全共闘文学を語れ!

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以前、兵藤正俊スレをたてた人(誰?)がいたが、結局倉庫行きになってしまった。
改めて俺が兵藤スレをたてようかとも考えたが、今回は広く網を打つことにした。
「全共闘文学」というカテゴリーは、多少問題があるかもしれないが、ここは便宜上ということで。
2吾輩は名無しである:01/09/29 21:29
恥ズカシイカラヤメロトイフ
3吾輩は名無しである:01/09/29 23:25
平和憲法を守れ
アジア人民の自衛隊による虐殺を許すな
4吾輩は名無しである:01/09/29 23:48
二十歳のエチュード
5吾輩は名無しである:01/09/29 23:59
くだらないスレ、くだらない人間。
6吾輩は名無しである:01/09/30 00:02
全共闘文学の定義からお願いします
7>3:01/09/30 00:32
>アジア人民の自衛隊による虐殺を許すな

そいつは韓国軍に言ってやってください。
8吾輩は名無しである:01/09/30 01:18
高野悦子はかなり盛り上がったのに、全共闘を前面に出すと駄目みたい
ですね。
で、あかずきんとかノルウェイなんかも含めるの?
9吾輩は名無しである:01/09/30 01:46
臭すぎるんだもん。
10吾輩は名無しである:01/09/30 02:35
「全共闘文学」なぞ、何処探しても存在しないよ。
それが全共闘運動の特性。
11吾輩は名無しである:01/09/30 03:08
桐山襲……臭いけど、ホントによく頑張った。
12>10:01/09/30 06:39
全くです。
全共闘には自己陶酔があるだけで美がないものね。
全共闘世代が作った今の日本にも美がないし。
ああ、彼らに文学があったなら今の日本はこんなにならなかっただろうに。
13吾輩は名無しである:01/09/30 09:22
立松和平かな。
14吾輩は名無しである:01/09/30 10:40
平和憲法を絶対擁護する全共闘は、日本の大黒柱だ
15吾輩は名無しである:01/09/30 10:47
>14
スレちがい。
16吾輩は名無しである:01/10/01 00:47
全共闘文学は、日本文学の最高峰でしょ。
何故みんなバカにするわけ?
17吾輩は名無しである:01/10/01 00:49
>全共闘文学は、日本文学の最高峰でしょ。

ええっ!?
18吾輩は名無しである:01/10/01 00:58
オジサン達はこの手の話が大嫌いなんだよね。
19吾輩は名無しである:01/10/01 00:59
やみくもに「最高」といった言葉を連呼するだけなら、
法の華と大差ありません。
20吾輩は名無しである:01/10/01 01:00
歌声喫茶(ボソ
21吾輩は名無しである:01/10/01 01:01
オルグ、ゲバ棒、学生集会(ボソボソ
22吾輩は名無しである:01/10/01 01:59
有名どころでいうと、
柴田翔「されど我らが日々」あたりなのかなあ?読んでないけど。
三田誠広「僕って何?」は昔読んだけど、いろんな意味で恥かしい。
村上春樹は、全共闘といってもピンと来ない人が今時は多数でわ?
23吾輩は名無しである:01/10/01 14:09
この板って意外に平均年齢高いんだね。
三田誠広「僕って何?」は読んだけど、なんっちゅーか・・・
この頃の時代を描写すれば何でも文学になり得るのか?・・・
村上春樹とかはどういう扱いになるのかね?
そろそろ全共闘Jr.が活躍し出す時期だけど、全共闘世代に対して
持つ疑念は、自分らは過去の権力・権威に反攻したんだろうけど、
自分たちが同じ年代になって、中途半端に権威になっちゃってるのが腹立たしい・・・
権威側に徹するなら、中途半端な若者に懐柔するような言動すんなよ
「民主派」ぶりたいなら、下手に権威ぶってデカい口利くなよ
とりあえず、この世代は掃いて棄てるぐらいいるんだから、
ブルドーザーかなんかでいっぺん大掃除をやったほうがイイと思うんだが・・・
24吾輩は名無しである:01/10/01 14:40
酔うと全共闘時代の武勇伝を語るおやじ。
サイテー!
25吾輩は名無しである:01/10/01 14:58
高校時代の一時期、妙に学生運動モノが好きだったよ。
いちご白書とか中国女観たり、フォークソング聴いたり。
他人のノートに意味も解からず「中核」とかラクガキしたり。
本は、されど我等が日々とか、僕って何?を読んだけど
1980年生まれの俺にとって、全共闘なんてファッションでしか
有得ないんだろうなぁ。
26吾輩は名無しである:01/10/01 16:07
全共闘世代の権威者はちょっと軟弱すぎ
27吾輩は名無しである:01/10/02 03:45
>26
「権威者」って、たとえば?
28吾輩は名無しである:01/10/02 16:58
とりあえず書名でも書いとくか。

