女作『月蝕』…
543吾輩は名無しである:01/11/21 19:17
僕は、思わず口走った。「でも賞もらってる、他のやつらだって、同じようなもんでしょーがよ。」
544吾輩は名無しである:01/11/21 19:18
「第2作が勝負なのよ」矢田は繰り返しそう言っていたのだ。
545吾輩は名無しである:01/11/21 19:21
僕は、賞をもらって浮かれていたのか。たしかに、
546吾輩は名無しである:01/11/21 19:21
独り言で何をほざいても虚しい。書いて証明するしかない。作品が全てだ。                  、
547吾輩は名無しである:01/11/21 19:22
書け!
548吾輩は名無しである:01/11/21 19:23
自分にそういいきかせると、
549吾輩は名無しである:01/11/21 19:23
書くのだ!
550吾輩は名無しである:01/11/21 19:24
も一度、いいかせると、
551吾輩は名無しである:01/11/21 19:24
そう応える何かが、在る。在るのだと…いまは信じよう。書こう!
552吾輩は名無しである:01/11/21 19:26
僕は机についた。
553吾輩は名無しである:01/11/21 19:27
しかし、矢田の瞳が脳裏にこびりついて、
554吾輩は名無しである:01/11/21 19:30
…まさか瞳がこびりつくはずがない…陳腐は繰り返すまい。僕は誓った。
555吾輩は名無しである:01/11/21 19:40
さてと、いっちょ、筒井ばりのドタバタものでも書いたろかいと、
556吾輩は名無しである:01/11/21 19:43
冒頭は、えー、「俺は、こんにゃくだった。」
557吾輩は名無しである:01/11/21 19:45
「こんにゃん、下らない。−完−」なんてね。ハハ
558吾輩は名無しである:01/11/21 19:45
虚しくなった。
559吾輩は名無しである:01/11/21 19:48
僕は、ベランダにでて空を見上げた。
560吾輩は名無しである:01/11/21 19:52
星もなにも見えない。僕は、矢田が買ってきためんたいこのことを思い出した。
561吾輩は名無しである:01/11/21 19:54
あれ食いながら書こう。そう思ってテーブルを見てみると、
562吾輩は名無しである:01/11/21 19:56
 さっきちらと見たとき赤かっためんたいこが、
563吾輩は名無しである:01/11/21 20:03
赤かっためんたいこが、
564吾輩は名無しである:01/11/21 20:04
ここからが問題だ。
565吾輩は名無しである:01/11/21 20:05
陳腐なことを考えれば、矢田に罵られる。
566吾輩は名無しである:01/11/21 20:07
赤かっためんたいこは種目鮫になっていた。
567吾輩は名無しである:01/11/21 20:08
赤かっためんたいこは、将棋盤になっていた。
568吾輩は名無しである:01/11/21 20:09
赤かっためんたいこは矢田のくちびるになっていた。
569吾輩は名無しである:01/11/21 20:10
想像力が大切なんだ、
570吾輩は名無しである:01/11/21 20:11
赤かっためんたいこは、・・・
571吾輩は名無しである:01/11/21 20:13
えーい、ままよ、食うしかないな。
572吾輩は名無しである:01/11/21 20:17
と、こんなおちではだめだ。
573吾輩は名無しである:01/11/21 20:19
いらだった僕は、マンションをとびだし、矢田を追いかけた。
574吾輩は名無しである:01/11/21 20:21
その明太子の感触が矢田の唇に似ていて僕は勃起した。
575吾輩は名無しである:01/11/21 20:22
走りづらかった。
576俺系サロンパス:01/11/21 20:30
ポッケに手つっこんだふりしてチンチンポリポリかいてる「かわいいよ」
577吾輩は名無しである:01/11/21 20:44
やがて、矢田に追いついた。
578吾輩は名無しである:01/11/21 20:45
僕は、息切れしながも、言った。
579吾輩は名無しである:01/11/21 20:49
「めんたいこのつづきっ」
580吾輩は名無しである:01/11/21 20:54
「猫を飼うことに決めたの。」
581吾輩は名無しである:01/11/21 20:54
ちょっとだけ、鬱。
582吾輩は名無しである:01/11/21 21:10
別人だった。
583吾輩は名無しである:01/11/21 22:50
しょうがない、その女に抜いてもらおう。と押し倒した
584吾輩は名無しである:01/11/22 00:50
そしてめんたいこのちんぽをぽろり。
585pleyz:01/11/22 00:56
駄目な俺は何をやっても駄目だった。
586吾輩は名無しである:01/11/22 01:08
俺は無職のひきこもりだった。
587吾輩は名無しである:01/11/22 12:01
さらに気が狂っているかもしれない。
588吾輩は名無しである:01/11/22 13:42
もう「僕」でも「俺」でもどうでもよくなってきた。
589吾輩は名無しである:01/11/22 13:49
もはや「君」でもいいような。
590吾輩は名無しである:01/11/22 13:52
「じゃあ糞太郎でもいいのね!?」女は僕に言い放った。
591吾輩は名無しである:01/11/22 13:55
「そ、それは、い、いやなんだな」山下清が僕に代わって弁明した。
592吾輩は名無しである:01/11/22 14:36
画伯は去ったが僕は裸のままだった。このままでは寒いので
593吾輩は名無しである:01/11/22 14:39
…僕の中で様々なボクが踊る。処女作一篇で世に出たボクは、幼いボクを侮蔑し、
594吾輩は名無しである:01/11/22 14:41
あくまでも芸術家であろうとして焦る。ヒトはあらゆる要素の総合なのだ。
595吾輩は名無しである:01/11/22 14:45
深い思索の淵に沈みこむボクも、女の匂いだけで勃起するボクも、
596吾輩は名無しである:01/11/22 14:47
全てを棄てて旅立ちたいボクも…山下清のように…、僕自身である。
597吾輩は名無しである:01/11/22 15:42
で、どうするよ?
598吾輩は名無しである:01/11/22 16:53
そんな問いかけが内証的になつていた僕をつきとばした。
599吾輩は名無しである:01/11/22 19:01
カレーでも食うか。でもビーフはいやよ。
600吾輩は名無しである:01/11/22 19:11
じゃあシーフードにしよう。僕はイカ臭いので食材には困らない。
601吾輩は名無しである:01/11/22 19:15
チキンはどうかしらん?あらあたしったら、さっきっから言葉が変じゃい。
602吾輩は名無しである:01/11/22 19:19
どげんしよっと。
603吾輩は名無しである:01/11/22 19:25
べつにどうもしとらんわ。
604吾輩は名無しである:01/11/22 19:30
一人でボケて一人でツッコむ行為の虚しさに、僕は
605吾輩は名無しである:01/11/22 20:39
アホまるだしやんか。
606吾輩は名無しである:01/11/22 21:33
と脳の中に巣くっている虫のNがささやいた。
607吾輩は名無しである:01/11/22 21:59
載り値的知り来待とにしまきはりれのちとましきにてもみは
608吾輩は名無しである:01/11/22 23:15
…脳内ニューロンが勝手に再編を始めたようだ。いい兆候かもしれない。第2作が
609吾輩は名無しである:01/11/22 23:16
書き出せるかもしれない。僕は部屋へ戻り、PCのキーボードを叩く。タイトルは                 、
610吾輩は名無しである:01/11/22 23:19
『十一月物語』…主人公は一人の詩人。若く美しい男。彼は熊野へ向かうのだ。
611吾輩は名無しである:01/11/22 23:42
爺臭い話だ。ぼくは5分で嫌気が差した。
612吾輩は名無しである:01/11/23 00:00
「おーい、停滞してるぞ!」という野次が聞こえる。
613吾輩は名無しである:01/11/23 00:07
「つーか、まんま平野のパクリじゃん?」矢田に鼻先で笑われそうだ。
614吾輩は名無しである:01/11/23 00:10
「鼻でだろう」またまた野次が聞こえる。
615吾輩は名無しである:01/11/23 00:39
僕は思い立ってベンチャーを起業した。
616吾輩は名無しである:01/11/23 00:41
パクリは前世紀の遺物、同シチュエーションで如何に超えるかが課題。
617吾輩は名無しである:01/11/23 00:42
多数の書き手達による小説創作…これはすごいベンチャーになる!
618吾輩は名無しである:01/11/23 00:44
同設定から、平野を超えて書いてみろ!僕は書き手達に檄を飛ばした。         、
619吾輩は名無しである:01/11/23 00:55
「で、出来ないよ。だっておいら漢字苦手だもん」書き手甲が言った。
620吾輩は名無しである:01/11/23 01:00
「馬鹿だな。フランス語で書けばいいじゃないか」書き手丙はフランス人だった。
621吾輩は名無しである:01/11/23 01:51
アホな書き手達は即クビにした。日本語の優秀な使い手だけを集めた。
622吾輩は名無しである:01/11/23 02:18
とりあえず斬新なアウトラインを考える人は・・・僕だ。
623吾輩は名無しである:01/11/23 02:22
21世紀初頭、一人の詩人が東京駅から旅立つ…そして、後は書き手達が
624吾輩は名無しである:01/11/23 02:24
その想像力を駆使して彼の行動を追うのだ、一人一行の文章をつなげて。
625吾輩は名無しである:01/11/23 02:25
さあ、書け! グズグズしてる時間は無い!
626吾輩は名無しである:01/11/23 02:37
10年振りの帰郷…。僕にとっての故郷とは、喜びだけで語られるものではなかった。
627吾輩は名無しである:01/11/23 02:44
故郷は誰にとっても、心理学教科書のような場所。血の匂いのする異境。
628吾輩は名無しである:01/11/23 03:35
ステイションのどこを見ても血みどろだ。改札機に惨殺された哀れな人びと。
629吾輩は名無しである:01/11/23 04:35
まだ自動改札機など導入されていない、片田舎の小さな駅である。
630吾輩は名無しである:01/11/23 04:45
確かに僕は彼女を愛していた、そして今も…。
631吾輩は名無しである:01/11/23 04:59
僕は穴を掘りはじめた。
632吾輩は名無しである:01/11/23 05:03
昔から手先が器用な方であったことは否定しようもない事実だ。
633吾輩は名無しである:01/11/23 05:10
ひどく寒い。
634吾輩は名無しである:01/11/23 05:25
あの日の思い出がここに埋まっているのだ。
635吾輩は名無しである:01/11/23 11:30
腐っているかもしれない。僕の胸が、ずきりと痛む。
636吾輩は名無しである:01/11/23 12:50
夢中で掘り続けるうちに、突然指先に鋭い痛みを感じた。
637吾輩は名無しである:01/11/23 14:19
指に自動改札機が突き刺さっていた。そいつはにやりと笑った。
638吾輩は名無しである:01/11/23 17:05
一寸自動改札機。
639吾輩は名無しである:01/11/23 18:05
しかし、脱獄のチャンスは今を置いて他にない。何とかラマダン中にこの地域から抜け出さなければならない。
640吾輩は名無しである:01/11/23 19:33
飽きた
641吾輩は名無しである:01/11/23 19:50
            o
            /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
           /   このスレは無事に  /
           /  終了いたしました    /
          / ありがとうございました  /
          /                /
         /    モナーより      /
         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
  ∧_∧  /                /∧_∧
 ( ^∀^) /                /(^∀^ )
 (    )つ               ⊂(    )
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 (__)_)                  (_(__)


