【ピロリ菌2】慢性胃炎【検査&除菌】

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5病弱名無しさん
ピロリ菌除菌治療

一次除菌
下記三剤を1日2回、1週間(計14回)服用

プロトンポンプ阻害薬(PPI)
アモキシシリン(パセトシン、サワシリン) 750 mg
クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド) 200 または400 mg

一次除菌治療除菌率:70%〜80%といわれているが、クラリスロマイシン耐性菌の増加に伴い60%台に落ち込んでいる可能性もあります。

二次除菌
下記三剤を1日2回、1週間(計14回)服用

プロトンポンプ阻害薬(PPI)
アモキシシリン(パセトシン、サワシリン) 750 mg
メトロニダゾール(フラジール、アスゾール) 250 mg

二次除菌治療除菌率:しっかり服薬規定を守れば90%以上と推定されています。

PPIの1回服用量:ランソプラゾール(タケプロン) 30 mg、オメプラゾール(オメプラール、オメプラゾン) 20 mg、
           ラベプラゾール(パリエット) 10 mg、エソメプラゾール(ネキシウム) 20 mg

※除菌治療期間中にLG21ヨーグルトを併用すると、除菌率が上がるといわれています。
※逆にピロリ菌感染検査前には正確な判定をするために、
 LG21ヨーグルトやPPI(僅かながらピロリ菌を殺傷する能力あり)などは、検査の数週間前から口にしないことが推奨されています。
 (実際は感染していて陽性であるのに、菌の数が少なすぎて偽陰性結果が出てしまう恐れがあります)

※除菌の主な失敗理由
 クラリスロマイシン耐性菌、薬の飲み忘れ
※主な副作用
 下痢、軟便、味覚障害、腹痛、頭痛など