いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)2

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870たま【レス代行】
『日本の長寿村・短命村』 近藤正二(著)
http://uzumasataihei.web.fc2.com/ningendokuhon/nihon-no-tyoujyumura-tanmeimura.html

近藤博士は、現地に足を運んで、なぜ この土地には長生きする人が多いのか、又この土地にはなぜ短命の人が多いのか、その原因を研究していきました。
近藤博士は、北は 北海道の端から、南は沖縄の八重山群島のすみずみに至るまで、全国 津々浦々の市町村 990ヶ町村の現地調査を行いました。
博士は、長年、東北大学医学部で専門の衛生学を研究しているうちに、日本人の 長生きの問題に目をつけ、「なぜ 長寿村なのか、なぜ短命村なのか」、
その研究は昭和2年ころからはじまり、定年後も16年間、リュックを背負って全国を駆け巡る実地研究は、約40年間の長きにわたるものでした。

近藤博士は、政府が発表する 平均寿命ではなく、「長生きする人が多いのか、少ないのか」を問題にし、
人はせめて70歳以上までは健康で生きてもらいたいという願いから、満70歳以上を超えると長生きとしました。
そして70歳以上の人が多くいる村を長寿村とし、若死にが多く満70歳を超える人の少ないところを短命村としました。
「そうした比較をして、驚いたことに、日本はヨーロッパの文明国と 比較して、70歳以上の人が半分しかいなかったのです」と述べています。

近藤博士は「物事は、机上で考えて結論を出してはなりません。実地に、実例を集めてみなければ、結論を出してはいけない」と、
年間、全国くまなく、長生き村と 短命村を訪ね歩き、実地に とらえて、一つの結論を得ました。

それは次のことです。

「長生き村になったのも、短命村になったのも、一番の決め手になる原因は、若いころから、長い間、何十年という間毎日続けてきた食生活にあります。
一言でいうならば、そういう 結論です。これは 私自身、食生活は関係ないとは思いませんでしたが、まさか決め手になる原因とは、
私自身も予想していませんでした」と述べています。