「戦争がはじまるそうだね」 「・・・それもよかろう」 それでいいのか!! 文学者諸君!!
報復行為としてアフガンキャンプもしくは中東への部隊派遣、 海上からの攻撃ってな具合になるんだろうが、問題はその後 さらに事態が進んで日本が派兵協力を要請された場合ですな。 しかし、圧倒的な破壊だ。ただこの破壊を「破壊」としてしか 名付けられないところに言葉の無力さがあると考えるか、 それともこういう現実に言葉が介入する必要はなく、むしろ 言葉の濫用が究極的には何もかもを無に帰そうとする欲望を 導いてしまうのだと考えるか。 が、恐ろしいな、こういう「映像」をまず受け取ってしまう 時代というのも…。
3 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:19
アメリカ主要都市のあちこちで攻撃を受けているという情報
4 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:29
なんで人がいないんじゃあああ!!!
主要連邦組織に対して避難命令。米国からの離着陸完全制限。 しかも厳戒態勢…。
6 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:33
2ちゃんは終わらなかったけど、世界が終わっちゃうかもしれないな・・・
7 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:39
今こそ、出でよNAM総統柄谷!
8 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:41
ニューヨーク株式市場、取引無期延期。 さしあたって、この方が影響あるんじゃ・・・。
世界は終わらないだろうし、世界大戦にもならないだろうが、 これで日米豪トライアングルがNATOを踏襲した形の 軍事を下敷きにした同盟関係なんかになったり…もしないか。 当面は全面調査&軍投入によるテロ本部爆撃だね。 対岸の戦争、に対する宣言文なんてのは、再び出されうるん でしょうかねぇ…。
10 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:45
11 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:46
おおおお柄谷どっかに出ないかな。
12 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:46
大統領がブッシュ猿だからねえ・・・ 何が起こるか分からんよ。
ほんと、ニューヨークってすごいよ。
(『第三次世界大戦を前に〜』スレより↓)
4 名前:吾輩は名無しである :01/09/11 23:31
>1
キミのように、たちまちのぼせ上がって騒ぐアホを
静かに観察しながら、
事件と報道と人心揺動の21世紀的現実を見つめる。
表象の背後にある真実を見透かさなければ、何もできない。
5 名前:吾輩は名無しである :01/09/11 23:33
>>4 さうさう。
この世界で何が起ころうと、所詮は人間のなせるワザ。
それ以上でも以下でもない。うろたえるな>1
15 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:53
文学活性化のチャンスだべ。 ホラ、目醒めて書け。生々しい実況を見ながら、 「これはいったい自分にとってどういう現実なのか?」 …それを突き詰めて考えれば、新たな文学誕生するぜよ。
16 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:55
あのさあ、あんただってニュース見てんだろ? 何が起こってるのか分かってるの? 完全に感性が鈍磨してるよ。すごく大変なことが起こってるんだよ。
17 :
吾輩は名無しである :01/09/11 23:56
16は14へのレス
そういう達観めいたことを言って何かをまとめた気になるのが いちばん恐ろしいな、俺は。 表象だか真実だか知らないが、人は死んでいるわけだし。 もし日常の生や死を見つめて文学というものが作り得るので あれば、なぜこういう大きな事件と同時代にいることになった 自分を見つめることが文学じゃないと言えるだろうか?
戦争文学はヤダ。
見ながら書いてる。それがどーかしたか? キミが泡くってもな〜〜〜〜んもならん。
21 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:01
ごめん、俺も
>>14 ね。
例えば、燃え上がり倒壊しつつあるビルから身を投げる人間が
いる。その場に立ち会うだけで、身内が死んだわけでもないが、
嗚咽し叫び呆然とする人々もいる。また、こういう報道を自分の
部屋で、安全を確信しながらみている自分に、ふと不安のゆり戻し
が来る。それを想像することができず、言葉で「人間のするコト
なんてのは…」と片付けてしまうのは、今自分が立つ場所を放棄
するのと同じだと思うのだが。
ま、何と言ったところで「たちまちのぼせ上がって騒ぐアホ」
なんて軽く口に出して満足なんだろうけどね。
23 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:03
もう一機ハイジャックされた飛行機がペンタゴンに向かっている模様
24 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:03
別に現実と文学は対峙していない。文学ってのはものの考え方 じゃないのか?>24
26 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:05
>>24 ばかたれ。宇宙の最期になってもそれを見つめるのが
人間であり文学だろが。な〜〜んもわかっとらんな、文学を。
27 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:05
14は自分の家に飛行機が突っ込んでも「人間のすることだ」と答えるらしい。
28 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:08
>>26 それも達観した考え方だろうが。
文学の意味を広義解釈するな。
29 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:09
アラファト議長の唇が震えてる・・・ どんなことが起こってるか分かったかな?>14
30 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:10
>>22 >それを想像することができず、言葉で・・・
キミもばかたれか。慌てて文意を誤解するな、ちゃんと読め、冷静に。
想像できるからこそ、文学だろ。想像して不安に駆られて
目をつぶって泣くのか?? なお眼を見開いて見続けるのが
文学だろ、たとえ最期の一人になっても見続け
真実を見透かそうと努力し続けなければ、文学の存在価値は無い。
>>29 あれでパレスチナでの努力が水の泡だ。
あの人も本当に可哀相だ・・・
32 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:16
>>28 広義解釈ではないべ。基底だよ。いつもは曖昧化されているだけ。
わりい、そういう意味なら同意>30 だが、想像の難しさを知りつつも言葉にするのは、無力感との 戦いだよな。 非主流派にしても、ここまでやれる統率力と財力があるのは どこだろうね?
>>33 あえて言葉にしてみれ。時機だぞ。
キミに欠けていたのは「臨場」だろが? 無力感は日常に棄てろや。
報道を貫通して自分の眼で見ろ、想像力を全開しろ、言葉を捜せ。
そして、書け。書け! マジ。>ixion
35 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:27
ペンシルバニア州にも飛行機が墜落。
(追加)ここにじゃないぞ、ムロン。ブンガクの領域に、や。
37 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:30
全米で11機もハイジャックされてるそうだぞ!!