■高城修三「闇を抱いて戦士たちよ」・・元京大吉田寮の委員長だった高城だが、今はすっかり転向?
主人公のニックネームはルクス、間抜けなマルクス。

■星野光徳「おれたちの熱い季節」・・ウーン、題名が陳腐だニィ。ローカル(?)な千葉大が舞台。

■立松和平「途方にくれて」「光匂い満ちてよ」
29厨革派幹部:01/10/02 17:05
文化人って言葉、あったっけな。
皆、分厚い哲学本もって歩いたもんだ。
読んでも分かんねえのに、ごくろうな時代だったっけ。
30吾輩は名無しである:01/10/02 17:46
>酔うと全共闘時代の武勇伝を語るおやじ。
>サイテー!
よく聞く言葉だが・・・君が直接聞いたんか?
世に喧伝されてる全共闘オヤジのイメージの請売りだろ。
俺の廻りにも団塊の世代はたくさんいたが、ほとんど聞いたことない。
31吾輩は名無しである:01/10/02 18:09
>この板って意外に平均年齢高いんだね。
むしろ平均年齢は低い。どうやら何も知らん奴が多そうだ。
>20「歌声喫茶」だって?代々木か、せいぜい平和と民主主義の連中だろう?
これで揶揄した気でいるんだからナァ。
それなら、せめて「フォークゲリラ」といってくれよ(あれも嫌いだが)。
>10に対する>12のレスもずれてるしな。
「全共闘文学などない」という>10の意見も分からないではないが、
例えば>68〜69<を問う作品を>1のいうように便宜上「全共闘文学」
としても特に問題はなかろう?
32吾輩は名無しである:01/10/02 18:33
>>30-31
えらくムキになってるね。
元気だね。
33吾輩は名無しである:01/10/02 19:30
>>32
バカにむきになってもなあ、とはおもいつつ、ついつい。ハハ。
34吾輩は名無しである:01/10/02 23:56
>>28
なるほど。立松くらいか、ちっと知られてるのは。
逆の意味では、それらが低レベルだから、不毛のように見なされるのかも。
当時のアジ文などには、かなりなものがあったというが、
所詮アジ、文学にはなりえなかったんだろう。
全共闘時代、真に闘争の渦中にいた人々は、
けっしてカルくない。第一、ヘラヘラ語らないよね。よほどこっちが
マジで聴く気がないと、鼻もひっかけてくんない。
「武勇伝」なぞ語るよなオヤジは、
「その他大勢」で騒いでただけなんじゃないのか?
35>11:01/10/03 20:39
>>11桐山襲……臭いけど、ホントによく頑張った。
オレもそう思う。有名なのは『パルチザン伝説』だろうが,『風のクロニクル』も
まあまあ良いよ。ちょっと叙情に流れるきらいがあるが,わりと桐山の文体は好きだな。
―そして十年を超えてから,僕たちはその日々が類稀なる時代−百年か数百年に一度だけ
廻り来る大彗星の時代であったことを悟らされたのだが,それにもかかわらず僕たちは,
彗星が放物線を描きながら永劫の闇の彼方に消えて行ってしまったという天文学を拒絶
することによって,夜空に大いなるものがあらわれ駆け抜けた日々を<繰り返されるもの>
として視つめ続けているように思える。「詩や女たちはいつか過ぎ去ってうく,しかし
革命がいつか過ぎ去っていったことはかつてなかった」とアデンからのノートに記した
ポール・ニザンの若き教条主義を断固として支持しながら―

うむ,ポール・ニザン,「アデンアラビア」最初だけ読んだな。
「僕は二十歳だった。それが人の一生のうちで最も美しい季節だなどとは,誰にも言わせまい」
だったかな?
36↑訂正:01/10/03 20:44
「詩や女たちはいつか過ぎ去ってうく」×
「詩や女たちはいつか過ぎ去ってゆく」○
「い」ではなく「ゆ」となっています,念のため。
37吾輩は名無しである:01/10/04 20:05
<かんべむさし>も何か書いとったんじゃないか?それふうの小説。
彼は関大か関学どちらだったか?
関大はイマイチ冴えなかったが、当時の関学はけっこう燃えてたからね。

「ソープへ行け!」の人も書いてたよ。
確か題名は「あれは幻の旗だったのか」だったような記憶が。
38吾輩は名無しである:01/10/04 20:10
全共闘世代にちょっと聞きたいんだが、おれは日本の学生運動はフランスあたりの学生運動とずれていたような気がしてならない。
68年の思想みたいなものは日本ではほとんどみられなかったし(紹介者はいたけど)、文学に限らず芸術一般についてもあまり対応していないような気がする。
簡単にいうと、日本はフォーク、西欧はロック、
みたいな違いがあるような気がするんだが、どうなんだろうか?
39吾輩は名無しである:01/10/04 20:11
全共闘って馬鹿ばっかっていう評価は間違ってますか?
40吾輩は名無しである:01/10/04 20:28
全共闘はしょせんガキの遊び。
だいたい、あの運動をやっていた奴らはその後立身出世に励んだ奴が多いんだ。
いまは保守的な、いや反動的なことばかりいっているし。
加藤とか橋爪とか竹田とか笠井とか。マトモな人はスガさんくらいか。
41吾輩は名無しである:01/10/04 20:46
スガがまともってあんた・・・
もしかしてご本人?
42fisman:01/10/04 20:53
糸圭 秀実はまともです(きっぱり)
43吾輩は名無しである:01/10/04 20:58
>>39
例えば、どのように?
44吾輩は名無しである:01/10/04 20:59
>>42-43
おっ!逆襲が始まる!
45我輩も名無しである:01/10/04 21:01
糸圭 秀実はまともです(きっぱり

本人=馬鹿
46fisman:01/10/04 21:13
あはは。まぁ、確かに僕は馬鹿ですけどねー。
47fishman:01/10/04 21:29
何せ自分のHN間違って打つぐらいですから(笑)

