■7 《確率を問う質問は無意味です》
A. 「妊娠の確率はどのくらい?」といった質問をする人がいますが、
個人個人の前提条件が異なるので、何%と数字で答えられるようなものではありません。
一般論なら、20代前半くらいの妊娠適齢期の世代で、排卵日前後の性交は20〜30%
それ以外の時期もひっくるめた平均で8%前後。それ以上のことは何も言えません。
B. 避妊に失敗して困っている人は、確率を気にする暇があったら、間に合うなら早く緊急避妊を。
>>2 間に合わなければ(ただし、72時間を過ぎても100〜120時間以内なら、低いながら効果ありとのデータも)、
大人しく妊娠検査薬の使用時期まで待ってください。
>>5-6 確かに、中出しよりは外出しのほうが、完全な射精よりは少量の精液の付着や我慢汁のほうが、
排卵期よりは生理前の方が可能性は低くなります。が、確率が低くても妊娠する時はしますし、
結局、性交している以上「妊娠の可能性はあるから覚悟をしておいてね」としか答えようがありません。
C. 妊娠希望の人は、早く妊娠の成否を知りたくて待ちきれずに質問してくる例も多いですが、
妊娠検査薬の使用時期まで待つより他ありません。市販商品であれ病院であれ、
あらゆる方法の中で最も早く妊娠を知る手段は、早期検査薬(25IU/L)での尿検査です。
>>6 フライング検査を試みるなら、正しい結果が出ない可能性を承知のうえ、自己責任で。
D. 妊娠希望者も、非妊娠希望者も、「○○でも妊娠するケースはある」「○○ではめったに妊娠しない」等の
自分に都合のよい世間の噂だけを過大評価するのはやめましょう。