38 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:34
>37 わめくなや。全員見ながら書いてるんだから。 ワシントン滞在中の石原慎太郎無事だとさ。喜ぶ、悲しむ?
39 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:35
カナシム
>キミに欠けていたのは「臨場」だろが? 無力感は日常に棄てろや 俺が今感じているのは悔しさだけどね。 "Everybody was on top of each other coming down" と今ひとりの黒人女性が言っていた。彼女は衝突の瞬間に窓際から 飛ばされたので幸いビルからは逃げ出せたが、周りはひどい火傷を した人々でいっぱいだったそうだ。 そして、アメリカ政府の一高官は「民主主義に対する冒涜」と 言葉にする。この言葉はばかばかしいものと誰もが知っている。 でも、この「乖離」こそ、テレビで何かを「見る」ときに俺が 感じる臨場のない悔しさのもとだ。 だいたい、747には乗客が乗っていたのか。その時彼らは 何を思ったんだ?
41 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:47
>40 それを言うなら、現在行方不明中の他の 少なくとも4機のハイジャック機と それをスクランブルした空軍機が敢えて爆撃するのかどうか? その中に乗った乗客は「イマ現在」何を思ってるのか?だろ。 ・・・想像力!!
42 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:48
絶句です。何とか言う(スマソ)指導者……ひにあぶらをそそぐよーなハチゲンを…(ワナ もう本当に世界規模でやばいでしょう。戦争だけは避けて欲しいよ馬路で馬路で 数千人だよ!!死者が!!! どうなるんだ…
43 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:50
>>34 よけーなお節介じゃないのぉ?
ixion はあくまで2chのキャラ、
それ以上には出ない。ずっとこのままで逝くと思われ。
44 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:51
「ぜったいキャイ〜ン」やってる場合じゃないぞTBS!! 中止ぐらい分かってるよ!!
45 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:53
>>42 別に、どうにもならん。神戸で死んだのは6千人以上だ。
第二次大戦では数千万人死んだ。
…ニンゲンは必ず死ぬ生き物だよ。同時か個別かの違いだけ。
慌てるよりも、さて自分は生き残れるか、それを考えれば>42
46 :
吾輩は名無しである :01/09/12 00:56
>さて自分は生き残れるか、それを考えれば お前こそつまんない人間だな
「一人の人間の死は悲劇である。数千人の人間の死は統計学だ」
48 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:00
今スターリンがいいこと言った!
49 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:02
>>46 アワくってる人間には「お前は?」と問うてやるのが一番いい。
ノボセが冷めるから。
キミもかなりノボセとるようだね、水でもかぶってこいや>46
50 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:05
はーーい、皆で水かぶりましょー、ワシントンでも 次々に爆発、日本もアブナいかも。 避難しよ、非難しよ。お先ーー。
51 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:07
>…ニンゲンは必ず死ぬ生き物だよ。 お若いの、今はそういう話をしたいのではないのだ。
52 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:12
ほんと映画みたいだよね。画面を通すと何も感じることが出来ない ってのは分からんでもない。けど俺は数年前の阪神大震災を肌で 経験している。自分だけは大丈夫だと思ってるここにいる馬鹿よりは 長く生きのびる知恵を持ってるよ。
53 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:15
>>52 ばかたれ。「生き延びる」イミだろが、問題はいつも。
>>38 -39
れーせーな人もいるんだ。・・・ホッ
57 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:22
NY貿易センタービルにあった日本企業の、社員達の無事が 続々確認中。さすが、民間!という感じ?
58 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:23
>>55 人がビルからばらばら落ちてる。それでも冷静でいれるの?
これが日本で起こってても、友人が遭遇したのだとしても、
それでも同じことを言ってるの?
>56竹原へ
おー、どさくさに紛れてえらい威勢がいいのぉ、
>>52 のぼくちゃんはウソで
>>56 が本性です、ってか? 非常時には素顔が露呈するのう。
60 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:29
>>58 スレの流れを読め。突然入ってきてキャーキャーわめくな。
61 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:31
厨房ウザイ
62 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:32
全員テレビを見たり、ネットで米国のサイト見たり、 しながらカキコ中と思われ。 レス全部読んでみてから、書けば?>58
63 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:35
>>52 被災者には苦痛な情報ではありませんか?
経験者にしかわからないことがあります。
2@でそんな大事な話したら、もったいないですよ。
煽りはうんこちんちんです。
64 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:41
テロの死と自然災害による死では、社会的にも文学的にも ちょっと意味が違って来るんじゃないか?傍観者的にみると。
貿易センタービル82階にいた日本企業の社員4人全員無事確認、 42階にいた102人中100人の無事確認、 79階にいた3人中3人の無事確認。。。 崩壊したビル内の企業、無事な社員多いようだ。不安に惑わされず 冷静さが肝心と思われ。災害もテロも、そこが同じ。
66 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:54
>>63 (゚Д゚)ハア? 俺も阪神大震災を経験したけどね、だからと
いって俺はお前らより生き延びる術を知っているなんて
おごったことは言わねえよ。実際地震起きたときは自然災害
なんて全く想像できなくて戦争がおこると思ったくらいだから。
とにかくこんな経験談なんて結局は人に話したいだけの
苦労自慢なだけなんだよ。やっぱり現実見てもあれだけ
日常化しちゃうとあんまりテレビ見てるのと変わらないよ。
あーあ、また知り合い死んじゃったくらいで。
そりゃ最初は興奮するけどね。
67 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:57
>とにかくこんな経験談なんて結局は人に話したいだけの >苦労自慢なだけなんだよ。 お前は平野か?
68 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:59
>>65 だから「傍観者的に見ると」って言ってるでしょう?
