病院で抜いてくれるって本当ですか?

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22病弱名無しさん
=手淫病棟24時=

今日で何回目なのか忘れた。
ただ覚えているのは彼女の手の感触。
漆黒の闇を滑らせる足取りで、彼女は今日もやって来た。
布団に潜り込んで寝たふりをする俺。
これからまた始まるのか…
クロスワードと携帯メールにも飽きてきた。
19歳の好奇心旺盛な僕にとって2ヶ月の入院生活は
あまりにも退屈で味気のない日々だった。
でも今はそれを壊してくれる人が傍にいる。
甘く官能的な芳香のような香りを連れて。

____高鳴る鼓動を抑えなくては
僕が起きていることがばれてしまう。
彼女と束の間の祝福の時を失うのは怖い。
衣を引きつる音がカーテンに当たり、かすかに空気が揺れた。
彼女がやって来た、今日も。

布団を理性をかすかに捲くし立て
僕のズボンがするすると下ろされ小心棒が夜中の空気に晒された。
すでに全血流がそこに集まる準備をはじめているのか
熱くさえ感じる。
いつものように彼女はぎこちない手で、でも慣れた手つきで
僕の小心棒を握りはじめた。