>>217 この問題はすでに古典であり常識でもあります。
糖尿病の歴史を調べれば、糖質制限食は非常に古い食事療法で何故廃れた事も判るでしょう。
「インスリン発見以前は、有効な薬剤はなく、古くから一部の糖尿病患者に食事療法が行われていた。
19世紀後半以降の食事療法の多くは炭水化物を制限し脂肪で熱量の不足を補うというものであり、
軽症糖尿病では効果があったが、重症例ではケトアチドーシスを誘発した。
20世紀初頭の日本においても糖質を制限し、熱量の不足を肉、卵、豆腐などで補う食事が主流であった。
インスリン抽出の成功とほぼ同時期に影浦尚視、坂口康蔵らは糖質代謝が正常の者では
糖質を著しく制限した蛋白脂肪食が耐糖能を悪化させ、これに糖質を加えると耐糖能が改善することを見いだした。
この後インスリンの普及とあいまって以前のような極端な糖質制限は行われなくなり、
1940年代以降現在のように摂取熱量の制限を基本とする考えが広まった。」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kyowakai/showwin/DM/dm001.html