あくまでも文学的社会的に見てってことでね、言ってるんですよ。
当事者なら冷静さなんてわかりきってることでしょ。
そんなもの街でからまれたときも同じ。
69 :
吾輩は名無しである :01/09/12 01:59
こうなると、平成五年のニューヨーク貿易センタービル爆破テロが 思い出されるわけだが、それを根拠にして背後関係に言及するのは いささか早急と言わねばならない。 端的に仮想敵が創り出される現場にいるかもしれず、また、テロその ものが償いの要求をもまた生み出すというのも、別の気持ちとして ある。 湾岸戦争の時と、この事件は、どのような違いがあり、何をもたらす か。それにしても、「攻撃された」「報復する」という表現が頻出す る事態というのはいささか穏やかではないな。 すまん自己レスだ・・・
71 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:01
>>67 ああ、そうそう、言ってましたね。平野も確か。
でもそれは案外正鵠を得てるような気がするんだけどね。
平野にしては珍しく。
72 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:05
>72 すまん
74 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:08
>>69 冷静に現実を客観視できない道徳観をもった
人道クンは文学好き失格です。相田みつをでも
読んで早く寝なさいウヨ房。
75 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:10
まあ一般論でもいいんだけれど、とりあえず 文学板らしいレスを読みたいなあ。 ちょっと過激でもいいからね。本音を。
>>70 いやいや。いったい何が起きたのか??と
人心が烈しく動揺し、且つ事態の総体がつかめない時には、
政治のやるべきことはまず、事態を決定し→「攻撃された」
対策を明確にする→「報復する」、
ことである。
「明確に言えることをまず断言する」ことが、
混沌極まりない非常時に
人心を落ち着かせる為の、まず第一の要件。
77 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:10
経験は何にも取替えが効かない。 冷静になれなどといっても、やられた当事者は冗談じゃあないだろう。 だからこそ世界から戦争はなくならない。
ニューヨークって以外と広いんだなあ、とかか?
79 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:13
>>77 そんなことはわかりきってんだよ。だったら文学の
意義なんてちっともなくなってしまう。
それよりもそれをこれみよがしにかざして
偉そうに発言するなってゆうことが問題なんじゃないの?
80 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:14
腐ったシニシズムださい
81 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:16
82 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:18
市民が逃げるところはアルマゲドン、ディープインパクト、 ゴジラで見たときとそんなに変わんなかったなあ、 あとビルに突っ込んだときもCGと変わらなかったなあ、 やっぱ仮想現実って素敵、とか?
83 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:20
昂奮してたアナウンサーの声が(NHK) 落ち着いてきた。冷静に喋れと指示がでたか? 途端にニュースの「刺激性」が変化するような感じだ… なんというか、ピリピリするような神経的刺激から、 言葉の意味内容による刺激へ。
84 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:22
>>80 じゃあ文学を語るな。ノンフィクションだけ読んどけ。
>>81 いや、だからね、
>>52 が阪神大震災を経験したっていうことは
貴重な経験で一家言あるとは思うんだけど、それをこれみよがし
に偉そうに言うのはちょっと違うんじゃないかと思うわけだ。
85 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:34
>>83 そう、文学って結局それだろ?言葉の刺激。
内容だけ求めるんだったらお涙感動ちょうだいの
ノンフィクションだけ読んでりゃあいいんだよ。
オリンピック、世界陸上、世界水泳、日本勢のメダル
何個獲りましたってだけに感動して、その他の敗者には
一瞥もくれない。それをどうとるかは個人それぞれだけど、
事件の当事者も、傍観者もそれぞれに観点があって、
センチメンタリズムもシニシズムも肯定しなきゃなんないと
思うんだけど。もちろん当事者の関係者の中にも本当に悲しんで
いない人もいるかもしれないし。のちのちの葬儀で誰を呼び寄せ
ようか遺体確認に行く途中にずっと考えてたりとかね。
案外別の事考えてたりするかもしれない。文学はそういうとこ
つくからおもしろいと思うんだけど。
>>84 っていうか、何も今回の事件を題材に小説を書けとか、そんなことを言いたい
んじゃない。それをモチーフにしろとも言いたいんじゃない。それでも起こった
出来事に対してそれほど冷めた反応ってのは、単なる悪しきポストモダン
シニシズムじゃないか? 確かにむやみやたらに興奮するのは危険だが、これほどの
事件が起こっているのに何も反応しないなんて、ちょっと異常だ。
オウム事件が起こったときも日本の文学者はほとんど反応しなかった。それに対して
海外の文学者は異様に思っていたよ。想像力の欠如といわれても仕方がない。
87 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:40
言葉の意味内容による刺激だったらノンフィクションでも同じじゃん。 ここで文学とノンフィクションを対立概念にしてる奴はアホ。
88 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:45
>>83 声=音波だから、言葉の意味内容より先に
物理的に脳波を刺激してしまうのは当然と思われ。
(アジ演説とかも、内容より声の調子や語り口の方が
より強い刺激を与える)
ニュースを読む人間の声の調子に、聞く者はまず煽られる。
ついで、昂奮させられたその感情で言葉の意味内容を捉えるから、
冷静な思考ができず、ニュースに引っ張られて「我を忘れる」。
・・・このスレにも、喚いてる厨房がいたナ・・・(w
89 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:49
>>86 いや、大江はずっとオウムのテロリズムを予期していたよ。
「宙返り」ではそれを賞賛さえしている。
つまり、日本の文学者やジャーナリストは想像力が逆に
ありすぎて反応が鈍かったんじゃないのかと思う。
それに海外の場合はカルトが多いし、現実に起こっているから
想像だけでは済まされないからじゃないか?
そこでたとえばワイドショーみたいな場で市川森一みたいに
変な信念みせてシニシズムを掲げるっていうのは、見ていて
俺でさえ不安になるし、少なくとも公共の場に出て発言する
人間の言う事じゃない。
でもね、文学者が発言でも小説でも全くのコピペ発言だったら
ちょっとね、ひねりがないと思うよね。だってそんなこと
山田まりやでもいえるよ。てかもっとうまく言える。
文学者やジャーナリストが本音を言わなくてどうするの?
もちろん大谷昭宏みたいに予防線を張っておくのは当然だけどね。
91 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:52
>>76 だとすれば、「怖い」「予測不能だ」と言っちまった小泉は、宰相失格か?