3
642ore:01/11/23 20:21
>>641カワユイ
643編集校正@640-642:01/11/25 03:53
>>640-642全削除(作家はいくら才能不足でも作品を途中で投げ出してはならない)

(作家は少なくとも「最新50」を読み文脈を思い出してから次の一行を執筆すべし)
644吾輩は名無しである:01/11/27 03:40
あいかわらず米軍の爆撃は続いている。包囲網はせばまりつつある。
645吾輩は名無しである:01/11/27 11:34
だけどどうしてもあたしは、康一に電話しなきゃならなかった。
なにがあたしをそうさせているのか、わからない。
星が降りしきる、肌寒い夜だ。
646吾輩は名無しである:01/11/27 16:18
爆撃に混乱した住民達の中には1行どころか3行も書いてしまう者までいた。
647吾輩は名無しである:01/11/27 16:24
その中で僕はあくまでも冷静だった。向かうべき処があるのだ、それは
648吾輩は名無しである:01/11/27 16:40
空襲などの被害のあり得ない、澄んだ風と緩やかな川がそれを象徴する。故郷、
649吾輩は名無しである:01/11/27 18:29
チェチェン共和国の南西山岳地帯...
650吾輩は名無しである:01/11/27 19:45
おわり。
651吾輩は名無しである:01/11/27 19:51
チャンチャン
652 :01/11/27 19:53
チャンチャン♪
653吾輩は名無しである:01/11/27 19:59
654吾輩は名無しである:01/11/27 23:38
作者あとがき。


…が、あれば寄せ書き風にどうぞ。
655編集校正@650-654:01/11/28 01:38
>>650-654 全削除(作家は己れの無能さに絶望して勝手に終わらせてはならない)

(主人公『僕』は文壇にデビュー、第2作を書き始めたのだが…>>608-649
656吾輩は名無しである:01/11/28 11:49
つまんね。なんで無理やり続けさせるのか不明
657吾輩は名無しである:01/11/30 00:56
あー、やっぱ駄目だ! 第2作が一番難しい…編集の矢田さんが言ってた通りだ!
658吾輩は名無しである:01/11/30 00:57
僕は絶望して、部屋を飛び出した。街へ出る。風が冷たい。
659吾輩は名無しである:01/11/30 00:59
早くもクリスマスの飾りが商店街をいろどっている。
660吾輩は名無しである:01/11/30 01:00
早めの忘年会なのか、群れながら盛り上がっている連中もいる。僕は
661吾輩は名無しである:01/11/30 23:07
「お前ら、なんでそんなに浮かれてるんだよ!」だれに言うともなく絶叫した。
662吾輩は名無しである:01/12/01 02:00
驚いて立ち止まり振り返る人、一瞬口を開けたままこっちを見やる人、群衆の中から
663吾輩は名無しである:01/12/01 02:02
まだ名づけようのない感情の様々な波が、僕に向かって押し寄せる。
664吾輩は名無しである:01/12/01 02:02
僕は身構えた。ところが
665吾輩は名無しである:01/12/01 02:05
「ケッ!酔っ払いが」居酒屋の前のグループの中から、そんな声がしただけで
666吾輩は名無しである:01/12/01 02:06
人々はまた、何事もなかったように仲間の方を向き、あるいは歩き出した。
667吾輩は名無しである:01/12/02 01:03
楽しそうに歩く大勢の人の渦の中心で、僕は絶対的な孤独感を噛み締めていた。
668吾輩は名無しである:01/12/02 01:25
「おい」声がして、振り返った。
669吾輩は名無しである:01/12/02 01:26
「ニイチャン、暇かい?」
670吾輩は名無しである:01/12/02 01:29
声をかけてきた男はあからさまに大橋巨泉だった。
671吾輩は名無しである:01/12/02 01:32
血走った眼が据わっていて、酒臭い息を吐きかけながら言った、
672吾輩は名無しである:01/12/02 01:33
「デカイこと、やりたくない? 金、欲しくない?」
673吾輩は名無しである:01/12/02 01:47
「いきなりなんだ、あんた誰だよ。」
674吾輩は名無しである:01/12/02 01:49
「俺は河原の枯れススキ。お前も河原の枯れススキ。」
675吾輩は名無しである:01/12/02 02:17
「俺はまだ枯れちゃいねーよ!」「ハハッ、そういうことにしとくか。」
676やれやれ:01/12/02 02:45
「やれやれ」
677やれやれ:01/12/02 02:51
ぼくは控えめに嘆息した.
678吾輩は名無しである:01/12/03 23:07
「あ?何ひとの面見てため息ついてるんだよ?」
679吾輩は名無しである:01/12/03 23:29
「いや、僕を相手にしてくれるのはあんたみたいな酔っ払い暗いかと思うとね。」
680吾輩は名無しである:01/12/03 23:30
↑(校正)×暗い→〇くらい
  失礼。
681吾輩は名無しである:01/12/04 00:41
「てめえ!」胸倉を掴むと殴りかかってきた。僕はとっさに・・・・・・
682吾輩は名無しである:01/12/04 00:47
身をかわしながら言った、「なあ、暮れも差し迫ったこんな時期にそう言うことして面白いか?」
そんなやりとりを交わしてる間にヌルッと入っちゃった!
684吾輩は名無しである:01/12/04 01:37
うぅ
685吾輩は名無しである:01/12/04 01:41
「いい!」我知らず、口走っていた。赤くなった。なんという成り行きだ。
686吾輩は名無しである:01/12/04 01:42
その笑顔が信用できない
687吾輩は名無しである:01/12/04 01:43
「君のことは分かっているよ」
そんなお前が分からない
688吾輩は名無しである:01/12/04 01:44
スレの主旨が分からない
適当書いてるけどこれで良いのか?
689吾輩は名無しである:01/12/04 01:45
別に伝えたいことがあるわけじゃない
690吾輩は名無しである:01/12/04 01:46
寝たいけど明日が不安で眠れない
691吾輩は名無しである:01/12/04 01:49
これは・・なんて言ったららいいのか・・どうして
692吾輩は名無しである:01/12/04 01:51
そのまま出版して、誰も買わない夢をみた。
693編集校正@688-692:01/12/04 02:06
>>688-692全削除(作家は執筆に伴う不安を作中で吐露してはならない)

