アラン・ロブ=グリエ

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1吾輩は名無しである
アラン・ロブ=グリエを語りましょう。
2吾輩は名無しである:01/10/30 16:17
いやです
3吾輩は名無しである:01/10/30 16:27
ロブ=グリエ原作、 アラン・レネ監督の映画『去年マリエンバートで』は観た。
誰の記憶かも判然としない映像とナレーションの応酬にただ呆然としたっす。
4:01/10/30 16:39
英語で発音するとき
コルタサル→コルタツァー
マルケス→マウケッツ
ロブ・グリエ→ロブ・グリエ? グリィエ、グリィア、グウリェ?

こないだ作家志望のアメリカ人と喫茶店入ったらカフカの解釈に
ついて話し始めたから、「肩の力抜いて寓話的に読めばええやん」
というロブ グリエ流解釈を説明しようとしたんですが、どう発音
しても誰だか分かってくれませんでした。表記も分からず、
「結局そういう作家がいるんだね。」ということでしぶしぶ話は
落ちついたんすけどね。
5吾輩は名無しである:01/10/30 17:12
「覗く人」はたいへんおもしろい。
「迷路の中で」もよい。
6かをる@半可通:01/10/30 17:15
『消しゴム』って文庫になりませんかねぇ・・・。
圖書館で借りても読みきれないうちに期限が来てしまう。
7吾輩は名無しである:01/10/30 17:18
>6
あるだけよい。
期限など無視すればよい。
8かをる@半可通:01/10/30 17:29
>>7
いやいや、相互貸借で遠くの圖書館から来る本なんで、期限無視はまずいんです。(笑)
ヌーヴォー・ロマンは何回も読まなきゃならないので、ぜひとも手元に置きたいです。

たしかに近所の圖書館じゃ、見かけないですよね。
9吾輩は名無しである:01/10/30 18:57
旧かなうざい
10吾輩は名無しである:01/10/30 22:06
コピーとる。めんどくせーけど。
11吾輩は名無しである:01/10/30 22:28
>4
Rob-Grillet

学校の英語の授業で、jalousieという短編の英語訳を味わうという
のをやりました。なかなかおもしろかったです。昔の話。
12吾輩は名無しである:01/10/31 00:11
嫉妬。バナナ園であたまぐるぐる。
13吾輩は名無しである:01/10/31 07:29
読みづれぇ〜
14吾輩は名無しである:01/10/31 10:08
まあな。でもがまんしろ。あとで、ちょっと快感がくる。
15吾輩は名無しである:01/11/05 02:29
むしろ今こそ読み時なのでは?
16吾輩は名無しである:01/11/05 02:32
むしろ、とは?
17吾輩は名無しである:01/11/05 02:41
フランス語で読むと日本語よりは理解できるような気がします。
18吾輩は名無しである:01/11/05 02:43
旧来の物語を実感できる若い人って、確実に減ってませんか。
眠いので飛躍しますが、「むしろ」そんな今こそ、
たとえば『試逆者』なんかを書店で普通に平積みにしておけば、
それなりに食いつく人はいると思うんですよね。
映画だってときならぬ清順ブームだし。
広告も含めて、売り方だとも思うんですよ。
だって面白いじゃないですか。
19吾輩は名無しである:01/11/05 04:18
いやぁ、でも「旧来の物語を実感できる」人じゃないと、
ああいうのは面白がれないとおもうんですが。
清順ブームなんですか? まあどーでもいいおっさんですが。
20吾輩は名無しである:01/11/05 18:30
講談社文芸文庫の『迷路のなかで』と『覗く人』って、
どれくらい売れてるんだろう。
21吾輩は名無しである:01/11/05 22:04
少なくとも2冊は売れてる。
22ixion:01/11/05 23:38
大丈夫だ、4冊は売れてる(笑)
誰か『弑逆者』読んだ人います?
23吾輩は名無しである:01/11/05 23:47
>22
読んでません。どこからでてます? 買えます?
24吾輩は名無しである:01/11/05 23:53
『消しゴム』は文庫化されてないよね?
代表作なのに・・
25ixion:01/11/05 23:56
白水社から出てます。『消しゴム』以前のロブ=グリエの本当の意味での
処女作>23さん

