はちみつをつくってみよう(人工はちみつ)
http://www5a.biglobe.ne.jp/~jqi5/hatimitu/hatimitu.html 花は、花粉を虫に運んでもらうため花芯から蜜を出します。
これらの花の蜜は砂糖からできています。蜂は、この蜜を吸って巣に運びます。
その際、蜜は、蜂のだ液とまじり、ブドウ糖と果糖に分解され(転化)、はちみつとなるのです。
だから蜜とはちみつとでは少し違います。
例えば、椿の花の芯の蜜をなめて次に、はちみつをなめてみましょう。
おなじ甘い味でも、味の違いが分かります。はちみつの方がコクがあり粘りがあります。
養蜂の技術のなかった昔は、はちみつは貴重品でした。
(今でも、はちみつからとれるローヤルゼリーは、長寿食品として貴重品です。)
ここでは、蜂のだ液の代わりに酒石酸を使って砂糖を分解し、ブドウ糖と果糖の混合物=転化糖=はちみつを作ってみましょう。
このはちみつは、本当のはちみつと同じです。違うところは、花の香と花粉、蜂のだ液の含有物が入ってないことです。
作り方
蒸発皿に砂糖50g 水15CC 酒石酸0.1gを入れ、かき混ぜながら静かに加熱します。
20分くらいして砂糖液が淡黄色に変わってきたら火を消す。淡黄色の粘る液ができます。
これが、人造蜂蜜です。主成分はブドウ糖と果糖で本物のはちみつと同じです。
注意
焼けどをしないように。火を使うので家の人の許可を得ること。 できたはちみつを食べ過ぎないようにする。