(執筆心得:少なくとも「最新50」を読んでから新たな一行を書くべし)
694吾輩は名無しである:01/12/04 02:11
作品に対する自意識を禁じたら、それは小説でなくなる。
695吾輩は名無しである:01/12/04 02:17
僕のそんな内心の呟きを見抜いたように男が言った「ぬぁにが自意識だ!」
696吾輩は名無しである:01/12/04 02:18
「ふ〜らふら夜の街をさまよって…ナニを探してんだろが?」
697吾輩は名無しである:01/12/04 02:19
編集校正はいつもつまらない。
698吾輩は名無しである:01/12/04 02:19
「来いや!」男は僕の首に腕を回すと、引きずるように歩き出した。
699吾輩は名無しである:01/12/04 02:22
ずずずずず…。咄嗟に、編集の矢田の顔が浮かんだ。
700吾輩は名無しである:01/12/04 02:28
矢田はインポだった。
701吾輩は名無しである:01/12/04 02:47
アキレス腱を切ってやったらないていた。簡単だ。
702吾輩は名無しである:01/12/04 02:52
龍の読者なら、そうつぶやく。でも
703編集校正@697:01/12/04 03:18
>>697全削除(作家は才能不足を誤魔化す為に編集にからんではならない)
    
704吾輩は名無しである:01/12/04 03:18
俺の頭が悪いのか?やっぱり主旨が分からない

・・・・そしてまた校正屋に削除される
705吾輩は名無しである:01/12/04 03:20
言いしれぬ不安
不安の理由が分からない不安
寝ている間にジェイソンでも現れるのか?
眠るのが怖い
706吾輩は名無しである:01/12/04 03:20
アフォ!全レス読みやがれ!――天から声が響いた。
707吾輩は名無しである:01/12/04 03:21
お〜〜〜〜と!失礼。一行にまとめなければいけないのね
708吾輩は名無しである:01/12/04 03:22
校正屋に認められる夢を見て今日も行く
709吾輩は名無しである:01/12/04 03:26
散らかった部屋、見えない未来、予定のない休日、辛いだけの平日。
710吾輩は名無しである:01/12/04 03:27
もう、逝こうか。疲れた・・・・・
711吾輩は名無しである:01/12/04 03:28
「逝ってきます。」「気を付けて」・・・逝くのに気を付けるも何も・・・
712吾輩は名無しである:01/12/04 03:37
人の輪の中で孤独を感じる、人は一人では生きていけない、人といると辛い、出口が見えない
713吾輩は名無しである:01/12/04 07:38
そんな自分にまったくふさわしくない“詩的”な事を思いながら歩く。立ち止まると眼前には全てを食らいつくす海。
714吾輩は名無しである:01/12/04 07:53
冬の海に飛び込んでみようか。
715吾輩は名無しである:01/12/04 09:40
そう思いついた僕は、江ノ島行きの終電に飛び乗った。
716吾輩は名無しである:01/12/04 09:58
自分の思い描いていた荒涼とした海のイメージは能登半島あたりだった。
717吾輩は名無しである:01/12/04 09:59
しかし、金がない。ポケットの中に5千円札一枚、それが全てだった。
718吾輩は名無しである:01/12/04 10:01
その金で行けるのは、湘南の海が一番近かった。
719吾輩は名無しである:01/12/04 10:39
湘南!ああ、なんて懐かしい、そしておぞましい響きだろう。
720吾輩は名無しである:01/12/04 11:07
チューブが青春だった俺。
721吾輩は名無しである:01/12/04 13:06
あの甘い思い出と今の自分はあまりにギャップがありすぎる。
722吾輩は名無しである:01/12/04 14:04
冷たい風にコートの襟を立てる。
723吾輩は名無しである:01/12/04 14:06
はは、飛びこむのも馬鹿らしいな。
724 :01/12/04 20:28
とりあえず、腹筋を鍛えた
725吾輩は名無しである:01/12/04 20:47
今までの腹筋ではサザエさんクラスの笑いの衝撃に耐えられない。
726吾輩は名無しである:01/12/04 21:54
…などと思いながら海辺で腹筋を鍛えていると、学校帰りであろう小学生の団体が寄って来た。
727吾輩は名無しである:01/12/04 22:57
「腹筋手伝ってあげるよ」まだ1,2年せいだろうか? ちいさな女の子
728吾輩は名無しである:01/12/04 22:58
「おじさんのお腹の上に乗ってあげるね〜」幼気な笑顔
729吾輩は名無しである:01/12/04 23:00
「グニュウ!ゴボッゴボ!」形を変えていく腹部。このひ弱な腹筋では少女を支えきれない
730吾輩は名無しである:01/12/04 23:01
「ゲッ!ゲッゲ〜〜〜〜〜」耐えられず嘔吐。
731吾輩は名無しである:01/12/04 23:02
「おじさん汚〜〜い」去ってゆく少女
732吾輩は名無しである:01/12/04 23:03
そして一人・・・・・・「今日の夕飯はモンジャだな」下唇を噛み締めながら
733吾輩は名無しである:01/12/04 23:13
その時、ついに思いついた、第2作のストーリーを! 物語が頭の中を駆け巡る。
734吾輩は名無しである:01/12/04 23:19
書くのだ、とにかく書かなければ!矢田晴子の顔が浮かんだ。>>503-600
735吾輩は名無しである:01/12/05 20:37
晴子さん、君は僕を見守ってくれているだろうか? 君が死んだときの悲しみは今も癒えていない。
736 :01/12/05 22:54
晴子のあの言葉が忘れられない。
737吾輩は名無しである:01/12/05 22:55
……それは、「オマエモナー」ではなく、
738吾輩は名無しである:01/12/05 23:32
「ナメんじゃないわよ、名門編集部を」…ああ、あの啖呵が懐かしい。
739吾輩は名無しである:01/12/05 23:33
いったいいつの間に、歳月は流れたのだろうか? 僕の第2作はどうなった?
740吾輩は名無しである:01/12/05 23:33
とても素敵な女性だった。でも、あの性癖にはちょっと・・・・・
741吾輩は名無しである:01/12/05 23:34
「あなた!」突然耳元で大声がした。ビックリして飛び上がる。見ると                        、
742吾輩は名無しである:01/12/05 23:35
確か、この女は・・・
743吾輩は名無しである:01/12/05 23:38
妻だ。「編集の島地さんから電話ですよ」と子機を手渡す。
744吾輩は名無しである:01/12/05 23:39
途端に目が覚めた。電話に出たくない。「あ、お前」妻はさっさと去った。
745吾輩は名無しである:01/12/05 23:44
書斎の縁側の寝椅子でさぼっている間に眠ってしまったらしい。うーむ。
746 :01/12/05 23:45
締め切りまであと3日しかない。まだ原稿は白紙なのに・・・。
747吾輩は名無しである:01/12/05 23:47
…「もしもし、先生っ!聴こえてるのはわかってるんですよっ!」
748吾輩は名無しである:01/12/05 23:49
島地の大声が子機を震わせている。困った。「先生っ!先生っ!」                      、
749 :01/12/05 23:50
「島地め!いつか殺してやる!」
750 :01/12/05 23:50
>749に付け足し
と、心で思った。
751吾輩は名無しである:01/12/05 23:50
「叫ぶな…」静かな声で、そう応じた。「君はどうしてそう大声を出すんだ」
752吾輩は名無しである:01/12/05 23:52
「し、締め切りですっ!三度延ばして、もう絶対絶命なんですよっ!」
753 :01/12/05 23:53
「3度も4度もかわらんだろう。頼むよ」頭をかきむしりながら言った。
754吾輩は名無しである:01/12/05 23:53
「まだ3日ある。3日あれば…天と地とそれから…」「神様じゃないでしょっ!」
755吾輩は名無しである:01/12/05 23:55
ふと外を見ると、庭に...
756吾輩は名無しである:01/12/05 23:55
島地は悲壮な声を発した。「私の首がかかってるのをお忘れですかっ」               、
757吾輩は名無しである:01/12/05 23:56
庭に来た珍しい鳥の方を眺めながら「忘れてはいない」静かに答える。              、
758吾輩は名無しである:01/12/05 23:58
元京大ラガーマンの島地の巨躯が目に浮かぶ。編集長の首…か。
759吾輩は名無しである:01/12/06 00:03
「あ〜鳥になりたい」
760吾輩は名無しである:01/12/06 00:05
「先生!!聞いてるんですか!!」
761吾輩は名無しである:01/12/06 00:06
鳥は、綺麗な瑠璃色を首輪のようにまとっている。「間に合わせるよ」
762吾輩は名無しである:01/12/06 00:07
「きてるよ...」飛びたい
763吾輩は名無しである:01/12/06 00:09
