太宰って馬鹿だよな。好きな奴も馬鹿だね。
937 :
吾輩は名無しである:02/05/16 11:37
禿しく同意
938 :
吾輩は名無しである:02/05/16 11:38
有名作家で太宰ファンは星新一と小林信彦と…あと誰がいる?
940 :
吾輩は名無しである:02/05/16 11:56
柳美里を忘れてもらっては困る
941 :
吾輩は名無しである:02/05/16 12:04
丸谷才一はまだ昭和十年代、太宰がほとんど知られていない頃に太宰の
作品を読んで「ひどく尊敬した」そうだが、太宰が有名になった頃には
もう見切りをつけて読まなくなっていたそうだ。
後年、オーストラリア産の甘くておいしい桜桃を食べて感激した話から
太宰の作品を日本産の桜桃になぞらえて「一見華やかそうだが実が少な
くて、大体は酸っぱいだけ」とか何とか痛烈に批判したエッセイがある
ね。一時期は太宰に傾倒していた人の言葉だけに何となく重みがある。
942 :
吾輩は名無しである:02/05/16 12:43
>>935 津島家は代々金持ち今もそう
貧乏人は頭も悪くて心根が腐ってるねw
943 :
吾輩は名無しである:02/05/16 12:54
>>935 「代々」っつーか、明治に入ってからの成り上がりだろ。
944 :
吾輩は名無しである:02/05/16 19:15
>>938 知ってる限りでは、安岡章太郎、吉本隆明、長部日出夫など。三浦哲郎もかな?
竹内好が「惜別」を読んでファンをやめたのはけっこう有名だよね。
ファンか分からないが「好き」らしいのは、車谷長吉、荻野アンナ、高橋源一郎、
山田詠美、とか。
>>943 そう。太宰のおじいさんの源右衛門の才覚でのし上がり、ついでに貴族院議員になり……。
でも太宰自身は六男の「オジカス」だし、心中事件とか非合法運動などに関わったせいで
分家除籍されて仕送り生活をしてたわけで、津島家の財産を私物化できるような位置には
ほど遠かったよね。
しかも、兄の文治が家長だった戦後には財産もだいぶ減ってたし、文治自身が汚職事件かなにかで
窮地に立たされたりで、津島家自体はけっこう危なかったはず。
だからやっぱり車は太宰の作品の印税で買ったんじゃないかな。
美知子夫人が亡くなった時でさえ2億円の遺産があったんだからね。
945 :
吾輩は名無しである:02/05/17 00:50
吉行淳之介も太宰を意識していたようだね。ただ「恥ずかしいから人に隠れて
読む」といったふうの、やや屈折した接し方ではあったようだけれども。
美知子未亡人の遺産が2億円とはびっくりだね。ひょっとして太宰は「グッド・
バイ」の段階で執筆をやめて引退してしまっても充分食べていけたのかな?
946 :
吾輩は名無しである:02/05/17 01:19
折口信夫も太宰が死んだ時に「水中の友」とか言う
追悼文書いてたよね。だけど折口の場合は同性愛
的な関心だったのかな?ホモはホモを知ると。。
947 :
吾輩は名無しである:02/05/17 01:26
折口は太宰の親友の伊馬春部と親しかったので、伊馬を通じて太宰に作
品の感想を伝えたこともあったらしい。でも太宰はホモじゃないだろう?
948 :
吾輩は名無しである:02/05/17 01:32
太宰が自分は貧乏してるって志賀直哉に噛み付いてたが
うそですか
949 :
吾輩は名無しである:02/05/17 03:21
>>948 「斜陽」は話題になりましたからある程度は売れていましたが(おかげで
税金が急に高くなり払えなくて税務署に泣きついてる文書が残ってたけど)、
本格的に売れた始めたのは、自殺と、「人間失格」という作品のタイトルとが結びついて
世の人々に知られたおかげです。
それにつれて「斜陽」も版を重ねるようになり、ベストセラーとなりました。
それまでは、「天才現る」と、文壇と一部の文学青年に知られたデビュー作「晩年」でさえ、
1000部刷って最初は350部しか売れなかったとか、そういうレベルです。
(徐々にはけたみたいですが)
ですから生前は、少なくとも文壇の大御所だった志賀に比べたら、かなり貧乏だったと思います。
950 :
吾輩は名無しである:02/05/17 04:44
>>933 あなたが
>>921を誤読してるのでは?