『消しゴム』最初に読んだ時はまどろっこしくて切れそうになったが、
いろいろ読んでいくとあれは読みやすいのだと分かったものだなまだ青い頃。
2623:01/11/05 23:58
>25
どうも。
27吾輩は名無しである:01/11/06 02:07
>>1
あー、なんでいま、ロブ=グリエなんすか?
>>3
えー、なんでいま、「マリエンバート」なんすか?  
28吾輩は名無しである:01/11/06 02:40
バナナがたべたかったからです。
29吾輩は名無しである:01/11/09 00:21
>>27 文学板で恥をさらしたいからです。
30吾輩は名無しである:01/11/09 01:17
新刊を買うお金がないからです。
31吾輩は名無しである:01/11/09 04:31
>29>30
おっしゃる意味がわかりません
32吾輩は名無しである:01/11/09 14:58
読みました。何が行われているのかちっともわかりません。
どこがどう面白いのか、おしえてください。
33吾輩は名無しである:01/11/09 18:40
>>32 それは無理でしょう。>31のように理解力のないやつが読んでいるんだから。
相手に面白さを伝えることは無理だよ。

そもそもヌーヴォー・ロマンを現代にカキコしあう意義ってなんだ? 「マリエンバート」
を今ごろうんとかかんとかなんて、なんか言えることあんのか? そこを問いたい。
「そういうの、あったねえ」っていう懐かしネタのスレだったら、選ぶものを間違えてるよ。
わかるかな?
3432:01/11/09 22:04
>33
あ、あなたはいいです。
他の方、おねがいします。
35吾輩は名無しである:01/11/09 22:16
プ!
36吾輩は名無しである:01/11/09 22:41
他の方、いないようです。
37吾輩は名無しである:01/11/10 02:59
本当に、いないようです。
38吾輩は名無しである:01/11/10 03:18
>>34 誰かはやく教えてやれよ!! くすくす。
39吾輩は名無しである:01/11/10 23:58
>>33
君が一番理解していない。
というか寂しい自作自演。
君は何を選ぶの?
4033:01/11/11 01:03
>39
黒豹全集
41吾輩は名無しである:01/11/11 01:10
なにそれ?
42吾輩は名無しである:01/11/11 01:42
黒豹全集 も知らないとは…ゲラ
4333:01/11/11 01:43
俺は知らんよ、そんなもの。
44吾輩は名無しである:01/11/11 02:12
だったら何を選ぶの?
45吾輩は名無しである:01/11/11 03:53
何だこのスレは!
俺はヌーヴォーロマンてちょこっとしか読んだこと無いので
誰か凡庸でよいので普通に語っておくれ
46吾輩は名無しである:01/11/11 04:16
ちょこっとって?
4733:01/11/11 08:25
>43
おい偽者。お前の無知をひとにおしつけんなよ
4833:01/11/11 22:20
>>47 はいはい、好きにやってください。このスレ退屈。じゃね。
4933:01/11/11 22:44
>48
はいはい、じゃね。
50吾輩は名無しである:01/11/12 00:27
よって、終了
51吾輩は名無しである:01/11/12 00:31
直情的に終わらせたがる奴がいるというなら、
まだロブ=グリエにも価値があるということかな。
52吾輩は名無しである:01/11/12 00:33
いや。
初耳な作家。
53吾輩は名無しである:01/11/12 00:42
ロブ=グリエと聞くといつも何故か古井由吉を思い出す
何となくだけど
54吾輩は名無しである:01/11/12 00:51
あー、それは古井に失礼だと思うよ。ま、いいか。くすくす。
55吾輩は名無しである:01/11/12 02:09
どちらも貴重な作家ですが、かなり異質だと思う。
あるいは、古井的削ぎ落としの果てに、ヌーボー・ロマンが突如顕われるか?
56吾輩は名無しである:01/11/12 07:43
くすくす、だって。
5733=54:01/11/12 10:25
>>55 古井はどちらかというと、削ぎ落としってよりも、「過剰」じゃないかな。
そういう意味では、ヌーボーくんと共通つうか、同じ切り口考えられるかも、という
気がしないでもない。視線の過剰とか、ね。うーん、マジレス書いてしまった。
でもこうゆう話だと面白いな。ヌーボーのフレーム内側だけで語るのはあんまり
意義がないような気がするけどさ。いかが?
58吾輩は名無しである:01/11/12 11:29
マジレスありがとう。でも今度はみんなの知らないような
ことを書いてね。
59吾輩は名無しである:01/11/12 12:26
>>58 まあまあ。そんで実際のところ、どうなの? 55のレスは。
なんか展開させてよ。
60吾輩は名無しである:01/11/13 10:23
なんか、やっぱりだめみたいね。蜘蛛の子を散らすように消えてしまったなあ(嘆息)。

誰か「現代日本においてヌーボーロマンをあえて語る意義」みたいなのカキコしてくれない?
いやみじゃないよ。それを無理やりにでも捏造できるなら面白いかもなあって思うけどね。