いくらナマの声をマスコミに流すのがウリといっても、
時と場合があるだろう。こういう事態なのに、
一市民としての感情をショージキに出されてもなあ。。。どうよ?
>>90 いや、亀レスでも通じてうれしい、このドサクサの中で(^^
94 :
吾輩は名無しである :01/09/12 02:55
喚くのも我を忘れるのも文学だろ。 わけがわからないことが起った。それに反応して当然わけのわからない感情、思考が生まれる。他人のでも、自分のでも。 それをixionの言う「言葉の無力さ」にさからってわけがわからねーまま言葉にするのが文学じゃねーのか?
>ニュースを読む人間の声の調子に、聞く者はまず煽られる。 >ついで、昂奮させられたその感情で言葉の意味内容を捉えるから、 >冷静な思考ができず、ニュースに引っ張られて「我を忘れる」。 俺が心配なのは、本当に起こった出来事の深刻さがこの国の若い連中は 理解できているのだろうかということ。キャスターの声が冷静だったら 我々は感情を乱されなかっただろうか?
96 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:04
>>94 言葉は意味である。
わけのわからない感情は、そのままで思考になることはない。
わけのわからない言葉って、あるなら書いてみてくれ。
それは、ただの喚き声、叫び、阿鼻叫喚でしかない。
そこから、
我を取り戻すことで再び「言葉」を取り戻し、思考を開始し、
事象を読み解き、背後の真実を見透かし、そして、はじめて
表現が可能となる。←文学の始まり。
97 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:06
>>87 広義による意味内容では同じだが、狭義ではちがう。
つまりここでいう言葉の意味とは文体や文章だ。
アナウンサーで言うと
>>88 のいうとおり声の調子だ。
通常のノンフィクションあるいは取材記事では小説のように
文章でクセを出すと、よけいに内容が不明になりがちだ。
要するにわかりやすく言うと、表現者の場合は狭義において
小説=文章 映画=映像 漫画=タッチ(構成は全て重要)
がまず重要視される。
記者やアナウンサー、ノンフィクションも広義において
そういうところは必要だが、それよりも内容だ。
だれも文章や構成が拙くてもそれほどつっこまないでしょう?
もちろん例外なんて腐るほどある。広義に言えばね。
でもやっぱり小説家は虚構をつくるプロだから、やっぱり
ノンフィクションとは乖離しておかないとちょっと失礼かな、とは思う。
98 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:16
>>96 そういうレスを待っていた(w
文学板らしい発言だ。無論、なにか訳のわからない、言葉に
出来ないことが文章で表現されることもあることはある。
バロウズやコクトー「阿片」や中原昌也にもそういうところは
見受けられるし。
でも結局、カミュ「異邦人」みたいにそういうのはやっぱり文章は
それなりにしっかりしていて、つきつめてつきつめて、それでも
「太陽のせいだった」っていわれると読んでる方も納得せざるを得ない。
まあそれは人の好みだろうけどね。
99 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:17
>>95 大事なことは、昂奮して感情を乱すことではない。
起こったことをまず正確に捉えて、その事実に対して鋭く感応し、
感受し、思考することではないか? 正確な感受の為には、
昂奮は邪魔である。
たとえ冷静な語り口で伝えても、
「事実そのものの持つ深刻さや衝撃性」は、変化も減少もしない。
かえって鮮明になる。
100 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:24
>>98 キミのあげてる例は全て、
この↓過程を経た上で「創られた」文学。
>我を取り戻すことで再び「言葉」を取り戻し、思考を開始し、
>事象を読み解き、背後の真実を見透かし、そして、はじめて
>表現が可能となる。←文学の始まり。
わけのわかんない感情を、意味のある言葉で「表現」するのが文学。
101 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:26
では、そろそろ・・・。
103 :
87=94 :01/09/12 03:29
>>96 俺の言いたい「わけのわからない」というのは、「わけのわかった」、つまりは
整理された、既存の認識からはみ出さない、ようするにニュースキャスターの言葉
、に対立するものだ。
「ハイジャックされた旅客機がつっこんでビルが破壊された」
その場に居合わせた人間、そしてリアルタイムでそれを見ている我々にとってこの
出来事はそんな言葉で間に合う事だろうか。
混乱を混乱のまま言語化するのだって文学だ。
これで伝わるだろうか。
それから、この事件の「背後の真実を見透かす」ってどういう事だよ。
オウムでも震災でもいいから例にとって具体的にどういうことか言ってくれ。
104 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:30
>>99 そうそう。創造することにおいては何でもそうだとおもう。
その瞬間に体験したときは興奮しても発狂してもいいんだけど、
のちのちになって冷静に思考してないと小説や映画、音楽でさえ
創れないとおもう。
それは現場でインタビューされて目撃談を語るときにも必要
なんじゃないのかなあ。
関係者だったら感情的になっていてもしょうがないけど、
でもそれも結局傍観者的な立場でみて相手が感情的であるって
ことに期待していることの結果だから、別に被害者が冷静で
あってもなんらおかしいことではないと思う。
あらゆる可能性を考えるのが文学的立場だと思うし、
ジャーナリズムでも同じだと思う。
105 :
87=94 :01/09/12 03:41
>その瞬間に体験したときは興奮しても発狂してもいいんだけど、 14の「のぼせ上がって騒ぐアホ」という発言は不当だと言ってかまわないな。 しかし、表象の背後にある真実?わからんな。
106 :
87=94 :01/09/12 03:44
>起こったことをまず正確に捉えて、 そんな事ができる奴が今現在どこにいる? >その事実に対して鋭く感応し、感受し、 事実なんてどこにある? >思考することではないか? 考えて何が分かるんだ?
>>99 言いたいことは分かる。そういうことなら同意する。
確かに表層にとらわれずに出来事の本質を分析する冷静さというものも
必要だ。
しかしその一方で、起こった出来事に素直に驚き、憤ることも必要なのでは
ないか? それなくしてどうして人の痛みがわかる?
