ある目撃者によれば、十三世紀の苦行者マントゥアの良きジョンは、自分の断食が制御されたものであることを
証明するために、時によって皆のいる前で「他の兄弟たちのだれよりも多く、だれよりも早く」食べて見せたという。
そのうえ、教会当局者は、聖人がひそかに食物をとっているに違いないという事実を、真剣に考慮に入れていた。
1225年にリンカーンの司教ヒュウは、ライチェスターの修道女が
聖体拝領以外には七年間食物をとっていないと聞いて、それを信じることを拒否し、ただちに一人どころか
十五人もの聖職者に、二週間の監視を要請した。
聖人として尊敬されるため、激しい断食をしているそぶりをした多くの者が露見している。
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