短く答え、なお叫ぶ島地の声をOFFにする。瞬間、ひょっとしたら…と思った。
764 :01/12/06 00:20
「島地!いい作品思いついたぞ!ツユー・ポッターってどうだ?」
765吾輩は名無しである:01/12/06 02:44
「そんなことよりコレを見てくれ」
http://www.nnet.ne.jp/~ofunato/news/img/kouraku.jpg
766吾輩は名無しである:01/12/06 11:09
2行になるのも気にせずに島地は言った。僕はそのあまりの好楽ぶりに落胆の色を隠せなかった。
767吾輩は名無しである:01/12/06 14:47
その時、僕は自分の中の異変に気付いた。く、苦しい・・・
768吾輩は名無しである:01/12/06 23:11
僕は胃の内容物をぶちまけた。ゲロゲロゲロゲロ・・・・
769編集校正@765-766:01/12/07 01:23
>>765-766全削除(読者は作者の遅筆に苛立って作品に介入してはならない)
770吾輩は名無しである:01/12/07 15:52
>>769
え、>>765-766はちゃんと話になってるんじゃないの?
作中で登場人物が自分が作中のものって分かってると言うのは有りだと思うし。
編集構成さん、もうちょっとちゃんと仕事しようぜ
771吾輩は名無しである:01/12/08 07:49
・・・・ゲロゲロ。生きた蛙が胃からでてきた。僕はその蛙を、、
772吾輩は名無しである:01/12/08 08:23
>770
763で子機は「OFF」になり島地の通話は切られてる。764は僕の独言?
773吾輩は名無しである:01/12/08 23:13
ペットのニシキヘビに与えた。
774 :01/12/09 00:29
するとニシキヘビはあっという間に美しい女性になった。
775吾輩は名無しである:01/12/09 00:51
ベッドに入った。彼女は僕のペニスに舌を這わせ、上目遣いで咥え込んだ。
776吾輩は名無しである:01/12/09 01:50
女房はどうした? 執筆はどうした? 庭の鳥はどうした?
777吾輩は名無しである:01/12/09 02:51
時折そんな考えが脳裏をかすめたが僕は無理に考えない事に決めた。
778吾輩は名無しである:01/12/09 10:34
むしろがんばって面白いことを考えてみようと思った。
779吾輩は名無しである:01/12/09 12:30
締め切りまで3日、島地編集長の首と原稿料、両方救えるかはたして?
780吾輩は名無しである:01/12/09 12:42
僕は書斎に戻り、PCをONにして早速書き始める。題名は
781吾輩は名無しである:01/12/09 12:54
「小一時間問い詰めたい」
782吾輩は名無しである:01/12/09 16:30
内容はと言うと、吉野家での四人の一家の悲哀を描いたコメディタッチの短編だ。
783吾輩は名無しである:01/12/09 16:30
吉野家のイメージアップに繋がるとフリーパスが貰える。それをもふまえて僕はその話の執筆に掛かった。
784吾輩は名無しである:01/12/09 17:26
吉野家で牛丼食ってたら400円引きだったっていうのはどうだ?と僕は考えた。
785吾輩は名無しである:01/12/10 23:34
駄作の予感だが四の五の言ってはいられない。締切に間に合わない。
786吾輩は名無しである:01/12/11 00:12
そのとき、突然尿意を催した。
787吾輩は名無しである:01/12/11 00:33
窓を空けて一物を取り出した。
788吾輩は名無しである:01/12/11 00:59
隣のジジイが叫んだ「まぁたやっとる! エロ作家、やめい!!」
789吾輩は名無しである:01/12/11 01:01
…何を言う、僕は純文学作家だ。人間がエロいだけだ…
790吾輩は名無しである:01/12/11 01:02
ウム、執筆から逃れて一物で遊ぶのはやめだ。世のミーハーに迎合して
791吾輩は名無しである:01/12/11 01:04
卑俗な設定にするのも、やめだ。高貴にいかねば、誠実に、エロく!
792吾輩は名無しである:01/12/11 01:12
再度タイトルを入れる『小一時間問い詰めたい』・・・書き出しは、こうだ
793吾輩は名無しである:01/12/11 01:16
置屋を一歩出ると、満月だった。舞妓てまりは、息を呑んで空を見上げた。                   、
794吾輩は名無しである:01/12/11 01:40
てまりは故郷の青森にのこしてきた両親を思い出していた。
冷害と不況が重なり、幼い兄弟を養うために仕方なく身売りされてきたのだった。
795吾輩は名無しである:01/12/11 17:38
そんなてまりにとって、吉野家の牛丼は夢のまた夢であった。
796吾輩は名無しである:01/12/11 17:40
ましてや、つばめグリルなんて。
797吾輩は名無しである:01/12/11 20:02
そんな折り、或る客が自分を吉牛に連れて行ってくれると言ったのだ。
798吾輩は名無しである:01/12/11 20:09
正直、狂牛病になるより蛙の半身を食わされた方がましに思えた。
799吾輩は名無しである:01/12/11 23:10
高級中華料理屋に行って蛙料理をご馳走してもらうことになった。
800吾輩は名無しである:01/12/11 23:12
なんだか、あの話が出そうな予感がした。
801吾輩は名無しである:01/12/13 00:19
周富徳が現れた!
802吾輩は名無しである:01/12/13 00:23
と思ったら、別人。あたしってミーハー…てまりは思った。
803吾輩は名無しである:01/12/13 04:14
猪木だった。
804吾輩は名無しである:01/12/13 04:22
まさか!と、てまりは目をこらしてみた。
805吾輩は名無しである:01/12/13 14:28
「元気ですかー?」
806吾輩は名無しである:01/12/13 17:22
別人だ。様々な顔の客がいる表の店を通り抜け、奥まった座敷に通された。静かだ。
807吾輩は名無しである:01/12/13 17:36
僕はてまりが店の中を通って到着するのを待った。しかし来たのは蛙だった。
808吾輩:01/12/13 18:48
ゲロゲ〜ロ
809吾輩は名無しである:01/12/13 19:24
古池や蛙跳びこむ水の音、か・・・。
810長月 ◆KojCVLSI :01/12/13 20:43
秋風が 庭を過ぎ去り 雪が降り 冬を思うは 年の暮れかな、ですな。サンタさんはどこに住んでいるのですか?
811吾輩は名無しである:01/12/13 21:42
僕に向かって意味のない言葉を話しかけてくるその蛙を見ているうちに、眠り込んでしまっていた。
812名無しさん:01/12/13 22:20
ここは夢の世界、目の前にモシモボックスがある。
813ーー:01/12/13 22:21
全ては、てまりの計画通りだった。
814吾輩は名無しである:01/12/13 23:27
「もしも私が現実世界に飛び出せたなら。」
815吾輩は名無しである:01/12/13 23:36
思いのすべてを歌にして
816吾輩は名無しである:01/12/14 00:24
うーさーぎ おーいし かーのやまー
817吾輩は名無しである:01/12/14 00:51
先を急がねば…と僕は思った。いきなりてまりを押し倒した。
818吾輩は名無しである:01/12/14 00:53
それから言ったんだ
819吾輩は名無しである:01/12/14 01:22
「君はぼくが全霊を捧げて描き出した理想の女性だ。」
820吾輩は名無しである:01/12/14 01:25
「あーら〜、そげなこと言っちゃオラこっはずかしー」てまりは顔を覆った。
821 ◆9jKS6kaE :01/12/14 01:59
と油断させておいて巴投げ
822吾輩は名無しである:01/12/14 02:24
金がええどすぅ〜〜
823吾輩は名無しである:01/12/14 03:46
目が覚めると、料亭の庭で蛙が鳴いており、僕の正面にはてまりが座っていた。
824吾輩は名無しである:01/12/14 05:48
「不束者(ふつつかもの)ですが宜しくお願いします。」三つ指をついて頭を下げるてまり。
825吾輩は名無しである:01/12/15 09:47
「ふつつかもの?!俺を油断させて陥れる気かあ?」僕はこういう人間が嫌いだった。
826吾輩は名無しである:01/12/15 11:34
ぷ。大詰めのはずだったのに主人公のおならで、緊張感みなぎる、シーンは一転して別の意味で時をとめた。
827吾輩は名無しである:01/12/15 11:42
人間の生理はやむを得ない。そのくらい屁のカッパじゃ、と僕は思った。
828吾輩は名無しである:01/12/15 11:43
「て、て」手を取った。「まり…」引っ張って転ばした。「てまりぃ」
829吾輩は名無しである:01/12/15 12:18
派手な振袖に包まれた体は若々しく、むっちりと弾むように感じられた。
830吾輩は名無しである:01/12/15 13:07
私は知ってしまった。同時に、これで元の生活に戻れない事も悟った。さて、平和な最後の一日をどう過ごそう。
831名無しさん:01/12/15 13:16
つまらないから

