2型糖尿病の危険因子
2型糖尿病は、食べ物を体の細胞が活動するために必要なエネルギーに適切に変換できない場合に発症する。
食べ物は消化後、グルコースと呼ばれる血糖に分解される。その後、膵臓ホルモンであるインスリンが、グルコースをエネルギーに変換することになっている。
しかし、このプロセスが正しく行われないと、血液中のグルコースが過剰に蓄積され、個々の細胞がエネルギーを渇望するようになる。時間の経過とともに、
高血糖状態は心疾患や腎疾患、脳卒中や失明などの重篤な合併症を引き起こす。
米国立糖尿病情報センター(NDIC)は、2型糖尿病の潜在的な危険因子(リスクファクター)として、下記のようなものを挙げている:
・過体重(overweight)。
・糖尿病や心血管疾患の家族歴。
・高血圧あるいは高コレステロール。
・糖尿病前症(prediabete)。
・祖先がアジア系、アフリカ系、太平洋諸島系、アメリカ先住民、アラスカ先住民、もしくはヒスパニック系。
・60歳以上。
・妊娠中における妊娠糖尿病の罹患。
・1週間の運動回数が3回未満。
(HealthDay News 4月14日)
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