太宰ファン=素人臭い
というイメージは、一般的にありますよ。
素人臭いというか、初心者臭いというか、文学「少年」臭いというか・・・
「人間失格」
大げさな題をつけたものだ。彼は、よくひとの作品を、ハッタリだの何だのと言ってるようだが、
自分のハッタリを知るがよい。その作品が、殆んどハッタリである。詰め将棋とはそれを言うの
である。いったい、この作品のどこに人間があるのか。ただ、増刷回数のすさまじさだけである
952 :
吾輩は名無しである:02/05/17 05:00
「それからまた長兄は、自殺を好い気なものとして嫌った。しかし私は、
自殺を処世術のようなものと考えていたので、兄の言葉を意外に思った」
とかいう一節が太宰の短篇にあるけれども、実は自分が自殺することの
経済的効果もちゃんと計算済みだったのかしら。
953 :
吾輩は名無しである:02/05/17 05:23
河相我聞
954 :
吾輩は名無しである:02/05/17 06:32
立派な2ちゃんねらーになっただろうな、太宰。
955 :
吾輩は名無しである:02/05/17 06:48
「暗夜行路」・・・大袈裟な題をつけたものだ(ぷ
956 :
吉行淳之介:02/05/17 08:54
太宰ってのは文学における一種の測量器みたいな
ものじゃないの。文学的な精神構造をもってる奴
とそうでない奴がいるんだよ。あまりそういう精神構造
をもたない奴が太宰を読むとああ俺に似てる俺って
いかしてるって真似して駄目になっちゃうんだ。
逆にそういう精神構造をもってて弱って弱って
閉口しているやつは太宰を読んでこういうのも
あるのかと思ってそこから始まると思うのだよ。
958 :
吾輩は名無しである:02/05/17 15:27
ただ、今となっては太宰を読む人を「素人臭い」って言うのさえ素人臭いよね。
青春期のはしか、って言った人もいるけど、それくらい常套句になってるっていうか。
内容よりも、作家としての技法的な部分は、皆さんどう思ってるんですか?
959 :
吾輩は名無しである:02/05/17 15:35
太宰はいろいろな傾向の作品を書いているからなあ。「素人臭い」の一
語で太宰の作品を片付けようとする奴は、どうせ「走れメロス」と「斜
陽」ぐらいしか読んだことがないズブの素人なのではないかな。太宰の
作品をあげつらう以上、少なくとも「水仙」は読みなさい。「眉山」も
読みなさい。「駆け込み訴へ」も読みなさい。「竹青」も読みなさい。
「もの思ふ葦」も読みなさい。
960 :
吾輩は名無しである:02/05/17 16:24
「ヴィヨンの妻」好きです。
太宰ファンでビートルズファンと書いた者です。
太宰の作品は略々全部読んでます。
私は、太宰ファン=素人、と言ったつもりはありません。
ただ、世間にそういう見方をする人がいるようなので(ここにもいますよね)
積極的に、ファンだとは公表したくないと・・・
962 :
吾輩は名無しである:02/05/17 19:55
太宰の事を書いた論文とかってかなりい多いんだろ。素人って誰を指してるの?
