いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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71たま【レス代行】
NNNドキュメント10「未来への診断書 水俣病と原田正純の50年」という番組を見た。
医師、原田正純(75才)と水俣病患者(熊本県)の関わりを撮ったドキュメント。

親が有機水銀を含んだ魚を食べ、子供は親の毒素を胎盤から吸収し、中毒患者として生を受ける。
(基本的に子供を産めば産むほど、親の毒素は胎児に移り、親自身は影響を受けない)

そうして生まれた女性(現在53才)が
「お母さんのことを恨んだこともあります」
「でも お母さんも同じとして 悩んだと思います」
「私のことを見て 泣く人もいます」
「泣く人も・・・・」

「泣いて病気がよくなればいいけど 病気は良くならないのだから 泣いてほしくありません」

と語っていた。小児麻痺の人のように、言葉を全身で搾り出すように言っていた。
そこが一番印象に残った。
その患者の親は今も生きており、いまだに娘とともに水俣病と向き合っている。
水銀中毒患者は世界中にいる。アメリカ先住民やアフリカの人も現在進行形で巻き込まれていた。

チャンネル変えたら相撲の結果をニュースでやってて、「へーばると勝ったか。」なんて思った。
録画時間の容量が足りなくなってきたので、見終わったドキュメントはさっさと消去した。

でも↑の患者(被害者)の言葉はメモっといた。