タンパク質と塩のとり方
急性腎炎はタンパク質を制限しなければなりませんが、慢性腎炎では、タンパク質を制限しても
病気をなおすことはできません。牛乳や貝類、植物性食品に含まれているタンパク質を、
なるべく生でとるのはよいことです。
塩は1日2〜3g以下にし、薄味で料理します。真の味は淡白な中にあるので、慣れると、かえって普通の
食事よりおいしく感じるようになります。薄味に慣れると性格まで変わり、朗らかでのんきになるものです。
朝はくだものと生野菜、海草、デンプン質を主とし、夕食は、それに豆類、貝類を加えた食事にし、
レモンのような、強いアルカリ性の酸類を、間食に水で薄めて少量飲むと効果があります。
なお、子どもは菓子をほしがりますが、絶対に禁物です。くだものに、はちみつをまぜたものを与えて
がまんさせます。
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