1 :
吾輩は名無しである:
“偉大なる失敗作”って企画、語りませんか、
有名作家で。もちろん理由も添えて。
じゃ、まずこのスレ。
野間宏「青年の環」。
4 :
吾輩は名無しである:01/10/08 23:17
横光利一「旅愁」
5 :
吾輩は名無しである:01/10/09 00:50
ドスト「虐げられた人々」
6 :
吾輩は名無しである:01/10/09 23:53
太宰治。
「火の鳥」。
本格的な小説を書こうとしてみかん。
7 :
吾輩は名無しである:01/10/10 00:00
島崎藤村
「新生」
8 :
吾輩は名無しである:01/10/10 00:03
トーマス・マン
「魔の山」
9 :
吾輩は名無しである:01/10/10 00:11
10 :
吾輩は名無しである:01/10/10 00:38
プラトン『ティマイオス』
11 :
吾輩は名無しである:01/10/10 11:59
>5,8
え、なんで?
「光あるうちに光の中を歩め」(トルストイ)
言わんとする逆の結論が導き出されてしまう。
人は普通、自分が読みこなせない作品を「失敗作」と呼ぶ。
批評家は、自分の理論に沿わない作品を「失敗作」とこきおろす。
文筆家は、自分の狭い枠内に入りきれない他者作品を「失敗作」という。
13 :
吾輩は名無しである:01/10/10 13:02
>>12 てことはさ、あらゆる意味で絶対的な失敗作ってのはどう判定するの?
それは存在しないの?
14 :
弁証法的理性批判放棄:01/10/10 14:07
15 :
吾輩は名無しである:01/10/10 14:13
大江の初期作品は「偉大なる失敗作」っぽくない?
16 :
吾輩は名無しである:01/10/11 15:08
初期? 「われらの時代」なんかは小器用って感じがするけど?
17 :
吾輩は名無しである:01/10/11 15:35
>>11 トルストイは反面教師的な作風で読者を納得させようとしていた感があるな。
>>15 大江は人によって初期とそれ以降の評価が別れそうだ。
それでも失敗作と呼ぶには抵抗があるな。たとえ偉大と付け足されても。
18 :
吾輩は名無しである:01/10/12 01:49
村上龍
「海の向こうで戦争が始まる」
偉大じゃあ無いか・・
19 :
吾輩は名無しである:01/10/12 01:51
筒井康隆「虚人たち」
ルールは面白いけれど・・。
筒井氏自身も「成功作とは思えない」とか言ってた。
20 :
吾輩は名無しである:01/10/12 01:52
芥川龍之介「邪宗門」は。
21 :
吾輩は名無しである:01/10/12 02:41
「共産党宣言」
22 :
吾輩は名無しである:01/10/12 03:02
>>20 少年漫画の打ち切り作のようで、あまり偉大さは感じない。
キン肉マン二世
ぜんぜん偉大じゃないんだが
栗本「グインサガ」
20年かけて・・・とどのつまりがヤオイかよ
25 :
吾輩は名無しである:01/10/20 05:07
『地球の歩き方』
26 :
吾輩は名無しである:01/10/20 05:12
「われらの時代」はサルトルとかマルローとか、先行作品がみえ過ぎるからいかにも若書きといった感じ。
その意味で失敗作といってもいいんじゃない?
27 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:44
中上健次『奇蹟』
なんかヒステリックだな・・・
...冷静にお話しませんか?
29 :
吾輩は名無しである:01/11/06 15:54
>>27 『奇蹟』は奇跡的な作品だと思うが失敗か?
30 :
吾輩は名無しである:01/11/07 00:06
志賀さんの「暗夜行路」
ボッチャンッ!!!
32 :
吾輩は名無しである:01/11/07 00:31
>>29 奇蹟的な文章ではあるが、推敲されていない。
故に作品(統一的な)としては失敗ではないか。
33 :
吾輩は名無しである:01/11/16 03:11
『消しゴム』アラン・ロブ=グリエ
34 :
吾輩は名無しである:01/11/16 03:55
千日の瑠璃
35 :
吾輩は名無しである:01/11/16 08:00
NK賞とか、AG賞なんてどう?
36 :
吾輩は歯無しである:01/11/16 09:17
フィネガンズ・ウェイク
成功作ではないから
37 :
吾輩は名無しである:01/11/17 15:44
グッド・バイ
死にやがったから。
生々死々
39 :
キリーロフよ永遠に:01/11/19 06:00
ジョージ・オーウェル「1984年」。読んでて、先の展開が読めちゃう。
オブライエンが同志なわけねぇだろ!だまされてるよ、主人公!
と、ドキドキハラハラ。「偉大」なる「失敗作」である所以だぁなぁ。
次郎物語
41 :
吾輩は名無しである:01/12/12 01:01
大江の大抵の作品
42 :
吾輩は名無しである:
中里介山「大菩薩峠」