多くの全共闘文学が感傷の共有を迫ってくるのに対して、
少なくともスガは論理的であろうとしていますよね?
そこだけをとってもまともと呼びうるのではないでしょうか?
48吾輩は名無しである:01/10/04 21:29
>>46
本物なら、兵頭のこと、ちょびっと語ってくれィ!
49吾輩は名無しである:01/10/04 21:35
ますぞえも、田原総一郎も、
西部すすむも、江田5月も、全共闘。
テリー伊藤も全共闘だったのか?
50fishman:01/10/04 21:36
あーうー。だから、僕はスガじゃありません。。。
悪しからず。
51吾輩は名無しである:01/10/04 21:55
>田原総一郎も、西部すすむも、江田5月も
このメンバーはもっと前,60年安保かその後しばらく。
52吾輩は名無しである:01/10/04 22:34
>>49
舛添は東大の「一般学生」
テリーは初期日大芸闘委(すぐ離脱)。あの目は闘争によるもの。
田原・西部・江田ってあんた・・・
53吾輩は名無しである:01/10/04 22:55
京都よ俺の情念の飛翔を何たらかんたらっていう
タイトルの小説があったけど、みんなで大笑いしたよ。
遠い時代になりにけり、だね。
今の時代も2〜3〇年後にはそんなふうに笑われるのかな。
54吾輩は名無しである:01/10/04 23:34
松岡正剛は元革マル? 糸井重里は?
55吾輩は名無しである:01/10/04 23:37
松岡清剛の名を文学スレで見ることになるとは。
鬱だ激しくウツダ
逝きます。ていうかまじで死にたいですウーゼー
56吾輩は名無しである:01/10/05 17:49
20年後…
>かつてインターネットには"2ちゃんねる"というものがあって、
>名無しさんたちと、熱く文学を語り合ったものだ。
とか、酒の席で語らないようにしないとね(w
57吾輩は名無しである:01/10/05 21:42
↑ワラタ
58>>54:01/10/08 21:28
<初級共産趣味講座>
糸井=元マル学同中核派。全共闘運動前に辞めてます。
だから彼は<元全共闘>ではありません。
59吾輩は名無しである:01/10/08 21:31
初級革命講座飛龍伝
内田ユキ主演かあ。。
60吾輩は名無しである:01/10/08 21:35
おしり丸出しのポスター、何か意味あるの?
61吾輩は名無しである:01/10/09 11:06
そういえば立松和平の盗作事件(疑惑じゃないよ。事件だよ)どうなったんだろう。
って、スレ違い?
62吾輩は名無しである:01/10/10 20:01
連赤の坂口の短歌をパクッタっていうやつか。
6361:01/10/10 21:35
>>62
う〜ん、短歌とかじゃなくって、1ページくらいまるまる。
っていうか、もしかして一回や二回じゃないの?
64吾輩は名無しである:01/10/11 10:10
全共闘かー。俺の親父の世代だなー。親父は運動に参加しなかった
っていってたが、友人のマンション行くと哲学的議論に熱くなってたり
本棚に爆弾の作り方見たいな本とか結構危うい空気が漂ってたそうだ。

文学としては描かれてなくても有名どこだと中上と龍はこの世代じゃなかったかな?
65吾輩は名無しである:01/10/11 12:51
中上、龍、(初期の)高橋源一郎以外はこの世代で見るべき作家はいない。
すが以外はこの世代で見るべき批評家はいない。
人口だけは多いが、クズだらけなのがこの世代の特徴。
66吾輩は名無しである:01/10/12 20:00
>>65
兵藤正俊を知らんのだから、こまったものだ。
まあ、所謂「文壇」しか知らんのだろうが・・。
67:-) NASAしさん:01/10/12 21:09
世代的な分類で言えば北方も仲間入り?

このおっさんが描く主人公は
この世代のオヤジどもが理想とする生き方の典型だったりして
68吾輩は名無しである:01/10/16 22:08
>>67
北方=中央大のブント→中核
ブントの頃、丸太を抱えて防衛庁突入(と自分では言ってる)。

>このおっさんが描く主人公は
この世代のオヤジどもが理想とする生き方の典型だったりして

いくつもの「典型」がある。その一つであるかもしれない。三田の主人公もまた
一つの典型だろう。

>全共闘はしょせんガキの遊び。

ホウ、君の言うとおりガキの遊びだったとしても、俺には極めて面白い遊びだった
ように思えるよ。君のように半径5メートルの中で世界を知ったつもりになってる
「大人」にはわからんだろうけど。

>だいたい、あの運動をやっていた奴らはその後立身出世に励んだ奴が多いんだ。
いまは保守的な、いや反動的なことばかりいっているし。
加藤とか橋爪とか竹田とか笠井とか。マトモな人はスガさんくらいか。

俺もスガさん割と好きだけど・・・。それにしては君、「保守的」とか「反動的」
なんて未だに古臭い、いや「革命的な」批評軸もちだして。
6968:01/10/16 22:12

