最近の研究で、トマト、ジャガイモ、キャベツ等のお馴染みの野菜も、
実は積極的に昆虫等の動物を捕食している事が明らかになっています。
毒性物質で麻痺させる、粘着質の成分で動けなくする、密生した毛や棘で動けなくする、
などの様々な手段を使い、死んだ動物を根の周囲に落として栄養を吸収します。
野菜として品種改良された種には、動物からの栄養吸収能力を失いながらも、
動物を捕らえて殺す能力だけを残している物もあると見られています。
植物の生命を生物から除け者にして「野菜だけを食べているから殺生はしていない」と言う人も、
結局は野菜に殺生を代行して貰っているだけだという事になります。
そもそも植物が育つには動物の死が切り離せないのです。
全ての生命が繋がっている以上「肉を食べていないから殺していない」はあまりに傲慢。
ホモサピエンス・サピエンス種は雑食すべく生まれました。
あなたの歯を見て下さい。そこに証拠があります。
自然に調和して生きたいなら肉を食べましょう。
実は科学者が突き止めるずっと前から一部の農家はこの現象に気付いていた。
人工的に肥料を与えるのを止めるとトマトの葉の裏には粘着性が生まれ、昆虫がくっ付くようになる。
昆虫が沢山くっ付くと肥料なしでもトマトは元気に育つ。
農家はこれを「昆虫を食べて栄養を摂っている」と考えていたが、科学的裏付けがなかった。
しかし今回の研究結果はこれを科学的に裏付け、これまで考えられていたより多くの植物種が、
こうした「捕食行動」を取っている事が判明した点で大きな意義がある。
http://www.telegraph.co.uk/earth/wildlife/6727709/Tomatoes-can-eat-insects.html