1 :
吾輩は名無しである:
三浦綾子著 泥流地帯 主人公の兄 石村拓一
三浦作品なのに、キリスト教徒でない所もいいです。
「神の与えた試練です」などと言われると萎えるので。
山崎豊子「白い巨塔」の財前五郎 浪速大学医学部教授
カッコいい
太宰治「ろまん燈籠」の入江一家
あんな家族をつくりたい
ラスコーリニコフ。
カッコ良すぎ。
いやー。
あの狂乱の貴公子ぶりが堪らないんだよな。
狂ってるのに周りから一目置かれてるだろ。あの辺が憧れる。
7 :
吾輩は名無しである:01/10/12 11:00
僕
>>6 なるほど。
>狂乱の貴公子
ガクトを思い出した。
9 :
吾輩は名無しである:01/10/12 11:58
「魔の山」ナフタ氏
醜さ加減も愛してる。
10 :
吾輩は名無しである:01/10/12 12:17
「ぼくは勉強ができない」のぼく
11 :
吾輩は名無しである:01/10/12 23:00
「GO」の杉原
13 :
吾輩は名無しである:01/10/12 23:03
デミアン。
14 :
吾輩は名無しである:01/10/12 23:06
>11
ツライ経験をしたことがない人は憧れる。
「赤と黒」のジュリアン・ソレイル
>>12 ほっとけ。
当方引き篭もり生活6年め突入だが、
1年前にあの本読むまではああいう世界が存在するなんてまったく想像もつかなかった。
かといって今更やり直せるわけでも無し。鬱。
17 :
吾輩は名無しである:01/10/13 01:00
>>16 引き篭もり6年ってお前、いい加減社会参加しろ(藁
お前が引き篭もった時間俺にくれよ、世界の文学全部読破できんじゃないか?
18 :
吾輩は名無しである:01/10/13 02:16
「ウォールデン」ソロー
>>16 そろそろ出ろよ。
っていうか、外の世界を見ろ!
キツイ事もあるけど、面白いよ。
20 :
Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/13 03:40
生まれて初めて自分で読んだ本は、小学生向けの「悲しみの王妃」
という小説。マリーアントワネットを主人公にしたもので、それから
わたしはずっとマリーアントワネットに憧れてた。
毎日華やかなドレスを着て、そして、若いうちにギロチンに懸けられ
て死ぬなんて、少女心にはとてもあこがれだったなあ。
それがきっかけで、私は小説が大好きになった。
まあ、高学年になると全然読まなくなったし、中学時代も読まずに
過ごしたし、高1のころは、嫌いだった先生の授業をサボっても、校外に
出る勇気はなくて、図書館で過ごしたので、必然的にちょこっと読んだけ
どあとはずっと読まなくなったんだけどね。
と、読書遍歴まで語って長くなっちゃった。失礼。
21 :
吾輩は名無しである:01/10/13 04:32
ラスコーリニコフもよいが、俺としては「悪霊」の
ニコライ・スタヴローギンがええのう。
キャラクター造形がやや少女漫画チックだけど。
22 :
吾輩は名無しである:01/10/13 04:35
むしろピョートルになりたい
23 :
Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/13 04:36
悪霊、ってはっきりとは覚えてないけど、自意識の病をとくに取り上げ
てたやつ?なんかパーティーだか集まりの席で失敗を恐れるとかえって
失敗してしまうという奴。賭け事をするはなし。
もう一回読んでみよう。あたらしいのを買おうかなと思ってる。
虫が食ったものなんかじゃなくてね。
ドストエフスキーの登場人物は、まるで隣にいそうなくらいリアルで
とてもとてもかわいくて、読んでると感情移入してしまう。
主人公だけじゃなく全ての人がね。
カフカの『変身』のザムザ
『罪と罰』ラスコ―リニコフ。大地に接吻して救済されたい。
『異邦人』のムルソー。不条理がなんとなく理解出きる。
漱石の『それから』の代助。卒業のダスティン・ホフマンみたいだ。
脱高等遊民。
>>20 授業サボって図書館にいて何も言われなかったの?
27 :
吾輩は名無しである:01/10/13 13:13
やっぱり村上春樹の小説のようなクールなかんじがいいね
28 :
吾輩は名無しである:01/10/13 14:07
「息子と恋人」のポール・モレル
「若きウェルテルの悩み」の主人公(ウェルテル)
社会の規範にとらわれない考え方を持っていた。
29 :
Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/13 14:10
>>26 図書館の先生は私のことおそれてたから大丈夫。
いや、学校の先生のうち半分は私には何もいえなかった。告げ口、っ
てのもなかったし。
中学の頃一回、新任の世間知らずな先生が早まって私のことを担任に
告げ口して、担任に私を殴らせるなんて暴挙に出たことがあったけど。
>>23 それ、悪霊じゃなくて「賭博者」じゃないんですか?