>全共闘はしょせんガキの遊び。以下は
>40へのレスでした。
70仙介 ◆8tvVTlCU :01/10/16 22:15
 自衛隊に入って華と散る♪
71吾輩は名無しである:01/10/16 22:17
>>70
古い歌知ってるな。
72吾輩は名無しである:01/10/19 23:36
これ聞いてほんとに自衛隊に入ったやつ
何人もいるらしい。
つまり逆に反発して・・・
73吾輩は名無しである:01/10/21 23:08
俺は加川良の「下宿屋」が好きだった!
・・いっぱい〜のみィやを〜でてゆくあんたにィ〜♪
74吾輩は名無しである:01/10/22 00:02
>>68
遊びで日本こんなにされたのではたまらないザンス。
全共闘で日本の最高学府の機能が止まったので、
あの世代は特に文系アホの確率高うごザーンス。
ツケ払わされてる若い世代は可哀想ザーンス。
確かにあの世代ではまともな人間のテリトリーなんて
半径5メートルくらいのものだったろうねー。
だってみーんなバカだったんだもーん。
国公立の大学生は税金で勉強させてもらってんのに、
ば・ち・あ・た・り!
75吾輩は名無しである:01/10/22 00:18
65村上春樹をいれやがれ.その時代の人はちょっと
ヘンな方向に進んでいたよね.
今の時代、みんな政府に反旗を翻しても無駄だって、
分かってる.でもみんなちょっと自分のことだけ考えすぎ.
社会問題を口にする学生はちょっとおかしい目で見られる.
で、そういう活動してたらまず、間違えなく右翼、左翼と
お友達になる.
だから今の時代NGOの皆さんに期待大.
ただね、全共闘の皆さんに言いたいことは学校での勉強も
大事だよってこと.あと仲間同士(派閥同士)で争うなよ.
意味ね〜じゃん.敵(政府・アメリカ)は同じなんだし.
学校占拠してる暇あったら、ちゃんとベトナムにでも行って、
命がけで地道に反戦活動してくれば良かったのに.バカだね.
アメリカも日本の学生が来てると思ったら、
うかつに攻撃できないじゃん.
ところで全共闘って二つあった学生運動のピ―クのうち
どっちを指すの?分からないのでごっちゃになってる.
勉強しに行ってきます.w)
あの人達の、社会には向かうだけのガッツと熱狂的なところは
少しだけ見習いたい.
76吾輩は名無しである:01/10/22 02:56
>76
つーか、反旗を翻しても無駄か如何かは当時のことがあってこそ判断できるのでは?
それに学校の勉強は何時の世も必要に適した人がそれなりにいるでしょうし・・・
自分を含めたイマの若い連中だってあの頃(全共闘世代?)の学生よりも勉強せずに
ノホホンとしてるといえそうな気がします。
77吾輩は名無しである:01/10/22 14:26
age
78吾輩は名無しである:01/10/22 14:56
反旗の翻しかたがなんかアホっぽい。
外国のデモのやりかたそのまま持ち込んじゃってたのかな?
やり方知らないくせに.
日本人で死者が何人も出たのは異常.
東大の寮から死体が発見されたのも異常.
ゲバ棒フリまわすのも、学生が分裂して
仲間同士でぶつかるのも異常.
中国の文化大革命で起こった事となんか似てるような気がする.
結局体力が有り余ったバカが深く物事を考えず、
後先考えずに突っ込んじゃったって感じ.
青かったね〜。
今の右翼左翼はその生き残りか?
せいぜい社会に貢献しろって感じ.
犯罪は起こすなよ〜!!!
79吾輩は名無しである:01/10/22 15:55
団塊j.rが今や学力崩壊。
大学解体はここに実現せり。
80吾輩は名無しである:01/10/22 16:14
センチな「ノンフィクション作家」は大勢出してるな〜この(個の、ではない)世代。
団塊っていうくらいだから、一山幾らって感じでしょ。
81吾輩は名無しである:01/10/24 20:46
>>74
あなたのような善良な人には、ぜひ日本共産党に入って欲しい!
>>75
ところで全共闘って二つあった学生運動のピ―クのうち
どっちを指すの?

68〜69年の方。
10年ほど前だったかなあ、TVのドキュメントで「全共闘」特集やってた。
大学の新入生アンケートってのがあって、「全共闘を知っている」の質問に
対して、YESは東大6割、早稲田3割、日大1割くらいだった。
82吾輩は名無しである:01/10/24 20:52
>>外国のデモのやりかたそのまま持ち込んじゃってたのかな?
やり方知らないくせに.

??外国のデモのやりかた?フランスデモのこといってるんだろうな。
全共闘は、それあんまりやらなかったのよ、実は。
デモもやったことないくせに、「やり方知らないくせに.」だって。
ちーと傲慢なガキだな。
8374:01/10/25 22:43
>>81
うげげー。
頼む・・ネタだと逝ってくれーーー。
84吾輩は名無しである:01/10/25 23:29
>>82デモもやったことありませんでした〜。
某国でNGOにちょっとだけ参加してきました。
共産党は言ってることがすごいマトモで、左翼(?)
だから好き。北朝?と裏でつながってるって本当?
85吾輩は名無しである:01/10/25 23:33
宮本顕治
86吾輩は名無しである:01/10/27 13:07
戦争に行く可能性もない(アメリカと違って)、経済的にも高度成長で就職先は多い(今と違って)、それでどうしてあんな過激な行動に出れたのか今から考えると意味不明だね。
多分単なる甘えだったんだろうな。
恥ずかしい過去なんだから、黙って墓場まで持っていってほしいよね。
87吾輩は名無しである:01/10/27 17:34
スガは論理的だとは思うけど、結局「68年」を特権化して語っている気がするな〜
まあ、感傷の共有は求めてこないから、わりと潔癖で印象悪くないけどね。
けど、なんでそこまで「68年」を特権化できるのか部外者には理解が難しい。
「単なる甘え説」のほうが説得力あるよ。
88吾輩は名無しである:01/10/29 14:42
>>83
>>頼む・・ネタだと逝ってくれーーー。

