いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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364たま【レス代行】
5年間に常食を食べたことはただの一度もなく、全粥を食べられるのも珍しく、だいたいは流動食〜7分粥ばかりで、
しかも阿片を欠かすことができない、という状態であったのが、この断食に入ってから、突然いっさい薬を断ち、
復食期に入って、前記の石塚式食養生にのっとった食事が給食され、生まれて初めてたくあんを食べたり、
何年も口にしたことのない固いごはんや、消化の悪いごぼうだのを食べつづけても下痢しなくなったのです。

そして、精神的にも180度の転換を遂げたのです。
私は元来、たいへん神経質でした。それが休学してからはますます、その度合いが強くなりました。
その中でも著しかったのは不潔恐怖症です。しまいには自分の手で触れねばならぬところは、
すべて消毒してからでないと、さわれぬという始末でした。

それが断食が進むにしたがって消失し、楽天的になったのです。
細かい点に気はつくのですが、それにとらわれることがなくなってきました。
また断食によって頭脳の働きがよくなったことにも驚かされました。
私が通学していた中学校は京都一中といって、三高、京大へのコース校として当時は有名でした。
休学前は負けまいとして、猛烈に猛烈を続けてトップ争いのグループに入っていましたが、
休学3年半の間一度も勉強せず、その上、復学後にも予習復習をほとんどしないで通して、
上位25%ぐらいに入る成績で卒業しました。これには、われながら全く驚きでした。

このような経験が、その後の私の一生を決めることになったのです。
伝統的な断食療法や民間の食事療法を科学的に研究し、現代医学、現代栄養学に取り入れることを、
私のライフワークと決めたのでした。
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