いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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379たま【レス代行】
「人類を救う霊性と食の秘密」 中矢伸一 著

日本が生んだ稀代の大霊媒――――長南年恵 P125〜

粗食、あるいは少食であった宗教家や霊能者は、ここまで見てきたようにけっして少なくはないが、
飲食物をまったく摂らないまま長い年月を生きたうえ、類いまれな霊能を発揮した人というのは、そうそういるものではない。

浅野和三郎と言えば、大正期における大本の最高幹部で、離脱後は心霊研究に生涯を捧げ、後に日本心霊科学協会(現在、財団法人)
を設立する人物であるが、その浅野をして、「日本が生んだ稀代の大霊媒」と評されたのが、長南年恵(おさなみとしえ)である。

長南年恵は、江戸末期から明治末期にかけて実在した特異な霊能力者だが、油井真砂同様、ほとんど世間には知られていない。
(1997年当時)それは、年恵が無学・無教養な素朴な人で、宗教的な著書を残したわけでもなく、信者が集まり、
教義が確立して宗教団体に発展したわけでもなく、没後は自然に人々の記憶から失われることになったからである。
その意味では、真砂よりもさらに無明の存在と見てよいだろう。
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