日本共産党に入って欲しいって個所のこと?
ネタにきまってんだろ。
89サマータイムブルース:01/10/29 14:46
全共闘か……
ドストエフスキーの「悪霊」がすべて包摂してると思える。
それ以後は二番煎じ。または悪霊を知らないから書けるワザか……
90吾輩は名無しである:01/10/29 14:49
>>86
>>87
「単なる甘え」だって?!
日大闘争が何故おこったかを調べてから言え!
91吾輩は名無しである:01/10/29 14:55
>>89
君と同じことを全共闘世代のカス作家=高城修三が言ってたよ。
92吾輩は名無しである:01/10/29 15:02
当時、ヘル被ってゲバ棒振るって、機動隊と戦った実践経験者の方、
おられませんか〜〜? ぜひ、体験談を語ってもらいたいー。
三島VS東大全共闘の討論現場に居た方とか、ホントに
「諸君が『天皇」と言えば連帯できる」(三島)というような
雰囲気あったんですか?? 街頭闘争って、市街戦とか、やったすか?
93吾輩は名無しである:01/10/29 15:28
フジテレビの番組で三島の討論のフィルム、流してた。
かっこよかった。
緊張しすぎで、煙草をすい続ける姿に、小心ながらも立ち向かう! という姿勢が感じられて。
全共闘の漢語の多い、意味不明の言葉の連射にめげず、誠実に正直な自分をさらす姿。
脳みそすべて使ってしゃべってる、という感じだった。
94吾輩は名無しである:01/10/29 15:55
日大なんて今低能、当時は白痴級の低能だろ?
95吾輩は名無しである:01/10/29 16:09
>>92
三島VS東大全共闘の討論
本がでてるから読んだら。
>>94
貴様のようなボケナスは学歴板で遊んでろ!
96吾輩は名無しである:01/10/29 16:14
所詮低能は低能。
スガもこれほど露骨じゃないが、日大闘争と「大学生に相応しい就職先」の欠如について言及してたろ。
97吾輩は名無しである:01/10/29 18:52
>>96
貴様の偏差値が如何に高いか知らないが、所詮、ゲスはどこまでいってもゲスだ。
人間にはゲスとかクズとしか言いようのない人間がいる。お前のことだ。
消えろ。
98吾輩は名無しである:01/10/29 19:14
でも、フランスでも大学生の増加およびそれに相応しい就職口の欠如が「68年」の一因になったっていうのは定説みたいよ。
60年代は日本でも「学生(の数が)爆発」の世代でしょ。
燈台闘争も医学部の助手レベルから始まったんじゃなかった?
昇進の見込み、就職の見込みのない人たちからはじまったんだよ。
センチな話をするだけじゃなく、こういう現実的な意味でも歴史を「総括」してほしいよね。
99吾輩は名無しである:01/10/29 19:19
>>98
知ったような口きくなよ、カス
100吾輩は名無しである:01/10/29 19:21
そういうヤクザじみた口しかきけないから「低能」っていわれるんだよ。
101吾輩は名無しである:01/10/29 19:31
なにが「でも、フランスでも大学生の増加および・・・」
じゃ。
「・・・始まったんじゃなかった?」
「・・・「総括」してほしいよね」

キショクわりー
なにこいつ慣れ慣れしいの? 早く氏ね
102吾輩は名無しである:01/10/29 19:34
>101
低能発見!!
103吾輩は名無しである:01/10/29 19:48
昔、浅田彰が「全共闘世代は勉強してないから知能程度が低い」といっていたが・・・

ドイツでも「この世代から世界的業績が出ることはあり得ない」といわれているらしい(w
104吾輩は名無しである:01/10/29 20:17
>>98
確かに「ニッポンの知識人」だったか、の中でスガ氏が言ってたな。
そういう見方をしようと思えば出来ないこともないが、牽強付会すぎる。
俺はスガ氏らしくないと思ったが。
闘争は、極めて具体的な事件から始まってるんだよ。日大の30億不正経理問題
とかな。その中で大学当局のどうしようもなさ、戦後知識人の限界が見えてきた。
もっとも、全共闘もあまりに性急すぎ、激発早漏だったが・・・
105歌舞伎町のキリスト:01/10/30 11:43
共時性という言葉がある。
すなわち、離れているし、なんら繋がりないもの同士が、テレパシーめいた共通の観念をもつことだ。
コロンブス以前の新大陸と、旧大陸で、共通の盛り上がりがあったことが確認されているし、
例は多数ある。
60年後半のあのモーレツな盛り上がりも、それだったようだ。
日大闘争にしても、中国の五人組の造反有理あってこそ、発生したのだ。
106吾輩は名無しである:01/10/30 15:26
「笛の音についていった鼠達」それが全共闘世代.自分たちはなかなか認めないだろうけど,戦前の皇国青年やオームの人達と非常に似てる.
107吾輩は名無しである:01/10/30 16:53
スガはいつも学歴の話しかしないじゃん。
108歌舞伎町のキリスト :01/10/30 16:57
われわれの世代が反省し改めるべきことは、
自分らのゲバ棒ふりまわしていたことを美化し、
「そこいくと近頃の若者は……」
を始めることである。
われわれも髪の毛が長いと白い目で見られ、反抗的だ、と手錠につながれた。
キリストのつもりが親戚の親爺に
「男のくせに乙女刈りかよ」と揶揄されて烈火のごとくなった思い出がある。
当時も、「近頃の若者は……」と言われてたことを思い出すべきだ。
109吾輩は名無しである:01/10/30 17:43
「関係性の中に絶対的主体性を確立し...」なんて言葉に意味があると錯覚する.当時でも,「あほか!」と思ってた人は結構いましたけど.
110吾輩は名無しである:01/10/30 18:07
ゲバ棒振り回していたことを,どうやったら美化できるの?カッコ悪いとしか思えないんだけど.
111歌舞伎町のキリスト:01/10/30 18:33
ゲバ棒の向う側になにが見えたか。
機動隊がいた。教授がいた。親たちの造った社会があった。
それは汚濁にまみれた既成の社会だ。自分が造ったものじゃない、期せずしてそこにあって、自分がいた、というだけの社会。
われわれは澄んだ目で、背筋をのばして、それを見下ろした。
歴史も伝統もない、無国籍な存在として。
当時ゲバ棒をはさんでそういう二つの世界が対峙していたのだ。
それができたことはやはり美しいと思う。
112吾輩は名無しである:01/10/30 21:10
うーん、歌舞伎町のキリストさんか・・・変な人がでてきたなあ。
まあ、こういう人も含めて全共闘だったんだが・・・
113吾輩は名無しである:01/10/30 22:03
社会的発言を始めた段階で,モラトリアムの終了と見なすべきでしょう.
「自分が造ったものじゃない,..」
如何に澄んだ目であったとしても,あまりにも悲しい.
基本的な判断ミスをしたという一点だけで,我々団塊の世代は声をひそめて生きるべきじゃないか.
ともかわかずき
♪いきているっていってみろー
68年生まれなんですが、この歌聴いて泣きました。
立川の競輪場でともかわさんと言葉を交わす機会があり妙に感激してしまった
115しったかぶり:01/10/30 22:57
>>110
わたしら日本人に刷り込まれた悲しい性の一つに
「気がついたら群れてました」「ついつい右に習え」っちゅうのがありんす
ゲバルト棒振り回してた当時は義侠心・正義感に駆られての行動と思っていたが
結局、「みんなやってるから」だったんだよね

