わーい♪ フォークナースレだー♪ [Em]いえーい♪
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>>115ixion様
きゃああお久しぶりですぅ。あたしのこと覚えてます?
しかし『死の床に横たわりて』(講談社文芸文庫)いつの間に出てたんですね。
おめでてーな。
きっと高いんだろうなあ。でも読みたいなあ。
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>>148様
でもそんなことより聞いて下さいよ。こないだ『枯木灘』読んだんですよ『枯
木灘』。中上健次の。五回目くらいなんですけどね。
そしたらなんか文章が翻訳したもののように感じられてしょうがなかったんで
す。
要するに、ああいった近代日本的ではない多様な状況を重層的に語ってゆく作
品ってのは、一様に読みにくく感じられるのも致し方ないと思うんですよ。
にっぽん語、ってのはある種歴史的にいろんな所から表現方法を寄せ集めてき
たような側面があるから、ああいった多様な状況を語ってゆく文章を読みにくい、
と感じるなら、にっぽん語の受け手がそのような表現にこなれていないせいかと
思うんです。
翻訳者がどうのこうのよりも、中上健次以外にああいった方法や設定で作品を
編まずに簡素な入れ物の中でしか作品を製作してこなかった多くの日本語表現者
にも大きな責任があるかと。
だから一概に翻訳が悪い、ってのも読む人間の主体的な意見でしかないかと思
うのです。
だって実際に原文を文脈把握できる程度まで引用して具体的に指摘しないと、
翻訳が悪い、ってのはここで、自作自演だ、って言うくらい根拠がないんですも
の。
まあいま自分が翻訳しているせいもあるとは思うんですが、最近わたくし、翻
訳者に甘いです。
しかしこれ、どうやったら読みやすい日本語になるんだろう。
もうね馬鹿か、アホかと、自らノリツッコミの日々。