いいとこ取り健康法(宗教、オカルトを含む考察)

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235たま【レス代行】
●糖輸送担体 GLUT
GLUT:グルットと読みます。グルコーストランスポーター、糖輸送体のこと。
1番から5番まであり、高血糖で4番のGLUT-4の活性が低下し、筋肉(骨格筋、心筋)、脂肪組織で、
インシュリンが十分な機能を果さなくなります。
運動をしているときは、インスリンではなく、AMPキナーゼを活性化することで、GLUT-4が使えるようになります。
インスリン抵抗性症候群に運動が必要な理由がコレです。

●膵臓のランゲルハンス島β細胞
インスリンを合成・分泌しています。
日本人は遺伝的にランゲルハンス島β細胞が弱い体質となっている人が多いといわれています。
このため、欧米の白人ではインスリンの分泌障害が最初に始まり、次に抵抗性が表れるといわれていますが、
日本人はこの2つが同時に現れることが多いそうです。

●グルコキナーゼ
食後吸収された糖(グルコース)を含む血液は肝臓で、グルコースをグルコース6-リン酸にして、
グリコーゲンにする準備をするのが、グルコキナーゼの役割です。
一方、筋肉ではグルコースにヘキソキナーゼが働きグルコースを細胞で利用している。
グルコキナーゼのような酵素を糖輸送体(グルコーストランスポーター:GLUT)といい、
インスリンとは異なる糖代謝経路となっています。
グルコキナーゼは膵臓β細胞と肝臓にしか発現しないもので、インスリンの分泌も調整している。
グルコキナーゼに関係する遺伝子に変異が生じるとMODY型の糖尿病になる。
(MODY型:若年発症成人型糖尿病。遺伝子の変異により発症、優性遺伝する。)
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