甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す8

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220たま【レス代行】
「長寿村・短命化の教訓」古守豊○・鷹觜テル(こもり とよすけ・たかのはし てる)著
――医と食からみた棡原の60年――

食べものと長寿の相関関係

始まった自己崩壊への歩み P29〜

「病気は文明の表現形態である」といわれるが、病気は文明の進展とともにいろいろに変化する。
ここ十数年来、(第一版発行1986年)全国的に長身、やせ形の青年の間に自然気胸なる奇病が激増していることを
国民大衆は全く知らない。
自然気胸はあたかも青天の霹靂のごとく全く健康な青年を襲う肺のパンクする病気である。

一般症状としては突然の胸痛、呼吸困難、咳とともに発病する。
胸部のX線写真で見ると胸腔内に空気が貯り、肺は小さく収縮し、時には行方不明となっていることもある。
昔、肺結核の人工気胸療法が盛んに行われたが、あの状態が自然に発生したと思えばよい。
原因は目下不明だが、大気汚染説、遺伝説、体型説などいろいろある。

私は体型説を最も重視している。というのは患者の体型は皆全国的に共通しているからである。
つまり長身、やせ型、猫背でお尻が」小さいのが特徴である。
胸部X線写真で見ると助骨、鎖骨が細い。男女の羅病率は10対1で女性は少ない。
その数は全国的に一万名を超えるものと推定されている。
好発年齢は高校生から大学生あたりが最も多い。(写真:自然気胸の青年・25歳176cm×51.5kg)
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