生の豆には毒がある
http://blogs.yahoo.co.jp/naguyoshi/2378128.html 昨年、健康番組で「白インゲンを3分間炒って、粉にして、ご飯にまぶして食べる」とダイエットに良いと紹介され、
それを試した視聴者多数が下痢、嘔吐などの食中毒を起こしました。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/05/h0522-4.html ここで「豆に含まれているレクチンという物質は赤血球凝集素(haemagglutinin)とも呼ばれる」と、
解説されています。
異物や病原体をみつけると結合・凝集して排除する初期免疫というか、古典的な免疫システムの一つなのだとか。
つまり植物や動物の体内に真菌、ウィルスおよび細菌が侵入するとそれに結合して凝集(固まらせる)ってことだよね。
それプラス、自分を食べようとする動物の具合を悪くさせて二度と食べさせまいとする作用があると
コールドスプリングハーバー糖鎖生物学(丸善株式会社、2003)の「植物レクチンのいくつかの生理作用」という項目に
書かれているそうです。
豆は野菜、果物ではない、つまり食べられるために存在しているわけではない。
だから外敵から身を守っているんだ。
じゃあどうして人間が生インゲンを食べると下痢をするのか
それは・・・
レクチンが腸内細菌を凝集させてしまうからです!