がんばれ、>>1!! もう終わりか?
61吾輩は名無しである:01/11/13 10:42
「弑逆者」は処女作だよね。訳は平岡篤頼ね。「消えた煙突」なんかで芥川賞候補だったか。
62吾輩は名無しである:01/11/13 11:54
>60
あえて?
63吾輩は名無しである:01/11/13 12:23
アラン・ロブ‐グリエ
Alain Robbe-Grillet
■弑逆者
アラン・ロブ‐グリエ『弑逆者』
★★★★☆ GIF= URL= MSG=アラン・ロブ‐グリエ『弑逆者』
平岡篤頼訳、白水社これは彼の最初の小説なのだが、あっちこっち
でボツになってしまった。そこで彼は『消しゴム』を書き、デビュー
したとのこと。『弑逆者』が出たのは30年近くたってからであった。
なんでえ? こっちのほうがぜんぜんおもしろいじゃん。たぶん
『ニューヨーク革命計画』『ジン』と並ぶ三大傑作ではないか。
この本はロブ‐グリエにしては珍しくフランスで文庫になっていて、
それで留学中に読んだのだけど、あまりにおもしろかったので、
帰国して日本語訳でまた読み返しちゃったもんね。話はふたつの世界
を行き来する。1. 一人称のパート。どこか北方的なくらい海岸に住ん
でいる「わたし」。「わたし」に謎めいた教え?を垂れる隠者。さびれ
はてた、どこか中世的でどこか人類滅亡後のような荒涼たる世界。2.
三人称のパート。主人公ボリスはとある王国の労働者。王を暗殺しよ
うとたくらみ、やがて実行に移すが…カッコイイのは、王を暗殺しよ
うと建物のなかの暗闇に潜むボリスの足もとに、「わたし」の世界の冷
たい海水がそっと打ち寄せるところ。素朴に読めば「わたし」はボリス
の内側にいるのだろうが、そう決めて読むのはまずいと思う。それより
も両立しにくいふたつの物語の相互干渉をこそ愉しむべきだ。それに
しても、この幻の第一作からロブ‐グリエは、犯罪物・スパイ物の鋳
型で勝負しようとしていたのだな。『世界の終りとハードボイルド・ワ
ンダーランド』のファン向け。
http://ore.to/~box/html/r/obbe.htm
64吾輩は名無しである:01/11/13 13:43
>『世界の終りとハードボイルド・ワ ンダーランド』のファン向け。
つーか、パクリました?
あれはジッドだっけ?
65吾輩は名無しである:01/11/14 17:02
>蜘蛛の子を散らすように
くすくすが覚えたてのことばを使ってみました
66吾輩は名無しである:01/11/16 03:02
くすくす
67吾輩は名無しである:01/11/16 04:14
ヌーボーロマンより、よっちゃんイカだべ。
あーイカ臭せえぇぇっっっ。
68吾輩は名無しである:01/11/18 02:55
最初の場面はきわめて迅速に展開される。それはすでに何度も繰り返されたものであることが感じられる。誰もが自分の役割をそらんじているからである。
言葉や動作がいまではしなやかに、連続的に継起し、油の十分利いた機械仕掛けの必要不可欠な部品みたいに、なんのひっかかりもなく相互に連繋する。
69吾輩は名無しである:01/11/19 00:43
『弑逆者』は国王暗殺の件のところから結構面白く読めました。
70倉庫に落ちました:01/11/20 00:08
71吾輩は名無しである:01/11/20 00:10
復習してきます。
72吾輩は名無しである:01/11/20 01:28
ゴンクルー賞がダメだったのは、なぜ?
73吾輩は名無しである:01/11/20 01:32
×ゴンクルー賞
○ゴンクール賞

ゴンクール賞じゃなくてメディシス賞系だからじゃないの?
74吾輩は名無しである:01/11/20 01:34
ごめん意味がわからない。
噛み砕いて説明してほしいな。
7573:01/11/20 01:50
んとね、
単に「その年に発表された最も良い新人の作品に与えられる」ゴンクール賞と違って、
メディシス賞は「手法なり文体なりが文学的に際立って革新的な作品」に与えられる。
で、この二つの賞は昔の芥川賞と三島賞の関係みたいに、
どっちかを獲ったらどっちかの選考から外れる場合が多い(ような気がする)
ちなみにメディシス賞の受賞者で日本語に訳されている作家には
クロード・シモン、クロード・モーリヤック、フィリップ・ソレルス、トニー・デュヴェールなどがいる。
この面々を見ればロブグリエがメディシス賞系ってこと、わかるんじゃないかな。