>>104 >のちのちになって冷静に思考してないと小説や映画、音楽でさえ
>創れないとおもう。
そんなの当たり前。ただこの瞬間から傍観者を気取るのはどうか?
所詮は他人事? 悲劇って、あのビルから落ちた人が、ひょっとしたら
自分の愛する人でも『ありえた』かもしれない、って想像することから
始まるんじゃないの?
>>105 なんか違うみたいだぞ、
>>14 は『第三次世界大戦を前に、文学は何ができるか?』スレを
立てたドキュソ1に対するカキコのようだ。
こいつ↑になら、おらも言いたいぞ(w
>のぼせ上がって騒ぐアホ
109 :
吾輩は名無しである :01/09/12 03:49
>>100 そうそう。そのとおり。全部狙って創られている。
問題はその程度の差なんだろうね。
'60サイケの時もトリップして無意識に作品をひねり出した
とは言うけれど、それもやっぱりギターが上手いから
できることであって、楽器ができん奴にとってはやっぱり
ノイズしか生み出せない。
もちろんある種のひらめきによってそこから作品を創っていく
ってことはあるけど。つまり、それが言葉にならない感情や
感性ってことで、
>>103 のいうことに通ずる。
創作技術に重きを置くのは
>>100 で
ひらめきに重きを置くのは
>>103 だね。
でも作家に聞いたらどっちも大事って言うだろうね。
ひらめきや衝撃がなければ創れないし、技術がなければ
それを表現する術を持たない。
どっちにしてもいいたいことはわかる。
でもやっぱりそういう衝撃的な体験だけが大事って
いうのはやっぱり違うだろうね。
>>108 引用は正確に。
『第三次世界大戦を前に、文学は何が出きるか?』スレ。
>1
>キミのように、たちまちのぼせ上がって騒ぐアホを
>静かに観察しながら、
>事件と報道と人心揺動の21世紀的現実を見つめる。
>表象の背後にある真実を見透かさなければ、何もできない。
>>71 さん
ちょっと、さっきおれの意見が「一般論」といわれたことが
納得いかないから書き込むが、おれだってあの事件には憤って
いるし、感情も言葉にしたい。
しかし、なぜ自分がセルビアやパレスチナの報道にはここまで
憤らず、この事件に関しては憤ってしまうのかという率直な
とまどいがあるのだが、それは言葉にしてはまずいか?
112 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:00
>でもやっぱりそういう衝撃的な体験だけが大事って >いうのはやっぱり違うだろうね。 だから誰もそんなこと言ってないって。私小説アレルギー強すぎ。
113 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:05
>>108 『第三次世界大戦を前に、文学は何ができるか?』スレの1に対するレスは
当該スレッドの4,5だろ。
このスレッドの14はこのスレッドの1-13に対するもの。
114 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:06
>>107 まあ、こういう事に結構なれっこになってるのかも。
既に2chに来ている時点で。
要するに2ちゃんねらーの場合は、すでに当時者的な物語を
書くにはちょっと無理があるんじゃないかと(w
あくまでも傍観者的な作品しか書けないだろうってことで。
だって
>>107 が言うには実際に体験してないとあんまり
説得力あるような話は書けないようだし。
傍観者の立場も主観的に描いた当事者的漫画
「ワールド・イズ・マイン」と、
あくまでも世界の終わりを主観者的立場で描いた
「ドラゴン・ヘッド」。
まあ、どっちの作者が2ちゃんねらー?っていわれれば
ほとんど前者を挙げるだろうな。たとえ事実は違ってても。
つまり漫画だからこれは当事者を混ぜざるを得なかったが
文学なら傍観者のみを主人公にした作品も当事者的作品として
また立派な作品だ。
115 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:10
>>112 いや、べつに
>>112 を非難してるんじゃなくて、
一般的なことを言ったまでです。
村上龍がよく逝ってたことばなんで。
おれはちなみに私小説はどうかしらんが、
1人称の作品は結構好きだよ。
116 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:16
>だって
>>107 が言うには実際に体験してないとあんまり
>説得力あるような話は書けないようだし。
いやだから言ってないって。
>>112 はおれ
俺が言いたいのは、小説を書くとか言う行為とは別のところで、こういうことが
起こったときに文学者はどういう態度をとるべきなのか、ということ。
「これは世界大戦の始まりである」と煽るのもありだし、「アメリカもパレスチナ
にはひどかったから自業自得だ」と毒づいてもいい。ただ、無関心になったり
どこか高い所から眺めて涼しい顔をしていたりするのが、おれには我慢がならない、
ということ。
117 :
87=94 :01/09/12 04:22
俺は別に文学者がこういう時に無関心でもかまわないし、高みの見物で もかまわないと思う。その作家が優れた作家なら、きっと閉じた、しか し美しい小説を書くだろう。
118 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:25
>>116 それなら納得です。ただ、そういう傍観者的態度も
態度表明のうちのひとつだとおもう。
もちろんそういう人にはそれに関して発言権はないけどね。
まあ、そういうやつを主人公にした小説もあるし
(つまらないだろうが)、それもありかな、と。
119 :
87=94 :01/09/12 04:29
だけど、ノンフィクションや(ノンフィクションは稚拙な文章でもいいなんて言った馬鹿はどいつだ) ある事件を題材にとった小説を書くならば、高みにたって「背後の真実」とやらいう怪しい代物に考え を巡らせるのではなくて、事件の怪異性そのものを引き受けて、そのわけのわからなさをそのまま追体 験するのでなくてはならないと思う。
120 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:31
>>117 うん、いま
>>117 がいいこと言った。
おれ
>>118 がいいたかったのはそういうこと。
なんだかんだ言ってみんな明日学校なり会社なり休みなりでしょ?