「完」
832吾輩は名無しである:01/12/15 14:00
「つまらないからと、途中で止めるのは弱者のする事だ。プロなら、おもしろくしていけば良い」
833吾輩は名無しである:01/12/17 23:18
ちょっと息切れしたが、まだまだ。ピアノでも弾こう。
834吾輩は名無しである:01/12/17 23:20
だけど僕にはピアノがない
835名無しさん:01/12/17 23:22
俺の名前は矢吹ジョー
836吾輩は名無しである:01/12/18 00:21
中学校の音楽室に忍び込んだ。「フッ・・・変わらねえな」
837吾輩は名無しである:01/12/18 00:37
「月光」の譜面が広げてある。あのときと同じだ。
838吾輩は名無しである:01/12/18 23:20
あの日から僕の心の中にひとつの音律が鳴り止まない。>>3-6
それを今ここで鍵盤にぶつけてみよう。
839吾輩は名無しである:01/12/19 01:54
締め切りはどうした? 島地編集長の首がとぶぞ。あと三日しか無いんだぞ。書け!
840吾輩は名無しである:01/12/19 23:18
「お前が書け!つーかいつもいつもつまんねー書き込みするんじゃねえ!!」
僕は神(>>734 >>776 >>839)を呪った。
841吾輩は名無しである:01/12/25 01:27
暗いと不平を言う前に進んで灯りを付けましょう。
842吾輩は名無しである:01/12/25 01:30
あああああ、締め切り…締め切り…ぬぁにがクリスマスだ、くそっ!
843吾輩は名無しである:01/12/25 01:31
シティホテルは満杯ってか? ヒマ人どもはええのぉ〜〜!!
844吾輩は名無しである:01/12/25 01:32
締め切り…締め切り…ぐうぅううううっ。…飲みたい、ちょっと、だけナ。
845吾輩は名無しである:01/12/26 09:16
たゞたゞ一杯の麦酒を求めて暖簾をくぐる。「文子!?若尾文子じゃないか」
846吾輩は名無しである:01/12/26 11:52
その一瞬、彼女は徐にPHSを自らの額にむんずと押し当て、
8471:01/12/27 11:45
age
8481:01/12/27 13:41
sage
849吾輩は名無しである:02/01/14 04:19
「電波が通じない場所にあるため電話がかかりません」と答える文子。
850吾輩は名無しである:02/01/14 04:44
それに俺は答える、「大丈夫、十分電波は通じてるよ」
851吾輩は名無しである:02/01/14 06:08
「この馬鹿!私を放っといてどこ行ってたのよ!」ドロップキックを顎に食らった。
852吾輩は名無しである:02/01/14 06:15
薄れゆく意識のなかで、ぼくは
853吾輩は名無しである:02/01/14 23:06
脱糞してしまったようだ。
854吾輩は名無しである:02/01/15 20:08
気が付くとそこには文子はいなかった。
855吾輩は名無しである:02/01/16 13:19
そこにはただ、風が吹いているだけだった。
856世界@名無しさん:02/01/16 14:07
「くせーな」まだヒリヒリする顎をさすっていると、あの警官が現れた。
857ハルシノーゲン:02/01/18 01:11
警官はついたり消えたりして、(行き交う自動車の音、高い音から中間
そして低い音へ、まるで音のながれる線はギターの弦がふるえるように(見え、
(た、たしかに)その音にあわせて、平たい警官は点滅し、それを窓ガラスの
表面を流れる、雨の水滴のあいだから見ながら)
わたしは、います、と青のサインペンで書き、すぐに、文子は
黒のサインペンで、いたような気がする、らしい、とつけくわえた。
858吾輩は名無しである:02/01/18 09:10
すぐに、わたしは、赤のサインペンで「いたような気がする、らしい」に
横線を引っ張り、トルツメと書いた。
859吾輩は名無しである:02/01/19 06:21
トルツメ。誰かこの暗号を解けるかな。
860吾輩は名無しである:02/01/19 15:07
解けた! 修正インキで自分の歴史を消し去る事。しかし、「いたような・・・、」は不滅インキで書かれていた。
861吾輩は名無しである:02/01/19 15:29
どうやら「トルツメ」と「トルシエ」を勘違いしてたようだ。