でもゴンクール賞って、芥川賞が島田や春樹や松浦理英子を逃したように、
肝心の作家に与えられていないような気がする。
ル・クレジオもなんだかんだ言ってもらってないし、
デュラスだって30代で候補になりながら、
「愛人」でようやく受賞できたのは(原則として新人の作家に与えられる賞であるはずにもかかわらず)彼女が70歳のときだったしね。
7674:01/11/20 01:57
>>75
ありがとうございます。よくわかりました。
ここ数年はどんな人がとっているんですか?
ギョタなんかもとったんですかね。
7773:01/11/20 02:09
>>76
えーと、「エデン・エデン・エデン」のピエール・ギュヨタのこと?
(読んでないけど)ギュヨタが獲ったって話は聞かないなあ。
最近のメディシス賞は・・・誰がいたっけ(^^;
イヴ・シモンの「感情漂流」が10年くらい前に受賞してたけど、
それ以外は・・・無知でスマソ(汗
78吾輩は名無しである:01/11/20 02:11
とんでもない。こちらはもっと無知ですから。ギョタだもん<藁
でも興味あるなあ。
7973:01/11/20 02:26
>>78
ゴンクール賞とかメディシス賞とか、
世界中の文学賞の受賞者一覧を載せたHPどっかで見たんだよなー・・・
と思いつつ「メディシス賞」で検索してみたら簡単に見つかった(ワラ
ttp://homepage1.nifty.com/awards/menubar.html
にメディシス賞受賞者一覧も載ってるから興味あるなら見てみそ。
ミラン・クンデラもメディシス賞の外国語部門を受賞してるみたいだね。
80吾輩は名無しである:01/11/20 02:34
リンクが切れててみれないよオ
81吾輩は名無しである:01/11/20 02:48
え?切れてないよ
82吾輩は名無しである:01/11/20 02:53
ごめんなさい。見ました。
でも傾向はよくわかりませんね。
83吾輩は名無しである:01/11/21 00:41
「h」が足りない。
84吾輩は名無しである:01/11/21 00:51
>>83
初心者?
85吾輩は名無しである:01/11/21 00:53
無知だなあ
86吾輩は名無しである:01/11/21 00:54
>>85 まあまあ、いぢめないの! 
87吾輩は名無しである:01/11/21 01:08
ヌーヴォーロマン全集みたいなのを
文庫で出してくんないかなあ・・・・・・

あとついでにクロソウスキーとかベケットとかも
文庫で出してくれないかなあ・・・・・・

文庫だったら結構売れると思うんだけどなあ・・・・・
88吾輩は名無しである:01/11/21 01:11
禿同!
89吾輩は名無しである:01/11/21 02:18
>文庫で出してくれないかなあ
禿同!
>文庫だったら結構売れると思うんだけどなあ
そいつは疑問
90吾輩は名無しである:01/11/21 04:30
映画版『囚われの美女』はいかが?
91吾輩は名無しである:01/11/24 04:59
『快楽の斬新的横滑り』はすごく良かった。エロ過ぎる。
92吾輩は名無しである:01/11/26 21:52
こうなってます。
93吾輩は名無しである:01/11/27 15:50
http://www.lemonde.fr/article/0,5987,3260-3075-92913,00.html
L'origine de quelques prix litteraires
LEMONDE.FR | 20.10.99 | 14h44
94吾輩は名無しである:01/12/02 03:45
生きるな、死ね、蘇れ!
95吾輩は名無しである:01/12/02 03:47
>>94
それはカネフスキーやがな!
96吾輩は名無しである:01/12/04 01:58
映画では『嘘をつく男』も面白かったが、
『エデンその後』が一番凄いと思った。
映画作家としての評価はどうなんだろ?
知ってる方いないの。
97吾輩は名無しである:01/12/09 03:02
『嘘をつく男』も面白かった。
98吾輩は名無しである:01/12/09 17:08
『去年マリエンバートで』で
監督のアラン・レネが勝手な心理主義的解釈を持ち込んだことが我慢ならず,
自らメガホンを取るようになったとか。
あの映画自体は映画史に残る迷?作だけどね。
99吾輩は名無しである:01/12/09 17:16
もう20年ぐらい前になるけど,
映画作品の連続上映会がアテネ・フランセで催されたとき,
ロブ=グリエ自身も顔を見せ,質疑応答に答えていた。
『快楽の漸進的横滑り』の陰毛修正のことをネタに
笑いを取っていたような記憶が...
100吾輩は名無しである:01/12/09 17:20
今だ!100ゲットオォォォォ!!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                ズザーーーーッ
               ∩)  (´´ (´⌒(´
            ∧∧ノ  つ ズザーーーーーッ(´⌒(´
         ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡
              ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡
        ∩) ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒∧∧≡≡)(´⌒;;;≡≡
     ∧∧ノ  つ ズザーーーーッ∧∧(´⌒(´ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´´ (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーッ(´⌒;;;≡≡
       ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ∧∧≡(´⌒;;;≡≡≡
    ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡(´⌒;;;≡≡≡
          ̄(´⌒(⌒;;∩)  (´´ ∧∧(´⌒)ズザーーーーッ
            ∧∧ノ  つ ⊂(゚Д゚⊂⌒`つズザーーーーーッ(´⌒(´
         ⊂(゚Д゚⊂ ノ ∧∧≡≡)ズザーーッ(´⌒;;;≡≡
              ∧∧(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
           ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
                 ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
                ズザーーーーッ
101吾輩は名無しである:01/12/13 01:35
101
102てぃむぽ:01/12/22 19:26
>>3
通常、邦題は「去年マリエンバー”ド”で」と、濁音になりますが、
何故、「去年マリエンバー”ト”で」と、表記されてるんすか?
103吾輩は名無しである:01/12/22 22:11
>>102
僕が持ってるビデオには「去年マリエンバー”ト”で」とありますけど??
104てぃむぽ:01/12/22 22:25
>>103
なんか、両方の表記があるようですね。
105吾輩は名無しである:01/12/23 00:05
>弑逆者
これなんて読むの?
106てぃむぽ:01/12/23 00:09
シギャク(シイギャク)シャって読むドピュ。
親や主君を殺める人のことドピュ。
107吾輩は名無しである:01/12/23 13:23
ん? 「しいぎゃく」と延音するんじゃなかったっけ?
詩歌(しいか)みたいに。
108107:01/12/23 13:25
つまり、「シギャク」はないってこと。
言葉足らずスマソ。
109吾輩は名無しである:01/12/23 15:18
通常は『マリエンバート』だと思うけど。
思い違いじゃない。「キンダーガーデン」みたいな。文字の塊への先入観。
110吾輩は名無しである:01/12/25 23:50
昔、大学の本屋でアルバイトしたんだ。
一緒に働き始めた女の子がいてね。僕よりも3つ歳上だったんだけど、
とっても美人でね。それで、都会育ちながら、不器用だと自分で思い
込んでいる泥臭さを持ち合わせた、上品なイメージが漂う四谷駅の側の
私立大学を卒業された人だったんだ。

