いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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415たま【レス代行】
そうした中、大正大学教授であり文学博士の今津洪岳、品川寺住職の内田順海、東大教授の藤岡勝治らの懇請により、
上野の寛永寺において、天台宗・真言宗の学僧及び仏教学界の知名人士を集めて真砂の霊能力の公開実験が行われた。
それは真砂が瞑想状態において、古代インドの経典を、原語のサンスクリット語で講義するというものであった。
無論、そんな言葉を真砂が知っているはずもなく、この講義は実に多くの学者を驚嘆させ、原始仏教学者の間で高く
評価されたという。こうして真砂の名は広く知れ渡るようになる。

またこの年(大正3年)は、聖徳太子の1300年祭が奈良の法隆寺で挙行されることになっていたが、
この大祭の記念行事として同様の趣旨の実験を行いたいとの懇請が、主催者の徳川家達や藤岡博士から再び真砂に寄せられ、
太子ゆかりの夢殿にて行われた。この時には法隆寺より仏教界の各宗に通達が出され、宗派を超えて学僧たちが参集した。
真砂は前と同じく瞑想状態となり原語で華厳経の講話を行った。これで益々仏教界に大きな波紋を投げかけることとなり、
真砂の名声はさらに高まった。
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