メシは食うし、寝るし、小便するしウンコもする。
結局は日常を生きなきゃいけないのよ。
「永遠に続く救いようのない日常を描く」ってのが文学の
命題だと思うから。そうじゃなかったら、トム・クランシー
やマイケル・クライトンとかわらないでしょ。
わざわざ面倒な問題を起こして話を進める。
別に嫌いじゃないけどさ、そういうの。
121 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:38
>>119 その馬鹿はおれだ(w
稚拙でいいってゆうより、稚拙であっても小説ほどには
突っ込まれないでしょ?っていう意味。
でもここでいう稚拙さっていうのは、文章がしっかりしていない
っていう意味じゃなくて、要するに「味」がないってこと。
ガチンコラーメン道見てる?佐野が言うように、繁盛する店は
一度食べたら忘れられないような味をしてるからもう1回来たく
なるんだってさ。それはある人にとってはまずいし、ある人に
とってはやみつきになる。納豆みたいなもので。
だから稚拙っていうのは語弊があったかな。
「味」がそれほど必要じゃないってことをいいたかったわけです。
ニュー速板より ----------------- 255 名前:名無しさん 投稿日:01/09/12 04:06 ID:CvTksTbQ こんな時でもオナニーしちゃう俺って・・・ ----------------- ごめん不謹慎で。
123 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:45
さて、漏れもオナーニをして寝るか・・・
124 :
87=94 :01/09/12 04:45
比喩ってこういう議論においては混乱を呼ぶことが多いからなるべくなら避けて欲しい。 「味」が意味してるのは作家の個性ってことかなぁ。よくわからない。
125 :
吾輩は名無しである :01/09/12 04:50
>>123 て優香、比喩を用いないと議論ってわかりづらいんじゃない?
127 :
吾輩は名無しである :01/09/12 05:26
ところで、やっぱ戦争起こるだろうか?
気分はもう戦争
129 :
87=94 :01/09/12 05:40
今日は眠れないな。もうあきらめた。
>>126 比喩でない直接的な言葉でさえ、その指示内容を議論の相手と共有できないことが多い。
例えば
>>100 の
>わけのわかんない感情を、意味のある言葉で「表現」するのが文学。
という部分についてはうっかり同意してしまいそうになるが、多分俺がこの文章を
読んで思い描く内容と100が意図した内容は違うんじゃないかと思うわけ。
俺にとっては出来上がった作品が、多くの矛盾を抱え込んで、てんで統一を欠く代
物であってもそれはそれで「意味のある言葉」なわけ。
だけど、おそらく100にとってはそうではないだろう。
>>121 の「味」という比喩だって俺には何を指し示しているのかさっぱりわからない。
無理矢理推測してレスを返しても見当違いになるだけだ。
これに限らず、俺が経験した限りでは、対等の立場での議論に置いて、比喩は
混乱のもとになることが圧倒的に多かった。
130 :
吾輩は名無しである :01/09/12 06:28
圧倒的な出来事の前で物語は果たして力を持つのか?
131 :
吾輩は名無しである :01/09/12 07:02
経済の麻痺と戒厳令による国の内外からの分断という状況下で アメリカ人がどういったイメージを醸成しているのかが気になる。
132 :
ixion :01/09/12 07:35
一晩中、結局見ていました。いや、感覚としては結局「観ていました」 に近いのだろうか。言葉と状況が離れてしまうことに対して、言葉の 側の無力が叫ばれるが、言葉と状況の間には本来「想像力」がつなぎ として期待される。しかし、「映像」が言葉と現実の間に入り込むとき、 想像力の地平は目の前の平面画像にさえぎられ、言葉が無力であるように 感じる。 俺が考えていたのは、くだらないことかもしれないが、大江が『状況へ』 の序文で書いていたことだ。一方に「行動するように書く」つまり、 「自分は何を行なうか」「他人になにをおこなうべくもとめるか」と いうストレートな主体・客体性を帯びた表現をする人がいる。そして、 この「行動の書き方」の人間に対するように、いやむしろ何に対している のか分からないようなやり方で、言葉から状況へ、もしくは逆へ、必死 につないでいこうとして「迷いの書き方」をする人間もいる。 カブールで何か起こったようだ。やはりアフガニスタンからか…。
こんなときこそ日常をしっかりと生きろ
134 :
吾輩は名無しである :01/09/12 12:15
>>129 「味」とは要するに個性のことだな。味のあるバッティングをする、
味な投球術、味のある歌声、味わい深いギター、そして味のある文章。
つまりスタンダードとはどこか少しはずれたことをいう。
切り口が違うとでもいうか。
無論、技術水準はお互い高い者もいれば低い者もいる。
つまり読後の感想は同じでも読んでいるときの感覚が違うということだな。
結果は同じだが経る過程が違うということ。
どっちが劣っているとかいうことではない。
いつも思うんだけど、可愛らしい対抗心だね。
136 :
吾輩は名無しである :01/09/12 14:34
テレビはこれ一色だから、本を読むことにした。 本屋に行ってこようと思う。 なにを買ったらいいのでしょうか?
137 :
吾輩は名無しである :01/09/12 18:06
ドン・デリーロ『マオU』
絶望から生まれたものに「報復」が何の意味を持つんだろう。 やたらと垂れ流される「公共広告機構」のCMはテロの影響なのか。 あれそのものが「民主主義」に対するテロリズムに思うのだけれども。 何もわからない。映像が「映していない」ものを想像できない。
139 :
吾輩は名無しである :01/09/13 21:29
あげとく
140 :
吾輩は名無しである :01/09/14 00:16
>>138 >映像が「映していない」ものを想像できない。
そんなカナしいこと言うな。文学板の住民だろうが?
他板がぜ〜んぶお手上げだとしても、ここだけは「映していないもの」を
見なくてどーする。「見る」――自分の眼で、見抜く。
誰かの視角で切り取られた「現実のホンの一部」に過ぎない「映像」を透して、
その向こうを、
逃げ惑う一人の人間の心を、その激しい動悸を、間近に迫る崩壊の砂塵を、
墜落していく飛行機の加速を、窓によぎる一瞬の雲の形を……
ありありと想像し、体感し、、、、そして、彼等が残せなかった言葉のことを考え、
できうるならば代わりに「表現しよう」と、せめて企図しなくて、どーする。
141 :
吾輩は名無しである :01/09/14 01:04
文学と臨場感は完全に相反するものではないのですか?