稚気のある人でね。ガキっぽい僕は、そんな彼女に惹かれたものだ。

僕は大学の頃小説が好きだった。それで文学部出身のその女の子に、
何について卒論を書いたのかと尋ねたのだった。するとロブグリエに
ついて書いた。フランス文学専攻の人で世紀末文学をやる人は多いが
自分は、ヌーボーロマンと言われる、脱物語の、文学に興味をもった。
専門としてやっていたから興味をもったが、そうでなければ、快楽の
地滑り的横滑り、鍵穴などという小説があるが読んで楽しいという本では
ない。

文学部の老教授に限って、愛をテーマに退屈な講義をしたりする人が
多いがけしからんものだ。文学部は文学の手法を勉強するところなのだ。
愛などという精神主義で押し切るなんてつまらない授業はするべきでは
ない。

わたしは文学の手法を勉強したかった。構造主義やポスト構造主義、
サルトル、ボーボワールの実存主義、そんな流れの中にある、
ロブグリエを選考したのは、そんな理由からだ。

そんな風に15年くらい前にいったことを未だに覚えている。
そして、ぼくには、サガンの優しい関係という小説がおもしろいからと
すすめてくれた。

僕はそれを読んだが、あまりおもしろいとは感じなかった。なぜだか
ホモのfeableな青年が出てくる。フィアンセが運転する車がその青年
と接触したことから、青年に惹かれて、フィアンセを捨てて、青年と
セックスするというような粗筋だった。トーマスマンの魔の山や
ドストエフスキーの小説が好きだった僕が、そんななよなよした
繊細すぎる感性を理解しようなどとしても、無駄に終わるものだ。
小説の感想はそんなものだった。僕は、感想を尋ねる彼女に、
いちおうおもしろかったと言った。彼女は、どんなところが面白かったか
と追い打ちを掛けて尋ねたので、ぼくはう〜んとうなって、適当なことを
答えたとおもう。

そんなことや、仕事がうまくできなかったことで、僕は彼女と深く知り合う
ことはなかった。本屋主催のクリスマスパーティで知り合った管理職の
店員さんと彼女はつきあうことになったのだった。

