オリーブオイルや木の実、魚、鶏肉、トマト、アブラナ科の野菜、緑黄色野菜、果物などをふんだんに取り入れた食事が、
アルツハイマー型認知症の予防に極めて効果的との研究結果が明らかになった。
米コロンビア大でアルツハイマー病を研究するYian Gu氏らのチームは、
65歳以上の健康な人2148人の食事データを平均4年間追跡し、1年半ごとにアルツハイマー病の発症を確認。
脳の健康に有益な特定の栄養素を摂取した人は、そうでない人に比べ、
アルツハイマー病を発症するリスクが40%低いとの結果を、12日付の専門誌「アーカイブス・オブ・ニューロロジー」に発表した。
逆に、飽和脂肪酸を含む赤身肉やバター、内臓肉、
高脂肪乳製品などは避けた方がよいとしている。