甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す8

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274たま【レス代行】
戦前から、食事は野菜と芋が中心。粗食が体を支えた。
「肉や魚、米はシチビ(節日)のときだけ。貧しかったからね」、「昔は熱が出たらフーチバーや
ンジャナバー(ニガナ)。ターイユシンジ(フナを煎じたおつゆ)も飲まされた。おいしくないけど、薬だからね。
昔は医者もいないからシンジムン(動植物を煎じたおつゆ)やクスイムン(薬になるもの)で体を守った」。

正月やシーミー(清明祭)には弟や妹の家族が集まり、三枚肉や天ぷらなどのごちそうも並ぶ。
だがにぎやかな食卓を目で楽しみつつも、手を伸ばすことはあまりないという。
酒は飲まず、おやつは黒砂糖。「肉もたまに食べるが、やっぱり野菜がいい」、
「一生懸命体を動かし仕事するから、ちゃんと食べないと体はもたんよ。
食事はおいしさより、体のためのもの。でも今は何でも食べられて、ぜいたくになった。先に生まれて損したさー」。

そう言いながらも、一生懸命食べて働き、生きてきたから、今の元気な自分がいるとの自負がある。
「僕は古自動車だけど修理すればまだまだ使える。若い人たちは新車かもしれんが、すぐ壊れるんじゃないか?」
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