「貴方はいつも勘違いばかりしているのね」文子は言った。
「僕にもよくわからないんだ。そして今、ものすごく眠い。」

 彼女の声が70年代のラジオから聞こえて来る様な声になり
最後はノイズ音しか聞こえなくなった。

 そして、いつしか僕は深い眠りに飲み込まれていった。
862吾輩は名無しである :02/01/19 15:54
「しまった!さっき気を失ったばかりなのに。全然一行リレー小説じゃないし。」
863吾輩は名無しである:02/01/19 18:38
「やっと気付いてくれたのね」。文子は微笑みながら言った。
864吾輩は名無しである:02/01/19 18:41
その時、まだ彼等は重大な事に気付いていなかったのであった。
865吾輩は名無しである:02/01/21 20:48
「大根はまだ入れてなかった…」
866吾輩は名無しである:02/01/22 00:28
「いえ?大方入ってますよ」と、しっぽの部分を覗かせながら妖艶かつ悽愴な笑みを浮かべる豊丸。
867吾輩は名無しである:02/01/22 00:52
旧約聖書でも読むか、と文子は唸った。
868吾輩は名無しである:02/01/22 02:24
俺はカインだ。
869吾輩は名無しである:02/01/22 06:43
そう、夢の中ではカインという名の青年だった。
870吾輩は名無しである:02/01/22 12:05
一昨日の夢ではケインという名だったが。
871吾輩は名無しである:02/01/22 19:27
ハンマー投げの超絶美青年には、夢でさえ勝てなかったのだ。
872吾輩は名無しである:02/01/22 21:12
そして、夢を自由にするか否かの命題になやまされ一晩眠れなかった。
873吾輩は名無しである:02/01/23 02:39
という夢を見た。
874吾輩は名無しである:02/01/23 02:44
起きた純はすぐにまた眠りだした。
875吾輩は名無しである:02/01/24 01:28
そしてきっちり13時間と47分9秒後に目が覚め、カタチのいい頭のカタチにへこんだ枕を見下ろしながらひとりごちた。
876吾輩は名無しである:02/01/24 01:48
「・・・雪印グループ最高・・・」
877吾輩は名無しである:02/01/24 01:57
そう言ったやいなや、渉は猛烈な勢いで冷蔵庫に向かって走り出した。
878吾輩は名無しである:02/01/24 02:04
ごきゅごきゅと飲み込んだ牛乳が、
あふれて首筋を伝った。
879吾輩は名無しである:02/01/24 02:21
鏡を見た武は、なにやらもやもやとした気分になりながら白い液体をしたたらせ続けた。
880吾輩は名無しである:02/01/24 02:46
という夢をみて、目が覚めた。今、午前2:46ジャスト。
881吾輩は名無しである:02/01/24 22:01
あの音(>>3-6)が聞こえてくる。今日こそその正体をつきとめよう。
882吾輩は名無しである:02/01/25 02:26
そう思い立つや否や、音のする方向を目指し耳をすませ始めた・・・。
883吾輩は名無しである:02/01/25 02:42
ん?アパートの隣の部屋が音源のようだ。さてどうしたものか。
884吾輩は名無しである:02/01/25 04:07
暫く考えながら部屋をうろうろと動き回ったが何も頭に浮かばない。足の裏では畳がみしみし音をたてている。
885吾輩は名無しである:02/01/25 04:24
作家志望です。来てください。
掲示板に書き込みよろしく!
http://www.i-chubu.ne.jp/~hyamada/
886吾輩は名無しである:02/01/25 05:14
と、イキオイで書いてしまい、50分たった今、青ざめている。
887吾輩は名無しである:02/01/25 05:37
胸中に後悔が充満するあたり、喋りすぎた夜の宴に似ている。
888吾輩は名無しである:02/01/25 05:43
”覆水盆に返らず”そう呟きつつまた深い眠りに落ちていった・・・
889吾輩は名無しである:02/01/25 09:51
 電子音のベルが安っぽい音を立てる。あまりに規則的すぎる不快さを
断ち切るように時計の頭をたたく。
薄いカーテン越しの空は晴れていた。
890吾輩は名無しである:02/01/25 23:29
「はい、もしもし」この後予想だにしない事態が!
891吾輩は名無しである:02/01/26 01:53
I am your father!
892吾輩は名無しである:02/01/26 03:37
もしもし亀よ、頭さん。
893吾輩は名無しである:02/01/26 04:19
「氏ねや!!ゴルァ!!!!!!」
と怒鳴りつけ、受話器を>>1に投げつけた。
894吾輩は名無しである:02/01/27 00:12
鏡が砕け散った。その破片でぼくは右手を切った。
895吾輩は名無しである:02/01/27 05:15
赤いバラが散った
896吾輩は名無しである:02/01/27 05:40
えなりも散った。
897吾輩は名無しである:02/01/31 15:58
「えなりぃーーー!!」俺たちは悲しみに明け暮れた
898吾輩は名無しである:02/01/31 16:35
怜には、もう逆らう術は残されていなかった。
899吾輩は名無しである:02/01/31 16:51
金縛りになったように硬直している怜へ>>1はこう呼びかけた。
900吾輩は名無しである:02/01/31 20:27
「僕と結婚してください」
901吾輩は名無しである:02/01/31 20:47
怜「一歩遅れたな・・・」
902吾輩は名無しである:02/02/28 14:26
903吾輩は名無しである:02/03/01 14:39
ランバダ
904吾輩は名無しである:02/03/02 22:58
そう言うと、怜は岡山県笠岡市にある実家に帰ってしまった。
905吾輩は名無しである:02/03/03 04:19
バスから降りると祭りが行われていた
906吾輩は名無しである:02/03/03 06:23
インディアン・サマーだからもうこの地にはきせつはない。夏が過ぎてそのまま時間停止している。
907吾輩は名無しである:02/03/03 06:25
夏の日岡山である殺人事件があり、
908吾輩は名無しである:02/03/03 06:27
特高はアフガンに飛んだ。
909吾輩は名無しである:02/03/03 06:34
ラディン君はもう洒落神戸で長崎の出島でソバが喉につかえる。
おもわず口走る。「ギブ ミイ ア ワラタ」
910吾輩は名無しである:02/03/03 06:42
無。
911吾輩は名無しである:02/03/03 06:44
ウムッ あ”じ”ち”
912吾輩は名無しである:02/03/03 06:46
硝煙の臭いだ。ξ。
913吾輩は名無しである:02/03/03 06:48
どんな香リだ?
臭い香りだ。だから・・・
914吾輩は名無しである:02/03/03 10:03
鎌倉の円覚寺に無学祖元をたずねることにした。
915吾輩は名無しである:02/03/03 12:09
おおっ、懐かしい…と思ったのも束の間、
916吾輩は名無しである:02/03/03 17:54
カサブランカ・ダンディを歌う羽目になったのである。
917吾輩は名無しである:02/03/03 19:27
そこにいたのは、織田無道、だった…
918吾輩は名無しである:02/03/03 19:30
なつかしー、このスレまだあった。
919吾輩は名無しである:02/03/03 20:20
幻視さらには幻聴。私もどうやら先が短いらしい。
920吾輩は名無しである:02/03/04 15:28
「そんなことはない!」と太宰治がジタンを咥えながら言った。
921吾輩は名無しである:02/03/04 15:37
このチンポはまたなんともじゅぽじゅぽおいしいですなあはあうまいうまい
講堂で瀬戸内寂聴が吉村作治のチンポを咥えたり聴衆に説教したりしていた
922吾輩は名無しである:02/03/04 15:44
やばい感じてきちゃう
吉村作治がうめいた
923吾輩は名無しである:02/03/04 15:47
こら黙っとかんかい
寂聴が怒鳴る
説法できんではないか 
しかしこのチンポははあうまいうまい
924吾輩は名無しである:02/03/04 15:53
寂聴は言う
私の保守主義は、過去と反動に仕えるものとしての保守ではなく、未来に仕えるものとしての保守なのであります
聴衆から拍手が起こった
925吾輩は名無しである:02/03/04 16:00
その時作治のチンポに異変が起こった
寂聴はあわてた
これはいかん
926吾輩は名無しである:02/03/04 16:04
医者だ医者を呼んで来い
寂聴が叫ぶ
いかん取れかかっている
チンポが根元から取れかかっているおるぞ
作治 なぜおぬしはこんなに悪くなるまで放っておいたのだ
早くさ湯をもってこんか
927吾輩は名無しである:02/03/04 16:12
寂聴は作治のチンポをもぎ取ってマンコに挿入したが
そのチンポはふにゃふにゃだったので
作治を殴ってぼこぼこにした
そしてみんなの力をあわせて作治を四つん這いの姿勢にし
作治の肛門に作治のチンコを挿入した
928吾輩は名無しである:02/03/04 16:18
吉村作治は出血多量で死んだ
寂聴が淋しげに言った
鐘を鳴らせ
929吾輩は名無しである:02/03/04 16:23
三十分後寂聴は茶室で大槻教授のチンポをしゃぶりながら茶会を開いていた
このチンポはまたなんともじゅぽじゅぽおいしいですなあはあうまいうまい
930吾輩は名無しである:02/03/04 16:25
アナルに入れてくれ
大槻教授が切願した
我が輩のアナルホールに
931:02/03/04 16:29
寂聴はにやりと笑った
作治のチンポならあるがこれはふにゃふにゃで役に立たん
どれ待っておれちょっくら蔵までバイブを取りに行って来る
欲しいか?
大槻は恥かしげに呟いた
ほ欲しいです
932:02/03/04 16:32
バイブを持って戻ってきた寂聴は我が目を疑った
至らぬわおぬし至らぬわ何をアヌスをすぼめておるおぬし至らぬわ
寂聴は取り乱した
933:02/03/04 16:35
大槻は逆上した
てめえのマンコ引き裂いてやる
934吾輩は名無しである:02/03/04 16:36
「やめてー!」
935:02/03/04 16:41
寂聴は生まれて初めて恐怖心を覚えた
わがまま放題の幼少年期を過ごした寂聴は何者にも恐れを感じた事はなかったし
化物になってからは神をも怖れてはいなかった
しかし今はその寂聴が化物になる以前に戻ってしまっていた
寂聴は人間の婆あとして死の予感に怯えながら言った
ちょっと説法しに行って来る
寂聴は説法しに行って来るとは行ったものの説法する相手がいなかったので、
暫くアブトロニックで腹筋を鍛える事にした。
937吾輩は名無しである:02/03/04 18:08
10分間で600回の腹筋運動と同じ効果があるアブトロニックですっかり
マッチョになった寂聴は、宮古島のトライアスロン大会の出場を決意したのであった。
938吾輩は名無しである:02/03/05 14:25
しかし、めんどくさいのでやめた。
939吾輩は名無しである:02/03/05 14:34
手乗り猿リックが言った 寂聴旅に出ようぜ
940吾輩は名無しである:02/03/05 14:39
手乗り猿リックが言った 寂聴何するだ やめてくれ やめてくれ 
そんなことしたら僕しんじゃうよ 苦しいよお 放してよお
941吾輩は名無しである:02/03/05 14:43
寂聴は己の右手に力を込め強く握り締めた
猿一匹殺すのはわけなかった
そして言った
ああリック旅に出よう 死への旅へ
942吾輩は名無しである:02/03/05 14:45
リックを殺した寂聴は説法する相手がいなかったので、
暫くアブトロニックで腹筋を鍛える事にした。
943吾輩は名無しである:02/03/05 14:50
西田幾多郎が一反木綿に乗って現れた
944吾輩は名無しである:02/03/05 14:54
寂聴と西田幾多郎は夜が更けるまで哲学談義に花を咲かせた
945吾輩は名無しである:02/03/05 14:55
アブトロニックのEMSですっかり脳まで鍛えてしまった寂聴は
あっさりリックの誘いにのって旅に出た。

