「ブッダのことば」から引用
「『かれらもわたくしと同様であり、わたくしもかれらと同様である』と思って、わが身に引きくらべて、
(生きものを)殺してはならぬ。また他人をして殺させてはならぬ。」
「魚肉・獣肉(を食わないこと)も、断食も、裸体も、剃髪も、結髪も、塵垢にまみれることも、
粗い鹿の皮(を着ること)も、火神への献供につとめることも、あるいはまた世の中でなされるような、
不死を得るための苦行も、(ヴェーダの)呪文も、供儀も、祭祀も、季節の荒行も、それらは、
疑念を超えていなければ、その人を清めることができない。」
「聖者は貪りを離れ、ものおしみすることなく、『自分は勝れたものである』とも、『自分は等しいものである』とも、
『自分は劣ったものである』とも論ずることがない。かれは分別を受けることのないものであって、
妄想分別におもむかない。」