ソノ状況は今でも変わらない
「みんなでへたり込み」「みんなで暴走」「みんなで・・・」
116吾輩は名無しである:01/10/31 13:33
>>106
皇国青年,全共闘,オーム.これって,吉本隆明じゃない?
117吾輩は名無しである:01/10/31 14:39
>>115
笛の音に付いて行った鼠達ね.
118吾輩は名無しである:01/10/31 19:22
>>116
質問
なにが、どう吉本なのよ。
119吾輩は名無しである:01/10/31 19:24
全部何らかの意味で関係してる。
120吾輩は名無しである:01/10/31 19:28
久しぶりに作品名でも書いとくか。
【小説】
「スズキさんの休息と遍歴」・・矢作俊彦
「二十歳」「三月の乾き」他・・兵頭正俊
【評論】
「祝祭と修羅」・・黒古一夫
「亡命者帰らず」・・野崎六助
「ゴルゴダのことば狩り」・・兵頭正俊
121吾輩は名無しである:01/10/31 19:30
日本の恥ずべき歴史の転換点にはいつも吉本がいた、か。
122吾輩は名無しである:01/10/31 19:32
俺は矢作意外誰も知らん。
ゆうめいじんなの?
123吾輩は名無しである:01/10/31 19:42
野崎は最近、ミステリー評論でちょっぴり知られるようになってきた。
兵頭は「知る人ぞ知る」作家です。所謂「文壇」の人ではない。
吉本の「試行」に作品を発表していたが、吉本とはケンカ分かれした。
黒古は、いまはどこかの大学で教えてるかも(自信無し)。
124吾輩は名無しである:01/10/31 19:52
ノンフィクション作家に大勢いるんじゃないの?
125吾輩は名無しである:01/10/31 20:49
そういえば猪瀬も元信州大全共闘ではあった・・・ガックシ。
126吾輩は名無しである:01/10/31 22:00
>>118
戦時中の吉本隆明.全共闘の人達と同じくらいの年齢だった.
全くの皇国青年としてセンスの悪い詩を発表.
60年代の隆明.これについては貴方の方が詳しいでしょ.
80年代以後の隆明.麻原ショウコウとの対談と偉大な宗教家としての評価.
間違えないでほしいのは,皇国青年,全共闘,オウム,が悪いと言ってるんじゃないってこと.よく似てるってこと.
127吾輩は名無しである:01/10/31 22:13
全共闘は当時の流行であって、それ以上でも以下でもない。
当時のサブカルチャーをも含めた風俗として見るぶんには面白いが、
政治的には何ら見るべきものはなかったのである。
まさにこのことは文学についても言えるのであって、あのころの作家の中には
「文学は飢えた子を救えるか」などという余りにも思い上がったテーマで
自慰的な議論に血道を上げていた者達が居たのである。
128吾輩は名無しである:01/10/31 22:25
政治参加の文学か・・・
小説家の思想なんてものは、左とか右とか簡単にくくれるもんじゃ
ないと思うんだけどな。
確かにあの時代は一種異様な時代だったそうですね。
高橋和己の暗鬱な小説が人気あったりとか。
ポスト冷戦時代に自己を形成した若い人とかはわからんのじゃないかな。
129吾輩は名無しである:01/11/01 03:03
高橋和巳の「黄昏の橋」は、まるで村上春樹のように読めた(泣けた)。
未完だったせいかなあ…?
130吾輩は名無しである:01/11/01 18:41
兵頭さんの簡単な経歴希望
131吾輩は名無しである:01/11/03 22:19
兵頭正俊
1944 鹿児島生まれ
1968 立命館大学文学部卒業
1971 立命館大学大学院中退
作品
『死間山』(鋒刃社)
『二十歳』(鋒刃社)
『霙の降る情景』(三一書房)
『希望』(鋒刃社)
『ゴルゴダのことば狩り』(大和書房)
『三月の乾き』(三一書房)
『怜悧の憐れみ』(三一書房)

兵庫県で高校の先生をされていた(たぶん今も)
132吾輩は名無しである:01/11/03 22:39
『怜悧の憐れみ』

・・・わたしの鉛いろの否定には最早何の草も生えぬのだ。眠られぬ夜など
わたしはよく春の澄み切った蒼空を思い浮かべる。蒼空の下の風景は決まって
屋上に赤い旗が翻るR大学の本部バリケードだった。虹と針を無雑作に放り込
んだ宝石箱。屋上にたなびく神の旗。何百というヘルメットの火炎、瞬く間に
鞭の風に追われて市民社会の水溜りに落ちていった―。
胸を張り、雄叫びを挙げる白い雲。・・・そしてその蒼い空にそっと「死ね」
と書いてみる・・・。やがてもう空いっぱいに「死ね」ということばが広がり、
祈祷のこだまとなって、わたしは慰められるようにゆったりした気分になる。
ディオニソスDionysosを裁き、斥けることができなかった世界。