この旅が、悲惨な結果を招くとは誰が想像出来ただろう。
946:02/03/05 14:57
寂聴が西田幾多郎を一本まいらせれば負けじと幾多郎も寂聴を一本まいらせた
口では勝てぬと見た幾多郎は思わぬ行動に出た
947吾輩は名無しである:02/03/05 15:01
幾多郎は寂聴の肛門に足首まですっぽり入り込んだ
寂聴は幾多郎を引っ張って出そうとしたが幾多郎は腕を大きく開いて抵抗した
しかたないので幾多郎も一緒に旅に連れて行くことにした
しかし寂聴はなんとも言えずいやな気分だった
948吾輩は名無しである:02/03/05 15:05
旅に行く直前
油断していた幾多郎は寂聴の不意のウンコであっさりと肛門から排出された
しかしそれは屁だった
949キモピ:02/03/05 15:10
また肛門の中へ戻ろうとした幾多郎であったがそうはいかなかった
寂聴は言った そうは問屋がおろさぬぞ わしに同じ手が二度通用するとでも思っていたのか
そこで幾多郎はマンコの中に入ろうとした
しかし寂聴はおしっこをしてそれを防いだ
わしは何処に入ればいいのかといって幾多郎は嘆いた
950吾輩は名無しである:02/03/05 15:17
そう嘆くものではないぞ
と、西方極楽が言った
西方極楽は寂聴の説法を聞きに来ていたのだった
わしの入る穴を見つけたと幾多郎が思った瞬間
西方極楽は自らの手でむんずとみずからの尿道をひろげ言った
ここに入れ
951吾輩は名無しである:02/03/05 15:17
しかし幾多郎は入れといわれて入るのは嫌だった
952吾輩は名無しである:02/03/05 15:20
ぼく入りたくないもんね
と、西田幾多郎は言い放った
953吾輩は名無しである:02/03/05 15:53
幾多郎ははにかみながらわらった。
954吾輩は名無しである:02/03/05 15:59
幾多郎は笑いすぎて屁をしてしまった。
955吾輩は名無しである:02/03/05 16:33
ブープシュプシュシューシュープーウブーブブプルッツプーッブプルップーゥップ〜ピーブー
956吾輩は名無しである:02/03/05 16:34
幾多郎のにぎやかな屁の音につられてアヒルの親子がやってきた
957吾輩は名無しである:02/03/05 16:40
デニス・ホッパーが慌ててアヒルちゃんを追って走る。
958吾輩は名無しである:02/03/05 16:46
あー、頭疲れたー。
959吾輩は名無しである:02/03/05 17:18
と言って、杉浦直樹は例のブラッシングを始めたのであった。
960吾輩は名無しである:02/03/06 08:26
それを見て驚愕する幾多郎であったが、なにしろ
杉浦はウインドミルをしながらブラッシングを始めたからだ。
杉浦は幾多郎にこう言う、君も一緒にウインドミルしながらブラッシングしようよ。
962吾輩は名無しである:02/03/06 15:52
しかし、幾多郎の顔には困惑の表情が浮かんだ。そこでいきなり杉浦の胸ぐらをつかむと思いきり
963吾輩は名無しである:02/03/06 16:17
つかんだ胸ぐらを放し杉浦の胸ぐらをまたつかみつかんだ胸ぐらをまた放した
964吾輩は名無しである:02/03/06 16:19
そして股ぐらをつかんだそして今度は放さなかった
965吾輩は名無しである:02/03/06 16:22
そのままの姿勢で固まってしまった杉浦と幾多郎は互いの目を見つめ合った
966吾輩は名無しである:02/03/06 16:24
杉浦の脳裏にひと目あったその日から恋の花咲くこともあるというフレーズが浮かんだ
967吾輩は名無しである:02/03/06 16:44
草葉の陰からそんな二人を寂聴が蛇の様な目をして凝視していた
968吾輩は名無しである:02/03/06 19:37
見つめているうちに、杉浦は幾多郎の中に自分を発見し、その瞬間全身に嫌悪が走った。
969吾輩は名無しである:02/03/06 20:07
「俺は、俺はこんなんじゃないんだー!」杉浦はそう叫ぶとブラシを取り出し、
970吾輩は名無しである:02/03/06 20:12
ブラッシング続けませんか?と幾多郎が言った
971吾輩は名無しである:02/03/06 20:11
「そういや電気ブランて酒もあったよね」
と静かに呟いた。
972吾輩は名無しである:02/03/06 23:58
そのまま杉浦と幾多郎は徹夜でブラッシングを続けるのであった。
どうやら幾多郎は知らぬ間に寝ていたようだ・・・
ともかく、顔を洗うために洗面所に行くと
幾多郎は恐るべき事に気付いた。
974吾輩は名無しである:02/03/07 16:43
なんと自分の足がカブトムシのような形に形に変形していたのである!
975吾輩は名無しである:02/03/07 18:08
「かぶとむしーは、かねもちだー。かねぐらたーてた、くらたてたー。」
寂聴はそのカブトムシをパンに挟んで食べる事を思いついた。
977吾輩は名無しである:02/03/08 00:21
「んー、これが噂のビートルサンドね!!ウフッ」
978吾輩は名無しである:02/03/08 14:24
寂聴はおもむろに口にサンド入れた。その瞬間、昔食べたマドレーヌのことを思い出した。
マドレーヌ・・・思いふけっていると、何処からとも無く声が聞えた。
私はマドレーヌなどではない、ジャン・ヴァルジャンだ。
寂聴はジャン・ヴァルジャンとの淡い恋を思い出した。
あげ
981弁証法的理性批判放棄 ◆PSGBg7JM :02/03/18 14:26
それは深夜の通販のような恋だった。
982熱液浴夫 ◆XeNzSMRo :02/03/18 15:02
寂聴が思い出に耽っていると、寺の小僧が寂聴のサンドを奪った。そして走り去った。
983吾輩は名無しである:02/03/18 15:09
闇に揺らめく焔。人生を変えた燭台。
984俺は朝晩オナニーしている ◆viF.gUCY :02/03/18 15:16
悲しみの酒。うまい酒。
985吾輩は名無しである:02/03/18 17:40
突然彼女の耳の奥で聞き覚えのある通俗的なCMの1フレーズが囁いた。
   ∧_∧                        ∧_∧
   ( ´∀` )                       ( ´∀` )
  ⊂     ⊃                      ⊂     ⊃
    |⌒I、|                       |  |⌒I
   (_). |   ∧_∧         ∧_∧    | ´(_)
     (_)  ( ´∀` )        ( ´∀` )  (_)
          ⊂     ⊃       ⊂     ⊃
           |⌒I、|        |  |⌒I
          (_). |          | ´(_)
            (_)   ∧_∧__  (_)
                 (∀`   )
                 (     > >
                / /\ \
                (__)  (__)
       Λ_Λ   ♪れっつごー
      ( ´∀`)    うぉんちゅーしーまへー
       ( つΘ∩   あーうぉにのねぇー
       ) )|\ \  そーちゅなごろなしっまいなろうぇ〜
      (__)| (__) わーなわーなちゅーどんちゅ びーちゅ くるー
         ┴     すぃんく なずろぴわぴ がっとぅどぅー
               おーごーた(べりとぅぎゃざとぅ)
               よーちぇいは(ふぉえばみゅじくせー)  たたたん
987吾輩は名無しである:02/03/19 21:47
そして、彼女の後ろに、男が静かに忍び寄った。
988?U¨?ss?a`?a^?μ:02/03/20 00:03
そして、一言。「トウキョウエキハドッチデスカ?」と。
989吾輩は名無しである:02/03/20 00:08
ここですよ、と彼女は男の前でスカートをめくりあげた。
990吾輩は名無しである:02/03/20 00:09
男がスカートの中をのぞきこむとそこには東京駅などではなく、
991吾輩は名無しである:02/03/20 00:13
自分の高校時代のロッカーなのであった。
992筒井かよ!:02/03/20 00:19
錆付いた扉をなんとか開くと、そこには
993吾輩は名無しである:02/03/20 00:21
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おにぎりワッショイがいた。
\__  _________
     |/
     
