甲田式で野菜ジュースのみの食生活を目指す8

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191たま【レス代行】
 本当の味覚は、舌ではなく気持ちにある

ガンジーが育った家庭は、ヒンズー教であったから、もともと肉は食べなかった。
彼の母親は食べ物に対して禁欲的な人で、卵も肉のうちであるといって口にはしなかったし、頻繁に断食もしていた。
ガンジーも母親の言いつけを守って禁欲的食生活をしている。
といっても、彼は大食漢だったそうで(ガンジー本人の言なので、自分の理想とする量よりは食べていたという意味だろう)、
肉は食べないまでも、そのほかのものはよく食べていてという。

肉を食べ始めたのは十代の後半である。悪友に誘われたからで、親に内緒で酒や煙草をやるようなものである。
イギリス人が強くて大きいのは肉を食べているからだというので、友人たちといっしょに何度か食べている。

意識して菜食にしたのは、弁護士の資格をとるためにイギリスに渡ってからだ。
普通はインド人がイギリスに留学すると、肉と酒を覚えて常食するようになるのだが、ガンジーはそうではなかった。
だからはじめのうちは、どこに行っても食事といえば肉ばかりで、自分の好みのものが食べられず、
食べ物で随分苦労しているし、腹いっぱい食べることもできなかった。
後に菜食レストランを見つけ、また菜食主義の仲間とも出会ってその問題は解決している。
そしてこの頃から、食べ物を使っての実験を始めている。
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