963 :
吾輩は名無しである:02/05/17 20:54
奥野健男氏のように陶酔しきっている人の論文はちょっと・・・。
964 :
吾輩は名無しである:02/05/17 21:04
立派な2ちゃんねらーになっただろうな、太宰。
965 :
吾輩は名無しである:02/05/17 23:50
太宰は新潮文庫の『ヴィヨンの妻』に入ってる短編は全部好き。
『斜陽』は何度読んでもジーンとこない。
966 :
吾輩は名無しである:02/05/18 00:10
↓×2 太宰の死霊が乗り移ったスーパー2ちゃんねらー
967 :
吾輩は名無しである:02/05/18 00:30
>>963 あれは論文じゃなくて印象批評ですよ(きっぱり)。
入門書としてもいろんな弊害が……。
ただ、奥野本人は「売れるから書いた。今では太宰なんか好きでもなんでもない」と
後に語ったとか。このスレの前にほうにも出てたけど。
>>950
誤読なんかしてないよ。一般的、通俗的に、言われている事を気にするのは、太宰作品のままならなさを骨身にしみてないからだ、っていってるの。
そういうことがわからんでくだらんこと言ってるあんたに誤読だなんていわれたくねぇよ。
おれの言う「誤読」の言う意味がぴんとこない人、そこのあなた、質問1、「家庭の幸福」ってどんな小説だ?
予想してみ。読んでその予想はあたってたか?質問2「ヴィヨンの妻」で、後半部、主人公の「妻」が急に元気になる場面があるが、どうして元気になったか?
969 :
吾輩は名無しである:02/05/19 01:41
>>936
こいつYスレで味をしめてわざと言ってるよ
970 :
吾輩は名無しである:02/05/19 01:54
936の下線夜朗はあちこちのスレでばかばか言い散らかしてる。
971 :
吾輩は名無しである:02/05/19 02:45
>>921 921はかなり思い違いをしているな。安岡、吉行、三浦、吉本、長部、高橋などの作家たちは、「ファン」ではないよ。
それぞれに真剣味をもって読んでいる。ファンといういわないと言っている事自体、素人そのもの。
>>921 ビートルズのファンと同様、
心酔しその文学の真髄に直結し、ほとんど自らと分かち難いほどの
親近感を覚え、作家及び作品と寄り添う感じがするほど
読み込んでいる=フアン。素晴らしい。君は正当な太宰の読者だよ。
973 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:03
なぁんだ。「ファン」と公言したくないのは、あたりまえじゃないか。だって「ファン」っていうのは、僕は浅く読んで、楽しく読ませてもらってまーす。ニコニコ。ッて言ってるのと同じだぞ。
小林秀雄が「おれドストエフスキーのファン」とか「ゴッホのファン」なんていうわけないものな。
「そもそもファン」ということ自体が、僕明るくさわやか、軽いのがたまにきずっていうプロフィールになってるんだよ。
974 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:04
ビートルズ=太宰 (・A・)イクナイ!!
975 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:06
>>972
ほめごろし。
976 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:06
ところで太宰の遺産は津島家の政治資金になってるそうだね
977 :
吾輩は名無しである :02/05/19 03:08
ビートルズは1000年後も聴きつがれるが、太宰はどうだろう?
978 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:09
>>974
陶然。
>>972
ええかげんにせいよ。むすめぶさいくとは?
979 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:20
>>977
どの文学スレにもかならず、この種のジャンル違いをむりやり比べるのが出てくる。面白いほど必ず。
仮に太宰はあと数十年で読まれなくなる、とかなんとかとして、またその逆を言い張ったとして、だからどうだという?
981 :
吾輩は名無しである:02/05/19 03:37
>>980
え?ビートルズの熱狂的ファンてこと?ま、いいや
いっしょにはしない方がいい、ほんとに。
>>981 別にビートルズの「軽い」ファンでもない。
芥川賞くれよ〜って泣きつく駄目人間と一緒にできないということ。
意外と太宰マニアは粘着だな。きもいのう。
太宰に陶酔するファンと、必要以上に反撥するアンチ。
太宰を対象化しきれていないという意味ではどっちも似たようなものだと思いますが、
そろそろやめてもらえませんか。ここを荒らすのは。
984 :
吾輩は名無しである:02/05/19 14:35
太宰好きは他にどんなの読んだら気に入ると思う?
985 :
吾輩は名無しである: