いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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385たま【レス代行】
神前にて祈念するだけで一度に数十本の空瓶に薬水が出現 P132〜

次に紹介するのは、高野氏による年恵に関する報告である。年恵が千葉氏宅から八日町というところに移転してからは、
さらに奇跡現象が相次ぎ、噂が広まって病気治癒を求める人などが大勢集まるようになり、
信者らしきものも形成されていたようだ。
この報告は、高野氏が年恵と縁の深かった人たちから集めた証言のようだが、すべてを紹介するには分量的に多いので、
その一部を左に抜粋してみるに留める。

なかでも興味深いのは、年恵の行っていた「神授の薬水」という物理現象である。
年恵の病気治しの力を伝え聞いて、多くの人が長南家を訪れるようになった。重病を患って動けない人は代理人でもよかった。

年恵の家にはこの時、神を祀る神棚のようなものがあったようだが、如何なる神を祀っていたかは不明である。
その神前に、信者が持参してきた空ビンを、栓をしたまま適当に並べると、年恵が暫しの間、神に祈念する。
すると一度に数十本の空ビンに薬水が出現するのである。その薬水は、患者の症状によって効能が異なるため、色が違っていたという。
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