(いくつか変換できない漢字あり)
133吾輩は名無しである:01/11/05 01:32
>>131
感謝
134吾輩は名無しである:01/11/06 20:20
「テロリストのパラソル」・・・40点
「十二年目の映像」   ・・・45点
「スズキさんの休息と遍歴」・・80点
135吾輩は名無しである:01/11/13 20:22
停滞気味だ・・・
136吾輩は名無しである:01/11/14 22:16
1だが、こんなもんかな。
137吾輩は名無しである:01/11/15 00:29
>>132
初見ですが、これじゃあ残らないのは当然かも<全共闘文学?
単なる青春期の自己陶酔でしょ。
時代背景が戦時中だろうと江戸時代だろうと、
まったく同じこと、情況にのめり込んで酔う若者の感傷。
ちっとも怜悧じゃない。…煽りじゃありません。マジ感想。
138吾輩は名無しである:01/11/15 23:14
>>137
一部の引用で判断されず、ま一度、一冊読んでください。引用の『怜悧の哀れみ』
でもよいが、『二十歳』が最高傑作でしょうな。
古書店でしか見つからないと思うが。で、また感想下さい。
139吾輩は名無しである:01/11/19 21:23
江戸時代にはあるまいよ、さすがに。
けど、戦時中の吉本隆明の自己陶酔はこんなモンだったかなと思わせる文章。
140吾輩は名無しである:01/11/21 11:12
吉本の初期の詩も、今読むと恥ずかしいところは確かにある。
俺は鮎川信夫が好きだったが(合掌)。
>>137
残らないというが、兵頭はそもそも「文壇」外の人だからねえ・・・。
上記の引用は百万辺カルチェラタンで失明した人物が回想するシーンだから
まあ、137のように感じても仕方ないか。ちょっと引用個所が良くなかったかな。
141吾輩は名無しである:01/11/22 21:27
吉本隆明に関して言えば
当時の全共闘世代が
一番先に問題とすべきは
彼の転向についてだったのではないか
何故に彼は皇国青年から
労働組合を主導し
60年安保の旗手へとなったか
その辺を無思慮に受け入れた結果が
今なんじゃないか
60年安保の本質をすっきりした形で
受けとめてるこの世代の人
どれ程いるんだろう?
142吾輩は名無しである:01/11/23 08:11
60年安保の本質はナショナリズムだったから、吉本にはすんなり接続できたんじゃないの?
143吾輩は名無しである:01/11/24 23:05
>>141
いまいち趣旨がよく分からんのだが・・・
「全共闘」にとって吉本は、むしろ全共闘敗北後の「転向の勧め」として、あるいは
「日和見の勧め」として重用されたのではないか(叛旗派なんてのもあったけど)?
今ふうに言えば「癒し」だな。
144吾輩は名無しである:01/11/26 13:45
>>142
>>143
このような認識が
結果論としてではなく当時の学生や吉本にあったのなら
何も言うことはありません
問題なのは
後付として
自らの行動の
正当化がなされる場合です
判断ミスとして
捨て去るのではなく
どこまでも思い出として
歌い続ける人の場合です
145吾輩は名無しである:01/11/26 20:06
とにかく吉本って人は以外と何もないというのが感想。
別に蓮実柄谷に追随はしてないよ。
146吾輩は名無しである:01/11/26 21:39
>>145
>別に蓮実柄谷に追随はしてないよ
すいません
よく分かりません
147吾輩は名無しである:01/11/27 08:30
いや、哲学板で吉本否定的に語ったら、蓮実柄谷世代といわれたから・・・
蓮実柄谷が吉本批判してることはご存じないわけじゃないんでしょ?
148吾輩は名無しである:01/11/27 14:05
>>147
わかりました
149吾輩は名無しである:01/11/27 15:18
>>141
>彼の転向についてだったのではないか
>何故に彼は皇国青年から 労働組合を主導し

日本人は全員「皇国の徒」だったんだよ。真珠湾攻撃の報を聞いた
詩人が、即「陛下をまもらう」と思いつめる↓ほどの、さ。

  『真珠湾の日』高村光太郎
宣戦布告よりもさきに聞いたのは
ハワイ辺で戦があったといふことだ。
つひに太平洋で戦ふのだ。
詔勅をきいて身ぶるひした。
この容易ならぬ瞬間に
私の頭脳はランビキにかけられ、 (注:ランビキ=蘭引。酒、香料)
昨日は遠い昔となり、      (などを蒸留する江戸時代の器具)
遠い昔が今となった。
天皇あやふし。
ただこの一語が
私の一切を決定した。
子供の時のおぢいさんが、
父が母がそこに居た。
少年の日の家の雲霧が
部屋一ぱいに立ちこめた。
私の耳は祖先の声でみたされ、
陛下が、陛下がと
あへぐ意識は眩(めくるめ)いた。
身をすてるほか今はない。
陛下をまもらう。
詩をすてて詩を書かう。
記録を書かう。
同胞の荒廃を出来れば防がう。
私はその夜木星の大きく光る駒込口で
ただしんけんにさう思ひつめた。

      
150吾輩は名無しである:01/11/27 20:05
吉本の話題がでてから、ちょっぴり盛り返し(?)てるが、喜んでよいのやら
悲しんでよいのやら・・・・
151吾輩は名無しである:01/11/27 21:40
>>149
ンなこたあない!
152吾輩は名無しである:01/11/28 02:59
151は日本共産党。
153吾輩は名無しである:01/11/28 15:02
>>152
恥ずかしくありませんか?
154倉岡靖子fc:01/11/28 19:36
愛スレバ、殺サレル。
155吾輩は名無しである:01/11/29 01:29
>>154
「二十歳の原点」スレにも登場されてましたね。
156倉岡靖子fc :01/11/29 20:06
です^^(苦笑)>155 さん

 「極北のレクイエム」どでしょう?^^
157吾輩は名無しである:01/11/30 10:09
>>140
鮎川信夫って最後ら辺は吉本と袂を分ったんじゃありませんでしたけ?