   /■\ ワショーイ
  ( ´∀`)▲
   /    つ
  (人_つ_つ 目▲
         ┗━━┛
994吾輩は名無しである:02/03/20 00:25
驚いている俺の前でおにぎりワッショイはどんどん増え続け、

   /■\          /■\  
  ( ´∀`)△       (・∀・ )
   /    つ       ⊂  ⊂ ) 
  (人_つ_つ 目△▲  (_(_つ
         ┗━━━┛
995吾輩は名無しである:02/03/20 00:27
ついに祭をはじめたのであった。

     \\  おにぎりワッショイ!! //
 +   + \\ おにぎりワッショイ!!/+
                            +
.   +   /■\  /■\  /■\  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩)( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿(つ  つ ))  +
       ヽ  ( ノ ( ヽノ  ) ) )
       (_)し' し(_) (_)_)
996吾輩は名無しである:02/03/20 00:29
祭はどんどん盛り上がり、

                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 | ♪おにぎりワッショイ!
                  \       
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ♪おにぎりワッショイ!
\__  ______
     ∨               |  ,
                /■\∩⊂⊃
           ⊂´⊃ ( ´D` ) / , .|   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
             | !⌒!!⌒!つ ,-=-   | ♪おにぎりワッショイ!
        〔〕    ||,─、(⌒)─、 | |   \_  ________
   /■\|||o   ( ○ )( ○ )||.|      |/
   ( ´∀`|||   / `ー ´ `ー- /へ
   (  つ/|||ゝ               ∩/■\
    > / へ゜>       ._    .    (´∀` )
    し´し´         非      ┌┴--っ )
         /■\   .//       | [|≡(===◇
        ( ´∀`)ハ_/Cハ /■\ `(_)~丿
        ⊂    .) 呂~/ .(´∀` )    ∪
          .)  .(__.)  θ、⊂ )   _/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         (_/\_.)   ⊂二(\/    \ ♪おにぎりワッショイ!
     .                し \|/   \__________
                      ./|
            ∧
       / ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | ♪おにぎりワッショイ!
       \___________
997吾輩は名無しである:02/03/20 00:32
ロッカーの外へと飛び出したおにぎりワッショイたちは、

       お     に     ぎ     り     ワ     ッ     シ     ョ     イ

     /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\
     (´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)
     (つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿
     ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ
     し(_)   し(_)  し(_)  し(_)  し(_)  し(_)  し(_)   し(_) し(_)
998吾輩は名無しである:02/03/20 00:33
なつかし〜〜〜、このスレまだ生きてたか??
999吾輩は名無しである:02/03/20 00:33
get
1000吾輩は名無しである:02/03/20 00:33
世界を埋め尽くしたのであった。
       ワ     ワ     ワ     ワ     ッ     シ     ョ     ー     イ     ヤホーイ    ピョーン
                                                           /■\   /■\
     /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\  /■\   ( ´∀`∩ ∩´∀` )
     (´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)(´∀`∩)  (つ   丿  ヽ ⊂丿
     (つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿 (つ  丿(つ  丿   ( ( ノ   ( ( ノ ))
     ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ  ( ヽノ     し'し'     し'し'
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