にがにがしい青春の思い出も、今ではとてもなつかしい。あの頃に戻れ
たらといつもいつも僕はもどかしくおもうのだ
111吾輩は名無しである:01/12/26 00:32
↑えー、これって、コピペ? ですよね・・・
112吾輩は名無しである:01/12/26 00:34
晒しage!  ネタか? 不気味だ>110
113吾輩は名無しである:01/12/26 00:38
人称はころころ変わるし、句読点の打ち方もめちゃくちゃだし。
昔、大学の頃って、今ではけっこうな年なのか? 中学生の修学旅行の
感想文みたいな文章だな。ほほえましいといえば、おえ、だが。

「管理職の店員さん」・・・プッ なんで「さん」をつけるんだろう。
114吾輩は名無しである:01/12/26 00:54
だからヌーボーでしょ、なんとなく
115吾輩は名無しである:01/12/26 00:57
>>111
コピペじゃないよ。ちゃんと書きました。

>>113
句読点の打ち方がおかしいのならその箇所を細かく指摘してください。
考えてみます。中学生の修学旅行感想文だって?
きちんとした文章のように自分ではおもっているんですがね。どういう
ところが中学生なのか、ちゃんとわかるように説明したまえ
116吾輩は名無しである:01/12/26 01:07
考えて書いたわけではないのですが、
文章構造は、

個人的な経験が
8Lの「〜尋ねたのだった」まで続き、これがロブグリエの
話題に続く序文となっていて

9Lから一口で言ったときのロブグリエの小説の特徴
ヌーボーロマンとか脱物語とかいうことが紹介されていて、

14Lから方法論を入れた小説であることが敷衍されて、
23Lから再び個人的経験になり、過去を懐かしむ言葉で
この文章は締めくくられる。

まとまりがかなりいい文章だとおもうのですがね
117113:01/12/26 01:39
君、マジだったんだね・・・「なんとなくヌーボーでしょ」っていうのが
よくわからないけど、とりあえず読みやすいようにざっと添削してみました。
なるべく君の文体つうか、文章の雰囲気を壊さないように努めたつもり。
なんかつっこまれそうだなー、ま、煽った責任上、とりあえずつうことで、
恥を晒します。

 昔、大学の本屋でアルバイトをはじめたときのことだ。
 一緒に働き女の子がいた。彼女は僕よりも3つ年上で、とても美しかった。
彼女は上品なイメージの漂う、四谷駅のそばの私立大学の卒業生だった。
いわゆる都会育ちだったが、自分を不器用だと思いこんでいる泥臭さを持
ち合わせていた。それでいて彼女には稚気があった。ガキっぽい僕は、
彼女のそんなところにひかれたのだ。
 当時は小説を読むのが好きだった僕は、文学部出身の彼女に、卒論は
何について書いたのかと尋ねた。ロブ・グリエについて書いたの、と彼
女は答えた。フランス文学を専攻する学生で、世紀末文学をとりあげる
人は多いけれども、私はヌーボーロマンと呼ばれている、脱物語の文学
に興味を持ったと。
 もちろん、専門として選んだから興味も深まったわけで、「快楽の地滑り
的横滑り」、「鍵穴」なんていう小説なんて、読んで楽しいという本では
ないわ、と彼女は言った。
 文学部の老教授なんかに限って、愛をテーマに退屈な講義をしたりする
人が多い。文学部は文学の手法を勉強するところであり、愛などという精
神主義で押し切るなんてつまらない授業があっていいはずがない、と彼女
は続けた。
「私は文学の手法を勉強したかったの」と彼女は言った。「構造主義やポ
スト構造主義、サルトル、ボーボワールの実存主義なんかね。ロブグリエ
もそんな流れの中でとらえてみようと思ったの」
 今から十五年くらい前に聞いた言葉だが、いまでもはっきりと覚えている。
 彼女は僕に、サガンの「優しい関係」という小説をすすめてくれた。
 読んだはみたが、あまりおもしろいとは感じなかった。なぜだかわか
らないがホモのfeableな青年が出てくる。フィアンセが運転する車がその
青年と接触したことから、主人公は青年に惹かれてしまい、あげくのは
てにフィアンセを捨てて、青年とセックスしてしまうというような粗筋
だった。
 トーマスマンの魔の山やドストエフスキーの小説が好きだった僕が、
そんななよなよした繊細すぎる感性を理解しようと努力したところで、
無駄なのだ。
 小説の感想はそんなものだった。僕は感想を尋ねる彼女に、「いちお
う、おもしろかったよ」と答えた。「どんなところが面白かったか」と
彼女が追い打ちを掛けてきたので、僕はう〜んとうなって、適当にはぐ
らかした。
 文学をめぐるそんな行き違いや、アルバイトがうまくできなかったり
して、僕は彼女とそれ以上深く知り合うことはなかった。
 結局のところ彼女は、本屋が主催するクリスマスパーティで知り合った、
管理職の店員とつきあうことになったのだった。
 にがにがしい青春の思い出も、今ではとてもなつかしい。
 あの頃に戻れたらと、僕はいつもいつももどかしく思うのだ。
118113:01/12/26 02:05
添削
「無駄なのだ」→「無理なのだ」


