甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す8

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314たま【レス代行】
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似ているがもっと有名な二十世紀の実例は、バヴァリアのコンナースロイトという小さな村の
テレサ・ノイマンである。この農民の娘は、1922年のクリスマスから、固形の食物をたべなくなり、
1927年9月30日からは、それまで飲んでいた少量の水さえ飲まなくなった。
ちょうど多くの有名な列聖された彼女の先輩たちのように、聖別された聖体だけは呑み込むことができた。
しかしこの天上からのパンでさえ、小さな一部を呑み込むことができたに過ぎなかった。
完全な聖体は、彼女の法悦状態の際にだけ与えることができた。

彼女は1962年に死亡するまで、三十五年間生きた。彼女はその驚くほど長期の断食だけででなく、
幻、聖痕、不眠、過活動性のような、その他の現象によっても、多くの注目を引いた。

しかし前世紀の場合のように、この「奇蹟」に対するローマ・カトリック教会の態度は非常に批判的で控えめだった。
科学者、司祭、巡礼者の訪問の計画は教会当局者から厳重に制限された。
容易に得られない司教の承認なしには、長年にわたって、だれも入ることを許されなかった。
教会当局者の提言によって、彼女は何度か医師の監督のもとで強力な検査を受けた。
偽りはなにも証明できなかったが、彼女の神聖性についての明確な宣言は今なおない。