142 :
吾輩は名無しである :01/09/14 01:23
墜落した飛行機の乗客は、WTCにテロが突っ込んだのを知ってたんよな? その上でこの自分達の乗った飛行機もどこかに突っ込むと認識した時、 頭の中、何が思い浮かぶのかな? メリケン人は家族に「I love you」が大筋だと思うが、 日本人は何を思うんだろう?
143 :
吾輩は名無しである :01/09/14 01:24
昔みた映画や漫画を思い出すと思う
>>142 山の中に墜落した一機だが、携帯で家族から「WTC突入」を
知らされた後、乗客達が結束して犯人と戦い、「目標突入」を阻止した模様。
「目標」はホワイト・ハウスだったらしいぞ。
戦ったんだ。。最期まで。。
145 :
吾輩は名無しである :01/09/14 06:47
>>144 日本で起こっていたら日本人はどうしたか、ってどうしても考えてしまう。
ピッツバーグに墜落した便は「戦闘機が撃墜した」説が再浮上。
たぶん日本人なら、 「なんでオレが?」とか「なんてついてないんだ!」「乗らなきゃよかった」みたいな、 利己主義な考えが頭の中に延々と浮かぶのではないかな。 「隣人の平和の為に死ぬ」と言う考えを少しでも植え付ける徴兵制度の有る無しで、 アメリカ人的な行動を行うんだろうかな? ヒーローになる為に死ぬのが正しいと教えられる国だからね。 戦時〜戦後、日本の母は「お国の為にお前を産んだのじゃない」と言う方が、 本当に「I love you」なのでは無いかな〜とか思ったのよな。
148 :
吾輩は名無しである :01/09/14 16:08
でも本当は、 「その最たる守るべき隣人は、アメリカ大統領である」と、 インプリンティングされてるのかも知れない。 そうなってくると、中国や韓国の指導者第一主義と何ら変わらないよな。 個人としての富(文化や金銭すべて含めて)の大きさを考えると、 アメリカの方が本当は怖いのかもしれない。
149 :
吾輩は名無しである :01/09/14 16:14
1の高飛車な態度がなんかムカつく
↑アホなひっきー厨房女は、 年中いつでもやる気なんか無いだろ。逝って良し!!
153 :
吾輩は名無しである :01/09/15 07:47
>>144 いまだに撃墜説が消え去らないんだが、やっぱり携帯で情報を
把握できる時間があったらしいんで暴れたんだろうね。
たとえ撃墜されてても1人が立ち向かっていったあと連鎖的に
犯人を拘束しにいったんじゃないかと思いたい。
>>147 そういうときは日本人でも同じ行動をとっていたと思いたい。
人間心理的な問題だから誰か1人勇気のある人が抵抗しに行けば
連鎖的に団結しにいくんじゃないかと思う。
情報は入ってきているし自分の命がかかっているし。
>「なんでオレが?」とか「なんてついてないんだ!」「乗らなきゃよかった」
アメリカ人でこういうこと言う奴がキングの小説に出てきてた。
日本でもこういうこと言う奴は最初から協調性がないんだろうね。
154 :
吾輩は名無しである :01/09/15 08:45
日航機ハイジャック事件、全日空機ハイジャック事件、西鉄バスハイジャック事件 を考えれば絶望的だと思われます。 先日の通り魔事件で住人の安全(流れ弾を配慮した)の為に発砲せず、 その結果殉職した警官に対して“死んで当然”という感想が出てくる 社会ですから。
155 :
吾輩は名無しである :01/09/15 23:25
殉職とか人の為に死ぬっていうのは文学的に美談なのか文化的に美談なのか。 それとも社会的?精神的?宗教的? オレは大阪育ちなんで、東京の事は曖昧なんだが、 東京のランドシンボルな都庁ビルとか、あーいうWTC機能的なビルで働く(仕事するって意味で)のは、 ちょっと怖いと思うオレは臆病かね?(笑)
いつ飛行機が(核でも交通事故でもいいんだけど) 自分のいる場所を直撃しないとも限らないんだし。 こいびとや家族の可能性まで考えると、 生活の営みそのものが恐ろしく思えてくる。 そういったものから目をそらさない限り今回のテロを「恐ろしい」と片づけたり できないと思うんだけど、あなたはどう思いますか。 それよりも、京橋ツインビルはどうなんですか(笑)
>>153 >「なんでオレが?」とか「なんてついてないんだ!」
>「乗らなきゃよかった」
>アメリカ人でこういうこと言う奴がキングの小説に出てきてた。
日本人でも英国人でも、そう言うさ、もし時間に余裕があれば。
そうした最初の反応を過ぎて、いよいよ事態が切迫していることが
否定できなくなった時、初めて人間は「醒める」。
そして、嘆きや悔やみなどという無駄なことは一切やめて、
その瞬間「もっとも必要なこと」に集中する。
…墜落機の最期の数分は、
まさにそうした、究極の時間だっただろう。
>>156 前日に、何気に会った知人が、翌日クルマで走行中に、
対向車が積載していた鉄柱が
突然荷崩れしてきて直撃、即死した(事実),何の落ち度も無く。
…人間の生って、もともと
そんな「危うさ」の上に成り立っているのだと、改めて思った、
神戸の震災を持ち出すまでもなく。
158 :
吾輩は名無しである :01/09/16 00:41
>>153 撃墜説と「乗客が抵抗&墜落」説、
はたしてどっちなのだろうか? ヴォイス・レコーダーが発見されたようだが
そのまま公開されるだろうか? …公開しなくちゃウソだよな、
自由の国アメリカだもの、な。
159 :
吾輩は名無しである :01/09/16 07:01
>>154 通常のハイジャック事件なら大抵は助かるし、もし団結して
よけいに感情を煽ると逆上するから大人しくしていたと思う。
でも2機とも突っ込んだ後で確実にこれも突っ込むとわかった
今回の場合は団結せざるをえない。
しかし大韓航空のときみたいにコックピットは案外安静だった
とかいうのだったらまたややこしくなるな。
ホワイトハウスに突っ込むと知って乗客が逆ギレした って聞いたあれは、もしや夢だったのか・・・?