暇だな、わても・・・
119吾輩は名無しである:01/12/26 06:52
>>117
なんとヌーボーでしょという書き込みは僕の書き込みじゃないです。

添削ありがとうございました。もし、117さんなら、どんなふうに
書きますか?僕の文体はすっかり無視してしまって構わないとすれば
それだけの題材+α(何を入れても可)でどんな風に文章を書きますか?
見せてもらえませんか?
120吾輩は名無しである:01/12/26 11:40
やなこった。何のスレだとおもっとる!
121吾輩は名無しである:01/12/26 12:30
ロブ=グリエを卒論に選ぶ女性がサガンをすすめるって、
なんか変な気がするんですが。
122吾輩は名無しである:01/12/26 12:41
だから、コケにされたんでしょ?
123吾輩は名無しである:01/12/26 13:00
>>113
悪いことは言わない。自分の文章のまずさが分からないならもう何もいわない方がいい。
君の文章だが、誰が何を言ったかが全然分からず、語順がおかしいところが頻出する。
とても読めたものではない。

>まとまりがかなりいい文章だとおもうのですがね

この文章自体もおかしいし。
124吾輩は名無しである:01/12/26 13:22
>>123
イタイなあ。何様のつもり?
自分は文章がうまいと思い込んでるの?
煽りたいなら、煽ればいいが、添削はやりすぎ。
感じ悪いよ。
125吾輩は名無しである:01/12/26 14:12
>123
>この文章自体もおかしいし。
どこが? べつにおかしかないよ
126119:01/12/28 02:08
>>118さん
添削してくれてありがとう。(再度)

さて、煽り等は無しにして、まったりと議論していきましょう。
>>121さん
どこがへんな気がしますか?優しい関係はアマゾンで検索すると
取り扱いしていないになっていました。文庫ではもうなくなったんでしょうね

マリエンバードの映画は見ました。藪の中みたいな映画じゃなかった
でしょうか?あまり関心を持てなかったのですが、2度目に見たときに
アラン・ロブグリエ原作?(監督?)と書いていたので、どうりで、と
意味もなくなっとくしたことがありました。それではさようなら
127吾輩は名無しである:01/12/28 03:09
>117より、>>110のほうがずっといい文章だと思う。

なにより、>110の「読者に語りかける」という要素を落としたのが痛い。
それによって、言い換えた言葉が全部死んでる。
あと「店員さん」もいいと思う。バイトが社員に対して「社員さん」とか言うのと同じで、口語としてはあり。

でも、>110が非難される理由としては、

>それで、都会育ちながら、不器用だと自分で思い
>込んでいる泥臭さを持ち合わせた、上品なイメージが漂う四谷駅の側の
>私立大学を卒業された人だったんだ。

ここで、「泥臭さ」ときてすぐに「上品なイメージ」を持ってきたりすると、読者としては戸惑うと思う。
「上品なイメージ」が「私立大学」にかかることは、読めばわかることだけれど。

あと彼女の話がはいってくるタイミングもよく読まないとわからないから何とかしたほうがいい。
128吾輩は名無しである:01/12/28 04:15
その話はもういいってば
129吾輩は名無しである:01/12/30 09:53
>>127
なるほど。ありがとう。おっしゃるとおり。
読者に語りかけるという要素は大切ですね。
最近読んだ、『悪意』というサスペンス(NHKでドラマもあった。
とってもおもしろいのでお奨めします)の中につぎの話が書かれて
いました。

流行作家と、中学校教師になった男が登場人物として出てきます。
流行作家は幼なじみの中学校教師の便宜を図って、小説家志望の
中学教師が書いた小説「丸い花火」を、知り合いの編集者にわたし、
雑誌に載せられないか検討してもらいました。

ところで出版社に2人で出かけ、編集者からもらった返事は

たしかにうまく書けているが、作者の自己満足のために書いている
にすぎない。そんな本をお金を払って人様が買ってくれると思いますか?