ハンバート・ハンバートかな。
結局ロリータを育てきれなかった悲しさがね。
32 :
吾輩は名無しである:01/10/13 15:20
カザノヴァ君なんていかがでしょうか
溢れんばかりの知性と体力を兼ね備えた男
にだけゆるされた行き方でしょう
33 :
吾輩は名無しである:01/10/13 15:24
>9 同じくナフタ。
34 :
吾輩は名無しである:01/10/13 23:39
35 :
Ray.na ◆8bwLPiQ6 :01/10/13 23:44
ありゃ。そうだっけ。賭博者、も、確かによんだ気がするな。
あれこれ読んだけど、全部わすれちゃった。悪霊から先に読み返し
ちゃおう、っと。
って、前からくりかえしてるけど、はやく読めよ、ってかんじだけどね。
でもさあ、この調子だと、冬になって引越しが終わっても、意外と
夜中2ちゃんねるに入り浸って本読む時間作れないんじゃないのかな。
36 :
弁証法的理性批判放棄:01/10/13 23:50
死せる魂のチチコフ
37 :
吾輩は名無しである:01/10/13 23:54
庄司薫の小説の情けない主人公
38 :
吾輩は名無しである:01/10/15 13:56
あげ
39 :
吾輩は名無しである :01/10/15 17:21
「イワン・デニーソヴィチの一日」の主人公シューホフ。
なんてことない普通のオヤジだってとこが実にいい。
40 :
吾輩は名無しである:01/10/15 17:37
愛と幻想のファシズム
トウジ
41 :
吾輩は名無しである:01/10/15 21:49
「少年H」のHこと妹尾肇
戦時中ってつらい事も多かっただろうし、今のように
物質的に豊かじゃないけど、その分小さな事にも感動できたと思うから。
42 :
吾輩は名無しである:01/10/15 22:00
首猛夫
斜陽の上原。「(酒が)まずいよ」に惚れた。太宰はそんなに好きじゃないけどね。
あと、異邦人のムルソーと、黄金を抱いて翔べの春樹。
それに、トレスポのマークかな。懲りない奴はいいよね。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? のレプリカント達も好き。
27は精神病院から抜け出してきました。
漏れはペール・ゴリオ。
45 :
吾輩は名無しである:01/10/16 19:41
デンドロカカリヤのコモン君。ああ、駄目だ…漏れは駄目だ…
46 :
吾輩は名無しである:01/10/16 20:37
ドストなら断然イワン・カラマーゾフが好き。
ああいう人間に憧れる俺はスメルジャコフみたいな奴なんだな。
47 :
吾輩は名無しである:01/10/16 20:56
ぴょーとる!
48 :
吾輩は名無しである:01/10/23 18:39
>46
同意。イワンの下僕になっておそばにお仕えしたい
49 :
and a dog:01/10/24 19:57
月と六ペンスのストリクランド
強烈。
既出だけど、
代助とムルソーも好き。
50 :
吾輩は名無しである:01/10/24 21:15
そりゃ、当然スメルジャコフだよ
コンラッドの小説に出てくるマーロウだなあ。
なんつーか、こう消耗品のような生き方というか。
しみついた汚れを見つめ、愛し、そんでもって笑えるような
感じのね。マッキントッシュのコートとかずっと着てそうだ。
>>51 JPB@改さんはJPB氏とは別人でしょうか?
いえ、同じです。
空気が少し抜けたのね。
>>53 そうですか
失恋でもしたのかな、気を落とさず頑張ってください
55 :
吾輩は名無しである:01/10/24 22:25
いや、院生浪人生活に嫌気がさしたんじゃろうて
雑談スレに行きましょう>53さん&54さん
皆さん、すみません。
57 :
吾輩は名無しである:01/10/24 23:02
何を言ってるんだこいつは
58 :
吾輩は名無しである:01/10/24 23:03
ごくごく当たり前のことを言ってるだけだと思う。。。
59 :
吾輩は名無しである:01/10/24 23:09
お、コンラッドが出てきた。
私も『闇の奥』が大好きです。
生前のコンラッドはドストエフスキーの話題になると、
急に不機嫌になったとか。
目の上のタンコブだったんだろうな。
60 :
いんちき信吉:01/10/24 23:13
「ソドム120日」のキュルバル法院長。
映画「王妃マルゴ」のイザベル・アジャーニの演ずるマルゴ。
「裸者と死者」のハーン少尉。
映画「地獄の黙示録」のギルゴア大佐。
>57
JPBさんが>53さん&54さん って書いてるのがおかしいということかな。
ごめん、それ素で間違えた。
63 :
吾輩は名無しである:01/10/24 23:42
サドの登場人物ってどれも同じこと言ってるよな
だから長編だと飽きてくるよ
64 :
吾輩は名無しである:01/10/31 14:42
E・A・ポー「アルンハイムの地所」、エリソン。
冒頭1行目で既に氏んでるのに、何故か激しく憧れた。
65 :
吾輩は名無しである:
中上の奇跡のタイチ。カッコええのぉ