アイシュヴィッツのあとで詩を書くのは野蛮である
162 :
吾輩は名無しである :01/09/17 16:38
何故、みんなアメリカに肩入れしてんだ?とか思う。 そりゃテロは悪いし、民間人を巻き込むのも悪いと思うが、 そこまで嫌われるアメリカの本質をみんな見てるんだろうか? イスラム教徒にしたって、全員が全員あーいう過激派では無いのに、 イスラム教徒=モラルの無い好戦的な連中と、メディアはずっと訴えてる。 これを鵜呑みにする連中はどれだけいてるねん??みたいな。 アメリカ本土で、あーいう痛い想いをした子供達に、 そーいうイスラム=悪という考えを植え付けて、子供達を将来の兵士にしたてあげてる。 あんた達のやってる事はラディン氏のやってる事と何ら変わりないんだぞ?みたいな。 言っとくけど、オレは仏教徒ですよ。(笑) クリスマスもバレンタインも、何もしないし〜!(モテないだけやん)
>>162 日本人のことを言ってるんだと思ってるけど
そんなにアメリカに肩入れしてるかな?
少なくとも2ちゃんでは(笑)報復反対派が多いみたいだよ
メディアにしても、ブッシュのテンションの高さを見てだんだんヒイてきてる感じだし。
日本人というか、アメリカに賛同するもの全部かな。 報復措置で、民間人を巻き込む事に「いたしかたない」ってのが、 アメリカ国民の66%だそうだ。 自分がやられたら怒るクセに他人には構わないってのは厨房そのもの。(笑) あと、ラディン氏のそっくりさんが射殺されたんだろ??バカ丸出し。 何にせよ、戦争反対やね。 でも、戦争があるから文学も生まれたんだろうけど。 罪の歴史が、文化の歴史でもあるし。 無理やり文学版の為な言葉を入れてみたり。(笑) つか、アウシュビッツみたく、WTCも立て直された暁には、世界遺産に入れたりして。
165 :
吾輩は名無しである :01/09/20 02:46
「いたしかたない」66%って聞いた時、アメリカ最低、と思った。 同じことやりかえすのなら、「正義」なんてどのツラさげて言えるのやら。
166 :
吾輩は名無しである :01/09/20 03:15
とりあえず、小泉のやる気マンマンが気になる。 やたらメディアは「日本は今回の軍事行動にどれほどの支援が出来る のか」「湾岸戦争のときのような過小評価をされないために、日本が 出来ることとは何か」と煽ったりしてる。ちょいずみも調子に乗って ワシントンのブッシュに会いに行こうと計画している。 恥ずかしいからやめてくれって言いたい。世界中が注目してるって・・・ 世界が大騒ぎになってるときに極東のこんな島国のことなんか 注目してるわけないだろ! ちょいずみもなに真剣な顔してんだよ。 わざわざアメリカまで「うちは荷物運びは出来ます」って言いに行くのか? ほんとおまぬけさん、自意識過剰だよ日本人。
167 :
吾輩は名無しである :01/09/21 15:12
小泉は、人が死ぬのを見たいんだ。 人を、殺したいんだ。 人をとりあえず殺して、英雄になりたいんだ。
アフガンのタリバンの割合って2500万人の内、5万人だから、500分の1だろ。 そこを「どこにいるか、分からないから」と言う理由で、無差別に制裁って絶対何かおかしくないか? それを「無限の正義作戦」とか言ってるあたり、お前はキャプテンアメリカかよ、みたいな。 アメリカ独立宣言起草委員のフランクリンは「There never was a good war or a bad peace」と言ったやん。 「良い戦争も無ければ、 悪い平和も無い。」 その思想はどこに消えたんだよ?メリケン野郎わ。
169 :
吾輩は名無しである :01/09/22 08:48
ゲリラの悪い所は、一般人に隠れて区別がつかないことです。 それで間違えて殺される人が出たとしたら、それはゲリラが悪いのであって、 誤爆した人が悪いのでない。 昔の戦争では、戦闘員と非戦闘員の区別を明確につけていたから、 誤爆を非難する正当性があった。 タリバンのように子供の戦闘員がいたりすると、間違えて子供が撃たれるケースだってある。
170 :
吾輩は名無しである :01/10/03 14:48
僕は、戦車、カラシニコフ、地雷を知っています。
でも、「平和」というのがどんなものか知りません。 見たことがないからです。
でも、他の人から聞いたことがあります。
僕はたくさんの武器を知っています。
ほとんどの武器は、バザールや、街や、学校の壁や、家の前や、バスの中や、
その他 どこでも見られるからです。
「平和」というのは鳥のようなものだと教えてくれた人がいます。
また、「平和」というのは運だと教えてくれた人もいました。
でも、それがどうやってやってくるのかは知りません。
でも、「平和」が来ると、地雷の代わりに花が植えられると思います。
学校も休みにならず、家も潰されなく、
僕も死んだ人のことを泣くことがなくなると思います。
「平和」が来たら、家に帰るのも自分の家に住むのも簡単になると思います。
銃を持った人が「ここで何をしている?」とか訊かなくなると思います。
「平和」が来たら、それがどんなものが見ることができると思います。
「平和」が来たら、きっと僕が今知ってる武器の名前を全部忘れてしまうと思います。
http://www.i-nexus.org/gazette/kabul/no2.html
172 :
吾輩は名無しである :01/10/04 06:47
それにしても、日本は元気がないよな。 不安を煽るような報道ばかりあって
173 :
吾輩は名無しである :01/10/04 07:31
元気がないというより、政府もマスコミも 独自の情報を持ってない。だから 米国発だの中東発だのの国際報道につられて ウロンチョロンしてるだけだろ。報道各誌のお粗末さは 眼もあてられないんとちゃう? 漏れは見てないが TV関係はどうよ?
174 :
吾輩は名無しである :
01/10/04 12:58 最近はニュースを見るのが嫌になって、見ないでネットに浸ったり 明るいニュースは滅多に報道しないし