というものでした。読者に語りかける文体をどの小説家も工夫している、
あなたにはその姿勢がないという厳しいものでした。
130吾輩は名無しである:01/12/30 11:38
>129
あんたなんにもわかってないようだ。
131吾輩は名無しである:01/12/30 11:44
>130
同意。「作者が自己満足のために書いている小説はいかん」、てのと、
「読者に語りかける文体」の話は別です。語りかける文体によって
自己満足のために書かれた小説ってのは十分にありえます。語りかけている
文体を使っているからといって、必ずしもその作品が開かれているとは
言えないのです。
132吾輩は名無しである:01/12/30 11:58
そんなことより、ロブグリエのはなしを
133吾輩は名無しである:01/12/30 22:25
>>130
>>131

いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。
小説家になるためには地道な努力が要求されるものなのだろうなあと
みなさまのコメントを読ませていただいて、漠然と思います。

猫でも杓子でも資本が無くてもなれると誤解されがちな小説家と
いう職業ですが、文章を書くための修行は、会計士や公務員になるため
に専門学校に通ったりするのとたいして違いはないのかもしれないと
勝手に想像したりします。

特別な才能は必要なくて、努力して、時間を掛けさえすればよいもの
が書けるというものではないでしょうか。そう考えると、小説家になる
ということもそんなにリスキーなものではないと思えます。

果たして僕の勝手な妄想でしょうか?

さてロブグリエのスレッドで、雑談を書いてしまいました。
みなさん、ロブグリエの話題にもどっていただければと存じます
134アラン:02/01/12 10:39
2chにロブ=グリエのスレッドがあるなんて、びっくりしたね!
もう30年も前の話だけれど、かぶれたねえヌーボーロマンには、小説自体はあまり面白いとは思わなかったけれど、
ロブ=グリエのメッセージに惚れたというか、作法に共鳴してたような…。小説批評小説って意味でね。
『快楽の館』は、引き込まれて一晩で読みきった記憶があるよ。
当時周りの連中に、ようヌーボーなんてからかわれ、ムッとしたり、教授にヌーボーロマンどう思われます? なんて
青臭い質問をして、あーそういうのもあるねえ、と軽く一蹴されてへこんだり、青かったねえあのころは。
15年くらい前の国際ペンクラブ東京大会の時、ロブ=グリエがゲストで来日したんで、会いに行って、ロブ=グリエ
を前に質問したのが、ジャンド・ベルグって知ってます? で、慌てたロブちゃんがカミさんを呼びに行って、この兄
ちゃんがお前の『イマージュ』の事聞いてるぞってうれしがってた。
ま、思わぬところでロブ=グリエの名前を発見したんで、ちょっとカキコしてみました。
また覗きに来ます。
ところで1さんて、あの時ロブ=グリエにサインもらってた人だったりして。(^O^)
あ、それから文庫版にしてもロブ=グリエは売れません。キッパリ!
135にゃろぢい:02/01/12 12:24
面白すぎる!!わたしも文学板のうえのほうに、ロブ・グリエがあったんで
へーとかおもっておもわず開いちゃったんだが、なんかもうみなさんヌーボーな
青春むかし話(たいていヌーボーやってて痛かった思い出)とかロブちゃんのこと
なんかすっかりわすれてなんか変な作文を添削しちゃったりなんかしちゃったり
なんかしてまーロブグリエに反応するひとたちはこんなかたがただったのねと
まーびっくり。ロブちゃんも草葉のかげから、葉脈を尖筆で描写しながら、
さぞ笑い転げているでしょう。
わたしはロブちゃんのよい読者ではありませんが、
かなりまえに東大のもと学長がやっていた雑誌にロブ・インタビウがのっていて
とっても面白かった、まるでゴダールさんのおしゃべりのように楽しめました
(さーみなさん、ここはつっこむところよ!)
ところで、わたしは、ベケットの伴侶やシモンのほうがずっと好きですが、
「農耕詩」ははたして日本語でよめるのでしょうか?
ところで、ロブ公さまが2作立て続けに文庫になったとき、ほんとにつぎは
「さー来い、マロウン、さー来い、歴史!」と熱く熱く思ひましたが
(萌えましたが)ほんとーに荒れなかったんだなー、講談社文芸文庫。。。
がんばってくれよんしんちゃん!!
136アラン:02/01/15 09:26
草葉の陰って? おいおいロブちゃんは、まだ生きてるだろ。
サミュエルとかクロードとかいたな。達磨になっちまうモロイや現在・過去・未来(^^♪って、つい歌いたくなる
フランドルは、面白かったような…。
でも、何で今更ロブ=グリエなん? 講談社が頑張っちゃって文庫出したから?
30年以上も前の話でも、まだヌーボーなんだ。命名はテリー伊藤とかぶってるサルトル!
137吾輩は名無しである:02/01/17 10:05
昔はアンチって呼んでなかった?
いつごろからヌーボーになったんだろ。
138吾輩は名無しである
そうそうアンチロマンって言ってた。
ヌーボーってのも最近は、ボージョレーヌーボーの方だもんね。
近所にヌーボーっていう喫茶店があるけど、中身はおばちゃん!