いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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446たま【レス代行】
●この世で性質が悪く、借金を踏み倒し、密告をし、法廷で偽証し、正義を装い、邪悪を犯す最も劣等な人々・・・
これがなまぐさである。肉食する事がなまぐさいのではない。

●この世でほしいままに生き物を殺し、他人のものを奪って、かえって彼らを害しようと務め、たちが悪く、残酷で、
粗暴で無礼な人々・・・これがなまぐさである。肉食する事がなまぐさいのではない。

●生けるものに対してむさぼり求め、敵対して殺し、常に害をなす事につとめる人々は死んでからは暗黒に入り、
頭をさかさまにして地獄に落ちる・・・これがなまぐさである。肉食する事がなまぐさいのではない。

●魚肉、獣肉も食わないことも、断食も、裸体も、剃髪も、結髪も、塵垢にまみれる事も、粗い鹿の皮を着ることも、
火神への献供につとめる事も、あるいはまた不死を得るための苦行も、ヴェーダの呪文も、供犠も、祭祀も、季節の荒行も、
それらは疑念を越えていかなければ、その人を清める事ができない。

●通路(六つの機官)を守り、機官に打ち勝って行動せよ。
理法のうちに安立し、まっすぐで柔和な事を楽しみ、執着を去り、あらゆる苦しみを捨てた賢者は、見聞した事に汚されない」。

以上の事がらを尊師(釈迦)は繰り返し説きたもうた。バラモンはこれを知った。
なまぐさを離れて、何者にもこだわる事の無い、後を追いがたい聖者(釈迦)は、種々の詩句をもってそれを説きたもうたのだ。

釈迦の説く、なまぐさを離れ一切の苦しみを除き去る言葉を聞いて、バラモンは謙虚な心で釈迦を礼拝し、即座に出家する事を願った。