癌になっちゃった・・・

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その方は携帯電話が無いと言う事で近くを歩いていた若い男性に救急車を
呼んでくれるようにと手配してくれました。
男性は「どこからの出血ですか?」と私に聞いたので「性器からです」と答えました。
自分の血で殺人現場のようになった歩道と、助けてくれた3人の姿が目に入りました。
自宅からそう離れていない病院に運び込まれたのですが、もう立ち上がる事も出来ず
救急隊員の方がベッドまで運ぶ手助けをしてくれました。
しかし「ベッドが汚れるのでビニールを敷いてからにして下さい」と、なかなか
担架を降りる事が出来なかった記憶があります。
たまたまその病院に何かで来ていた、別の病院の産婦人科医が診察をしてくれる事に。
検査、点滴等処置を受け、病院の風呂場を借りて血液を流す。
夜中まで救急のベッドで寝た後、週明けの検査の予約をし、迎えに来てくれた妹が
付き添ってくれ、その日は何とか家まで帰ってきました。
その日私が病院に居た時間に、都内は床上浸水までするほどの嵐があったようでしたが
全く気が付きませんでした。