甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す8

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195たま【レス代行】
 自己抑制はすべての霊魂にとって有益

これらの実験や禁欲を、ガンジーは簡単に実践できたわけではない。食欲を抑えて、意思の力を強くもって実践したのである。
このような自己抑制は、すべての霊魂にとって益がある、と彼は言っている。

ガンジーが実行した自己抑制は食欲だけでなく、性欲や物質的欲望にも及んでいる。
特に性に関しては厳しく、十三歳で結婚していたにもかかわらず、三十七歳の時に、以後いっさい
性的な交わりはしないと決意して、死ぬまで実行している。
それも目標に近づく方法のひとつで、彼によると、性エネルギーを無駄遣いせず、厳しい自己修養によって維持し、
肉体だけでなく精神と魂のエネルギーとして変容させていくことが大切だという。
そして性的抑制を守るためにも、食べ物の果たす役割は大きいというのだ。

ガンジーが実践したブラフマチャリアは、広義には自己抑制という意味だが、狭義に解釈すると性的抑制である。
このことからもその重要性がわかる。
性エネルギーを無駄にしないで昇華させる方法として、ガンジーは10項目あげているが、
テーマからはずれてしまうので省く。

さて、食べ物と自己抑制の関係について、ガンジーはこんなふうに述べている。
これまでに触れてきたことのまとめとして紹介しておきたい。
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