高橋和己は大学受験の現文の参考書で、田沼というセンセが書いた
「現代文基礎問題講習」(旺文社)の中で評論が載っていました。

要旨を書こうとおもったのですが、いいところを忘れてしまいました…
158140:01/11/30 23:24
>>157
袂を分かった、というより鮎川が死んでから、吉本が生前の恩義も忘れて
鮎川を批判した(『試行』で)、ということだったと思う。
ところで「倉岡靖子」って誰よ?
159吾輩は名無しである:01/12/01 00:35
「極北のレクイエム」て何よ?
160157:01/12/01 01:24
>>140=>>158さん
いわゆる吉本×埴谷論争って
1.反核著名しなかった、
2.埴谷&大岡の回想対談で吉本の昔とった行動を間違った記憶に基づいて
茶化し、吉本が削除を求めた、
3.ギャルソン×悪霊、

だいたいこの3つでいいんでしょうか?
161吾輩は名無しである:01/12/01 04:53
埴谷ってほとんど、詐欺師という印象。
162158:01/12/01 19:40
>>157=>>160さん
突然そんなこと私に聞かれても・・
最初は吉本からじゃなかった?「埴谷・大岡」の対談本は反核署名運動に対する
岩波のご祝儀である、というようなことを吉本が書いた、と。
そこから反核(署名)や資本主義に関する論争に発展、コムデギャルソン吉本を
死霊埴谷が批判・・(〜ヘ〜;)ウーン、自信無し、もう忘れました!
でも全然似合わぬオッサンが何がコムデギャルソンだ、って当時思いましたね。
あの頃、吉本・栗本・糸井あたりが、やたら若い連中に擦り寄っていて気持ちわる
かった。例えばRCとかを妙に持ち上げたり。それで外してるんだから目もあてら
れぬ。ひとつ覚えてるのは栗本がRCの名曲「ヒッピーに捧ぐ」について「この詩」
は日本語として意味が通じないが曲に乗ると、なんとも胸に迫るものがある、みた
いなことを書いていた。充分意味が通じる歌詞にもかかわらず!
彼等は「RC聞いた。感動した!」だから詩を吟味してみた。というんじゃないん
だね。まず若者に人気のあるグループがあるらしい、すりよらねば。こんな感じな
んだな。
163157:01/12/02 07:39
まず、訂正です。下手なジョークで書いたんじゃないです、ごめんなさい。
悪霊→死霊 です。

>>162さん
いや、ただ、詳しそうだったし、自分としては確認したかっただけです、ありがとうございました。

こだわるようですが、>>160に書いた2.の削除問題ですが、
ちょっと吉本がしつこすぎたんじゃないかなという印象です。
そういうことがあったのか、というのを最近知りまして、あなたのように
リアルタイムで知っていたわけではないので当てになりませんが。

大岡さんのスレでこの論争の頃、ギャルソンに興味が湧いて、ショップに
足を運んでみたらしいことが書かれていました。埴谷さんは写真でしか御覧に
ならなかったのでは?と思います。けど、不思議なことにギャルソン好きに
言わせると「吉本はわかってない人」らしいですよ、なぜなんでしょう…
164162:01/12/03 00:22
吉本は自分の誤りは決して認めないんです。上で書いた「埴谷・大岡」の対談本
は反核署名運動に対する岩波のご祝儀である、というのも吉本の勘違いであった
にもかかわらず。ところが相手のミスには徹底して非寛容(ついでに自分の娘の
作品にはオオ甘)。
この文学翼賛会的反核署名運動を批判する自分は「文壇」から追放されるかもしれ
ない、だって!いまも立派に「文壇の虚人」だよ。
結局は小心者なんだな。
165157:01/12/03 07:17
>>164さん
吉本の著作を全て読んでいるわけではないんですが、
他者を批判(いつもそれが建設的な方向へ向うことが少ない印象ですが。)
することに関して過剰で、イヤらしく感じてしまうことが正直あります。
対立構造がとらえやすく、独特の批判の仕方がファンは好きなのでしょうか…

吉本の著作で代表作といったものが未読です。これから読んでみようと思っています。
文章のリズムがあまり私好みではないんですが、また読みましたらレスしますので
御贔屓にしてやって下さいませ。
166吾輩は名無しである:01/12/04 21:18
確かに
他人を罵倒する口調の
汚さには
辟易する
167164:01/12/04 21:30
たしかに「切って切ってきりまくる」ってところが「快感!」という読者も
少なくなかったのだろうね。
実は私も学生時代に初期の評論(転向論や社会主義リアリズム批判等)や
「言美」「戦後詩私論」など読んで、結構影響を受けた人間の一人です。
ではまた。
168我輩は名無しである。:01/12/11 00:23
「貧者の舞い」高橋和巳 その心意気やよし。
169吾輩は名無しである
でも積極的に全共闘的活動をしてないにしても
世代による影響ってあるよね。
自分達の世代は、中学校時代からだんだん冷戦の趨勢が見え始め
調度大学に入った頃に冷戦終結。
で、今は働いてるわけですが(本日振替休日)
全共闘世代の年代の人達との感覚差はあるな。
やっぱり思考法や好みが、一昔前の左翼系知識人のすりこみを受けているような。
やっぱり独特の雰囲気がある。
勿論、逆にそういうのを傍目に見てきたからこそこの世代の中にも
全共闘風なものを醒めて見ている人や、反動(所謂「反動」でなく普通の意味で)する
ようになった人達がいるのも確かだけど。