いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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365たま【レス代行】
私の「スタミナ」 P74〜

生来、胃腸が悪かった私が断食や民間食事療法により奇跡的によみがえったことは前にお話ししました。
中学校卒業後、九州高等医専(久留米大学医学部の前身)へ入学しましたが、卒業後、戦争のため、
すぐさま研究生活に入ることができず、終戦直後3年間、ある山村の農業会の診療所に勤務しました。

この時は一日に外来の患者さんを80名から100名、入院患者さんを20名から30名診ていました。
当時入院といえばほとんど赤痢で、毎日のように死亡者が出ました。
往診は多い時で一日20軒から30軒、しかも山あり、川あり、谷ありの地区での往診でした。
野猿も登らずあきらめて帰るというので「野猿返り」という名のついた急坂を、自転車を押しあげながらまわったものです。
激務といってよかったと思います。
この仕事を医者一人で、つまり私一人でやりくりして毎夜寝るのが午前3時から4時、
起きるのが午前6時という生活をずっと続けました。

この3年の診療所勤務の後、本式に医学研究生活に入りました。若い医局員たちの博士論文の基になる実験を、
彼らと一緒に夜遅くまで毎日行いましたが、私に指導してもらい、手伝ってもらっている若い医局員たち自身のほうが
体力が続かず、「お先に」と言って寝たり帰ったりしてしまうものですから、
後は私一人でその人の実験を続けたことも珍しくありませんでした。
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