いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)2

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399たま【レス代行】
「東洋医学の本」(学研)

P72〜 あなたの気・血・水を診る―心身を構成する三要素の働きに過不足はないか (監修・種田為重 文・細江優子)

漢方医学では、気(き)・血(けつ)・水(すい)という三要素が体を循環し、機能を保つと考えられている。
69ページで挙げた陰陽・虚実・表裏・寒熱は、ある意味ではその人の心身を分析するときの物差しだが、
この気・血・水は、心身を構成する要素といえる。
この3つが過不足なくスムーズに流れていれば健康は保持され、いずれかが過剰になったり不足したり、滞ったりすると体に変調をきたす。
気・血・水の三要素が、それぞれのどのような働きをもっているかについて、簡単に説明しよう。

気は、気力の気、元気の気であり、身体を動かす目に見えないエネルギーだ。
血は、身体を養う栄養素であると同時に、栄養素を運ぶ役割を担う。西洋医学でいうところの「血液」よりも、かなり広い意味を持つ。
水は、身体に潤いを与えるものだ。先に挙げた気と血は体を温めるが、水は体を冷やすラジエーターの役割を果たしている。

以下のチェック項目は、気・血・水のそれぞれについて、過剰であり、なんらかの理由で働きが滞っているか(実証)、
不足であり、働きが弱いか(虚証)を判断するものだ。
イエスの数が多いほど、過剰または不足の度合いが大きいことになる。興味のある方はひとつ試して、健康保持の参考にしていただきたい。
なお、ここで得られた結果は、不変のものではない。つまり、今悪い結果が出たからといって、1か月後もそうであるとは限らない。
したがって、体調が変化したら、その都度、自分の証を確認するのが望ましい。

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